菅野貴夫の野球電鉄 -34ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



今年は梅雨入りも早いようですね。

我が家(1階 日当たり悪し)は去年の長い梅雨でかなりの湿気ダメージを受けたので、今年はしっかり対策を施したいと思います。



さて、去年の5月に僕の趣味でおもむろに始めたこの「どこ鉄」というシリーズ、おかげさまで1年になりました。



読んでくださる皆様、そして写真を送ってくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。



いつか皆さんと集まって、いろいろ話してみたいな…。ずーっと一人で書いているので、毎回「これでいいんだろうか?」と不安になります。



そんな日を夢見ながら、今回も淡々とやっていきましょう。淡々とね。




まずはおなじみエプロンさんからの1枚。

安定の踏切。



最近の問題で出てきた西武多摩川線の踏切と、構図がよく似ています↓

こちらは3分で解けたのですが、今回のはそうは行かなそうだ。



土地鑑の有無はもちろんありますが、同じように見えても紙一重です。このあたりの違いはずっと分からないでしょう。



さて。


電化された単線、枕木はしっかりコンクリート。黄色い金具が目立ちます。


周りは住宅街だけど、都心部よりは空間に余裕のある感じ。


右側のオレンジ看板の「10」は何だろう?まさか速度制限じゃないよな…?



いちばん注目したのが。

向こうに、陸橋らしきものが見えます。



高速道路かな?




(前回の高速道路ズブズブ写真と並行して捜査していたこともあって、強引に同じジャンルにまとめてしまおうという意識がはたらきます)




さて目を付けた路線は、関東平野の西側・神奈川県の茅ヶ崎〜橋本をトコトコ走るJR相模線。



単線の電化路線で、都市感と田舎感を持ち合わせていて、何より東名高速などの主要道路といくつも交差するという点が、疑いの目を向けるに十分だと判断しました。




さあ捜索開始。



ストリートビューでまず適当な踏切を取り調べ。

ウム!

架線柱の感じとか、両側にニョキニョキ立ってる謎の三つ目装置もいい感じだ!





これは時間の問題だな!






全線2往復、当たりなし。





あれー???





かなり疑わしかった小さな踏切はストリートビューがないので、YouTubeの前面展望動画で繰り返し確認したけど、バチッと来ない…。



「いくら似ていてもバチッと来ない時は違う」という今までの経験を信じて、別の路線へ。




さて関東で、単線の電化路線で…と考えると、房総半島にふんだんにあります。



エプロンさんの地元はたしか千葉県のほうだった気が…!といくつかの路線を当たり、かなりいい着想だと思って捜索した東金線↓

惜しい!



構造物も似ているが!




ただどうも、千葉県のほうでは線路脇の土地が、問題写真よりも広い印象。


うん…


東金線よりは、ギュッとしてるよな……。



もう少し都心に近いところか…?




次に思いついたのが、八王子から川越までを走る八高線&川越線。



何よりJRになってから電化された路線という、相模線との共通点があります。経緯が似ているなら構造物も似ているはずだ…!!




〜よくわかる解説〜


八高線・川越線における路線の名称と実際の運転系統について↓


おわかりいただけましたか?


わからなくても問題ないので、次にお進みください。

要するにピンク色の部分を捜査するという事です(もし見つからなかったら、実質埼京線の大宮まで)。



とっとと会議室を出て現場へ向かおう!




八高線の踏切を取り調べ。

おおっ、いい感じ!



しかも今までなかったオレンジ色の看板があるぞ!!



いくつかの踏切を見ているうちに、あれは踏切の番号だという事がわかってきました。



そうかそうか、じゃあ10番を探せばいいんだな……!



では、元の写真↓



八高線の10番↓

全然違う!!



誰だキミは!!





どういう事だろう、さっきのが55番だったから、おそらく全線で通し番号になってるはずだけど……




ならば川越線区間はどうだ?

こっちもあったぞ!



しかも7!当たりは近い……!!



隣の踏切は……

よしよし……!

もうすぐだ……



その隣は……

キーッ!!!もうやだ!やめる!!!





〜ほとぼりを冷ます〜




「川越線 踏切 番号」で検索。


素晴らしいサイトに到着。



一覧で見られる上に番号までついてる!

なるほど、川越線では1駅ごとにリセットされるのか…!

八高線とは番号の振り方が違ったんだ!



このなかで10番を探せばいいんだな、今度こそ!!



では、元の写真↓


辿り着いた真の10番↓

完璧とは、このことを言うのです。


川越線・西大宮〜指扇(さしおうぎ)間の指扇第八踏切、数字に翻弄され続けながらも確保!!!




なぜ第八踏切で10番なのか、そこに触れる者は誰もおりません。




ちなみに最初に注目した陸橋ですが、あれは陸橋ではなく西大宮駅の駅舎でしたとさ。




あー疲れる問題だった!!







お次は、透水宣言・奥川監督からのこちら。

この写真、ほぼ1か月、手を出せませんでした。



構造や関係性が謎すぎる。


線路はいいとして、出発信号機があるから手前側にホームがあるんでしょうが、じゃあこの階段は何?どこに繋がってるの?降りたところはトイレのようだけど手前は何があるの?立体交差の駅?


奥に見える道路橋(左上端に車が見えます)との関係も謎。



また線路にしても、

電化されていて、真ん中の2本が本線ぽくて、手前に分岐してくる線路(木の枕木)があって、、奥の線路がちょっと離れてるのは何?

ただ分岐する地点がずれてるだけ?それとも別の路線??



見える情報と見えない情報が掛け算のように謎を深めるので、なかなか捜査に出られず金縛り状態。


頭を整理するための絵も、自信のなさからこの有り様。

よりによって変なところにシミまで付いちゃってるし。



それでも電化路線・道路との立体交差・その陸橋の腐食具合から、まずは関西(奥川さんの地元)で自信の湧かない捜索を始め、単発のSUKAを繰り返し。



一度だけ、阪和線&南海高野線の三国ヶ丘駅で湧きかけましたが、

違ったか……。

下を走る阪和線に、線路の分岐はありませんでした。



手当たり次第では、到底たどり着けないな……



なにしろ関西かどうかも分からない。

奥川さんも先日の宮本社長と同じく色んな場所に出張で行ってるし…



原点に戻ります。

唯一の文字情報である出発信号機。

「出発5R」「出発3R」と書いてありますね。



調べてみると、単純に上下線でRとLを、そして番号を振り分けて付けているとのこと。



これだけでは手がかりにならないか…





〜突然のコラム〜

出発進行!という言葉、よく聞きますよね。一般的にも「さあ行くぞ!」みたいな意味合いで使われますが、もともとは鉄道の運転士が

出発信号機が進行(青)を現示しているのを確認」

を略して言っている言葉なんですね。

(ラッシュ時など出発信号機が黄色だった場合は「出発注意」とか「出発警戒」となります)




さあ、だからどうしたという空気が漂ってまいりました!!!




捜索に戻ります!




なぜ4Rがないのか。以前の問題のように切り欠きホームがあるのか?と調べたものの全くうまくいかず。




さまざまな出発信号機を調べたところ、ほとんどが黒地に白文字で、このように白地になっている路線はなかなか出てきません。



ここが突破口になるか……?



「出発信号機 白地」で検索。



出てきたデータから、該当しそうな路線を当たっていきます。




えちぜん鉄道や神戸電鉄など「おっ!」と思う路線があったものの、結果は壮大な惨敗。





やはり、別な方法が良いのか……?



駅すぐに陸橋があるという点から、先日購入したばかりのマックスマップル道路地図を駆使しようにも、

さすがにこれでは無理!



全国版の弱点!




全く手応えが掴めないなか、久しぶりに透水宣言の撮影で奥川さんとお会いした時に「あの写真どうなってます?」と聞かれ、いろいろ苦労している点や目をつけた路線などを話すも「マスクをしていて良かったw」とニマニマしている様子。





クーッ!!!悔しい!!!





あの複雑な構造と要素を持った駅に、どうすれば近づけるのか、、

結局、この信号機に徹底的にアプローチすることにしました。




検索の言葉は「信号機 出発 5R」。




そのまんまです。




出てきたデータを深くまで探していって……

これだ。


縦書きの「出発」、白地の看板。



素晴らしいサイトです。ありがとうございます!


さて笠松駅。



名鉄ですね。



名鉄!!



近鉄、東武に次ぐ全国3番目の路線規模を持つ大手私鉄です。




名鉄には間違いないけど、広大な路線からどうやって絞って行こうか……名古屋は降り立ったことがないから土地鑑もゼロだし……





その時、ひらめいちゃいました。




宮本社長のブログで、愛知県の豊明市という地名が出てきたことを。


1


2


「なまらん」というのは、地元をよく知る生コン屋さんがオススメのお店を紹介したり、従業員さんがどんな想いを持って働いているかを紹介する冊子で、地元のいろんなお店などに置いてもらって地域との繋がりを……



という事ですが、この「なまらん」のイラストは奥川さんが描いているので(多才!)、

要するに当然一緒に取材に行っただろうという目論見です。




そして豊明といえば名鉄の駅。むしろ豊明市にJRは通っていない。




一気に全てのピースが集まってきました。





まずは豊明駅を見て違い、その前後の駅を見ていって………


駅前に陸橋!!



ここだ…間違いない!!




さあ仕留める画像を見つけるぞ……!





なかなか駅構内の写真では見つからない中で。



では、元の写真↓


ようやく辿り着いた写真↓

イヤッホゥ!!!!!あ変な声出ちゃった!!!

いや出るだろうこれは!!!




というわけで名鉄名古屋本線・前後駅、こんな場所から撮ったのかという驚きとともに確保!!!!



駅の外のロータリーから、巧妙に線路を捉えていたのか…!!


いやー、敗色濃厚だった前半中盤から一転、最後一気にまくった感じでした。




解決の大事なくだりでブログという流れで恐縮ですが、勉強(次の撮影のテーマを掴む・話がスムーズに通じる)のために読んでいるので、どうかご容赦ください。




〜また余計なコラム〜


さて名鉄の前後(ぜんご)駅でしたが、珍しい駅名ですよね。

名鉄には他にも珍しい駅名がありますが、何といっても1番はここ↓

上ゲ。


「あげ」駅。

すごい圧がありますね。



こちらも↓

(乗換路線図アプリより)


「味」と名のつく駅が集中しています。

味岡(あじおか)・味美(あじよし)・味鋺(あじま)。



このあたりで昔、味に関する何かがあったんでしょうか。




〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




すっかり長くなってしまいましたが、大丈夫でしょうか。


また心配なものを書いてしまった。




ともあれ、最後までお読みくださり、ありがとうございました!



また!


こんにちは。



のっけから鉄道と関係ない話を始めます。

先日、仲良しの友人から「家の駐車場(砂利敷き)に鉄筋が出てきて困っている」という相談を受けました。

↓↓↓


基礎か何かの鉄筋の残骸が、雨風や車・人の出入りによって砂利がすり減ったことで露出してしまったようです。つまづいたり車がパンクする恐れもあり、放っておくとさらに危険が増してしまいます。


そこで、

・鉄筋の周りを10cmほど掘り下げる→グラインダーという工具で切断→砂利を埋め戻してタンパという道具で転圧(締め固め)する


この方法を提案し、なんだかんだ「じゃあ明日行って俺がやるよ!」という流れになり、無事に解決してきました。すぐ相手のスケジュールに合わせることができるのが暇人の良いところですね。


この写真じゃわかりづらいか(笑)

とにかく危険な突起は完全になくなりました。

お役に立ててよかった。



まだまだ素人DIYレベルですが、

家まわりの悩みごとの相談を受けて解決方法を提案し、そして実際に火花を散らしながらグラインダーで鉄筋を切断する(もちろん保護メガネ着用)、こんなことをするようになるとは、1年前には考えられませんでした。



加えて今は、相談したり素朴な疑問にも快く答えてくれるプロの方が身近にいてくださいます。この時も僕の考えた方法で本当に良いのかを師匠に相談し、「それでOK。ただ万が一固くて掘れなかったら、できる所で切断して上をモルタルで保護するといいよ」という策まで頂けたので、万全の気持ちで臨むことができました。

モルタルなら作れるし使える。どんな道具が必要かも分かるぞ。


現在、舞台の現場がないので施工の現場で経験を積んでいる俳優です。今後ともよろしくお願いします。




さて最初の写真は、まさに今回アドバイスを頂いた私の師匠・渡辺まさつぐさんからのこちら。

無事に作業が終わったのでお礼のメッセージを送ったところ、その時いたであろう現場写真の数々に紛れて送られてきました。もちろん私はこの写真にだけ反応しましたが。




さて頭を切り替えて、どこ鉄開始。




まず、映っている車両はJR西日本の花形・新快速で運用されている223系か225系ですね。転換クロスシートを装備し最高速度130km/hで京阪神を駆け抜ける新快速は、我々首都圏の鉄道マニアからすると憧れの列車です。


こちらが223系(Wikipediaより)。


225系も顔は違いますが、運用範囲が全く同じなのでここでは不問。



その運用範囲は、福井県の敦賀から北陸本線(湖西線)→東海道本線→山陽本線と経て兵庫県の、もはや岡山県ギリギリの播州赤穂(ばんしゅうあこう)・上郡(かみごおり)まで。この程度のことは知ってて当然。関西の両側にはみ出す広範囲。



で、問題写真の風景を見ると、背後にマンションのような建物がありますね。手前側の住宅もお隣と密接しているようなので、それなりに都市部だと推定できます。



そうすると、JR西日本の琵琶湖線・京都線・神戸線区間かな……滋賀県から兵庫県までの東海道・山陽本線区間の地域ごとに、JR西日本が独自に付けている名称です。

(東海道新幹線に乗っていても、京都や新大阪の乗り換え案内でこれらの名称はアナウンスされません。単に「東海道線はお乗り換え」と案内されます。JR東海の超合理主義的な感じが伺えます)



さて…車両の運用区間より少し狭まったとはいえ相変わらずの広範囲から、あの写真の場所をピンポイントで見つけるのは難儀すぎるな…!



写真をもらってからここまでの、現実のやりとり↓



AIのようなまさつぐさんはノーモーションでヒントの写真を送ってくださいました(笑)

ほほう、東横イン。


そして、さっき言った路線のなかの複々線区間ですね。ちなみにここは日本最長の複々線区間です(草津〜西明石 120.9km)。※



そのなかで東横インのある場所を探してみろという事だな……


しかし鉄道になったとたん言うことを聞かなくなる私は、さらに写真を拡大します。

オヤー??



思いっきり「〇〇駅前」という文字が見えましたぞ??




これでは、ひとたまりもありません。




では元の写真↓


探し出した写真↓
まさにピンポイント。


東海道本線(JR琵琶湖線)・南草津駅付近の線路、住宅街を歩くように確保!




後から聞くとまさつぐさんは、あの建物の文字に気づいていなかったようです。


その時、
どこ鉄ベテラン勢の皆様がいかに細かな部分まで目を光らせて致命的な情報を消すことに躍起になっているのか、その隠された真実に思いを馳せました。いつも本当にありがとうございます。



先ほど日本最長の複々線区間と書きましたが、そもそも首都圏と関西では、線路の振り分け方に明確な違いがあります。
ああいつか、そのへんの蘊蓄をクドクドと分かりやすく解説したい……!





お次は、以前も手応えある問題を送ってくれた大澤舞さんからの1枚。
…………。




道路。




圧倒的に道路。




しかも絶対これ車おりて撮ってるよね??




何故こんな場所で!!




インパクトが強すぎていろいろ混乱しそうですが、まずこのコンクリート橋梁の上を、鉄道が通っているという事でしょう。そう信じましょう。



これはスパルタ問題だぞ……



まず、このコンクリート橋梁の上を見ると。

架線が張られていませんね。非電化のローカル線でしょう。




そして写真奥。

ガードになっている。


あれは、、高速道路かな……??

少なくともバイパス以上の道路だろう。



手前では残念ながら反対側を向いた電光掲示板が立っていますね。



そして高速道路らしき橋の上は、問題写真上の空とは若干色が違います。



ローカル線のガードで稜線が見えないけど、おそらく山があるんだろう!


追越禁止の黄色い車線。国道か、少なくとも県道以上だろう。


そして景色の感じが、何となくだけど寒そう。雲の重さとか。

……東北か??


車道と歩道の間のアスファルトが劣化しているのも、厳しい気候を想像させます。



よし、

東北の(分からないけど)、高速道路と非電化ローカル線が少し離れて並走していて、その下を国道が直角に突っ切っている感じ……




とりあえずここから始めよう。




まずは東北自動車道沿いを捜索。盛岡以北で、花輪線が並走していたはずだ……!






雲すら掴めないSUKA。





高速道路ではないけど、何となく気になった釜石線沿いを当たるも、案の定の徒労。





うーむ!





この感じでGoogleマップを拡大したり移動したりで見ていくのは苦行に等しい…




何より、道路を、一度にバーッと見たい……






そこで!!!(久しぶりの織田裕二)

新兵器を導入しました。




マックスマップル全日本道路地図3500円。




免許も持ってないのに購入。



よーし、これでひと目でわかるぞ!!なんて便利なものがこの世にはあるんだ!




畳みかけるように絵も投入。

相変わらずのクオリティですが、何より視覚で具現化するのが大事。




さあ改めて、東北自動車道を軸に捜索再開!!





……だめだ。





地図がおもしろくて関係ない所まで見ちゃう!!




今まで通ったことのある道とか、思い出とともに辿り始めてしまう!!





楽しい!!!




〜〜〜〜〜


気を取り直して。




先ほどの釜石線と、三陸道が並走している地点を発見。



どうだ、これは行けるか……?

三陸道、高!




そうか確かに、僕の父の故郷である陸前高田でも三陸道はかなり高い高架とトンネルで、起伏の大きい三陸沿岸部を貫いていたな…。




その後も東北道や山形道を軸に、ローカル線と並ぶ場所を探しながら徐々に南下。


地図の縮尺が大きいので、地図では近いように見えても実際は思いのほか離れている事も多く、「ほとんどくっついているような部分に注目すべし」という学びを得る。


調べていくうちに、あのガードはやはり昔からある高速道路ではないか、という疑いが濃くなってくる。

三陸道もそうだけど、新しくできた道路はコンクリート橋脚などのつくりがもっと、なんと言うか軽やか。




昔からある高速道路に限定して調べを進める。





無事に東北捜索完了。






クーッ!東北ではなかったか!!





ならば。

しらみつぶしに全部見てやろう。




1ページずつ見ていくと、福島の沿岸部からいきなり金沢に飛ぶのも地図の醍醐味ですね。




そして、長野・山梨あたりに差し掛かった時。

小淵沢インターのあたりで、中央道と小海線がほんの少し並走してる……


そして県道が串刺しに走ってる……




ここか?




静かな高まりを感じながら、Googleマップでズームイン。

おお……今までの中でも、いい感じだぞ……?




東北から失敗旅を続けてきたなかで、期待と不安のストリートビュー↓

っっっしゃ来たあー!!!!!




元の写真↓

コンクリート橋梁、電光掲示板、高速道路、そして山。



完璧な四重奏。




というわけで山梨・長野県道11号線八ヶ岳高原ライン、中央自動車道小淵沢インター付近で確保ッ!!!!




すみません取り乱しました。


えー正式には、

「JR東日本 小海線・小淵沢〜甲斐小泉駅間のガード(山梨県)、確保」

でしたっけ?



道路のことばかり考えて鉄道への意識が薄(自粛)



今のは違います!!「あの橋の上に鉄道が通っている」と信じていたからこそ、モチベーションが保たれたのです!




あぶないあぶない。また変なことを言う所だった!




いやー、それにしても地図を買った甲斐がありましたよ。





甲斐の国だけに。



〜〜〜〜〜〜



今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。




良い週末をお過ごしください。




ではまた!



こんにちは。



GWの影響か、おかげさまで皆様から着々と写真が届いております。ありがとうございます。



……このままでは写真フォルダと脳みそが、ドラえもんの「バイバイン」における栗まんじゅうのようになってしまう、そんな適当な不安を感じながら、冗談でなく就寝時にどこ鉄を解く(&記事を書く)夢を見たりしています。なぜか夢オリジナルバージョンの写真。すっごい頭使ったはずなのに何も残ってなくて損した気分!!




あと僕は、大人数で押し掛けたり酔っ払ってギャーギャー騒いだりせず節操を持って行動していれば、GWだろうがKJS中だろうが、どこに出掛けたっていいじゃないかと思っています。




マ、僕は予定も相手も無いのでずっと家と近所をウロウロしていましたがね!

もともと普段から人を誘ったりするタイプではないので、全然大丈夫ですよ。




ささ、唯一の話し相手である写真と向き合っていきましょう。



まずはヒザイさんからの1枚。ようこそ我が家へ。

画角の限定感もさることながら、画質……

なんか微妙に、霞んでる?目をこすりたくなる質感。



ともかく、右側にタキが停まっていますね。




↑こちらです。(Wikipediaより)


そして写真では線路が何本もあって、旅客ホームの向こうには空き地が広がっています。

いちばん奥に見えるのは、乗務員の詰所かな…。

拠点的な駅ということでしょう。



まず、タキの寝床である根岸駅をチラ見してから、最近の問題でただっ広い構内を持っていた新川崎を見るも、どちらも人違い。



ちなみに根岸駅の航空写真↓

緑色のは全部タキです。すごいですね。



他にも貨物の扱いがありそうな駅をいくつか見ましたが、手応えなし。


あんな空き地、そうそう無いんだよな……

探した駅はことごとく、線路がギッシリ敷かれていました。


ホームも1本しか見えないのは、どういう事だろう…?



あっ、駅の真ん中の空き地といえば!と思いついた福島駅は、

みごとに全部駐車場。



改めて、タキの走ってそうな路線をイメージしよう。


……やっぱり中央本線かな……

かなり前の問題で、根岸駅〜長野県の篠ノ井駅で運用される本数が多いと学んだ記憶があります。

走行経路を大雑把に推測すると、根岸線〜東海道・武蔵野貨物線〜中央本線〜篠ノ井線だろう。



よし、まずは中央本線だ!!



そして。




元の写真↓


探し出した写真↓

バッチリ。



中央本線・八王子駅、京王プラザホテルの窓から確保。



八王子駅と分かった瞬間に、このアングルが撮れそうな近くの高い建物を物色、「ここから撮ったんだろう」と思った場所まで合致。僕ひょっとして探偵の素質ありますね?????







お次も時間堂時代の後輩、直江さんから「やはりプロならこのくらい5分で解けてしまうんでしょうか」と1枚。

なるほど。



これは西武多摩川線ですね。



・線路、枕木、柵、架線柱などの構造物がしっかりしている=大手私鉄路線

・なのに単線

・架線柱の上に送電線も併架されている

(・直江さんのお住まいが近いはず)


以上が、そう思った理由です。



上の送電線というのは↓

これの事です。鉄塔並みの高さがありますね。


鉄道マニアでなくとも、架線柱のトンネルのような画が撮れるので知っている方も多いと思います。

(こちらもWikipediaより)


こういう、中心一点に集まるのを、絵画とか写真の用語で何かありますよね、思い出せない!




さて、というわけで距離の短い多摩川線を捜索開始。

↑↑拡大写真から、線路は奥で右にカーブしているのが分かります。



そして。

このカーブだな。




では、

買い物に行こうとした時に届いた元の写真↓


玄関で見つけた写真↓

踏切真上のストリートビューは無かったけど、左側の黒い家が一致。



西武多摩川・多磨〜白糸台間の踏切、3分で確保。期待どおりのスピードを見せられてよかった。



上で挙げたもの以外にも重要な要素があって、それは僕がこのあたりを非常によく散歩しているという事です。



今度から、バッタリ会った時に言い訳をしなくて済むような格好で出かけよう。






今回ラストは、おなじみアシケンさんからの1枚。

おっ、写真がキレイ。


最近なにやらJACROW写真部というものを立ち上げたそうですので、良いカメラで撮ってくれたのでしょうね。解像度が高いのはありがたい。



さて、非電化の線路で広い構内。

黄色い鉄骨の、古くて長い跨線橋が目立ちますね。

これは東京ではないな…。



注目したのがこちら。

奥に、電化された線路が見えます。右のほうに大きくカーブしている…。


架線柱やホームの感じを見るに、どうもJRっぽくない。おそらく大手の私鉄だろう。




大手私鉄と、非電化ローカル線が一緒にある駅…

ますます、首都圏ではないな!



首都圏で大手私鉄と非電化ローカル線が一緒になるのは、東武東上線と八高線の乗換駅である越生(おごせ)、小川町、寄居のみ。この3駅には、こんなに大きな構内はありません。このあたりは何度か大回り乗車で行っているので分かります。




もうひとつ。

このホーム、普通に考えると写真奥から手前へ列車が入ってくるはずなのに、逆方向に出発できる信号がついている。



やはりこの駅で折り返しとなる列車もあるような、重要な拠点駅だ。




この時点で狙いを絞るのは、大手私鉄・名鉄と近鉄が走る中京・東海地区。


このあたりはJRの非電化路線も多いから、どこかの大きな駅で連絡してるんだろう!




まず名鉄(大手私鉄)と高山本線(非電化)が接続する新鵜沼(前にも出ました)や、付近の該当しそうな駅を見て手掛かりなし。




次は近鉄。



名古屋から伊勢方面まで、JRの関西本線と並走しています。

ただ並走区間のなかで名古屋〜亀山まではJRも電化されているので、もう少し末端のほうだな……伊勢……あ、わかった!



広い構内、長い跨線橋、その先のカーブ。




揃った。




よーし、Googleマップからベストな証拠写真を探すぞ!



クーッ!!



文句は言えない。文句は言えない……よくもまあ同じような写s(略)




別な方法で探します。




では、元の写真(一部拡大)↓


探し出した写真↓

(B767-281さんのブログより)




ウム!




近鉄山田線&JR参宮線・伊勢市駅(三重県)、うやうやしく確保!!!




伊勢とは思いがけない場所でしたが、我ながら良い推理ができたと思います。





写真を解いた褒美に赤福をもらおう!そして僕からは栗まんじゅうをあげよう!!!



〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




まだまだ、手応えのある写真が列をなしているので、次回もがんばりたいと思います。



ではまた!

こんにちは。


先日Facebookのほうで、久しぶりに僕から問題を出してみました。

こちらですね。



挑戦してくださった皆様、ありがとうございました。




結果。

わずか2時間で4人もの方が正解。



皆様から送られてくる写真がどんどん難しくなっているのは感じていましたが、まさか解く技術まで上がっているとは。



頼んだらまた書いてくれた佐々木美佳さんのnote↓記事どこ鉄しか無いじゃないか(笑)




これは油断ならない……と相当ビビったものの、思い返せばこのブログに解くためのノウハウが惜しみなく書かれていますからね、もう止められません。




この「どこ鉄」というタイトルを去年(安易に思いついて)付けてから、どのくらいの記事を書いたかを調べてみたら、前回までで45本でした。これが46本目になります。(タイトル付ける前からのも含めたら50本以上)




全部ではなくとも、こんなのを十数本も読んでたら↑あんな写真すぐ解けるくらい頭おかしくなりますよね!本当にありがとうございます!




というわけで今回も、泥舟に乗った王様の気持ちでやっていきましょう。




まずはおなじみ中山さんからの、危険な1枚。

「これより先の…」見たことあるフォントです。


よく乗ってる鉄道会社だな。

まず東急(中山さんの沿線)で、こういう風景が見られそうな大井町線の等々力・上野毛駅をささっとチェックし人違い。



あ、じゃあ京王のフォントだ。

俺の電車だ。

20年以上住んでいるんだぞ。

じゃなぜ最初から京王だと言わなかったの?

うるさい!誰だおまえは!

お前こそ誰だ!


役名が書いてありませんが全部同一人物のセリフです。文字の濃いところに一番気持ちを込めて言ってください。




さて、京王であんな景色といえば。



京王井の頭線・久我山駅、2分で確保。

これ書いてる時間のほうが長い。



ただ元の写真をよく見ると左端の信号機に「久」の文字が見えます。それに最初から気づいていればもっと早く…!

あと、ホームにミラーが設置されているのは知りませんでした。井の頭線でワンマン運転でも始めるのかな?



とにかく、京王だと2分でこうなります。






お次は、俳優・映画監督の今泉恵美子さんから。

まずこの写真が送られてきて↓

珍しいカラーの車両だな、鬼滅柄?などと思っていると、


続けて「どこかわかる?」と2枚の写真が↓



問題だったのか。


というのが、近頃の写真に悩まされている僕の正直な感想でした。


さて非常に親切な問題です。なにしろ車両がありますからね!!

しかもデカデカと書いてある文字をさらに拡大↓
Moka Railway。
モカ鉄道ではありません。

栃木県の真岡(もおか)鉄道です。
SLが走っていて、中心の真岡駅がSLを模した駅舎になっているのは有名ですね↓
(Wikipediaより)


というわけで、真岡鉄道沿いを捜索開始。


3枚目の写真、
踏切の制御装置の箱に「街道」と書いてあります(これも最近では新鮮)。


真岡鉄道の「街道」と名のつく踏切を検索。
ちょっと見ただけでも水戸、宇都宮、下妻…
意外とあるな。
鉄道会社によって踏切名の付け方は違うんですが、真岡鉄道は「街道名を付けがち」ということでしょうね。


いちいち場所を調べて確認するのが面倒になったので、普通にマップ検索することにします。


2枚目の写真から、

踏切の片側には茂み、反対側には田んぼが見て取れます。45キロ制限の標識は最後の答え合わせ程度に思っておきましょう。



そして重要なのが、線路と並走する道路がないこと。

Googleマップ直接捜索で見落としがちな所です。特にこういう平野部では思った以上に線路と道路(私道やあぜ道も含め)は並走しているもので、今まで何度も、そこを意識できず失敗してきました。



さて起点の下館駅から、都市部を飛ばすように見て行って……

ここだな!


ピンの左側に茂みと田んぼ、そして道路が並走していない。



では元の写真↓


探し出した写真↓

真岡鉄道・第一益子街道踏切(栃木県)、13分で確保。



車両の写真が無かったら、相当苦労しただろうな…最近そんなのばっかりだけど…やっぱり車両の力は偉大ですね!




なお、あの車両の柄は鬼滅の刃とは関係ないようです(スイカ列車と呼ばれているとか)。






続いてどこ鉄ファミリー大野遙くんからのこちら。

山あいに向かって収束していく線路。

その先は単線になっている。



これは見た瞬間に「青梅(おうめ)線かな?」と思いました。



わざわざふりがなを付ける必要あるのか、と思う方もいるでしょうが、東京在住でも鉄道に詳しくなくて臨海部の青海(あおみ)駅と間違えてこっちに来ちゃってライブイベントに遅刻、なんてアイドルの方もいたようですので一応。



さて青梅線の単線区間が始まる東青梅から、隣の青梅駅まで見たところでステイ。



ここで何故か、本当になぜか、他の路線に目移り。

青梅線の北側を走る西武秩父線、こちらも関東平野から西側の山間部へ突入する路線で、僕のなかで青梅線と似た感じを持っています。こちらを少し探したところで中止。やっぱ青梅線に戻ろう!



改めて、略図さんを元に探していきます。


元の写真では3本の線路が1本に収束しているので、そういう配線の駅を探します。


うむ。


では元の写真↓

探し出した写真↓

やりとりを雑に繋げる↓

JR青梅線・古里(こり)駅、謎の寄り道をしながら16分で確保。


なぜ寄り道をしたのか、僕自身も謎でしたが、
「記事を書くのは答えが分かった後だから段々近づいているように書いてるけど、実際に捜索している最中は確信なんてほぼ持ってない」
この心理だと思います。


なんか堅苦しそうに書いてるけど率直に言うと「ズバリ青梅だと思ってたから違っててアタフタした」という事ですね!




さて今回ラストは、去年から始まったコンクリート関連の仕事「透水宣言」の産みの親、生コンポータル社長・D氏こと宮本充也さんから「これで分かっちゃったりするの?」と1枚。
クーッ!横向きッッ!!



線路と土手と空……


これは相当厳しい…!!



会社自体は伊豆にあると言えど、なにしろ社長は全国を飛び回っていますから、地域を絞る根拠にはなりません。



まずは純粋に写真から、要素を確認。
土手の上にも架線が張られています。2本あるから複線か。

ほう、では土手の上下で線路が並走しているんだな!

また、立っている標識にうっすら「100」の数字が見えます。制限速度が100キロという事でしょう。
あえて制限で100キロとしてる=制限なしだと120とか130の、幹線クラスのスピードかな?


下の線路は逆に電化されているかどうか分かりません。ただ木の枕木も見えるので、若干のローカル感かな……線路が分岐しているのは、駅が近いからか?それとも貨物線かなんかで、留置線が横に広がっているのか…?


土手の上がメイン路線、下がサブ路線的な並走か…?



もう一つが、右端に見える赤白の棒。
これは…


そう言えば最近、踏切の遮断棒を赤白にしている所が増えているって何かの記事で読んだぞ…!


すかさず検索。

ほらほら。



ここから何とか行けるかも!



富士急をはじめ、出てきた路線が土手沿いで別な線路と並走している場所を探します。



静岡鉄道など東海地域の記事がちらほら出てきて色めき立つも、成果なし。



流れで東海道本線や名鉄というメイン路線が走る東海地区で、土手沿いの並走区間・貨物駅の周辺を探すも徒労。




うーむ!




当てられる気がしない!!




ここでもう一度、赤白棒を眺めてみた時。

……これ踏切じゃないな。



完全に固定されてる。




踏切だったら、棒がウィーンて回転するための可動部があるはず!




じゃあキミは何なんだ!!!




〜〜数日経過〜〜


一旦置いといて前回の記事の写真を解くことに専念。




そこで速度制限標識とさんざん睨めっこをして、JR西日本独特の色遣いがあるという知識を習得しました。


こちらですね。



で、問題写真を拡大。

……うっすらとだけど、似てる気がする……!



これもJR西日本だと仮定しちゃおう!!




そして先ほど存在を疑った赤白棒。


左側の、雪国によくある赤白棒に目が止まりました。


たぶん、吹雪の時や除雪する際の目標として設置されてるんだろうな…長野の山間部でもよく見たものです。



…そういう事か……??



鉄道関連でこの棒を採用している記事は見つからなかったけど、もういいやそういう事で!




さて、JR西日本で雪国。



北陸。




偶然にも前回と全く同じデータが揃いました。




さあ、まずは福井県から捜索開始。



そして。

ンンーー??


土手の下に分岐のある地方私鉄、上にはメイン路線の北陸本線……




ここだあっっ!!!!!




では、元の写真↓


辿り着いた写真↓

土手、赤白棒、その向こうの速度制限標識。


完璧!!



福井鉄道福武線・越前武生(たけふ)駅付近の土手、電車通りから確保!!!



(なお↑このストリートビューを左に1コマずらすと、どうしても外回り中のビジネスマンさんが画面ど真ん中に来てしまうので、あえてズラしてあります。興味ある方は確認してみて下さい)



いやー、なんとか絞れてよかった!!

赤白棒さまさまです。「なんなんだキミは!」とか言ってごめんなさい!



※福井県から始めた理由は、社長が毎日3本更新しているブログの中で、福井県で新しいプロジェクト(実証実験)を始めた記事が頭に浮かんだからです。
次回の撮影テーマとも関連しているので、印象に強く残っていたというのもあります。


「な〜んだ」と思われても仕方ありませんがね、書かないでおくのも騙してるみたいで嫌なので。


ま、どっちみち北陸は三県なので時間の問題だったでしょう!



〜〜〜〜〜〜〜

今回は以上です。


長々とお読みくださり、ありがとうございました。



とりあえず100本まではがんばろうと思いますので、今後ともよろしくお願いします!



ではまた!

こんにちは。



いやあ待ちに待ったゴールデンウィークですね。もはや都知事の顔写真が貼ってあれば「ああ、ここでは何らかの行為が禁止されているんだな」と思うような日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ワタクシはここ最近のジョギングし過ぎにより股関節を少々痛めましたので、おとなしく過ごしたいと思っております。




ではいつも通りやっていきましょう。




まずはたびたびのご登場、原田慎吾さんからの4枚(同一駅)。4枚もくれるとは、なんて親切な!

おっ、生コン工場だ!



ふーむ……。



去年からコンクリートの仕事をしてるからと言って生コン工場に興奮しても、そこから割り出せるはずがありません。

(全国どこかに居るのかな、生コン工場を見ただけで当てる恐ろしい人)




ともかく、4枚の写真を見てもパッと浮かんでくるような場所はなし。




まず捜索の足がかりにするのはこちら。

おそらく、速度制限の標識でしょう。


「105」「100」の2つの数字があって、間にはオレンジ色に何かの文字が書いてありそう…これは何だろう?



調べてみて、気になった関西・東海中心の鉄道写真館さんの記事より↓


色合いも似てるな…。
車両の性能によって速度制限が違う、という標識のようです。
他にも調べたところ、このように「○○系」と書かれているのは特急用車両ばかりで、しかもことごとくJR西日本の路線でした。
(ちなみに283系と381系はどちらも「振り子式」というカーブに強い特急用車両でありまして、283系のほうが新しいから速度が高いんだろうなと思ったのは僕の推測)



JR西日本で特急が走る区間かな…?
元の写真から電化されているというのも重要な要素。


もうひとつ、補完する要素が元の写真2枚目から↓

ホームに書かれた案内たち。



JR西の乗車位置を検索したところ↓

△とか、青い表示とか、その向こうでよく見えないけどカラフルに書かれてるっぽい案内とか。



JR西日本で絞っていいだろう。




そして駅の配線は、2面3線+草が生えかかった側線。

写真が多いので要素も見つけやすいですね。




もう一つ、確認すべき要素。

写真左端、コンクリート工場とは反対側にマンションらしき建物が並んでいるように見えます。




すなわち駅の正面側はある程度栄えていて、駅裏にコンクリート工場があるという立地。





さあ行こう。もちろん私の羅針盤をもとに。




関西本線、山陽本線、宇部線、小野田線、福知山線、山陰本線、草津線、北陸本線、伯備線を手当たり次第に捜索しSUKAの迷宮入り。



↑特急が走っていないどころかローカル線の宇部線・小野田線を探したのは、宇部興産という私有の高速道路を持っている巨大化学メーカーのお膝元だからです。セメントも扱っているので、界隈に工場のひとつもあるんじゃないかと。




ウンチクを垂れたところで捜索の進歩はなく。





次なる着目はこちら。この線路の間にあるのは、融雪溝かな……?



去年の問題でもこの融雪溝が目に入ってきて、答えは案の定、豪雪地帯でした。





という事は、やはり北陸方面か……?


いや中国山地のあたりも、冬はそこそこ降る可能性もあるぞ…?




もう一つ、写真から疑問を抱いた点。この架線柱。



そもそも電化方式は、直流か交流か。




久しぶりなので改めて説明しますと、

日本の電化された路線には、直流交流の2種類があります。



直流はほとんど1500Vで、交流は20000V(厳密には家庭と同じく東西日本で周波数が違う)となっております。

ちなみに新幹線は交流25000Vで、架線に近づいただけで感電します

(参考:家庭のコンセントは交流100V)





とにかく交流のほうが圧倒的に電圧が高いので、漏電やショート等を起こさないように、絶縁する「碍子(ガイシ)」の数が多くなります(下の写真で囲んだ部分)



直流区間のサンプル、きのくに線・紀伊田辺駅↓



交流区間のサンプル、北陸本線・今庄駅↓

元の写真を拡大↓
むーう……思っていたより区別がつかない……


未だにこの判別は苦手です。碍子の数もそんなに違わないし…でも交流区間のように分厚い気がする……



よし、とにかく交流と仮定しよう!



ここで今までの要素を並べると、
・JR西日本で特急が走る区間
・豪雪地帯
・交流区間


もうこれは、北陸本線以外にありません。
なぜならJR西日本で交流区間があるのは北陸本線だけだからです。


しかし、、先ほど北陸本線の米原〜金沢は何度も調べたし、北陸新幹線の開通によって第三セクターに転換された富山や新潟のトキめき路線まで見たけどな……



どこか見落とした場所があったのか……?と考えた時にハッと思い出したのが、七尾線。


この路線は、交流電化の北陸本線区間(厳密には3セクのIRいしかわ鉄道)から能登半島のほうへ出ている路線なんですが、なぜかここだけ、陸の孤島のように直流で電化されているんです※。


イメージ図↓


交流区間に着目していたので先ほどスルーしてしまったけど、いちおう見てみようという事で、まず分岐駅の津幡(つばた)駅にアプローチしたところ。

あーっ!!!




駅裏にコンクリート工場!!!




これは、、、来たぞっ!!



(あと地名がラとかチとか謎)




では、元の写真↓

見つけ出した写真↓


問題のベンチ↓

答えのベンチ↓


IRいしかわ鉄道&JR七尾線・津幡駅(石川県)、電化方式や会社の狭間ギリギリで確保!!!



結果的には交流区間でした。(この駅を出てしばらく行ったところで、直流区間との切り替え地点「デッドセクション」があります)



※何故あえて七尾線だけ直流電化にしたのか気になったので調べてみました。
元々非電化ローカルだった七尾線を電化する際、トンネルや跨線橋などをそのままに交流電化にすると、架線と施設との絶縁距離が取れなく(電圧が高くてショートしてしまう)、施設をすべて改修するより直流で電化したほうがコストが掛からない、という事だったようです。
もともと北陸で走っていたのが両方の区間を走れる「交直流電車」だったのも、大きな要因だと。
なるほど!またひとつおりこうになったぞ!



〜〜〜〜〜〜〜〜

今回はまたウンチクが多くなってしまいました。
しかも厳密に言うとウンチクは答えに直結してなく、毎度ウンチクからのゴタゴタでなんとか辿り着いております。
大丈夫でしょうか。



ともかく最後までお読みくださり、ありがとうございました。



そうそう本文で書き忘れましたが、最初の捜索で津幡駅をあっさりスルーした理由は、2面3線の駅に絞って探していたからです。
実際の津幡駅の配線は↓にぎやか。イメージと全然違いました。



まだまだです。



次回は、

これらの魔物たちを、どうにか成敗したいと思っております。できるかな……




応援や、今回の記事へのご感想・苦情など頂けましたら頑張れると思います。




ではまた!