睡眠不足の日が続くとお肌が荒れたり、たっぷり睡眠を取った日はメイクののりが良かったり……。美容と睡眠 は切っても切れない関係にあることは、きっと皆さん、ご自身のお肌の調子で日々実感されているはず!
ただ、お肌に悪いとわかっていながらも、夜遅くまでの残業や飲み会、深夜のテレビ&DVD鑑賞やネットサーフィンなどでつい夜更かしをしてしまい、現実には十分な睡眠を取れていない方も多いのでは?
睡眠の専門家が集まって発足した組織『睡眠改善委員会』では、『睡眠に対して何らか不満を感じながらも、睡眠に対する意識が低く、改善のための行動を取っていない状態』を『かくれ不眠』と命名。『かくれ不眠』状態が年収や残業時間にまで影響するという、驚きのデータを発表しました。
■『かくれ不眠者』は快眠者より年収が低く、業務時間が長い傾向に!
『睡眠改善委員会』(※1)では5月23日の『不眠の日』にちなみ、20~40代の快眠者とかくれ不眠者の男女832名を対象に『睡眠と年収』に関するインターネット調査を実施。
まず、個人年収についてみると、かくれ不眠者は年収400万円未満が51%、400万―600万円が18%、600万円以上が11%であったのに対し、それ以外の人は400万円未満が47%、400―600万円が19%、600万円以上が14%となり、かくれ不眠者は快眠者よりも年収が低い傾向があることが明らかになりました。
男女別・年代別にみると、働き盛りといえる30歳代女性 では顕著な年収差があることが判明! 年収400万円未満の人の割合は、かくれ不眠者では54%に達しましたが、それ以外の人では40%。年収600万円以上はかくれ不眠者で4%でしたが、それ以外では9%となっています。
また、過去1年ほどの就業時間についてみてみると「以前より勤務時間が長くなった」という人はかくれ不眠者で16%、それ以外で11%。また「以前より業務量が増えた」という割合は、かくれ不眠者で22%、それ以外で14%という結果に。
このような年収、業務量・勤務時間の実態から、かくれ不眠者のほうが業務量が増え、勤務時間が長いと感じているにもかかわらず、年収が低い傾向が明らかとなりました。
■『かくれ不眠のループ』を断ち切ることが、仕事の効率化・年収アップのカギ
この調査結果について『睡眠改善委員会』では、
睡眠不足の状態だと脳の働きが鈍り、集中力や意欲、活動力が低下してしまうため、勤務時間が長びいたり、ミスが多くなって業務量が増えたりする恐れがある
と分析しており、
睡眠の質を意識して改善し、『かくれ不眠のループ』を断ち切ることが、仕事の効率化・年収アップへ繋がる重要なポイントになる
とコメントしています。
■ひょっとしてあなたも『かくれ不眠』? さっそくチェック!
『かくれ不眠のループ』を断ち切るには、まずは自身の睡眠状態 を認識することが大切。チェック方法は簡単で、『かくれ不眠』チェックシート(※2)の項目のうち、ひとつでもチェックがついたら『かくれ不眠』です。
結果を知るのがちょっとコワイ気もしますが……。年収にも影響するとなれば、いつまでも現実から目を背けてばかりではいられない!?
そろそろ冬のボーナスも気になる季節、この機会に睡眠についてじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
【参考】
※1. 睡眠改善委員会
sleep for happy ♪ まくら選びにピリオドを。
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