菅野貴夫の野球電鉄 -27ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。どこ野鉄夫です。




さあ前回の続き、N会長からの挑戦状に取り組んでいきましょう。




まずはこちら。

森。



むせ返るような緑の濃い匂いが、今にも漂ってきそうです。

そして徹底的に素朴な非電化ローカル線。



線路とホーム以外、全部木と草できてるんじゃないか?






どこの山奥だよ。






日本の原風景と言ってもいい景色の中で、こちらも原始的な疑問が浮かびます。





……それを当てるのがこの遊びだったな!

そうそう、遊びだって事を久々に思い出したぞ!(気軽さをアピール)





まず赴いたのは栃木県にある、わたらせ渓谷鐵道。



線路や駅の素朴さと、何より名前の通り深い山あいを走るローカル線という点で真っ先に浮かびました。




さあ出発とほぼ同時に到着。

(いつかライブでやったら、目的地に到達する地図上の異様なスピードをお見せして気持ち悪がらせたい)


いい感じだが、微妙に違うか……。


(それにしても最近は写真を絞るのに便利な項目が登場していて有り難いですGoogle先生)





全線を捜索、失望の撤退。





早速いつものように全く分からない状態に戻りました。




これは難儀だな……。





いま一度、問題写真を拡大↓

駅の手前で分岐した線路が草に埋もれている。



これは、もう使われていない線路なのか……?



季節によって、線路が出てきたりするのか?

(配線略図ではどんな表記になるんだろう)




そして「S」の標識。

なぜかホームから離れた場所にミラー。




様々な謎がまぶされている中で、まずは「S」標識の検索へ。

若干フォントは違うけど、これだ。



調べてみると運転規制区間を示す標識とのこと。

↑にあるように風(強風注意)などの規制が生じる可能性がある区間の、始点に設置されるようです。(終点はシンプルな黒丸)




結局出てきたのは、上記を含めて4つのみ。場所や路線の特定には至らず。





うーむ。





ここでハッと思い浮かんだのが、前回の西大山。




九州旅道中のなかで、他の名物駅に寄ったんじゃないか……?あえて名物駅でギリギリ分からないような画角を狙って……???





すかさず熊本県〜鹿児島県の山あいを走る肥薩線の嘉例川(かれいがわ)駅へ急行。九州最古の木造駅舎で有名な駅です。(去年も登場)

(正面から見たところ)




さあ、、、中はどうだ?

クーッ!!違った!!!




いい読みだと思ったのに!!!!!!




他の有力駅も当たり、矢継ぎ早に「九州 木造駅舎」検索を発動するも該当なし。





問題写真↓

屋根はかなりいい感じなんだけどな……




ただ、ホームの素朴さは段違い。

これはやはり、ローカル私鉄ということか……?

(JRだと、どんなローカル線でも嘉例川なみのホーム舗装具合)




ここで一旦視点を切り替え、ずーっと微妙に気になっていた要素。

この吊るされた飾り。




ここから糸口を掴むことはできないか?




これは何だ?何という物だ??




…ぼんぼり?提灯??




絶対違うだろうなと思いながらも、それ以外の言葉が全く思い浮かばず。いや絶対、他に何かあるんだよ呼び名が……わからないけど!!!

自分の語彙力にゲンナリしながらの検索。


ぼんぼりと提灯の違いは、足があるかないかだそうです!(ある=ぼんぼり・なし=提灯)





いや〜勉強になったな〜






(風前の灯)





うーむ、かと言って闇雲にどこかの路線を捜索するのも確率が悪すぎるし……





やはりローカル私鉄の木造駅舎で丹念に検索していくしかないか。

なんでまた「わ鐵」を選んでるんだろう…捜索記録に残っていたんですが、捜査疲れでよく覚えてません。まだ未練があったのかな…。






もちろんSUKAの重ね塗り。伝統芸。






次は、困った時の小湊鐵道。

今まで何度も捜査に訪れ(本当にそうだったのは1回だけ)、やはりホームが素朴だった気がします。

んんー???



あの駅の森………!




すかさずタップ。


これは……唐突に来たかっ???




Googleマップで確認を急いだ時に出てきた画像。

出たっ!!!




これだ、これを探していたっ!!いや厳密にはそうでもないけどっ!!!

とにかく絶対間違いない!





(あれ風鈴だったのか…)





さあ、元の写真↓


ついに辿り着いた写真↓

小湊鉄道・月崎駅、最後は風に誘われるように確保!




いやー、意外と近場だったか!!




しかも山奥ではなかった……。





実のところ、西大山駅を思いついて九州へ向かうまでは、あの針葉樹林の感じから「これは東北のローカル線(膨大)かも知れぬ…」「中国地方だったら遭難」と諦めかけたものです。





間違えはしたけど、たまにやる調べた路線をズラズラ羅列する感じの捜索にならなくてよかった!







さあ、最後の1枚。

雨に煙るローカル線。




線路脇にあるオレンジの停止位置目標はJR東日本の証。



待合室の絵?が気になります。



奥に見える白い鳥居も。




そしてもっと気になる線路の先。

……すごい草生えてますけどここ走ります??





まず浮かんだのは、会津の山深い地域を走るJR只見線。




全国屈指の風光明媚さを誇るローカル線ですが、それだけ自然環境も厳しく、なんと2011年秋の豪雨災害からいまだ復旧できていない区間があります。(時間をかけて工事は進んでいます)

(Wikipediaより)




問題写真の雰囲気から高原ぽいかなと思ったのが、その理由。




会津盆地から捜索開始。

最近も出てきた磐越西線とはひとつ隣の、只見川沿いを走ります(あちらは阿賀野川沿い)。





途中にあった若宮駅。

……やはり会津盆地は広い!山が遠い!要注意!




そのまま山間部に突入も、今度は山が迫ってきて問題写真のような景色は出て来ず。





もしやと思って不通区間を見てみましたが、

ああ………。




これは胸が痛みます。




はやく復旧して、またこの駅に列車がやって来ますよう…。

(2022年夏に、いよいよ復旧・全線再開通のようです)




さて、お隣の磐越西線にも当たりはなく、今度は越後平野に下りることにします。




狙いは飯山線。

ここは日本有数の穀倉地帯だぞ……!




越後田沢駅。

クーッ!奥にある陸橋を見つけた時、かなり盛り上がりかけたんだけどな!!




問題写真↓

山に靄がかかってるのが、すごく高原っぽいんだけど……




「高原」でハッと思い出したのが小海線。




ここはどうだ?(佐久広瀬駅)

違う……。





もう分からない。





最初から、分かってない。





いよいよもって、東北の膨大なローカル線へ出掛けるしかないのか……?






暗雲立ち込める中、ずっと引っかかっていた要素に藁にもすがる気持ちで注目します。

この待合室。



何というか、開放的な気がする。




今まで見てきた山間部・高原そして豪雪地帯の駅は、おしなべて堅牢な造りだった。




これは、もっと温暖な地域ということか?





そこでさらにハッ!と閃いたのが。




今回1問目・小湊鉄道の近隣を走るJR久留里線。

(乗換路線図アプリより)




今度こそどうだ?……房総半島シリーズでハシゴは十分ありうる線じゃないか……?




すかさず「久留里線 待合室」検索。

あっ!!!




けっこうすぐ出てきたぞ……!!!

これだ。間違いない。




このブログにお邪魔して、どこの駅かを確認します。

めぐって下さってありがとうございます!




では元の写真↓


ようやく辿り着いた写真↓

JR久留里線・平山駅、どうにか寒い地域から戻ってきて確保!




うーむ、これも房総半島の景色だったとは…!




また早とちりから遠回りの捜索をしてしまった!




もっとスムーズに到達できる道もあったはずだけど…当たったからまあいっか!忘れよう忘れよう!!!





しかし、、改めて今回の2枚を並べてみると。


これが同じ地域とは……。





こんな奥深い写真をお撮りになられるN会長が、このブログが廃止になると、もう二度と写真を送る事ができなくなる。



勿体なさすぎると思いませんか?そうでしょう皆さん!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。





さあ、やる事はやった。

なぜか僕の中の角さんがチラリと出たりもした。

あとはこれをご覧になったN会長が、実際に自分の写真が捜索されていく模様をどうお感じになるか。





そして。




ノブさんに間を取り持って頂き、N会長から書面が届きました。




一時休戦文


貴君の執念に敬意を表する。

私は今なお「どこ鉄」廃止論者としての態度は変えていないが、その執念と努力は全日本人に見てほしいとも思うものである。


つまりはこのブログを通して、執念と努力のすばらしさが理解され、ひいては日本人の健全なる精神育成に寄与する可能性を認めざるを得ないものである。

1億総「撮り鉄」化は食い止めなければならないとも思うが、このブログの功の部分も見直さなければならないのかもしれない。

ひとまず木村先生への陳情は取りやめようと思う。


しかし功を認めるからとはいえ、罪を許してはならない。

なぜなら楽しい鉄道旅行は駅に停まるたびに画角を考える旅行ではないからである。


したがって私はこれからも「どこ鉄」を監視し続け、内容チェックに努めるつもりである。

貴君の執念に学ばせてもらったからには。



2021年9月 楽しい鉄道旅行を取り戻す会 会長 N




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N会長、お会いしたことはありませんが、おそらく昭和の叩き上げの人物なのでしょう。(勝手に板垣退助のような風貌を想像)




頑固一徹の中で、それでも一部僕のことも認めてくださる懐の深さも見せて、、




休戦か!!!!!





おそらくこれは「貴君もたゆまぬ努力をせよ」というエールなんだと受け取りました。




ありがとうございますN会長!




今後も気を引き締めて、がんばります。



繋いでくれたノブさんもありがとうございます!




イニシャルが同じなのは絶対に偶然だろう!!!





という事で皆様、今後も絶景から殺風景まで、引き続き写真をお待ちしております!




お読みくださり、ありがとうございました。





ではまた!



こんにちは。どこ野鉄夫です。



唐突な抗議文で終わった前回ですが。



僕もおめおめと後には引けませんので、勇気を振り絞ってやっていきたいと思います。




まずは前回ボリュームの都合で省略した、N会長からの抗議文全容を見ていきましょう。



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抗議文


貴君に告ぐ。

貴君の執筆されたる「どこ鉄」というブログは健全な日本人の精神を破壊せしめんとする悪書である。

本来、移動そのものを楽しむ鉄道旅行において、駅に停車するたび、ついつい「写真の画角」を考えてしまうよう、全日本人のマインドコントロールを狙った所業と言わざるを得ない。

この意識支配がこれからも続くようであれば、ぼんやり楽しむ鉄道旅行を、無意識化において血眼で写真の画角を考える気分にさせ、ひいては1億総「撮り鉄」化してしまう恐れがあると私は警鐘をならすものである。


今すぐブログを廃止されたし。

もし、それが聞き入れられないようであれば、強硬手段として、自民党の幹部~武闘派で鳴らした元帥こと木村武雄先生が適任と考える~に陳情し、厳罰を処すよう訴える所存である。

日本の未来のため、貴君の英断を期待する。


2021年9月 楽しい鉄道旅行を取り戻す会 会長 N



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以上が全文です。




鉄のように硬い文章。



しかし、もしかすると会長に共感される方もいるかも知れませんね。「私も知らず知らずのうちに、そうなっていた…目が覚めた!」と。

そちら陣営に寝返られたら、、ああ恐ろしい!



もしこれがLINEなどではなく封書で届いたなら、輪切りにされたレールの1つでも同封されていたことでしょう。「お前もこうなるぞ」と。


ああなんと恐ろしい!レールは文鎮に使おう!




そして「元帥こと木村武雄先生」とは、昭和の初期〜後期まで活躍された、実在の政治家です。



というか去年のJACROW「闇の将軍 三部作」で僕が演じさせて頂いた先生。


「きっと毎日応援歌を聞かされ、睡眠どころではなくなる」との文言も届きまして。

これの事だな……



もともと声がデカいのに、こっそり仕込んだマイクまで持って……角さんがドン引きしてるぞ!

ああ、さらに恐ろしい!





僕が演じていた人が如何にして僕の目の前に現れるのか、、、そのへんは考えないでおきましょう!



「廃止しろ」と言いながら面白そうな写真を送ってくる事も、あまり深く考えないでおきましょう!



そのへんの細かい設定は見切り発車!!鉄道なんだからとにかく発車!





さて肝心の写真群。




雄弁な抗議文と比べて、一言も発してやらんぞという気合いの入った写真群。




圧巻ですね。





さて、どれからいったものか、、、





まずはこちら。

4枚のなかで、いちばん線路が多い写真。




敷地もだだっ広い。




貨物関連かな……?




緩やかなカーブ。右側からも線路が合流しているよう。全体像は到底掴めないか……



そして真ん中に、背の高い鉄塔。




以前にも、こんな鉄塔の写真がありました。

(出題:加瀬さん、直江さん)

これらを捜索する過程で、同じように高い鉄塔がある路線がいろいろ出てきたよな…。




それらを頭に浮かべながら、問題写真のような貨物系の匂いがするのは。





鶴見線。





………浜川崎はどうだろう。





先日(76号)でも出てきた鶴見線。

その主要駅である浜川崎駅には、南武線の支線も合流してきます。

旅客駅というより、双方からの貨物線に加えて東海道貨物線が合流する、重要な拠点駅です。




鶴見線(高い鉄塔がある)+貨物=浜川崎。 



果たして、この推理の公式が通用するのかどうか。




行ってみよう。

うむ、非常に良い感じだ。




なにしろ貨物系の敷地が広大で、あの地点をピンポイントで探すのに多少苦労しましたが。


駅前の、この踏切から右側のほうを見た景色が、一番あやしい顔をしているのではないか。





では元の写真↓


あの踏切から右側を見た景色↓

完璧。



JR鶴見線(&南武支線)・浜川崎駅、まずは慎重に確保。




ふーっ。

最近何度か触れたことのある路線で幸運だった!





よし、次!!

青空と緑のなかの、非電化ローカル線。



線路は1本だけ、まっすぐに伸びている。

駅名標はキッチリ加工されている様子。



(ホームに草が生えているのが若干不安をかき立てます)



さて、この空の広がりは平野部でしょう。



まず思い浮かんだのは、茨城県を走る鹿島臨海鉄道。水戸から沿岸部を通って、鹿島神宮までを結ぶ非電化路線です。




選んだ理由はこちら↓

平野部の直線で、抜けの良い景色が広がっていそうでしょう?それだけです。




捜索開始。

この日本一長い駅名の駅は怪しいと思ったんだけどな!




沿線を往復、すごすご撤退。




引き続き茨城県内で、ひたちなか海浜鉄道へ。

駅は違ったけど、停止位置目標(菱形の数字)はいい感じだぞ…??




問題写真の拡大↓

ほら!





全線捜索終了。





こうなったら意地だ。関東平野の非電化ローカル私鉄を全部見てやろう。



関東鉄道、真岡鉄道、JRにも手を出し水郡線、烏山線、千葉まで下っておなじみ小湊鉄道、いすみ鉄道を捜索。




「いい感じだ!」「惜しい!」「全然違う!」をひたすら繰り返し成果ゼロ。





うーむ!





関東ではないようですな!荷物全部持って撤収!!!





改めて整理。

「2」の停止位置目標。



他には、特定できそうな要素はない。



背後にある工場が気になるけど、手掛かりにはならない。なんか工場って急に建ったりするし(勝手なイメージ)。



とにかく停止位置目標で検索していくしかないか。


いくつもの標識を眺め、デザインやフォントの違いと睨めっこを繰り返し、辿り着いたのはJR九州ではないかという推論。



縁取りのないシンプルな表記とやや縦長なフォントが、その理由。(他のはもっとずんぐりむっくりだったり)




九州か……ローカル線の宝庫だぞ!!!





とにかく行くしかないが、その前に。

九州だと思うと……なんか南国感が出てきましたね!




よし、南九州から当たっていこう。




まず白羽の矢が立ったのは、日南線。




去年、今まででもベスト5に入るだろう壮絶な闘いの末に確保した、思い入れのある路線だから。理由はそれだけで十分。(6号)




その時確保した駅の隣駅から見てみよう!

うむ!


木造の駅名標、線路の草具合、そして空!

いい感じだ!!





全線捜索終了。





いいよいいよ、久しぶりに顔を見れただけでも!!!





次は指宿(いぶすき)枕崎線。

鹿児島中央駅から薩摩半島を南下して枕崎に至る、南の果てと言っていい路線です。




まずは末端の枕崎から捜索開始して。

よしよし!



ホームの草までいい感じになってきたぞ!!!





数駅見たところで、ふと手が止まります。







あ、わかった。





間をすっ飛ばして向かう先は。

この地図の真ん中、一番下にある駅。




西大山駅。




沖縄のモノレール・ゆいレールが開通する以前、日本最南端の駅として君臨した超有名駅です。



現在でも2本のレールを使う普通鉄道としては最南端であり、その威光は微塵も衰えてはいません。

そして何よりその景色。

(Wikipediaより)



広々とした空に聳える開聞岳と、日本最南端駅の標。



圧倒的な景色。

旅行好きの方なら見た事(行った事)があるかも知れませんね。



僕のように内気でインドアな鉄道オタクも、子供の頃からこの景色を刷り込まれているのです。





さて一方で。

反対側の景色はどうなっているのでしょうかねえ。




では元の写真↓


名所の反対側の景色↓

っっっしゃ来たぁーーーっ!!!!!




何よりの決め手は工場が一致!工場が一致ッ!!!!ありがとう建っててくれて工場!!!!!



というわけでJR指宿枕崎線・西大山駅、九州最南端で確保!!!





いやーこれは!

あえて超有名駅を選び、逆方向を写してくるとは!!!




さすがN会長……油断ならんな!!!




〜〜〜残り2枚は次回にて〜〜〜




(ホントに解けるのか…?)




さて、他にも写真をお寄せくださる方がいるので、そちらもやっていきましょう。(写真を撮ることを楽しんでいて下さいますように)



ありぴーさんからの1枚。

ほう。行き止まりの駅。



なんだか観光地っぽい。




写真左側をジーッ。

あ、車両が写っている。




これは叡山電車(えいでん)でしょう。



京都の市内から、鞍馬や比叡山といった観光地を結ぶ路線です。


(えいでんホームページより)


これだこれだ。




さ、行き止まりという事で、まずは始発駅の出町柳駅から見ていきましょう。

一発確保。



元の写真↓

さすがにマレーシアのバトゥ洞窟駅に比べたら簡単!




今回ラストは、未来さんから。

ほほう、電車の先頭車両から撮りましたね。

前面展望もこれまでレアなパターン。



さて圧倒的に都心部。そして両側にも線路がたくさんありそう。



いちばんの注目点は、この線路だけが単独で高架になろうとしていること。

先で左カーブしているので、おそらく左側の線路をオーバークロスするのでしょう。




都心部の路線並走区間で、このようなオーバークロスと言えば秋葉原付近の上野東京ラインが浮かびますが、

複線の線路が仲良く高架になります。




東京駅付近の中央線も同じく。




線路一本だけオーバークロスする場所……





では元の写真↓


見つけ出した写真↓

JR京浜東北線・高輪ゲートウェイ〜田町間、そのまま画角を広げただけの精度で確保。




なぜこの地点と分かったのか、簡単に解説しますと。

黒が京浜東北線、ピンクが山手線のイメージと思ってください。(赤丸が撮影地点)


右側の駅から先は路線が分かれるので、それぞれの路線ごとのホームとなっています(実際で言えば品川駅)。


いっぽう左側の駅では、それぞれの路線の同じ方向が同一ホームで乗り換えられます(田町駅より北、田端駅まで)。



このような配線にすることで、京浜東北線を全部快速にすることができるのです(昼間限定ですが)。



もし両方の路線が別々のホームだったら、たとえ京浜東北線を快速にしたとしても、止まらない駅の利用者からは苦情が続出する事になります。

わざわざホーム間を移動して山手線に乗り換えなければならないので。



この構造にしておけば、快速が止まらない駅の利用者もホームの反対側に止まっている山手線に簡単に乗り換えられるわけです。



そのための、1本だけのオーバークロスだったという事ですね。




なお首都圏は(コロナ以後はまだ不透明だけど)特にラッシュ時の混雑が酷すぎるので、あえて快速線と緩行線を別々ホームにして、快速に利用客が集中することを防止している路線もたくさんあります。




さて、どうでしょうか。




5分で解いた問題を30分以上かけて丁寧に、絵まで用いて分かりやすく解説しようとするこの姿勢。真心。




(……N会長、見てますかね……)




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




最後までお読みくださり、ありがとうございました。




残りの2枚を解いて(なおかつ情に訴え)、N会長に考えを変えて頂けるよう、がんばります。




ではまた!

こんにちは。



今週は久しぶりのコンクリート仕事に行って参りまして、コンクリートの施工、ウッドデッキ設置の手伝いや、セリフの撮影(ガチ施工との頭の切り替えが大変)と3日間バタバタしておりました。



その道中でFacebookにあげた殺風景写真、

多くの方が捜索に挑戦してくださったようで、大変嬉しいです。ありがとうございました。


正解は東海道新幹線の三島駅です。以前にもこの駅で、その時は在来線ホームの写真を出題しましたね。



ただ1人正解したのは、おなじみの大野遙くん!

こんな写真からすごい!おめでとうございます。

偉大なる捜索を表彰して「どこ野鉄はる」の名前を進呈します(ヒザイさん命名)。




そのほかの皆様からも、捜索方法や気づきに大きな刺激を受けました。



曲がりなりにも本家として、さらに精進していきたいと思います!





さて今回。

まずは初めましての、愛知県芸術劇場プロデューサー・山本麦子さんからの1枚。

実はまだお会いした事のない方です。演劇関係者のシェア(おそらく世莉さんかな?)からこのトンチキなブログが目に入ってしまい、読んでいてくださったそうです。嬉しい!!

ほう、モノレールですね。どこ鉄では珍しい。




実は、、今回載せようと思っていた別写真でもモノレールがありまして(後で掲載)、ひとしきり日本のモノレールを見た直後という、幸か不幸か肩が温まった状態でした。





これは大阪モノレールっぽいです。





大阪モノレールは、門真市という大阪北東部のベッドタウン?から北側をぐるりと回り込み、吹田の万博記念公園などを通って伊丹空港までを結ぶ、日本一距離の長いモノレールです。


写真の右側に、高速道路の入り口が見えますね。



先日捜索をした時に、大阪モノレールはほぼ全線にわたって高速道路と並走している事を認識したので、この路線から始めるのは自然な流れ。





まずは終点の伊丹空港付近に適当に着陸。飛行機じゃないので適当な着陸でよろしい。

おっ!橋脚についてる謎の○も似ているぞ!




脈ありだな。




そこから沿線を辿って、料金所と駅が隣接した場所を探します。

んっ!



料金所がすぐそこにある!



さらに問題写真のように、線路が膨らんでいる。




そしてどう見ても目的地になりうる場所の雰囲気と陸橋。





では元の写真↓


目的地へ向かう橋からの写真↓

大阪モノレール・万博記念公園駅すぐそばの陸橋、順調に確保!




山本さんの目的地はもちろん万博記念公園だったようです↓

太陽の塔が怪獣みたい。




初めての方から写真を頂けるのは大変嬉しいものです。今後もお待ちしております。




もちろん馴染みの方や、久しぶりの方の写真も嬉しいです!






お次は、恵理さんからの1枚。

お、これは久しぶりに岡山県っぽい写真ですね。




私が去年岡山駅で撮った写真↓

問題写真に写っているのは、彼に間違いないでしょう。213系。(前面がぽってりしているのは中間車を先頭車に改造したため)




彼は岡山駅から南に、瀬戸大橋線や宇野線で運用を任されていたはず。




宇野線の末端にある宇野駅は、かつて瀬戸大橋が開通する前に、本州と四国を結ぶ「宇高連絡船」が発着していた、重要拠点だった駅です。

(乗換路線図アプリより)




四国へのメインアクセスとして、寝台特急「瀬戸」が東京〜宇野間を結んでいた時代もありましたね。



ちょうど今現在の、私の家鍵キーホルダーは瀬戸のヘッドマーク↓

まあ、これはどうでもいいんですが。




まずは行き止まりになっている宇野線から探してみます。




しかし、、

ここは、果たして駅なのか?



電車の右側に、斜めの手すりのようなものが見えるけど……あれがホームの端っこなんだろうか?



電車の左側にも小屋があるから、そっち側が駅なのかも知れない。




そもそも駅じゃないのかも知れない。





上空からの捜索では、この不確定要素に頭の中で絵が描けず、多少難儀しながら行ったり来たり。次第に土手と駐輪場、駐車場に注意を払うようになって……

細い路地にペイント!



ここだな!



すごい所に入り口があるもんだ……




では元の写真↓


探し出した写真↓

JR宇野線・備前田井駅、茂みの中から確保!




ほんとに駅の入り口だったのか。

マップで探すのも苦労しましたが、これは実際現地で駅を探すほうが大変そうですね。車だったら簡単に通り過ぎてしまいそう。







続きまして、綾香さんからの1枚。「地方の地上の写真」です。ありがたい!

素朴な電化ローカル線。味のある信号機。




地域や鉄道会社が特定できそうな要素は皆無。





(よくこんな地味な景色を撮るよな…)





まず最初に向かったのは三重県。




線路の幅が、もしかして狭い?と思ってしまったからです。




三重県には全国でここだけの、軌間762mmのナローゲージを採用した鉄道会社が2つもあるのです。

(厳密には富山県にも黒部峡谷鉄道がありますが、あちらは観光のトロッコ列車&ゴリゴリの電力会社専用線なので同列とは言えません)




まずは四日市あすなろう鉄道を捜索。(信号機を加えているのは、2灯しかない信号機が珍しいと思ったから)

線路の幅が狭いので、電車も小ぶりです。



どうです。かわいいでしょう??



僕は日本一かわいい電車だと思っています。もちろん知っているだけで乗ったことはありませんが(どこ鉄に出てくるローカル線はだいたい乗ったことない)




全線を捜索、いちばん近い感じと思った日永駅。

線路の先の踏切もいい感じだ!




さあストリートビュー↓

違った!!景色までぎゅっとし過ぎか!!



問題写真↓

……あれ、線路の幅は普通(1067mmの狭軌)かな……?




枕木が素朴だから、勝手にミニマムに考えてしまったようだな……



もう一つのナローゲージ・三岐鉄道の北勢線もいちおう見てみますが、

こちらは設備がさらに立派で人違い。




皆様にこの可愛い電車たちを知ってもらえたらそれで満足です!





さて、、どうやっていったものか。


やはり2灯しかない信号機が珍しいので、ここから辿っていくことにします。




「鉄道 信号機 2灯」と大きな検索から、

「○○電鉄 信号機 2灯」と絞った検索まで、



少しでも似た感じの信号機や線路の感じを見つけたら、すかさず捜索へ。

ムッ!


青森県の弘南鉄道、線路や柵の感じも似ているぞ!!期待大!!!





(全線捜索、SUKA)




静岡の岳南電車!信号機の錆び具合もほとんど同じ!!期待大!!!





(SUKA)





その後も上田電鉄、江ノ電を無事終了。





徐々に期待は小さくなってきます。





その後も様々な語句を入れ替えて捜索するも、進展は見られず。

最近、信号機や跨線橋、架線柱などの細かい検索をしていると、たまに自分のブログを見かけます。



ああ、またあの時と同じような苦労を繰り返してるな。




(鉄道運転士がすれ違う列車の運転士と挨拶しあうような気分)




よし、もう少し頑張ろう。





検索の中で掴んできた、より効率的な語句を使ってさらに検索。

あっ!





急に出てきた。メッチャすごいのが出てきた。





こちらの記事に潜入させて頂き、どこの駅かを確認。




では元の写真↓


急に出てきた写真↓

伊予鉄道・高浜駅、0からいきなり100の確保!!!




伊予鉄だったか……!!




伊予鉄道は、愛媛県の松山市内に路面電車・周辺地域まで走る3つの鉄道路線を持つ名門私鉄です。

(乗換路線図アプリより)



実は捜索の最初のほうでもチラッと見たんですが、線路や架線柱が立派だったのですぐ離れちゃってました……市街地から郊外まで広範囲を走っているので、様々な表情があるんですね。




まだまだ道は長い!!!






そして今回もまだ続きます。

最近おかげさまで写真が着々と届いておりまして、嬉しい悲鳴でございます。今解けている写真は全部記事に上げて、スッキリと次の写真へ向かいたい!



さあムーチョ先輩からの1枚。少し前に頂いていたもの。

最初に見た時「これ鉄道?」と聞き返してしまいました。線路がないガーダー橋に見えたので。




落ち着いて見ればモノレールです。お恥ずかしい。



さて、この構造では橋の上をモノレールが走る構造ですね。跨座式(こざしき)と呼ばれる構造です。


ちなみにぶら下がるモノレールは懸垂式と言います。↑この写真では懸垂式だと電線や樹木に引っかかりますからね、跨座式だろうという事です。


(コトバンクより)



さて、日本の跨座式モノレールと言えば、まずは東京モノレールから捜索開始。

ゴツい。



東京モノレールは前回の東京オリンピックの時に開業した歴史ある路線ですからね、構造もコンクリート感むき出しの重厚さがあります。



次!大阪モノレール行こう!

構造はいい感じだ!



全線捜索するも、ほぼ全ての区間で高速道路と並走しているため、問題写真のような市街地は見つけられず↓

両側ともビルが近い。けっこうな市街地だよな……



(この経験が、今回1枚目・山本さんの写真捜索に繋がりました)




次!東京で忘れてたもう1本、多摩都市モノレール!

全線にわたって橋は白い塗装で、青いガーダー橋?は見つからず。




次!北九州モノレール!

なんかさっきから似たようなのばっかりだな!




実際、モノレールは駅の構造も似通っているので、何というか流れ作業でSUKAの量産体制。




無事終了。





うーむ!日本にある跨座式モノレールは全部見たはずだぞ……




ここまでで、見落としてきた駅はないか?たぶん無いよな……




毎度の事モヤモヤしながら、一旦頭を冷やしたりしてボンヤリ考え直していた時。






……ゆいレール忘れてた!!!




ゆいレールは、沖縄県に2003年に開業した日本最南端のモノレールです。

モノレールももちろん鉄道なので、それまでの日本の最南端・最西端だった駅をゴッソリ塗り替えました。




さあ行ってみよう!

飛行機ではないのでダイレクトに市街地へ適当着陸。

おお……2つの線路の幅も、今までのより近い感じがするぞ……




確かな手ごたえを持ちつつ沿線捜索。




では元の写真↓


ようやく辿り着いた写真↓

ゆいレール・美栄橋(みえばし)駅、思いがけない沖縄で確保!!



橋が青く見えたのは、光の加減だったか!

光の加減、また厄介な要素に気づいてしまった……





この写真は2年前との事ですが、こうやってコロナ禍前の自由な写真が来ると(何年前でもいいと僕のほうから募集していますがw)、今後のアフターなのかウィズなのか、ともかく再び自由に旅ができるようになった時に、どんだけの写真が届くのか考えると………ワクワクしますね!!!!!!




〜おまけ〜

昨晩、無事に静岡から帰宅して、冒頭に書いたFacebookの「皆さまへの問題」のコメントを読んだり書いたりホクホクとビールを飲んでいた時、ムーチョ先輩から届いたこちら。

どこ鉄脳が高速回転している時に、飛んで火に入ってきましたね。


ここからの5分間のやりとり↓





みんな頑張ってくれたから俺も!と気合いが入ったらドヤってしまいました。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



お読みくださり、ありがとうございました。





お世話になっている劇団・JACROW代表の中村ノブアキさんから、こんなメッセージが届きました。



〜抗議文〜

貴君に告ぐ。

貴君の執筆されたる「どこ鉄」というブログは、〜(中略)〜本来、移動そのものを楽しむ鉄道旅行において、駅に停車するたび、ついつい「写真の画角」を考えてしまうよう、全日本人のマインドコントロールを狙った所業と言わざるを得ない。

この意識支配がこれからも続くようであれば、ぼんやり楽しむ鉄道旅行を、無意識下において血眼で写真の画角を考える気分にさせ、ひいては一億総「撮り鉄」化してしまう恐れがあると私は警鐘を鳴らすものである。

今すぐブログを廃止されたし。

もしそれが聞き入れられないようであれば〜(後略)〜

2021年9月 楽しい鉄道旅行を取り戻す会 会長N



続けて練りに練られた画角の写真4枚ドーン!






やばい、ノブさんの本気怖すぎですwww

マジで練りに練られた画角www



ブログを存続させる為には、、、この恐ろしい写真4枚を驚くべき推理で確保し、会ったことはないけど絶対に怖い人物であろうN会長を翻意させるしかない!!




今のところ、一番手がかりが掴めそうな写真で絶望しているところです!





ではまた!

こんにちは。




前回はメンタルが地面になってしまい、大変失礼致しました。




ワタクシの訴えを哀れと思ってくださったのか、恵みの写真をいくつも寄せて頂きました。本当にありがたいことです。




感謝しながらやっていきましょう。





まずはヒザイさん。

私が悲鳴を上げたその日に「地面に嫌気がさしている君にサービス問題をあげよう!」と1枚。

ああ、なんという優しさ!




見える、全部が見えるぞ!!






(森の中で深呼吸しているような気持ち)






新幹線、通過線のある構造、駅前にビル、カーブしたホーム、そして奥に夕焼け。



という事は、西に向かって左(南)にカーブした駅。






=静岡駅か浜松駅。






なぜなら、


そうなっているのを知っているからです。





他にもこんな構造の駅はあるかも知れませんが、まずはこの静岡県を代表する2駅から。




さあ問題写真で建物の様子をチェック。

ブレブレだけど大した問題ではない!





まずは静岡駅前。

ちょっと違うか。




先日滞在した時に散歩したけど、確かにこっちの出口(南口)は商業地って感じではなく銀行や会社ばかりだったな…。




では浜松。

オレンジ色!こっちだ!!




では元の写真↓


見つけ出した写真↓

東海道新幹線・浜松駅、感謝の気持ちで確保。





地メンタルが一気に回復してきます。







続きまして直江さんから「下を向く写真ですが、いいでしょうか」と1枚。元劇団員たちのなんと優しいことよ!

ふむ、地面だけど撮っている位置がかなり高い。

なかなか珍しい画角。





さて、車両基地。






じーっ。







………………。





(クンクンクン)







京王の匂いがする。


京王電鉄・高幡不動検車区、多摩都市モノレール高幡不動駅ホームから確保。




やりとり↓



控えなくても良いですよ!


あくまでも京王は危険だと言っているだけです。




それにしても、ダンナさんや息子さんに「それじゃ瞬殺だよ」と警告される例がチラホラありますね…(笑)







お次は、アガタさんから「空が見える写真です」と1枚。みんな優しい!ありがとうございます!

抜けのいい景色。自分が行ったような清々しい気分。




4本ある線路の内側2本がせり上がった後、右に分かれていくように見えます。路線の分岐点か。




構造物の感じを見ると、どうも私鉄っぽい。

というかJRっぽくない。




こればかりは感覚なので説明できませんが、とにかく首都圏の私鉄で、こんな分岐のある場所を探します。




どう調べようか…




まずは写真を見ながら脳内路線図検索。

よく知っている路線からいこう。


まず京王ではないのは問答無用で一目瞭然。






次に東急。



………いちばん郊外を走る田園都市線にも、こんな分岐はない。







次は小田急。





……………





新百合(しんゆり)はどうだろう。





小田急電鉄は文字通り、新宿と小田原を結ぶ大手私鉄なんですが、途中の新百合ヶ丘駅から多摩線・相模大野駅からは江ノ島線が分岐しています。これは常識。



目論見どおり、いいカーブだ。

分岐するのは駅からちょっと先か。



↓↓

おや、あそこに橋が2つありそうだな……




では元の写真↓


その橋からの写真↓

西日!でも見えるから問題なし。




小田急小田原線&多摩線・新百合ヶ丘駅近くの陸橋、確保!





景色が見える写真って素晴らしい。これでまた地面の写真も頑張れる!






今回ラストは大野遙くんから「2014年の写真。嫁さんの許可もらいましたw」と1枚。

奥様、素敵な存在感です。よく許可出して下さいました!!




線路(おそらく留置線のようなもの)が数本、そして青い歩道橋。

山間部ではなさそう。

見える要素としてはそのくらい。




拡大して、さらに細部を見ていこうとしますが、

……すごい気になる。拡大しづらい!!




あくまでも鉄道的な要素を調べるだけです。もちろん奥様をしげしげと眺めるなど決してするはずがありません。


ただ写真の左右を行ったり来たりするたびに、人前を横切って「あ、すいません〜」と手刀を切るような気分になります。「見てませんよ、僕は見てませんよ」と誰もいないのに誰かに言い聞かせます。





こんなに気を使う捜索は初めてだ。






どこか一点に集中しよう!



選んだのは青い跨線橋(歩道橋)。




ここから捜索を始めていくわけですが、まず以前に出てきた東北本線・白石(しろいし)駅が思い浮かびました↓

こちらですね。(出題:原田さん)



歩道橋も引き込み線もいい感じ!



まさかの既出問題か?と盛り上がりかけたものの、

歩道橋脇の小屋が違う。



問題写真↓

こっちはドアが2つ!惜しい!





腰を据えて「駅前 人道跨線橋 青」で検索開始。



「人道跨線橋」というのは最近学習したことで、クルマも通るような大きい跨線橋を取り除くための語句です。「歩道橋」だと普通の歩道橋がたくさん出てきちゃいますし。


いつも通り、こんな画像を延々と眺めて数百枚、下手したら千枚以上。



気になった跨線橋にはもちろん直行。




東海道本線・真鶴駅はどうだ!

全然違った!




北海道・函館近くの五稜郭↓

…ホームから遠い!



やはり画像と実物では、印象が違うな……(どっちも画像だけど)





この検索で出てくる画像の最後の一枚まで見たあと(結局該当なし)、改めて最初に戻り、色や型が近いものに照準を絞って関連画像検索を繰り返していきます。




そして行き当たったこちらの跨線橋。

問題写真ではこんな鉄骨で覆ってなかったけど……なんとなく色が気になるから見てみよう。



該当のページ(轍のあった道さん1)では決定的な画角が見つからなかったので、マップで現地へ。


この写真を見つけた瞬間、ピンと来ました。



長年の勘からいって、ここだな。




すかさずチェックするのが、

歩道橋の下、ゆるくカーブした屋根の建物。



マップで駅前散歩。

これだ。間違いない。




せっかくだから、もっと決定的な写真を見つけ出してやろう。




では元の写真↓


見つけ出した写真↓

(轍のあった道さん2より)

小屋のドアも一致、完璧。



JR常磐線・高萩駅、人目を気にしながらも粘りの確保!!!





それにしてもやはり、人が写っている写真って、すごいパワーだということを再認識する問題でした。普段は無機質な構造物の写真ばかりですからね。(そこに違いを見つけ出すのが醍醐味でもあります)

遙くんの奥様、ご登場ありがとうございました。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




こちらの中山さん写真は、まだ格闘が続いております↓

鍵となるのはTC型省力軌道とホームドアの有無、快速線か緩行線か貨物線なのか。そして最後は室外機との一騎打ちになる想定。



何を言ってるのか分からないと思いますが、大変に高難度で絶望的な捜索です。




今回景色の見える写真をいつくも頂けたことで、また頑張ろうという気持ちが回復しました。本当にありがとうございます。




ではまた!




新たな写真もお待ちしております。

ぜひお気軽に。


こんにちは。



すっかり涼しくなりましたね。

私はようやく1回目のワクチン接種を受けまして、2日経った現在体調は全く問題ないのですが、早くも2回目後の副反応に怯える準備をしております。



今は問題ないとは言っても日課の10kmランニングはしばらく自重という事で、今回もおとなしくやっていきましょう。





まずは加瀬さんからの2枚・同一駅。

1枚目はかなり前に頂いて「これだけじゃ厳しい」と放置、ヒントとして頂いた2枚目はリアルの時だから…もう2ヶ月前ですね、やはり少し触って放置していました。





だいぶ在庫も減ってきたので、ここはひとつやる気を出して向き合っていきたいと思います。




いちばんの注目点は、2枚目でホームドアの準備工事がなされていること。

これですね。

ホームドアが到着するや否や、即座にビスで打ち込むのでしょう(適当な想像)。



そして、この雰囲気はJRの路線。枕木の感じとか、1枚目の車両の屋根とか。




改めてJR東日本ニュースの最新版をチェック。



この中で、赤丸のついた「2012年度末までに整備する駅」を怪しもう。




とは言え、なかなかの量。




問題写真から次なる要素を拾います。

ホームに面した線路の向こうにも2線。


留置線というよりは、電車が走行しそうな規格に見える。という事は複々線区間か?


ちょっとだけ見える鉄骨も気になる。




目をつけた路線はここ。

常磐線各駅停車。ここの区間はちょうど快速線との複々線区間です。


なにしろ常磐線沿いは日暮里・北千住・金町・松戸と多くの写真が来てますからね↓

(保護色で登録してしまった事を少し後悔)


ともかく、またこの辺をウロついた時に撮ったんだろう!!




捜索開始。




ひときわ色めき立ったのが、北小金駅。

線路の向こう側の段差もいい感じだ!




問題写真1枚目をチェック↓

あれ、こっちのほうが段差が小さいかな……?



というか最初から思ってたんだけど段差の向こうがよく見えない!もっとこう、キチッと分かる写真を送って欲しいものです!!



文句は置いといて、

↑↑問題写真は階段の途中から撮ったと思われるけど、この駅には窓がない。



さらに2枚目↓

謎の鉄骨構造物。


これがどうしても見つからない。




常磐線を数往復したものの、ここ以上に盛り上がれる駅はなく終了。


隣の総武線もさんざん駆け回ってSUKA(横須賀線と直通のため。意味不明)。





結局、白丸(設置がまだ先の駅)も含め、この図の怪しい駅は全捜索無事終了。




うーむ!!




要素(画角)が超限定されているから完全な捜査だったとは言えないけれども、、ひょっとしてこの図以外の駅かも知れないぞ…。




不安と絶望が広がる(いつも通りの展開)なか、フラリと目に入ってきたのが。


中央・総武各駅停車(黄色ライン)が大久保で途切れているけど、この先の中央快速線との複々線区間は……?

いやしかし、中野から先はずっと高架だもんな…




その間にある東中野駅は、、山手通りが駅の上を交差してるし…桜並木で有名なのも、深い掘割区間だったな……


(パッと浮かぶ東中野のイメージ↓)

この道路の下に線路があります。

駅からちょっと離れてるけど、このとおり掘割区間。

(どちらもWikipediaより)





それでも、、中央線の複々線区間で快速線にホームがなく地平を走るのはここだけ。とりあえず見てみよう…





画像を奥深くまで見ていった時。

あっ!!




この跨線橋の足元!!!




問題写真を拡大↓

あれだ!!絶妙な錆び方!!間違いない!!!



こっちの写真は、

あの窓から撮ったんだろう↓

斜めの鉄骨が視界に干渉しているのは、一番上の窓だけ。



というわけで中央・総武線各駅停車、東中野駅(東口)、ホームドア設置直前になんとか確保!




いやー、メインじゃないほうの改札だったか!


線路と並行した道が坂道になっているので、西口(陸橋)と東口(地平)で構造や雰囲気が全然違ったのも、苦労する要因だった!






さて次。

またしても、(アレな意味で)ため息の出るような画角。



・線路が4本見えている

・高架駅っぽい

・都市部っぽい


一見して分かるのは、このくらい。



奥を拡大すると、

あれ、ホームかな…向こうを向いている?


という事はもう1本、線路があるのか?


なぜあそこだけホームがあるんだろう……



パッと思い浮かんだ高田馬場駅は、

違ったか!




(あの写真から瞬間的にこのチョロっと長いホームが浮かんだだけでも自分を少し褒めたい)





仕切り直して。

あのホームの向こうにも線路があるとすると、5本以上の線路が並行している区間という事になります。


そして高架。




やはり、古くからの繁華街を高架で走る山手線 の東側区間を重点的に当たろう。(プロファイリング的にも合致)




神田・御徒町などハズレを繰り出しながら…




元の写真↓


見つけ出した写真↓

奥のビルの広告(金額アピール)も一致。


東海道本線・新橋駅、確保。





まあデータ通りというか、似たようなデータがまた増えたというか。







続きまして、高嶋みありさんから「久しぶりに都心を離れたので」と1枚。

ようやく少し画角が上がったぞ。ありがたい!



電化された複線で、JRっぽいかな……



線路やホームにも草が生えているので、ちょっとローカル感のある路線だろう。


それでも住宅は線路脇まで密集している感じ。


奥に見えるのは高速道路か…?

くぐった辺りで線路は左へ急カーブ。




まずは一応、真ん中に見える停止位置目標を検索。

(Wikipediaより)



よし、やはりJR東日本だ。




さて、、、JR東日本で、微妙にローカル感があって、複線で、住宅が密集してるのに草ボーボーで、カーブと陸橋のある路線を探しに行こう。





まずは東京の外周を回るあたりの路線から捜索開始。


最初の標的・南武線は、

さすがに整備されているか。ホームに乗車位置の表記もあるし。


一つ外側を走る横浜線も同じく。




もう少しローカル感が欲しい、という事で青梅線・相模線・八高線・川越線あたりを捜索。

(早くも複線の概念は捨て去っています)

……柵も緑で悪くないけど、やっぱりホームのローカル感が足りない!





意を決して千葉県方面へ。



まずは住宅密集=それなりの街を捜索。

成田線の酒々井(しすい)駅。

違う…駅が立派なのに背景が!逆だよ逆!




成田線・我孫子支線の小林駅。

うーむ……カーブと陸橋はあるけど、それだけ。



というか、どこまで行ってもホームが立派なんだよな…

背景のほうがどんどんローカルになっちゃってるし。



JR東日本の電化路線で、ホームがボロくて、線路すぐまで住宅は密集していて、高速道路(陸橋)とその奥にも濃い緑があって、空き地なんか無さそうな、、とにかくローカル感と密集具合を兼ね備えている……




そんな絶妙な塩梅の路線なんてあります???





頭の中がグルグルするばかりで能率は一向に上がらず。




いちおう言っておくと、

このキロポストはもちろん認識しました。



ただこれが「6キロちょうど」なのか「〇〇キロ600メートル」かがはっきりしないので、そのまま置いておきます。





さて。


「久しぶりに都心を離れたので」




この言葉をどのくらいの範囲で捉えたらいいのか?




北関東もざっくり見たあと、思い切って長野県や新潟県まで見に行ってきましたよ。




結果は千葉県とほぼ同じ。




東日本に本当によくある景色をさんざん眺めて帰宅。




ダメだダメだ!


解釈に余地のありすぎる言葉なんか当てにしちゃ!!!





それにしても参った。



とりあえず「都心から離れた」程よい路線はほとんど見たはずだけど……どこかに忘れてる場所はないか……




毎度のしかめっ面でマップをぐるぐる見ていた時。

あ、ヤバっ。




鶴見線、すっかり忘れてた。




えー鶴見線は、神奈川県の臨海工業地帯を走っていまして、おもに工場で働く人を運ぶので、朝晩は電車が多いけど昼間は閑散とした、要するに都会のローカル線として有名です。






クーッ!!!





では元の写真↓


気付くの遅れて申し訳ない写真↓


JR鶴見線・鶴見小野駅、痛恨の確保!




今まででも屈指の残念捜査!





乗りに行ったこともあるのに……。




みありさんがどうだったかは分かりませんが、この鶴見線には海芝浦駅という、駅から工場群と海が見られる有名スポットがあるのです(僕の目的地もここ)。


「海の見える駅」さん↓

ここは良いですよ!





…どうでもいい思い出しですが、以前にこんな写真でも痛恨の捜査をしました(府中競馬正門前駅)↓

どうやらホームに草が生えている写真が苦手なようですね。





あ、そうだ「6」のキロポストは何だったんだろう?

どこにも6が見当たりませんが?



まさか国道駅から600メートルってこと?

いや基本的にキロポストは起点駅からの距離を表記するものだから、それは有り得ないだろう……

キロポストじゃないのかも?謎は深まるばかり。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



お読みくださり、ありがとうございました。



次回は、こちらの写真に取り組んでいく予定です↓


皆様!お願いです!!どうか、もっと上を向ける写真を、せめて少しでも前を向ける写真をください!!!!!