菅野貴夫の野球電鉄 -27ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



10月になりましたね。いかがお過ごしでしょうか。



ここにきて年末の舞台出演など、本業の(そう言えば本業だったな)告知などがありますので、また別の記事で報告させて頂きたいと思います。





さて、我が家のカレンダー。

新しい月になって、めくるたびに新しい鉄道風景に出会えること、少し新鮮な気持ちになれることにワクワクします。

めくった瞬間にどの路線(ピンと来たら駅間も)を即答するのは当然の儀式。路線の正答率10割。

今回は北陸新幹線なのは一目瞭然、駅間を安中榛名〜軽井沢と即答して外しました。(正解は軽井沢〜佐久平)






さ、場が暖まったところでやっていきましょう。





まずは恵理さんからの1枚。

おっ、12系が見えていますね!




(Wikipediaより)



ブルートレイン(寝台車)の車両とよく似ていますが、寝台がないので屋根が低く、またトレインマーク表示窓が付いていない部分が違います。




ブルートレイン24系↓

このように寝台車は屋根がこんもりしています。




どちらにしても既に現役を退いて久しい、懐かしの車両たち。




(フラッシュバックする少年時代の写真↓)

貴夫少年よ、40代になって深刻な鉄道ブログを書く大人になってしまってごめんな!楽しいよ!





さて「岡山 12系 静態保存」で検索。

問題写真の雰囲気からいって、どこかの駅(車庫)で保存されている車両だと踏んだからです。


出てきた出てきた。




ブログへお邪魔して、場所や雰囲気を確認。

間違いなし。ありがとうございます!




さあ、あとは同じ画角を見つけるだけ。




では元の写真↓


探し出した写真↓

あれ、12系がいない。



今でも動いているのか!?だとしたら素敵!!




というわけで若桜(わかさ)鉄道・若桜駅(鳥取県)、懐かしい車両のおかげで一発確保。




恵理さん曰く「若桜鉄道の車両が写っていないほうを送ったのに!」という事ですが、




オタクにとってはこっちの車両のほうが数十倍の栄養素が含まれています。




恵理さんが送ってくださった若桜駅の写真↓


転車台まで!ああ素晴らしい。



中国地方のローカル線には、いい木造駅舎がたくさん残っています。

ゆっくりと訪れてみたい…!


(なおローカル線が多いゆえ、どこ鉄的魔境でもあります)







続きまして、エプロンさんからの1枚。

踏切越しのローカル線。



鉄骨の錆び具合がすごいですね。海の中から引き揚げてきたのかって感じ。




写真を拡大してジロジロ眺めていると。

オヤ?



見慣れないマークがあるなあ。なんだろうこれは。



じぇい……あーる?尺?あずま??




しらないなあ🤔





若干まともな話をすると、これが「JR東日本」なのか、『JR東○○駅」の駅名標なのか。



「JR東日本」までデカデカ書かれる看板というのは、駅よりは車両基地とか、社員さん用の施設に多いイメージ。




ま、そんな事はいいや。





久留里線へ直行。



エプロンさんの故郷が千葉県方面なのと、背景の雰囲気。最近も見たばかりなので、なんか似たような匂いを感じます。




起点の木更津側から捜索開始、数駅進めていくと。

おや?頭文字が「東」の駅の前に踏切があるぞ?



では元の写真↓


仕留めた写真↓


JR久留里線・横田駅、一直線に確保。





エプロンさん曰く「写真を送った後にあの表記が写っている事に気づいた。JR東日本の東だと自分を納得させたけど、、やっぱりダメだったか!」とのこと。



よりによって「JR東」だったのは面白かったですね。これが別の文字だったらほぼアウト(問題にならない)ですので。




なお先日久留里線の写真をくれたN会長の話では、地元の高校生たちはこの路線を、親しみを込めて「パー線」と呼んでいるらしいです。

会長はあくまで直接的な表現は避けておられましたが、、私が熟読しているサイト「Chakuwiki」にあった久留里線の噂はやっばり本当だったのか!と感動もひとしお↓

(ちなみに私は、このサイトに載っている日本全国の路線の噂・駅の噂を全て読破しております)







さて今回ラストは大野遙くん改め、どこ野鉄はる君からの1枚。

電化された路線。どこにでもありそうな郊外の風景。路線を特定できそうな要素が皆無。



さすが、鉄はる(弟設定)。



最も厄介なのが、この角度だと線路の幅が特定できないこと。

普通(1067mm狭軌)かも知れないし、広い(1435mm標準軌)気もする……




いちおう、このような構造の駅でチラッと思いつくのは京成電鉄(1435mm)のお花茶屋とか立石(たていし)あたりだけど……

やはり違うし、線路の幅は比較できる要素にはならないな……うーむ、線路の幅はいったん忘れよう!




ひとつだけ、

この装置は「踏切動作反応灯」というもので、私鉄特有の設備だという事は知っています。




まず、JRではなく私鉄。




次に目につくのは、踏切の上にある架線柱のような柱。

おそらく踏切の高さ制限(大きなトラック等が架線に引っかからないため)の設備でしょう。

それが鉄道の架線柱のような形をしているのは珍しいのではないか。




検索。

そうそう、こういう形のやつ!



しかし、画像をひたすら辿っていっても目ぼしい成果は得られず(上記のようなJRと台湾ばかり出てくる)。




目線を変えて。


右側に見える階段。


これは橋上駅舎から降りてくる出口だろう。



橋上駅舎というのは線路の上に駅舎・改札がある構造の駅のことを言います。



しかし「橋上駅舎 踏切」の組み合わせ検索を発動するも泣かず飛ばず。




…さすがにこんな検索じゃ出て来ないか…。




次の手いこう!

先ほどの踏切動作反応灯と、上にある五角形は特殊信号発光器と呼ばれるもの。



細かい説明は省きますが、二つの装置がこの並びで立っている鉄道会社を探すことはできないか?




検索開始。

特殊〜も踏切〜も、けっこう鉄道会社によって形が違うんだな……


特殊〜が四角形の会社もあれば、踏切〜がX字状ではない会社もある。




これは逆に言えば、絞れる可能性があるってことだぞ……!!



調べを進める中で分かったこと。

この形状・並びで立っていた小田急は2018年に踏切動作反応灯の使用を中止したとの情報。



遙くんが写真を撮ったのは最近だと言っていたから、小田急ではなさそうだな…!



おっ!相鉄もこの並びだ!




全線捜索。凡退。





次!

気になったのがこちらの記事

京王もこの形か…!




しかし京王に、あんな風景あったかな?

さすがに全線の風景全部を知っている訳ではないけど……


感じから言って、多摩霊園駅とか、あるとしたらあの辺かな……?↓

違いました!!



その後も数駅捜索し、ふと問題写真に戻った時に気づいた事。

一番上にあるのは普通の信号機。



…京王にはこういう信号機は無い…!撤退ッ!!



(京王以外にも新幹線や山手線をはじめ、地上の信号機がなく車両で信号を受信する鉄道路線は増えてきています)





その後も五角形と四角形の黒い物体を凝視し、該当しないのは他に東武・東急・京急までは確かめたものの、西武は違う形のも同じのも出てきたりで、頭の中も捜索の能率もゴチャゴチャ。




うーむ!!地味なくせに難しいぞ!!この写真め!!!!




橋上駅舎の話に戻りますが、基本的に出口は線路の両側で揃っていて(例:京王・多摩霊園駅↑)、問題写真のように出口がズレている駅は、ここまで捜索した中ではほとんど出てきませんでした。



……「橋上駅舎 出口 ずれてる」なんて検索で出てくるとも思えないし……





最近たまにある「夢にまで解けていない駅が出てきて夢オリジナルの捜索を進める、なんなら夢の中で文章の構成まで考えている」極悪の日々を過ごし、再び検索画像と睨めっこをしていた時。



黄色い看板……


これか?




今まで目に入って来なかった要素に、急に気づいたぞ……!





すかさず上記の新京成電鉄へ急行、とりあえず2面2線の橋上駅舎の駅を探してストリートビュー。

これは……この雰囲気……何より架線柱の形……!



問題写真の拡大↓

来たなこれは!!!




興奮を抑えつつ沿線を捜索、そして。



元の写真↓


ついに探し出した写真↓

新京成電鉄・三咲(みさき)駅、地味に苦しんだ末の確保!!!




いやー、細かすぎて大変な問題だった。



以前にそんなタイトルで書いた時もラスボスが新京成だったな……今回も線路の幅が分からないことで苦労した!





まあ、あんな黄色い看板の切れ端でよく見つけたと思っておこう!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




おかげさまでたくさんの写真が届いております。ありがとうございます。




早くも次のフェリーが到着しました。

また呼びかけの仕方を失敗したぞ俺は!




ではまた!


こんにちは。



今年の秋は、過ごしやすい気候が長続きしていますね。ここ数年、夏と冬の勢力に挟まれて「秋もう終わり?」と嘆いていた年が多かった気がするので、とても清々しい気分です。




ではやっていきましょう。




まずは、透水性コンクリート「ドライテック」関連における九州支部長・新井さんからの2枚。

久しぶりに頂きました。

依然お会いした事はないのですが、先日zoom会議で初めて顔合わせをしました。すごい時代ですねえ。



さて写真。


ほうほう…。





まずは下の、車両が映っている方からいきましょう。




2019年12月・僕が熊本に滞在していた時に撮った写真↓

問題写真に映っているのは、このキハ40系ですね。




九州のさまざまな非電化路線で活躍しています。




ただ1970年代の車両なので、徐々に活躍の場が狭まってきていますが……(もろに同世代。胸がチクリ)


写真の真正面にある山も気になりますが、まずはシンプルに、新井さんの活動拠点である北九州市付近から捜索開始。




北九州の中心駅・小倉(こくら)から一番近い非電化路線、それは。

日田彦山(ひたひこさん)線。




まずは日豊本線から分かれて一駅目の、石田駅から見てみよう。


ん?山があるぞ?




元の写真↓



すぐ見つけた写真↓

JR日田彦山線・石田駅(福岡県)、いきなり確保。





いやー、こんなに離れた地域のローカル駅を一発とは。




ラッキーラッキー!!!





さあ次!

車窓。



山と踏切と田んぼ。




やはり九州か?




この写真では電化・非電化のどちらかは分からないけど、、、




窓に映る景色を拡大↓

映り込んでいる反対の窓の、真ん中にも仕切りの枠が入っていますね。



先ほどのキハ40を拡大↓

うむ、やはりキハ40とみていいんじゃないか。




そしてもう一度さっきの写真に戻り、今度は外の景色。

あの山。




ああいう富士山のような型をした山を、九州で探そう。





という文章を書く前に、既に頭にあるのが前々回の開聞岳。

(N会長より共有)




この指宿枕崎線にもキハ40は走っているはず。





問題写真では手前にも小さい山があるので、この路線でそういう場所を探していこう。



(全然関連のない方が、たまたま同じ山を映した写真を送ってくれるなんて事があったら、ドラマチックにも過ぎるぞ……!)



まずはこっちの角度から。

非常に良い感じで手前に山!




しかし、

最も良い角度の踏切でもこの通り。





逆からはどうだ?



こちらも、開聞岳より左側に低い山のある、開けた地形は見当たらず。




そして山の稜線の角度。



↑問題写真と比べて、

…開聞岳のほうが微妙に急かな……?




なにしろ大事な部分に柱がかぶってるから、イライラします!!!





改めて、九州のああいう型をした山を探す事にします。




成層火山・コニーデやトロイデなどという昔習った言葉も思い出したりしましたが、最終的に選んだのは「独立峰」。一番シンプル。

よしよし。



左上の涌蓋山、稜線の角度もすごくいい感じですが、深い山の奥にあったため問題写真のような平原と繋がった場所は見つからず。




他にもいくつかの山を探したり、山をあきらめ日田彦山線や付近の路線をトボトボ追っかけてみても成果はなく。




(…そもそも開聞岳のある鹿児島県薩摩半島の先端と北九州なんて、とても気軽に移動できる距離ではない。新井さんは忙しい職人さんだし。そんな場所を気軽に捜索しだすとは、これだから視野の狭いオタクは困る)





うーむ!自分に叱られた!



それにしても、、、なんでこのタイミングで撮るかな…!






フラッシュバックする、僕が昔撮った渾身の富士山↓







………富士山???






はっ!そういえば先日僕が行った伊豆の(施工・建設・撮影)現場、ちょっと前に新井さんも訪れていたと聞いたような……





そういう事だったか!

現場があるのは伊豆の国市。





完璧な方角。





クーッ!!!





では元の写真↓


ようやく気づいた写真↓

富士山が見えないので民家で確定。



伊豆箱根鉄道駿豆線・三島二日市〜大場(だいば)間の踏切、勝手に引っかかった末の確保!





いやー、素直な目で見られなかった!悔しい!





あの窓を、流れでキハ40系と推定してしまったのがケチのつき始めだった。



分かってみると、あの車両は下のどちらか。

オリジナルの3000系か、


西武からやってきた1300系か。


や、問題写真をよく見ると4連窓っぽいから1300系のほうだろう…。


もし、この時の電車が7000系だったら↓

こんなに苦労しなかったかな……。




それにしても今の写真たち、全部見事に富士山の手前に山がありますね。




ま、今更言ってもしょうがない事ばかり!



読みながら「最初から富士山だと思ったけど。自分でも言ってたよね?なんでそうなるかなあ」とヤキモキされた方もいるかも知れませんね。




まだまだ精進します!!!






さてお次は、ムーチョ先輩からの1枚。

どこ船?




パイセン……色んな意味で遊んでるな!




これはもう100%鉄道ではないでしょう。




どこ鉄の「鉄」って素材の事を言ってるんじゃないぞ!




今週仕事で会うので、こんな写真には苦情を言ってやる事にします。





まずは「瀬戸内海 フェリー 甲板」で検索開始。




(やるのか俺は!)





瀬戸内海を入れたのは、単純に僕が最後に乗ったフェリーが瀬戸内海だからです。(9年前の時間堂ツアー公演の時。フェリー最高に楽しかった)

あと、島がたくさん見えることも理由の一つ。




しかし、波の高さが瀬戸内海とは違うと感じて方針転換。

ちょっと荒そうですからね、外海かな。




「フェリー 甲板」や「船首」などを駆使して。



オイオイ。




津軽海峡と奄美大島の船の区別がつかないんですけど。





これは北海道にも九州にもキハ40が走っているのと同じような事か?

(Wikipediaより)




もしこの船が、船界のキハ40だとしたらお手上げですよ!





と言いながらも何とか、


上記の「フェリーあまみ」か、

沖縄の「フェリーざまみ」のどちらかまでは絞り込みました。名前が似てるな。

フェリーざまみ↑


問題写真↓

先端の柵の形状、壁の角度や穴、そのほかのいろんな部品!



たぶん間違いないだろう。




ここからは、あの景色を探すわけですが。




なんとか船から見た景色を探そうと、


全国マップルで航路を確認し、



問題写真右端の岩に狙いを定め、




YouTubeも起動し、



問題写真↓



なぜだろう。





綺麗な海と空を眺めているはずなのに、どんどん気が滅入ってくる。





こちらの動画、沖縄のリゾート地へ向かう船とは思えないBGMが、今の僕には沁みてきます。

3分20秒過ぎ、いよいよここで画角が上がれば!と期待した次の瞬間の、僕の気持ちだけでも察して頂ければと思います。

ご安全に!





もう限界です!



正解は出せましたが、語尾に「?」のつく回答では僕としては不完全。区間も特定できなかったし。





結論:船は無理です!




よい子は真似しないで下さい!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。





おかげさまで陸上の鉄道写真も頂いておりますので、次回はしっかり、そちらに取り組んでいきたいと思います。





ではまた!






こんにちは。どこ野鉄夫です。




さあ前回の続き、N会長からの挑戦状に取り組んでいきましょう。




まずはこちら。

森。



むせ返るような緑の濃い匂いが、今にも漂ってきそうです。

そして徹底的に素朴な非電化ローカル線。



線路とホーム以外、全部木と草できてるんじゃないか?






どこの山奥だよ。






日本の原風景と言ってもいい景色の中で、こちらも原始的な疑問が浮かびます。





……それを当てるのがこの遊びだったな!

そうそう、遊びだって事を久々に思い出したぞ!(気軽さをアピール)





まず赴いたのは栃木県にある、わたらせ渓谷鐵道。



線路や駅の素朴さと、何より名前の通り深い山あいを走るローカル線という点で真っ先に浮かびました。




さあ出発とほぼ同時に到着。

(いつかライブでやったら、目的地に到達する地図上の異様なスピードをお見せして気持ち悪がらせたい)


いい感じだが、微妙に違うか……。


(それにしても最近は写真を絞るのに便利な項目が登場していて有り難いですGoogle先生)





全線を捜索、失望の撤退。





早速いつものように全く分からない状態に戻りました。




これは難儀だな……。





いま一度、問題写真を拡大↓

駅の手前で分岐した線路が草に埋もれている。



これは、もう使われていない線路なのか……?



季節によって、線路が出てきたりするのか?

(配線略図ではどんな表記になるんだろう)




そして「S」の標識。

なぜかホームから離れた場所にミラー。




様々な謎がまぶされている中で、まずは「S」標識の検索へ。

若干フォントは違うけど、これだ。



調べてみると運転規制区間を示す標識とのこと。

↑にあるように風(強風注意)などの規制が生じる可能性がある区間の、始点に設置されるようです。(終点はシンプルな黒丸)




結局出てきたのは、上記を含めて4つのみ。場所や路線の特定には至らず。





うーむ。





ここでハッと思い浮かんだのが、前回の西大山。




九州旅道中のなかで、他の名物駅に寄ったんじゃないか……?あえて名物駅でギリギリ分からないような画角を狙って……???





すかさず熊本県〜鹿児島県の山あいを走る肥薩線の嘉例川(かれいがわ)駅へ急行。九州最古の木造駅舎で有名な駅です。(去年も登場)

(正面から見たところ)




さあ、、、中はどうだ?

クーッ!!違った!!!




いい読みだと思ったのに!!!!!!




他の有力駅も当たり、矢継ぎ早に「九州 木造駅舎」検索を発動するも該当なし。





問題写真↓

屋根はかなりいい感じなんだけどな……




ただ、ホームの素朴さは段違い。

これはやはり、ローカル私鉄ということか……?

(JRだと、どんなローカル線でも嘉例川なみのホーム舗装具合)




ここで一旦視点を切り替え、ずーっと微妙に気になっていた要素。

この吊るされた飾り。




ここから糸口を掴むことはできないか?




これは何だ?何という物だ??




…ぼんぼり?提灯??




絶対違うだろうなと思いながらも、それ以外の言葉が全く思い浮かばず。いや絶対、他に何かあるんだよ呼び名が……わからないけど!!!

自分の語彙力にゲンナリしながらの検索。


ぼんぼりと提灯の違いは、足があるかないかだそうです!(ある=ぼんぼり・なし=提灯)





いや〜勉強になったな〜






(風前の灯)





うーむ、かと言って闇雲にどこかの路線を捜索するのも確率が悪すぎるし……





やはりローカル私鉄の木造駅舎で丹念に検索していくしかないか。

なんでまた「わ鐵」を選んでるんだろう…捜索記録に残っていたんですが、捜査疲れでよく覚えてません。まだ未練があったのかな…。






もちろんSUKAの重ね塗り。伝統芸。






次は、困った時の小湊鐵道。

今まで何度も捜査に訪れ(本当にそうだったのは1回だけ)、やはりホームが素朴だった気がします。

んんー???



あの駅の森………!




すかさずタップ。


これは……唐突に来たかっ???




Googleマップで確認を急いだ時に出てきた画像。

出たっ!!!




これだ、これを探していたっ!!いや厳密にはそうでもないけどっ!!!

とにかく絶対間違いない!





(あれ風鈴だったのか…)





さあ、元の写真↓


ついに辿り着いた写真↓

小湊鉄道・月崎駅、最後は風に誘われるように確保!




いやー、意外と近場だったか!!




しかも山奥ではなかった……。





実のところ、西大山駅を思いついて九州へ向かうまでは、あの針葉樹林の感じから「これは東北のローカル線(膨大)かも知れぬ…」「中国地方だったら遭難」と諦めかけたものです。





間違えはしたけど、たまにやる調べた路線をズラズラ羅列する感じの捜索にならなくてよかった!







さあ、最後の1枚。

雨に煙るローカル線。




線路脇にあるオレンジの停止位置目標はJR東日本の証。



待合室の絵?が気になります。



奥に見える白い鳥居も。




そしてもっと気になる線路の先。

……すごい草生えてますけどここ走ります??





まず浮かんだのは、会津の山深い地域を走るJR只見線。




全国屈指の風光明媚さを誇るローカル線ですが、それだけ自然環境も厳しく、なんと2011年秋の豪雨災害からいまだ復旧できていない区間があります。(時間をかけて工事は進んでいます)

(Wikipediaより)




問題写真の雰囲気から高原ぽいかなと思ったのが、その理由。




会津盆地から捜索開始。

最近も出てきた磐越西線とはひとつ隣の、只見川沿いを走ります(あちらは阿賀野川沿い)。





途中にあった若宮駅。

……やはり会津盆地は広い!山が遠い!要注意!




そのまま山間部に突入も、今度は山が迫ってきて問題写真のような景色は出て来ず。





もしやと思って不通区間を見てみましたが、

ああ………。




これは胸が痛みます。




はやく復旧して、またこの駅に列車がやって来ますよう…。

(2022年夏に、いよいよ復旧・全線再開通のようです)




さて、お隣の磐越西線にも当たりはなく、今度は越後平野に下りることにします。




狙いは飯山線。

ここは日本有数の穀倉地帯だぞ……!




越後田沢駅。

クーッ!奥にある陸橋を見つけた時、かなり盛り上がりかけたんだけどな!!




問題写真↓

山に靄がかかってるのが、すごく高原っぽいんだけど……




「高原」でハッと思い出したのが小海線。




ここはどうだ?(佐久広瀬駅)

違う……。





もう分からない。





最初から、分かってない。





いよいよもって、東北の膨大なローカル線へ出掛けるしかないのか……?






暗雲立ち込める中、ずっと引っかかっていた要素に藁にもすがる気持ちで注目します。

この待合室。



何というか、開放的な気がする。




今まで見てきた山間部・高原そして豪雪地帯の駅は、おしなべて堅牢な造りだった。




これは、もっと温暖な地域ということか?





そこでさらにハッ!と閃いたのが。




今回1問目・小湊鉄道の近隣を走るJR久留里線。

(乗換路線図アプリより)




今度こそどうだ?……房総半島シリーズでハシゴは十分ありうる線じゃないか……?




すかさず「久留里線 待合室」検索。

あっ!!!




けっこうすぐ出てきたぞ……!!!

これだ。間違いない。




このブログにお邪魔して、どこの駅かを確認します。

めぐって下さってありがとうございます!




では元の写真↓


ようやく辿り着いた写真↓

JR久留里線・平山駅、どうにか寒い地域から戻ってきて確保!




うーむ、これも房総半島の景色だったとは…!




また早とちりから遠回りの捜索をしてしまった!




もっとスムーズに到達できる道もあったはずだけど…当たったからまあいっか!忘れよう忘れよう!!!





しかし、、改めて今回の2枚を並べてみると。


これが同じ地域とは……。





こんな奥深い写真をお撮りになられるN会長が、このブログが廃止になると、もう二度と写真を送る事ができなくなる。



勿体なさすぎると思いませんか?そうでしょう皆さん!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。





さあ、やる事はやった。

なぜか僕の中の角さんがチラリと出たりもした。

あとはこれをご覧になったN会長が、実際に自分の写真が捜索されていく模様をどうお感じになるか。





そして。




ノブさんに間を取り持って頂き、N会長から書面が届きました。




一時休戦文


貴君の執念に敬意を表する。

私は今なお「どこ鉄」廃止論者としての態度は変えていないが、その執念と努力は全日本人に見てほしいとも思うものである。


つまりはこのブログを通して、執念と努力のすばらしさが理解され、ひいては日本人の健全なる精神育成に寄与する可能性を認めざるを得ないものである。

1億総「撮り鉄」化は食い止めなければならないとも思うが、このブログの功の部分も見直さなければならないのかもしれない。

ひとまず木村先生への陳情は取りやめようと思う。


しかし功を認めるからとはいえ、罪を許してはならない。

なぜなら楽しい鉄道旅行は駅に停まるたびに画角を考える旅行ではないからである。


したがって私はこれからも「どこ鉄」を監視し続け、内容チェックに努めるつもりである。

貴君の執念に学ばせてもらったからには。



2021年9月 楽しい鉄道旅行を取り戻す会 会長 N




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N会長、お会いしたことはありませんが、おそらく昭和の叩き上げの人物なのでしょう。(勝手に板垣退助のような風貌を想像)




頑固一徹の中で、それでも一部僕のことも認めてくださる懐の深さも見せて、、




休戦か!!!!!





おそらくこれは「貴君もたゆまぬ努力をせよ」というエールなんだと受け取りました。




ありがとうございますN会長!




今後も気を引き締めて、がんばります。



繋いでくれたノブさんもありがとうございます!




イニシャルが同じなのは絶対に偶然だろう!!!





という事で皆様、今後も絶景から殺風景まで、引き続き写真をお待ちしております!




お読みくださり、ありがとうございました。





ではまた!



こんにちは。どこ野鉄夫です。



唐突な抗議文で終わった前回ですが。



僕もおめおめと後には引けませんので、勇気を振り絞ってやっていきたいと思います。




まずは前回ボリュームの都合で省略した、N会長からの抗議文全容を見ていきましょう。



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抗議文


貴君に告ぐ。

貴君の執筆されたる「どこ鉄」というブログは健全な日本人の精神を破壊せしめんとする悪書である。

本来、移動そのものを楽しむ鉄道旅行において、駅に停車するたび、ついつい「写真の画角」を考えてしまうよう、全日本人のマインドコントロールを狙った所業と言わざるを得ない。

この意識支配がこれからも続くようであれば、ぼんやり楽しむ鉄道旅行を、無意識化において血眼で写真の画角を考える気分にさせ、ひいては1億総「撮り鉄」化してしまう恐れがあると私は警鐘をならすものである。


今すぐブログを廃止されたし。

もし、それが聞き入れられないようであれば、強硬手段として、自民党の幹部~武闘派で鳴らした元帥こと木村武雄先生が適任と考える~に陳情し、厳罰を処すよう訴える所存である。

日本の未来のため、貴君の英断を期待する。


2021年9月 楽しい鉄道旅行を取り戻す会 会長 N



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以上が全文です。




鉄のように硬い文章。



しかし、もしかすると会長に共感される方もいるかも知れませんね。「私も知らず知らずのうちに、そうなっていた…目が覚めた!」と。

そちら陣営に寝返られたら、、ああ恐ろしい!



もしこれがLINEなどではなく封書で届いたなら、輪切りにされたレールの1つでも同封されていたことでしょう。「お前もこうなるぞ」と。


ああなんと恐ろしい!レールは文鎮に使おう!




そして「元帥こと木村武雄先生」とは、昭和の初期〜後期まで活躍された、実在の政治家です。



というか去年のJACROW「闇の将軍 三部作」で僕が演じさせて頂いた先生。


「きっと毎日応援歌を聞かされ、睡眠どころではなくなる」との文言も届きまして。

これの事だな……



もともと声がデカいのに、こっそり仕込んだマイクまで持って……角さんがドン引きしてるぞ!

ああ、さらに恐ろしい!





僕が演じていた人が如何にして僕の目の前に現れるのか、、、そのへんは考えないでおきましょう!



「廃止しろ」と言いながら面白そうな写真を送ってくる事も、あまり深く考えないでおきましょう!



そのへんの細かい設定は見切り発車!!鉄道なんだからとにかく発車!





さて肝心の写真群。




雄弁な抗議文と比べて、一言も発してやらんぞという気合いの入った写真群。




圧巻ですね。





さて、どれからいったものか、、、





まずはこちら。

4枚のなかで、いちばん線路が多い写真。




敷地もだだっ広い。




貨物関連かな……?




緩やかなカーブ。右側からも線路が合流しているよう。全体像は到底掴めないか……



そして真ん中に、背の高い鉄塔。




以前にも、こんな鉄塔の写真がありました。

(出題:加瀬さん、直江さん)

これらを捜索する過程で、同じように高い鉄塔がある路線がいろいろ出てきたよな…。




それらを頭に浮かべながら、問題写真のような貨物系の匂いがするのは。





鶴見線。





………浜川崎はどうだろう。





先日(76号)でも出てきた鶴見線。

その主要駅である浜川崎駅には、南武線の支線も合流してきます。

旅客駅というより、双方からの貨物線に加えて東海道貨物線が合流する、重要な拠点駅です。




鶴見線(高い鉄塔がある)+貨物=浜川崎。 



果たして、この推理の公式が通用するのかどうか。




行ってみよう。

うむ、非常に良い感じだ。




なにしろ貨物系の敷地が広大で、あの地点をピンポイントで探すのに多少苦労しましたが。


駅前の、この踏切から右側のほうを見た景色が、一番あやしい顔をしているのではないか。





では元の写真↓


あの踏切から右側を見た景色↓

完璧。



JR鶴見線(&南武支線)・浜川崎駅、まずは慎重に確保。




ふーっ。

最近何度か触れたことのある路線で幸運だった!





よし、次!!

青空と緑のなかの、非電化ローカル線。



線路は1本だけ、まっすぐに伸びている。

駅名標はキッチリ加工されている様子。



(ホームに草が生えているのが若干不安をかき立てます)



さて、この空の広がりは平野部でしょう。



まず思い浮かんだのは、茨城県を走る鹿島臨海鉄道。水戸から沿岸部を通って、鹿島神宮までを結ぶ非電化路線です。




選んだ理由はこちら↓

平野部の直線で、抜けの良い景色が広がっていそうでしょう?それだけです。




捜索開始。

この日本一長い駅名の駅は怪しいと思ったんだけどな!




沿線を往復、すごすご撤退。




引き続き茨城県内で、ひたちなか海浜鉄道へ。

駅は違ったけど、停止位置目標(菱形の数字)はいい感じだぞ…??




問題写真の拡大↓

ほら!





全線捜索終了。





こうなったら意地だ。関東平野の非電化ローカル私鉄を全部見てやろう。



関東鉄道、真岡鉄道、JRにも手を出し水郡線、烏山線、千葉まで下っておなじみ小湊鉄道、いすみ鉄道を捜索。




「いい感じだ!」「惜しい!」「全然違う!」をひたすら繰り返し成果ゼロ。





うーむ!





関東ではないようですな!荷物全部持って撤収!!!





改めて整理。

「2」の停止位置目標。



他には、特定できそうな要素はない。



背後にある工場が気になるけど、手掛かりにはならない。なんか工場って急に建ったりするし(勝手なイメージ)。



とにかく停止位置目標で検索していくしかないか。


いくつもの標識を眺め、デザインやフォントの違いと睨めっこを繰り返し、辿り着いたのはJR九州ではないかという推論。



縁取りのないシンプルな表記とやや縦長なフォントが、その理由。(他のはもっとずんぐりむっくりだったり)




九州か……ローカル線の宝庫だぞ!!!





とにかく行くしかないが、その前に。

九州だと思うと……なんか南国感が出てきましたね!




よし、南九州から当たっていこう。




まず白羽の矢が立ったのは、日南線。




去年、今まででもベスト5に入るだろう壮絶な闘いの末に確保した、思い入れのある路線だから。理由はそれだけで十分。(6号)




その時確保した駅の隣駅から見てみよう!

うむ!


木造の駅名標、線路の草具合、そして空!

いい感じだ!!





全線捜索終了。





いいよいいよ、久しぶりに顔を見れただけでも!!!





次は指宿(いぶすき)枕崎線。

鹿児島中央駅から薩摩半島を南下して枕崎に至る、南の果てと言っていい路線です。




まずは末端の枕崎から捜索開始して。

よしよし!



ホームの草までいい感じになってきたぞ!!!





数駅見たところで、ふと手が止まります。







あ、わかった。





間をすっ飛ばして向かう先は。

この地図の真ん中、一番下にある駅。




西大山駅。




沖縄のモノレール・ゆいレールが開通する以前、日本最南端の駅として君臨した超有名駅です。



現在でも2本のレールを使う普通鉄道としては最南端であり、その威光は微塵も衰えてはいません。

そして何よりその景色。

(Wikipediaより)



広々とした空に聳える開聞岳と、日本最南端駅の標。



圧倒的な景色。

旅行好きの方なら見た事(行った事)があるかも知れませんね。



僕のように内気でインドアな鉄道オタクも、子供の頃からこの景色を刷り込まれているのです。





さて一方で。

反対側の景色はどうなっているのでしょうかねえ。




では元の写真↓


名所の反対側の景色↓

っっっしゃ来たぁーーーっ!!!!!




何よりの決め手は工場が一致!工場が一致ッ!!!!ありがとう建っててくれて工場!!!!!



というわけでJR指宿枕崎線・西大山駅、九州最南端で確保!!!





いやーこれは!

あえて超有名駅を選び、逆方向を写してくるとは!!!




さすがN会長……油断ならんな!!!




〜〜〜残り2枚は次回にて〜〜〜




(ホントに解けるのか…?)




さて、他にも写真をお寄せくださる方がいるので、そちらもやっていきましょう。(写真を撮ることを楽しんでいて下さいますように)



ありぴーさんからの1枚。

ほう。行き止まりの駅。



なんだか観光地っぽい。




写真左側をジーッ。

あ、車両が写っている。




これは叡山電車(えいでん)でしょう。



京都の市内から、鞍馬や比叡山といった観光地を結ぶ路線です。


(えいでんホームページより)


これだこれだ。




さ、行き止まりという事で、まずは始発駅の出町柳駅から見ていきましょう。

一発確保。



元の写真↓

さすがにマレーシアのバトゥ洞窟駅に比べたら簡単!




今回ラストは、未来さんから。

ほほう、電車の先頭車両から撮りましたね。

前面展望もこれまでレアなパターン。



さて圧倒的に都心部。そして両側にも線路がたくさんありそう。



いちばんの注目点は、この線路だけが単独で高架になろうとしていること。

先で左カーブしているので、おそらく左側の線路をオーバークロスするのでしょう。




都心部の路線並走区間で、このようなオーバークロスと言えば秋葉原付近の上野東京ラインが浮かびますが、

複線の線路が仲良く高架になります。




東京駅付近の中央線も同じく。




線路一本だけオーバークロスする場所……





では元の写真↓


見つけ出した写真↓

JR京浜東北線・高輪ゲートウェイ〜田町間、そのまま画角を広げただけの精度で確保。




なぜこの地点と分かったのか、簡単に解説しますと。

黒が京浜東北線、ピンクが山手線のイメージと思ってください。(赤丸が撮影地点)


右側の駅から先は路線が分かれるので、それぞれの路線ごとのホームとなっています(実際で言えば品川駅)。


いっぽう左側の駅では、それぞれの路線の同じ方向が同一ホームで乗り換えられます(田町駅より北、田端駅まで)。



このような配線にすることで、京浜東北線を全部快速にすることができるのです(昼間限定ですが)。



もし両方の路線が別々のホームだったら、たとえ京浜東北線を快速にしたとしても、止まらない駅の利用者からは苦情が続出する事になります。

わざわざホーム間を移動して山手線に乗り換えなければならないので。



この構造にしておけば、快速が止まらない駅の利用者もホームの反対側に止まっている山手線に簡単に乗り換えられるわけです。



そのための、1本だけのオーバークロスだったという事ですね。




なお首都圏は(コロナ以後はまだ不透明だけど)特にラッシュ時の混雑が酷すぎるので、あえて快速線と緩行線を別々ホームにして、快速に利用客が集中することを防止している路線もたくさんあります。




さて、どうでしょうか。




5分で解いた問題を30分以上かけて丁寧に、絵まで用いて分かりやすく解説しようとするこの姿勢。真心。




(……N会長、見てますかね……)




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




最後までお読みくださり、ありがとうございました。




残りの2枚を解いて(なおかつ情に訴え)、N会長に考えを変えて頂けるよう、がんばります。




ではまた!

こんにちは。



今週は久しぶりのコンクリート仕事に行って参りまして、コンクリートの施工、ウッドデッキ設置の手伝いや、セリフの撮影(ガチ施工との頭の切り替えが大変)と3日間バタバタしておりました。



その道中でFacebookにあげた殺風景写真、

多くの方が捜索に挑戦してくださったようで、大変嬉しいです。ありがとうございました。


正解は東海道新幹線の三島駅です。以前にもこの駅で、その時は在来線ホームの写真を出題しましたね。



ただ1人正解したのは、おなじみの大野遙くん!

こんな写真からすごい!おめでとうございます。

偉大なる捜索を表彰して「どこ野鉄はる」の名前を進呈します(ヒザイさん命名)。




そのほかの皆様からも、捜索方法や気づきに大きな刺激を受けました。



曲がりなりにも本家として、さらに精進していきたいと思います!





さて今回。

まずは初めましての、愛知県芸術劇場プロデューサー・山本麦子さんからの1枚。

実はまだお会いした事のない方です。演劇関係者のシェア(おそらく世莉さんかな?)からこのトンチキなブログが目に入ってしまい、読んでいてくださったそうです。嬉しい!!

ほう、モノレールですね。どこ鉄では珍しい。




実は、、今回載せようと思っていた別写真でもモノレールがありまして(後で掲載)、ひとしきり日本のモノレールを見た直後という、幸か不幸か肩が温まった状態でした。





これは大阪モノレールっぽいです。





大阪モノレールは、門真市という大阪北東部のベッドタウン?から北側をぐるりと回り込み、吹田の万博記念公園などを通って伊丹空港までを結ぶ、日本一距離の長いモノレールです。


写真の右側に、高速道路の入り口が見えますね。



先日捜索をした時に、大阪モノレールはほぼ全線にわたって高速道路と並走している事を認識したので、この路線から始めるのは自然な流れ。





まずは終点の伊丹空港付近に適当に着陸。飛行機じゃないので適当な着陸でよろしい。

おっ!橋脚についてる謎の○も似ているぞ!




脈ありだな。




そこから沿線を辿って、料金所と駅が隣接した場所を探します。

んっ!



料金所がすぐそこにある!



さらに問題写真のように、線路が膨らんでいる。




そしてどう見ても目的地になりうる場所の雰囲気と陸橋。





では元の写真↓


目的地へ向かう橋からの写真↓

大阪モノレール・万博記念公園駅すぐそばの陸橋、順調に確保!




山本さんの目的地はもちろん万博記念公園だったようです↓

太陽の塔が怪獣みたい。




初めての方から写真を頂けるのは大変嬉しいものです。今後もお待ちしております。




もちろん馴染みの方や、久しぶりの方の写真も嬉しいです!






お次は、恵理さんからの1枚。

お、これは久しぶりに岡山県っぽい写真ですね。




私が去年岡山駅で撮った写真↓

問題写真に写っているのは、彼に間違いないでしょう。213系。(前面がぽってりしているのは中間車を先頭車に改造したため)




彼は岡山駅から南に、瀬戸大橋線や宇野線で運用を任されていたはず。




宇野線の末端にある宇野駅は、かつて瀬戸大橋が開通する前に、本州と四国を結ぶ「宇高連絡船」が発着していた、重要拠点だった駅です。

(乗換路線図アプリより)




四国へのメインアクセスとして、寝台特急「瀬戸」が東京〜宇野間を結んでいた時代もありましたね。



ちょうど今現在の、私の家鍵キーホルダーは瀬戸のヘッドマーク↓

まあ、これはどうでもいいんですが。




まずは行き止まりになっている宇野線から探してみます。




しかし、、

ここは、果たして駅なのか?



電車の右側に、斜めの手すりのようなものが見えるけど……あれがホームの端っこなんだろうか?



電車の左側にも小屋があるから、そっち側が駅なのかも知れない。




そもそも駅じゃないのかも知れない。





上空からの捜索では、この不確定要素に頭の中で絵が描けず、多少難儀しながら行ったり来たり。次第に土手と駐輪場、駐車場に注意を払うようになって……

細い路地にペイント!



ここだな!



すごい所に入り口があるもんだ……




では元の写真↓


探し出した写真↓

JR宇野線・備前田井駅、茂みの中から確保!




ほんとに駅の入り口だったのか。

マップで探すのも苦労しましたが、これは実際現地で駅を探すほうが大変そうですね。車だったら簡単に通り過ぎてしまいそう。







続きまして、綾香さんからの1枚。「地方の地上の写真」です。ありがたい!

素朴な電化ローカル線。味のある信号機。




地域や鉄道会社が特定できそうな要素は皆無。





(よくこんな地味な景色を撮るよな…)





まず最初に向かったのは三重県。




線路の幅が、もしかして狭い?と思ってしまったからです。




三重県には全国でここだけの、軌間762mmのナローゲージを採用した鉄道会社が2つもあるのです。

(厳密には富山県にも黒部峡谷鉄道がありますが、あちらは観光のトロッコ列車&ゴリゴリの電力会社専用線なので同列とは言えません)




まずは四日市あすなろう鉄道を捜索。(信号機を加えているのは、2灯しかない信号機が珍しいと思ったから)

線路の幅が狭いので、電車も小ぶりです。



どうです。かわいいでしょう??



僕は日本一かわいい電車だと思っています。もちろん知っているだけで乗ったことはありませんが(どこ鉄に出てくるローカル線はだいたい乗ったことない)




全線を捜索、いちばん近い感じと思った日永駅。

線路の先の踏切もいい感じだ!




さあストリートビュー↓

違った!!景色までぎゅっとし過ぎか!!



問題写真↓

……あれ、線路の幅は普通(1067mmの狭軌)かな……?




枕木が素朴だから、勝手にミニマムに考えてしまったようだな……



もう一つのナローゲージ・三岐鉄道の北勢線もいちおう見てみますが、

こちらは設備がさらに立派で人違い。




皆様にこの可愛い電車たちを知ってもらえたらそれで満足です!





さて、、どうやっていったものか。


やはり2灯しかない信号機が珍しいので、ここから辿っていくことにします。




「鉄道 信号機 2灯」と大きな検索から、

「○○電鉄 信号機 2灯」と絞った検索まで、



少しでも似た感じの信号機や線路の感じを見つけたら、すかさず捜索へ。

ムッ!


青森県の弘南鉄道、線路や柵の感じも似ているぞ!!期待大!!!





(全線捜索、SUKA)




静岡の岳南電車!信号機の錆び具合もほとんど同じ!!期待大!!!





(SUKA)





その後も上田電鉄、江ノ電を無事終了。





徐々に期待は小さくなってきます。





その後も様々な語句を入れ替えて捜索するも、進展は見られず。

最近、信号機や跨線橋、架線柱などの細かい検索をしていると、たまに自分のブログを見かけます。



ああ、またあの時と同じような苦労を繰り返してるな。




(鉄道運転士がすれ違う列車の運転士と挨拶しあうような気分)




よし、もう少し頑張ろう。





検索の中で掴んできた、より効率的な語句を使ってさらに検索。

あっ!





急に出てきた。メッチャすごいのが出てきた。





こちらの記事に潜入させて頂き、どこの駅かを確認。




では元の写真↓


急に出てきた写真↓

伊予鉄道・高浜駅、0からいきなり100の確保!!!




伊予鉄だったか……!!




伊予鉄道は、愛媛県の松山市内に路面電車・周辺地域まで走る3つの鉄道路線を持つ名門私鉄です。

(乗換路線図アプリより)



実は捜索の最初のほうでもチラッと見たんですが、線路や架線柱が立派だったのですぐ離れちゃってました……市街地から郊外まで広範囲を走っているので、様々な表情があるんですね。




まだまだ道は長い!!!






そして今回もまだ続きます。

最近おかげさまで写真が着々と届いておりまして、嬉しい悲鳴でございます。今解けている写真は全部記事に上げて、スッキリと次の写真へ向かいたい!



さあムーチョ先輩からの1枚。少し前に頂いていたもの。

最初に見た時「これ鉄道?」と聞き返してしまいました。線路がないガーダー橋に見えたので。




落ち着いて見ればモノレールです。お恥ずかしい。



さて、この構造では橋の上をモノレールが走る構造ですね。跨座式(こざしき)と呼ばれる構造です。


ちなみにぶら下がるモノレールは懸垂式と言います。↑この写真では懸垂式だと電線や樹木に引っかかりますからね、跨座式だろうという事です。


(コトバンクより)



さて、日本の跨座式モノレールと言えば、まずは東京モノレールから捜索開始。

ゴツい。



東京モノレールは前回の東京オリンピックの時に開業した歴史ある路線ですからね、構造もコンクリート感むき出しの重厚さがあります。



次!大阪モノレール行こう!

構造はいい感じだ!



全線捜索するも、ほぼ全ての区間で高速道路と並走しているため、問題写真のような市街地は見つけられず↓

両側ともビルが近い。けっこうな市街地だよな……



(この経験が、今回1枚目・山本さんの写真捜索に繋がりました)




次!東京で忘れてたもう1本、多摩都市モノレール!

全線にわたって橋は白い塗装で、青いガーダー橋?は見つからず。




次!北九州モノレール!

なんかさっきから似たようなのばっかりだな!




実際、モノレールは駅の構造も似通っているので、何というか流れ作業でSUKAの量産体制。




無事終了。





うーむ!日本にある跨座式モノレールは全部見たはずだぞ……




ここまでで、見落としてきた駅はないか?たぶん無いよな……




毎度の事モヤモヤしながら、一旦頭を冷やしたりしてボンヤリ考え直していた時。






……ゆいレール忘れてた!!!




ゆいレールは、沖縄県に2003年に開業した日本最南端のモノレールです。

モノレールももちろん鉄道なので、それまでの日本の最南端・最西端だった駅をゴッソリ塗り替えました。




さあ行ってみよう!

飛行機ではないのでダイレクトに市街地へ適当着陸。

おお……2つの線路の幅も、今までのより近い感じがするぞ……




確かな手ごたえを持ちつつ沿線捜索。




では元の写真↓


ようやく辿り着いた写真↓

ゆいレール・美栄橋(みえばし)駅、思いがけない沖縄で確保!!



橋が青く見えたのは、光の加減だったか!

光の加減、また厄介な要素に気づいてしまった……





この写真は2年前との事ですが、こうやってコロナ禍前の自由な写真が来ると(何年前でもいいと僕のほうから募集していますがw)、今後のアフターなのかウィズなのか、ともかく再び自由に旅ができるようになった時に、どんだけの写真が届くのか考えると………ワクワクしますね!!!!!!




〜おまけ〜

昨晩、無事に静岡から帰宅して、冒頭に書いたFacebookの「皆さまへの問題」のコメントを読んだり書いたりホクホクとビールを飲んでいた時、ムーチョ先輩から届いたこちら。

どこ鉄脳が高速回転している時に、飛んで火に入ってきましたね。


ここからの5分間のやりとり↓





みんな頑張ってくれたから俺も!と気合いが入ったらドヤってしまいました。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



お読みくださり、ありがとうございました。





お世話になっている劇団・JACROW代表の中村ノブアキさんから、こんなメッセージが届きました。



〜抗議文〜

貴君に告ぐ。

貴君の執筆されたる「どこ鉄」というブログは、〜(中略)〜本来、移動そのものを楽しむ鉄道旅行において、駅に停車するたび、ついつい「写真の画角」を考えてしまうよう、全日本人のマインドコントロールを狙った所業と言わざるを得ない。

この意識支配がこれからも続くようであれば、ぼんやり楽しむ鉄道旅行を、無意識下において血眼で写真の画角を考える気分にさせ、ひいては一億総「撮り鉄」化してしまう恐れがあると私は警鐘を鳴らすものである。

今すぐブログを廃止されたし。

もしそれが聞き入れられないようであれば〜(後略)〜

2021年9月 楽しい鉄道旅行を取り戻す会 会長N



続けて練りに練られた画角の写真4枚ドーン!






やばい、ノブさんの本気怖すぎですwww

マジで練りに練られた画角www



ブログを存続させる為には、、、この恐ろしい写真4枚を驚くべき推理で確保し、会ったことはないけど絶対に怖い人物であろうN会長を翻意させるしかない!!




今のところ、一番手がかりが掴めそうな写真で絶望しているところです!





ではまた!