こんにちは〜
英会話学習のシステム作りシリーズ。
今日からフレーズを抽出するステップ
ドリップ編、はじまりです。
魔女「では、もう一度前回の復習から。まずは字幕なし→日本語字幕→英語字幕の3ステップで映画を見るいうところまで教えたの→(#10 ひとつの映画を極めるためのリスニングのアプローチとは?)」
王子「はい!毎日続けてます」
魔女「よろしい。では、今回はそこから使いたいフレーズと単語を抽出する最重要ステップ」
魔女「ドリップじゃ!!」
王子「先生!!」
魔女「ん?」
王子「僕、これは自信あるんです!!前から海外ドラマを見ながら使いたいフレーズを抽出するっていうの実はずっとやってました!」
魔女「ほう、、、それは初耳じゃな」
王子「へへへ。ここは僕に任せていただけないでしょうか?」
魔女「よし、じゃあやってみな」
王子様はいつもにない
強気の姿勢でホワイトボードを使って講義しはじめました。
ーーー
●王子流、映画からフレーズをドリップする方法
王子「まずは、このパソコンのソフト、エクセルを使います!」
王子「DVDを見ながら、気になったフレーズわからないフレーズを一番左にどんどん入力していきます。その場ではすぐに調べません」
王子「その日の課題の5分くらいのシーンを見終えたら、次にひとつずつ意味を調べて横に入力していきます!」
王子「このシートをプリントアウトします」
王子「しっかりと暗記してから、もう一度英語字幕でみます。すると、、、、」
王子「なんということでしょう。意味がめっちゃわかるんです」
王子「しかもエクセルを使えば、いつでも検索機能を使えるので後から探すのもとっても便利。ずっと更新していけるんです」
王子「以上です。わかりやすかったでしょ?」
魔女は笑みを浮かべながら言いました。
魔女「うひょひょひょひょひょ、、お前にしてはなかなかやるな!!どうぜノートにメモ書きするんやろと見くびっていたが、、、エクセルを使うことでデータ化するとはな!!このシリーズの”システム化”のコンセプトにもあっとるしな、、、」
王子「でしょ!!よかったー!!」
魔女「ただしじゃ、、」
王子「??」
魔女「問題が3つほどある」
王子「はい??」
魔女「このドリップのステップには絶対に意識すべき3つのポイントがあり、おまえの方法はその3つ全てが欠落しておるのじゃ」
王子様は言葉を失いました。
ーーー
●ドリップで意識すべき3つのポイントとは?
魔女「3つのポイントのまず1つめは、、、、手軽であること」
王子「え、、、手軽じゃないですか!?パソコン買えばエクセル付いてますよ」
魔女「その”パソコン"のことを言うてるんじゃ。パソコンを立ち上げなければならないし、ふと思い立った時に、ドリップできる手軽さがない。また会社や学校でパソコンを使わない人たちにとっては、エクセルを使うこと自体が高いハードルになってしまうじゃろ」
王子「ええええええ、、厳しすぎでは、、、パソコンくらい立ち上げましょうよ、、、エクセルくらい勉強しましょうよ。。」
魔女「ダメじゃ。努力しないためのシステムを作ろうとしているのに、パソコンを開いて、スイッチを入れて、さらにエクセルを立ち上げて、努力をしなければならなくなる。エクセルの使い方を学んでる間にフレーズの一つでも身につけられる。そんなシステムは絶対に続けられないし、崩壊する」
王子「.......................」
魔女「そして2つめ。”いつでもどこでも見直せる”こと」
王子「抽出じゃなくて、、見直すですか?」
魔女「そう。実はドリップで大切なのはドリップしたフレーズを何度も何度も見直して、実際に使ってみて定着させること。ここにあるんじゃ。もちろん紙にプリントアウトするというやり方は素晴らしい。しかし、毎回プリントアウトしなければいけないし、そのうち紙切れをなくしてしまうかもしれない。パソコンだと立ち上げるのに時間がかかる。、電車のホーム、路地裏、交差点、夢の中、明け方の街、旅先の店、、、ふと思い立った時、自分がドリップしたフレーズを3秒以内に見直せる。そのシステムこそを作る必要がある」
王子「3秒て!!、、、ってどんなシステムですか!!!!?」
魔女「そして3つ目。これが一番大事なポイントじゃ。心して聞くがよい」
王子「はい。。」
魔女「100歩譲って、さっきの2つのポイントは小さなノートパソコンを持ち歩いて、いつでも使えるようにしておけば解決できなくもない。。しかし3つめ。お前の方法にはこの3つめが決定的に欠落しておるのじゃ。決定的にな」
王子「それは一体、、何でしょう??」
魔女は、
目をギラリと光らせて言いました。
魔女「音じゃ」
王子「??」
魔女は続けて言いました。
魔女「お前のやり方はな、、、はっきり言って文字をドリップしとるだけなのだよ」
王子「あ、、、、、」
魔女「本当にドリップしなければならないのは文字ではなく、音そしてイメージの方なんじゃ」
すかさず魔女が杖を振りかざすと
空中に文字が映し出されました。
魔女「この3つすべてを可能にするシステム、、、これこそを我々は作らなければならないのだよオージー君。この3つを可能にしないと日本人が英語をペラペラ話せる日は永遠にやってこない。わかるかい?」
王子「わからなくはないですけど、、、そんなの、、、、、どう考えても不可能ですよ」
魔女「ウヒョヒョヒョヒョヒョヒョ、、、」
王子「まさか、、、、、、あるんですか、、、そ、、そんなことが、、、あっていいんですか??」
魔女は叫びました。
魔女「見るがよい!、、、、次世代型、最強英会話学習システムのコアとなる王者の剣、最終奥義がこれじゃ!!!」
王子「そ、、、、、んなアホな笑」
次回に続きます。
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第9章★英語学習最強システム作り(もくじ)
▶︎#3 英会話にさらに磨きをかけるために、何をすればいいか?
▶︎#10 ひとつの映画を極めるためのリスニングのアプローチとは?
▶︎#11 字幕なしで"お手本”の英会話を味わう。これを習慣化させる
▶︎#12 やってはいけない!?映画からフレーズをドリップ(抽出)する方法
▶︎#13 LINEを使ってフレーズを覚える、最強の英会話学習法 (1)
▶︎#14 LINEを使ってフレーズを覚える、最強の英会話学習法 (2)
▶︎#15 LINEを使ってフレーズを覚える、最強の英会話学習法 (3)