警察が自宅にやってきた
何も悪いことをしていないのに警察官が現れただけで動揺する私は一体どうしてだろう。まあ、キレイな人生を送ってきたわけじゃないことは確かですよ。中学生の頃、井上ひさし
著の「モッキンポット氏の後始末」という文庫本を万引きしたことは白状します。殺人だって15年が時効ですから今さら万引きでしょっぴかれるなんてないですよね。しかし、今は何も悪いことをしてません!本当です。無実です。
その警官はビシッと制服を着ていた。そして、実に丁寧に話しかけてきた。
「わたくし、この近辺を受け持つ○○所属の○○です。災害対策担当です。万が一の場合に備えてこの用紙に記入していただけませんか。緊急連絡先の内容です」
その巡回連絡カードは住居人と勤め先、親族の情報を記さねばならない。ひょっとしたら私は個人情報を伝えることに不快な表情をしたのかもしれない。すると…、
「はあ、ご心配なく。記載していただいたら交番まで持ってきてください」
さすが日本の警察だ手抜かりがない。私は帰ってゆくお巡りさんの後姿を頼もしく思った。と同時につぶやいた。「フッフッフッ、私を犯人だと見抜けなかったようだな若造」(嘘)。
※「万引き」は「窃盗行為」です。「窃盗犯」=「人のものを盗む」は10年以下の懲役刑です。
オペラ
先日、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトⅥを観に行った。題目はロッシーニ「セビリャの理髪師」。
私はオペラが嫌いだ。そのストーリーに興味が持てないのだ。「セビリャの理髪師」は箱入り娘が伯爵に惚れられて彼の猿芝居に付き合わされた若者が…、という話。その他のオペラも似たり寄ったりだ。あ~、小澤征爾指揮
でオーケストラ演奏を観たいなあ。などと考えているうちに居眠り。
25分の休憩時間は飲み物コーナーに群がる人々を見て、「ああ、こういう人たちが25,000円のチケットを購入して来るんだね」と観察した。私のチケットはもちろん頂き物。
二幕目が開演。地震のためにホールが揺れたがオペラは何事もなく華麗に進行。一幕目は退屈だったのに二幕目は楽しめた。というのも、一流の演奏を聴こうと思ったらCDでいつでも、いくらでもできる。今はここの空気を楽しもうと考えたからだ。小澤さんも相変わらず踊りながら指揮棒を振っている。思い起こせばもう10年以上前にカーネーギーホールの演奏会以来だ。
心地よい疲れの後、上野駅のガード下にある上海バール
で食事。焼き飯はあっさりしておいしかった。焼きそばもボリュームがあって満足した。
肉のハナマサ
近所に肉のハナマサ
ができたので早速覗いてみた。各商品のボリュームに圧倒される中、次第に狙いは定まった。
たこ焼き!
冷凍たこ焼きを買うべきか否かを考える内に店内を何周したことか。その内、オタフクソースを見つけて、青海苔もどの棚にあるのかを確認した。
ふむ。生きるべきか死ぬべきか、ソクラテスじゃないや、買うべきか否かだ。
たこ焼き680円。オタフクソース314円。青海苔260円。合計で千円ちょっとか。たこ焼き50個入りだもんな。よしっ!
笑顔で帰宅した。ところがまだお腹は減っていない。昨晩はそのために夜なべした。
午前3時。クーっというお腹の合図と共にその時がやってきた。戦利品をテーブルに並べて確認すると鰹節がない。慌てて冷蔵を確認し準備万端だ。うやうやしく電子レンジに向かった。
約8分後、私は首を傾げていた。こんなはずじゃなかった。その味は、カラオケ屋のたこ焼きの味がした。手抜きの商品だった。ま、まずい…。
「プロが満足する品質と価格水準」という肉のハナマサのキャッチフレーズは冷凍たこ焼きの場合カラオケ屋を指すんだったんだと納得。
懲りずに次のターゲットは決まっている。「あらびきソーセージ」だ。これは大丈夫でしょ。肉だから。
プライベートとビジネスの境目
先日の記事で思い出したNHKのピーター・ジェニングス追悼番組で氏が昭和天皇崩御の際に日本を1週間取材した様子が紹介されていた。
時代は1989年のバブル期。映像はメガネをかけたサラリーマンがカラオケ屋で女性と歌っている。ピーター・ジェニングス氏のコメントは「日本では17時過ぎに重要な仕事が待っている」で、プライベートとビジネスの境目がないことをリポートしていた。
根回しや接待、お付き合いは可能な限り避けたいものだ。「郷に入れば郷に従え」か…。それでもまだいい。ここは日本だ。許せないのは非合理的な慣習だ。何とかならないものか。
村上世彰さんで思いついたこと
ソフトブレーン株式会社
のメールマガジンに村上さんのプライベート情報があった。村上さんはもちろん村上ファンド
の村上世彰さんだ。
村上さんは46歳にして今年3月に4人目の赤ちゃんを授かったとのこと。この情報だけで氏のイメージが随分変わるのではないかと思う。投機的な勝負師は家族など顧みないものだ。
日本のマスコミは何が楽しくてビジネスの話をスキャンダルのように取り上げるのだろうか。明らかに確信犯だ。感傷的なコメントをし、本質を取り上げない。報道は一体どこに行ったのだろうか。
先日、NHKでピーター・ジェニングス
の追悼番組が放映されていた。ニュースキャスターとして彼の実績は、日本のキャスターと比べるまでもない。テレビ局は人材不足なのだろう。
深夜の体験
夜中も1時を過ぎた頃、ひとりでパソコンに向かっていると。背中越しから声が掛かる。一瞬ギョッとするが私はすぐに落ち着く。そんな経験は1年以上前からだ。
彼とは直接話すことはできない。何度となく彼の渋い声を読み取ろうとするが理解はできない。暗闇の中で彼の姿を見つけるのは難しい。しかし、彼は少しずつ私に向かって忍び寄る。そして大きな黒い瞳で私に語りかける。
「腹減ったにゃー。ミルクが飲みたいにゃー」と。
野良猫「クロネコヤマト」 との付き合いも1年以上になった。
仕事ができない人
持論だが「電車で老人に席を譲れない人は仕事ができない」という説明をする。
■観察力
周囲を見渡せないとご老人が乗って来たのに気付かないままになってしまう。降りる瞬間目の前のご老人に気付いても手遅れだ。これは、目先の仕事に追われる人に多い。今の時代、ひとりで完結する仕事は少ない。
■位置
あそこに空席があるからと思って知らん振りしてはならない。できるだけご老人に歩かせないようがいいからだ。これは、仕事を先延ばしする人によくある傾向だ。
■タイミング
ご老人は席を探している。オヤジが席を譲る前に勇気を持って自分が立たねばならい。これは、会議で発言を求められた際に「○さんと同じ意見です」と言う人。
■発言
ご老人は耳が遠い。小さな声で呼んでも聞こえない。会議でも顧客に対してもはっきり伝わるように話しかけねばならない。
■自己満足
良いことをしたらそれなりの充実感を得るものだ。自分自身を褒めてあげよう。
まあ、そんな理由で「ご老人に席を譲れない人は仕事ができない」という話でした。裏返せば席を譲ることができる人は「仕事ができる人」になるわけだ。