菅野貴夫の野球電鉄 -11ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

お久しぶりです。すっかり夏ですね。



7月当初の暇人から一転、最近は急にいろいろなところに出掛ける日々になったので、今回はそれについての記録というかただの思い出日記をお送りしていきます。



まずは7月下旬、一週間ほど大分県の豊後高田→佐賀県の唐津と、九州ではじめての地を行脚してまいりました。


全国の八幡さまの総本宮・宇佐神宮へ。のっけから観光気分全開。



豊後高田はどこ鉄でもおなじみ北九州の職人・新井さんのお仕事案件。水を通すコンクリート「オコシコン」「オワコン」の大規模施工でした。

師匠の指導のもとプレートコンパクタで転圧する透水性夫。


きれいな石畳のまわりも透水性コンクリート「オコシコン」で仕上げ。

砂利敷きみたいに見えるかも知れませんが、ガッチリ固まったコンクリートなのです。これで水たまりやぬかるみ、雑草の悩みとおさらば。


お屋敷の敷地が広すぎ!3日間かけて仕上げました。


新井さんや、今回のお施主でありコンクリート出荷元の大分綜合建設・小拂さんをはじめ、伊豆長岡のお仲間ゆきさん、まさつぐ師匠、お世話になりました。

(新井さんはなんと大分から唐津までクルマで送ってくださいました。こんなに優しい人います??涙)

ありがとうございました!!!



豊後高田は昭和の街並みをふんだんに残した、素敵な街でした。



さて唐津は【唐津演屋祭】というショートフィルムの映画祭に、ワタクシめが出演させていただいた

GAZEBO監督『NEO PORTRAITS』と

芦原健介監督『マニブスの種』

の2本がノミネートされたため、張り切ってお邪魔してきたのです。

『NEO〜』のほうはちょこっとの出演だったのですが急遽GAZEBO監督とともに登壇させていただきました。


この作品はなんと、今すぐにYouTubeでご覧いただけます!


少し未来の日本。人間のこころやいのちとテクノロジーとの関係を、多感な少年の視線から描いた、とても素敵な作品です。ぜひぜひ。



そしてなんと「マニブスの種」が金賞をいただきました。アシケン監督おめでとうございます!



演屋祭スタッフの皆様もとても温かく、素敵な作品もいっぱい観られたし、多くの方々とお話しができたりと大変素敵な時間でした。ありがとうございました!


映画祭の宴から一夜明けた朝のアシケン監督と僕。



そして翌日は帰京すぐさま前橋へ。

よく似た感じの駅外観。



要所要所で鉄道補給も不可欠、ずっと乗りたかった湘南モノレールで江ノ島へ。



江ノ島はシラス推し。



そして週末は伊豆へ。

コンクリート仕事でもお世話になっている「D」こと宮本社長氏のお膝元・伊豆長岡へ大学時代の同期たちと来訪。

超絶おもてなしを受けさせていただきました。

部屋が広すぎ。

ワンちゃん連れで泊まれるお宿です。


飼い主も含め3人いるのに、なぜか僕を「ごはんをくれる人」とロックオンする者たち。


翌日は宮本氏ご自慢のオシャ施設「KR」へ。

昼間からプライベート露天風呂で飲む地ビールとか天国すぎて意味が不明です。


人生も後半に差し掛かった証なのか、美味しいごはんの写真を撮るようになってしまいました。

一過性のものだと思いますので流してください。



翌週は大手私鉄屈指の長閑な駅へ。

(いちおう駅名を隠しておきました。どこでしょうw)




そしてこの一カ月の締め、東京→愛媛へ深夜高速バスからの広島経由北九州弾丸移動。

もちろん寝台特急「サンライズ瀬戸」に乗りたかったのですが、夏休みという時期もあって完売でした。。

夜行の高速バスなんて何十年ぶり。

…冷房の効いた車内に半袖短パンで乗り込んだため(洋服類を入れたカバンは床下のトランクに預けてしまう痛恨ミス)、翌朝まで極寒の思いをするとともに首を痛めました。

皆様もご利用の際にはくれぐれもお気をつけください…!




さて初・四国は愛媛県の松山市から。

いよてつ名物のダイヤモンドクロス!

鉄道線と路面電車の線路が直角に平面交差した、日本でも希少な場所です。


大学時代によく乗っていた車両と再会。

(元・京王井の頭線の車両)


JR四国のディーゼル特急「宇和海」で伊予大洲へ。

こちらはN2000系。


僕が乗車したのは、やや古い2000系。

ちらほら引退も始まっていますが、四国の看板特急として長年活躍していたこの車両に乗れて感激です。力強いディーゼル音と振り子の傾き、そしてスピードも最高。


伊予大洲での仕事を無事終えたら、また宇和海で松山へ戻り、そこから伊予鉄で高浜の港まで。



以前にもらった難解写真(出題:綾香さん)の地点を↓


ちょうど通りかかったので改めて現地で仕留めます↓↓

完璧。



愛媛から北九州へは八幡浜→別府など他にも様々なルートを検討しましたが、夜行便しかなかったり、不慣れな地で時間も読めない中で、この航路がいちばん本数も多かったので決定。



広島の港に到着、ラッシュ時の広島市街を路面電車ですり抜けて新幹線に乗り込めばもうこっちのもの。


北九州は2週前につづいて新井さんのお仕事案件。

土日も含んだ長い日程だったため、休みの日はすかさず観光へ。


今回は門司港をぶらぶら。

初めて九州(新門司港)に上陸した時から、およそ11年ぶりの再訪。


海峡の向こうに見えるのは下関の街。

こんなに近いんだという事を改めて実感。




もちろん九州鉄道記念館で鉄分補給。



門司港は「レトロ」を売りにした街並みで、特にアジア人の観光客がわんさか居ました。

焼きカレーが有名ですがビールも美味しいという情報をきみさんが教えてくれたので、その場で実行。



台風の影響で仕事後半は中止になってしまい、帰りは新幹線で小倉→東京の長距離移動。LCCの福岡→成田と比較しても、空港までの移動費や荷物の料金を合算するとほぼ変わりませんでした。


ここで鉄道マニアのこだわり発動。



JR西日本&九州の青みがかったN700系(みずほ・さくら)は指定席が2+2の4列配置でゆったりしている事に目をつけます。(自由席は2+3の5列)

のぞみの5列席で4時間半過ごすよりも、新大阪までこの座席でゆったり過ごし、気分転換も兼ねて新大阪乗り換え→のぞみで寝ながら帰京という鉄オタ判断でご満悦。



長野へ帰省。


姪っ子たちのよくわからない遊びに連れ出されています。




さてさて、

このような旅をしている間にも写真は届いておりまして、次回は容赦なくそちらに取り組んでいきたいと思います。

皆様よい夏をお過ごしください。



ではまた!


お久しぶりです。どこ野鉄夫です。

すっかり夏ですね。



先週一週間ほど、大分県の豊後高田→佐賀県の唐津と九州で初めての土地を行脚してまいりました。



その関係もあってしばらく間が空きましたが、今回も一筋縄ではいかない写真が揃いましたので、張り切って取り組んでいきましょう。




まずは、さとうかよこさんからお久しぶりの1枚。

西武だな。


「どこを見て?」というのは敢えて申しませんが、西武鉄道の山の中にある駅で確定。



西武秩父線を捜索開始。

終点の秩父や横瀬はもう盆地に出ているから、その手前の芦ヶ久保から見ていこう。


壁発見!

……少し違うか。ホームのタイルも特徴的なんだな。



次、正丸(しょうまる)駅。

壁とタイル。間違いなし。



もう少し、写真を撮った地点(ホーム先端の階段があるところ)に近い画像を欲しがるのが私の執着心。



では元の写真↓


探し出した画像↓

(Rail 工房天都さんの動画より)

壁とタイルと、黄色い「8」の菱形標識(停止位置目標)も完備。


西武秩父線・正丸駅、2駅目で確保!



さすがに同じような画角が見つからないのは、写真を送ってくれる皆様のレベルがひたすら上がっている(あるいはクセが強くなっている)という事ですのでご容赦ください。


今回はいいヒントが写り込んでいてよかった!



さとうさんからは早速次の写真(おそらく降雪地帯の非電化路線駅)も届いているので、またじっくり取り組んでいきたいと思います。





さあ続いてはお初の方、先日のJACROWで『ざくろのような』にご出演されていた怪物俳優・吉田テツタさんからの1枚。

壁の写真が流行ってるんですかね?



まったくもって……と言いたくなりそうなところですが、『ざくろ』の豊橋公演へ向かう道中でこの写真を撮ったというエピソードは残念ながら入手しております。



すなわち、JR飯田線の秘境駅ということ。



まず思い浮かんだのは中井侍(なかいさむらい)駅。

いい壁だが、、、少し低いか?


他にも秘境駅がズラリ揃う飯田線。



検索するのも手だけど、少し無粋な気もする。

(初めて写真をくれた人と同席している場で解く時には、多少の美意識が働きます)



よし。駅名をただ眺めて、浮かんでくる閃きを待ってみよう。

(乗換路線図アプリより)


本当にただじっと、駅名を眺めます。

今皆さんがこれを見ているのと同じ状況です。



……田本駅、怪しい気がする。




(ただ眺めていると言いながら今まで見てきた雑誌やTVやサイトの飯田線秘境駅にまつわる脳内残像と、駅名とのイメージを一致させる作業をしていたのは言うまでもありません)



よし、田本駅に行ってみよう。

ほんとに何もないんだな…どうやって駅まで行くんだ?


ウム。



あとは決め手となる部分を徹底的に探すのみ。

壁に取り付けられた電気関係の設備と、その上に張り出した岩の位置関係。

間違いないだろう。



というわけで飯田線・田本駅、無事にご本人の前で確保!



…あんな要素でしか判断できなかったので、万が一他の駅に全く同じ配置の設備と岩があってハズレ、みたいな事にならなくてよかった!



なお、そういう訳でテツタさんは飯田線を全線踏破して豊橋へ向かわれたわけですが。


飯田線、距離が長いうえに駅がメッチャ多くてしかもほぼ各駅停車なので、とにかく時間がかかるんですよ。(↑長すぎるので1ページに全駅載せきれていません)

さらに途中で乗り換えられる路線もほぼないので、一度入ってしまったら最後です。


僕でも乗るのを躊躇する路線ですが、、テツタさん凄いですね!

「さすがに途中で飽きた」と言っておられましたが笑




さてお次は、きみさんからの問題。

またひどい画角!


東急世田谷線という事は見りゃわかりますがね、

どうやって探したものか。。



まずは宮の坂駅。

……踏切の道路幅が違うか。


世田谷線の途中駅はこういう似たような構造が多いんですが、問題写真ではクルマが通れるような踏切ではなさそう。


だいたいの駅が、クルマも通る道路からそれぞれのホームへ入る構造。



そこで、山下駅。

いわゆる「構内踏切」のような、歩行者しか渡れない踏切は全線でここだけ。



東急世田谷線・山下駅、限られた画角でもしぶとく確保!





さてこちらは、、きみさんから去年もらって以来頭を悩ませていた1枚。

途中の景色写真のなかでも絶望の部類。



きみさんが運転中、助手席のご友人に「線路は写すな、景色と鉄塔だけで文字も排除しろ」との命令を下し、ご友人が慌てて「ここだ!」と撮った写真のようです。

ご友人もとんだトバッチリのようですが、、

「鉄塔でわかったら凄くない?」と2人で盛り上がってくれたようでありがとうございます。



…しかし残念ながら、「全国どこかの、直流電化単線の途中」としか分からないので、頭を悩ませていたと言いつつ全く捜索に出かけられない状況でした。

単線に見えるだけで「上下線が離れた複線区間」の可能性もありますし。



今まで何度も途中の景色で倒れてきた経験から()、これ以上の犠牲者を出すわけにはいかないので身動きが取れずにいたのですが、世田谷線を解いた流れでとうとうヒントを頂くことにしました。




ヒント「群馬県」




ありがとうございます…!


群馬県か。



群馬県の単線電化路線(JR)=両毛線と吾妻線。



両毛線は関東平野の中を通る。



それよりは山間部へ入る、吾妻線から行ってみよう。

あんまり山の中に入ると景色も変わってくるだろうから、この辺りから。



沿線を徘徊していると。

変電所っぽい施設。


ん、変電所……?鉄塔……????


線路を挟むように鉄塔が立っている。

すなわち複数の送電経路が隣接しているという事か?


これは、、変電所からそう遠くない地点じゃないか??



変電所の先を注意深く捜索。

あったっ!!!

しかも横には茂み。



では元の写真↓


探し出した写真↓

ここだーーっ!!!

完璧な4本柱のコンビネーション!

なんという途中の景色なんだろう!!!!

ヒントなかったら絶対無理なやつだったな!



というわけでJR吾妻線・渋川〜金島間の途中景色、ヒントをもらってからはほぼ一発で確保!



ノーヒントなら恐らく数十回は行き倒れたであろう超難問、県が分かっただけでこんなに違うとは。

このへんの塩梅はいまだに分かりません。



確保後にきみさんから送られてきた証拠写真↓

ほんとに何の変哲もない地点で、線路が離れていってしまうギリギリのところで撮影されたんですね。



お互いに苦労する遊びだなこれは!





さあ今回ラストはヒザイさんからの1枚。

なんなんだよ。


「わざとじゃなくブレています」と頂きましたが、、撮り直すという選択肢は無かったのか!



以前にも謎の床ペイント写真を送ってくれた記憶が思わず蘇ります。

謎の床ペイントの魔術師め!



などとグダグダ言いながらも東武東上線であることはほぼ確定。


ブレていようがいまいが関係ありません。

この車両の帯がチラッと見えることが、どれだけありがたい事か。

エンジ帯の車両と青色の柱が同時に見えることで、東武東上線であるという推理が成り立つわけです。



参考↓

東武10030系。(Wikipediaより)


東武の本線系統(スカイツリーライン)の駅柱↓


東武東上線系統の柱↓



さて。

問題は、ここがどこの駅なのかという話。


このテープ以外に手がかりなし。



さすがに一駅一駅全部の床を見ていくことはほぼ不可能(ネットに上がっている画像にも限度がある)。



このテープは何だろう?

乗車の整列?にしては横向きだし長すぎるような気もするし…


とにかく人が多く並びそうな感じなので、利用者が多い駅から探していこう。(利用者最大の池袋駅ではなさそう)



まずは川越駅へ。

タイル張りか…。



次は、ふじみ野駅。

有料列車のTJライナーが池袋を出て最初に停まる駅だから利用者も多いんじゃないか。

あっ!


テープ発見。

けっこう早めに見つかったぞ!!!



いやしかし、これだけでは確定できない。

ふじみ野をキープしたまま、他の主要駅(川越市・志木・成増など)を引き続き捜索。


ふじみ野以外にテープの貼られたホームは発見できず。



では元の写真↓


ふじみ野駅ホーム中を探し回った写真↓


これが精一杯!


東武東上線・ふじみ野駅、簡単に分かる要素と全然分からない場所に苦労しつつも確保!



なおヒザイさんは、この駅に関して無念なエピソードがあるようです↓

演劇の現場でも仕事でも「超できる人」のイメージが強いヒザイさんですが、そうとうお疲れだったんでしょう!パン屋さんが美味しく食べてくれてたら良いですね!



ちなみにあのテープが何のために貼られているのかは、ちょっと調べても出てきませんでした。何なんだろう?

(場所が分かりさえすれば後のことは淡白になる)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



おかげさまで続々と写真が届いております。本当にありがとうございます。変なのが多いけど!



また張り切って取り組んでまいりたいと思います。



ではまた!


こんにちは。どこ野鉄夫です。



ワタクシの出演したJACROW『焔〜ほむら〜』は先月で終演していたわけですが、"経済3篇"のうちあと2つ『ざくろのような』『つながるような』が豊橋での公演を無事に終えたようです。

豊橋での初JACROWをご覧くださった皆様、ありがとうございました。



そんなJACROWの代表・中村ノブアキさんは公演でいろいろお忙しい中だったにも関わらず、あの恐ろしい方からの果し状を取り次いでくださいました。

今回はそれをお送りしていきます。




抗議文


貴君に告ぐ!

「どこ鉄」なる悪書について繰り返し糾弾しているが一向に廃止しようとしないのは何故か?まさか日本語が通じない訳ではあるまい。

明らかに我々「楽しい鉄道旅行を取り戻す会」に対する侮蔑であり、全日本人に対する精神破壊の洗脳行為である。言語道断!!

許せん!!!!!!


これ以上、我々のことを無視するのであればひたすら宇都宮餃子を送って冷凍庫を満杯にして使えなくさせる所存である。覚悟されたし。


我々は望む。駅に止まるたび線路の画角を考えるような鬱屈した旅行から全日本人を解放し、ただただ青い空を見上げ、美味しい駅弁を満喫するような楽しい旅行を。


初代、2代目の無念を晴らすべく立ち上がった「楽しい鉄道旅行を取り戻す会」3代目会長Nより。


2代目会長Nはとうとう旅立たれてしまった。

天国にじゃない。撮り鉄の旅に。涙



……N会長、3代目になったのか。。


初代・2代目ときて、3代目もますます圧の強い人物っぽいですね……よくもまあ人材が次々と出てくる組織だ(だいぶ偏ってるけど)



嫌がらせの方法がいちいち芝居がかってるし!



ノブさんも東京公演から旅公演へとお忙しい中とはいえ、この圧に押されて取り次がざるを得なかったのでしょう。お疲れ様でございます!



さて書面と一緒に届いたのはこちらの写真群。



うーむ、相変わらずというか、、益々手ごわくなっているような気がする。


ひょっとして旅立たれた2代目からさっそく送られてきた写真か?……けっこう楽しんでるんじゃないのか……?


などと頭をよぎったりしますが、ワタクシはどこ野鉄夫。相手が誰であれ冷静に写真を仕留めるのが使命ですので、真っ向から受けて立ちましょう。



まずは、こちらから。

非電化ローカル線の駅。


やはり「駅」が写っているのがいちばん取り組みやすいですからね。


この写真を撮った地点は、ホーム同士を繋ぐ構内踏切か。

左側ホームに四角い窓のついた建物、あれが駅舎でしょう。あそこから入って、反対側(右側)ホームへ行く時にこの踏切を渡るわけですね。


すれ違いのできる、2面2線の構造(交換駅とも言います)。

背景を見る限り、そんなに山間部ではなさそう。



まず思いつくのは、房総半島を走るJR久留里線。

以前にも会長から房総半島の写真を貰っており2度目はないかもだけど、背景がそれっぽい。



横田駅。

駅舎が違うか……


もうひとつの交換駅・久留里駅は最近解いたばかりで違う駅だと分かっているのでスルー。



次に浮かんだのは、(さっそく平野部ではないけど)長野・山梨の高原地帯を走るJR小海線の清里駅。

以前にも何度か出題された有名駅で、この写真のように構内踏切がホームから遠かった気がする。



出発。

違った!

構内踏切もそんなに遠くなかったし。

でも構造としては、こういう感じの駅。



改めて写真を徘徊。

むむぅ、画質が。。


それでもミラー(ワンマン運転用)の横に立っている、ひし形の標識に注目。


あれは、JR九州によくある停止位置目標ではないか?

そうそう…あれ、JR東日本にも似たようなのがあるのか。。



ともかくJR九州に軸足を置いて検索。

うむ、良さそうな駅がちらほら出てきたな。



配線略図大先生を携え、本格的に捜索開始。


日南線・日向大束(ひゅうがおおつか)駅。

ミラーと停止位置目標のひし形はいい感じ!

掲載されている非電化ローカル線は全線無事捜索終了。



アレ〜?



ここからは自力だ!


大分と久留米を結ぶ久大本線、滝尾駅。

違うかー!

駅裏に緑があるのも期待したんだが!



そのまま豊肥本線へと突入(今まで何度もやってるパターン)、九州の非電化ローカル全線無事完了。



途方に暮れながら写真に戻って再び徘徊。

駅名標…… 文字が読めないのはいいとして、下半分が水色か緑になってる……??



検索してもなかなか出てこないか。。(出てきたのは全て電化路線)



この手は諦め、再びJR東日本へ戻って捜索継続。

関東平野の西縁を走る非電化ローカル八高線。

しかし八高線の交換駅には、ことごとく跨線橋が。



ならば北関東の烏山線・大金駅。

屋根が長い。



さらに水郡線・磐越東線と続けざまにSUKA。



うーむ。

地域を絞れるような要素が何もない。ただ夕暮れどきの穏やかな風景が広がっているのみ。

ホームも整備されているように見えるけど、、関東平野のローカル線は跨線橋があったり屋根が長かったり、、

駅名標の水色つながりでJR四国の路線までチラホラ見たものの、ホームの整備具合がもっとローカルだったり、、

なかなか合致する要素が見当たらない。



…豊橋公演が終わるまでに3枚解いてやろうと密かに思っていたけど、1枚目からこれじゃ絶対に無理だな…



数日放置。



まだJR東日本にもローカル線は山ほど残っている。


そもそもJRだと決まったわけでもないし、このままでは全国野垂れ死にの旅が待ち構えているだけか……



よし、駅舎から探してみよう。



あの特徴的な筒状の、四角い窓が二段になった駅舎。

JR東日本で、非電化ローカル線で、景色が広そうな路線、、、

まずは青森県南部から岩手県へと海沿いを走る八戸線から検索してみよう。


あんな駅舎が出てこないかな……出てきたらいいな……そんな事を思いつつ入力してみると。


オヤーーーッ???


あの駅名標……


まさにこの色合いじゃないか……???

しかも黄色い柵もあるし!!



駅舎ではなく駅名標が出てきたけど、これは間違いのない鉱脈だと長年の経験でわかります。



すぐさま八戸線沿線へ捜査員を大量派遣。

駅舎から構内踏切の遠さ。


駅画像を見る前から、もうここだと確信。

なぜならずーっとこういうイメージを持って捜索してきたわけですからね。



では大変お待たせしました、元の写真↓


ようやく辿り着いた写真↓

完璧ーーーよっしゃーーー!!!!!


JR八戸線・階上(はしかみ)駅、南日本で苦戦しながら北日本でなんとか確保!!!



いやー最初から厳しい問題だった!



この1枚に一週間以上の時間がかかってしまったものの、完全にエンジン全開となった私はそのまま次の写真へ。

これも厄介な写真。


どうも気になるのが、立派な軌道なのに草がボーボーなこと。


架線柱のシンプルさと掛け合わせてみると、、貨物線の踏切か?


線路のまわりには工場のような建物や、奥にはタワーマンションも見える。それなりに都市部の貨物線だろうか。



遠慮なく拡大。

「高本 69」と。

69というのはおそらくただの通し番号だとして、

「本」は本線のことか、

「高」は……??



「高」がつきそうな路線で真っ先に浮かぶのは、首都圏の高崎線と岐阜県の高山本線。

しかし高崎線はあんなに草ボーボーじゃないだろうし、高山本線は非電化だし……



ためしに文字数字をストレート検索してみたものの、日向坂46のアイドル高本彩花さんがズラリ出てきて即撤退。



間違えてアイドルオタクの控え室に入ってしまったような気分です!



落ち着いて鉄道オタクの控え室に入り直します。


他に見える文字情報はこれだけ。

「千…BDC」。


BDCってのは踏切を制御する機械によく書いてある文字で、「千」は、、、路線や駅の名前か?

いや踏切を通る街道かなんかの名称を用いているケースも考えられるな。。



「高」は、固有名詞ではなく「中」「低」などと比較する語句である可能性もあるし、、


葉という場所も頭に浮かんだものの、千葉市周辺の貨物線は非電化。



よし文字のことは一旦置いといて、首都圏の電化された貨物線を当たっていくことにしよう。



まずは川崎市界隈。

貨物のターミナルや機関車の運転所など、貨物のメッカといえる地域!


新川崎駅付近はどうだ?

くそーっ惜しいけど違う!

武蔵小杉の企業ビルやタワマンも見えるし、良い感じだと思ったけど!



海沿いの鶴見線や南武支線沿線へ。

高圧電線が並走してるか。


確かに以前会長から貰ったこのあたりの写真でも、背の高い架線柱があったな…↓



鶴見線を離れ、横浜方面へと伸びる貨物線を注意深く観察。

こんな線路、一般の人はほとんど知らないだろうし追いかける事はないでしょう。


踏切を見つけたので接近↓

どうかな、、工場はいいけど架線柱がちょっと違うか?


少し自信を失いかけそうになった時、ハッと思い出したことが。



この貨物線の通称は、島貨物線。



あの「高」は、、この「高」である可能性があるんじゃないか???!!!



根拠が生まれたので先ほどより力強く捜索。

よしよし、似たような架線柱も出てきたっ!



次の踏切。

あっ!あの建物!!!


問題写真↓

この右側の建物だな!!!


踏切中央からのビューが見つからなかったものの、名称が分かったのでさらに画像探し。

(kunlun☆blogさんの記事より)

完璧。ありがとうございます!


というわけで島貨物線の若町(ちわかちょう)踏切、文字情報を的確にとらえて確保!!!



いい捜索ができた!




そして3枚目。

これは……いくらなんでも無理でしょう。


3枚のうちこれが残るのは、そりゃそうだろうと皆様にも共感して頂けるのではないでしょうか?


少し痛んだホームから、2本の線路が伸びてカーブしてるだけ。

背景はなんだかデコボコした緑に埋め尽くされ空も見えず、もはや景色とは呼べない写真。



2枚を続けざまに解いた後、ノブさんに解答を送りつつ↓


【最後にこれは、、、、
申し訳ないですが遭難確実なので、何かわずかでもヒントを頂けるよう3代目N会長へ打診いただけると幸いです…😂】

と勢いのまま命乞いをしたものです。



しかし。



改めて景色と言えない写真を眺め、これは、それこそ勢いのまま捜索したらノーヒントでも当てられるんじゃないかという気になってきました(※)。



そう思えた唯一の手がかりが、これ。

「13」。

おそらくキロポスト。

路線の起点からの距離を示す標識でしょう。

(ちょうど13もありますが赤の他人でした)



さて。

電化された複線の線路。

電化方式は、、直流区間っぽいけど交流区間を排除するほどの確信は持てない。

駅の構造は2面2線の対向式ホームか。


そしてホームの向こうに見える影。

駅の向こう側で、道路が上を越えているのか?

どうも駅の跨線橋の影ではない気がする。


さらに線路の間にタイガーロープ。

これは、そこそこ規格の高い路線にしか張ってない気もする。



あんな殺風景から最大限に膨らませた要素を並べてみましたが、要するに

日本中の電化された幹線クラスの路線の、起点から13キロの地点にある駅を探すという作戦です。



途方もない旅のように思われるかも知れませんが、例えば東海道本線・中央本線・東北本線・総武本線・常磐線など首都圏主要路線の起点(東京駅)から13キロの地点。


どう考えても市街地の真っ只中。


背景の緑はともかく、ホームの痛み具合が東京駅から13キロ地点の駅とは思えない。これは神戸起点の山陽本線なども同じ。

ある程度の地方を起点とする、幹線クラスの路線だろう。



ここで最終兵器投入。


日本全国全路線の、起点駅からの距離が掲載された超ハイスペックな逸品でございます。



ちなみにこの函館本線は起点から13キロの地点が非電化区間になっているため除外。



この黄金の冊子と、あらかじめ脳内にインプットされている電化or非電化・複線or単線というデータ(路線名を見りゃだいたい分かる)を呼応させながら捜索開始。北から順に攻めていきます。

13キロちょうどという駅も、なかなか無いもんだな。

(プラマイ0.2kmくらいが捜索圏内)



日本海側の重要幹線・羽越本線の起点約13キロ地点にある神山駅は、

越後平野のだだっ広い地点にあるのでやはり除外。



首都圏はスルーしてその周辺路線へ。

出たーっ!伊東線の宇佐美駅13キロ!



どうだ……?

残念!!!



おっ、成田駅が13.1キロ地点!

…しかし成田駅はホームが3本もある主要駅。撤退。



関東を過ぎて甲信越へ。

13.2キロ地点に御代田駅。


しなの鉄道は第三セクターの鉄道会社ですが、北陸新幹線が開通するまではJRの信越本線という重要幹線の一部でした。

私も長野に住んでいた時代、まだ在来線特急だったあさま号でこの路線を行き来しながら峠の釜めしを食べたものです。



懐かしさはともかく、ある一定の希望を持ちながら御代田駅へ接近。

ホームの先を道路が越えている。


ここだ。



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

よっしゃーーっ!!!



しなの鉄道・御代田駅、

本気のキロポスト一本勝負で確保!!!!!



いやー本当に、あんな写真をノーヒントで行けるとは!



やはり道具を揃えておくのがプロというもんですかねえ。



なお文中の※は、久しぶりに心が鉄になった瞬間です。誰も覚えてないと思いますが。



それにしてもいちばん手を付けやすそうな写真でいちばん苦労して、最も手ごわい写真で芯の通った捜索ができるとは。改めてどこ鉄とは予測のできないものですね。




〜その後、N会長から返信が届きました。


日本国民に楽しい鉄道旅行を取り戻してほしい。

私はそれだけを心から願っているだけなのだが、どうもその願いは届かなかったようだ。

しかしながら貴君の粘り腰には悔しいが私自慢の山高帽を潔く脱ぐことにしよう。

そしてその粘り腰は私自身も見習うべきものと考える。

よってこれからもひたすらに声を上げていく所存である。

貴君による「日本1億総国民撮り鉄化計画」の野望を打ち砕くまで。

「楽しい鉄道旅行を取り戻す会」3代目会長N



なんと、、ついに会長が認めてくださった!

おそらく2メートルくらいはある山高帽を脱いでくださってありがとうございます!


そんな野望を持った覚えはありませんが!笑



しかしこれからも恐ろしい写真が届くのかと思うと、、こちらもますます腕を磨いておくほかはありませんね!

N会長も、皆さまも、今後ともよろしくお願いします!



〜おまけ〜


おなじみワッティさんから届いた1枚。

……なんだこれは。


要素を排除し尽くそうとした末の、鬼画角。



そっちがそうなら、こっちはこうだ。



画像を限界まで拡大。

地名というか駅名発見。


↓↓↓

西武池袋線・ひばりヶ丘駅、一発確保。



線路を写さないようとしたまでは良かったが、詰めが甘かったな!



ワッティさんからの返信↓



フッフッフッ。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回は以上です。




ではまた!





こんにちは。どこ野鉄夫です。



今回はとても大変になってしまっておる為、単刀直入に始めていきましょう。




まずは原田さんからの2枚(同一地点)。


ほほう、廃線。もと踏切だった場所かな。

「廃線跡は許容外かも知れませんが」と頂きましたが、全くもって堂々の範囲内ですよ!

(こんなのも頂きますからね↓)



さて廃線にしては、線路などが状態よく残っている感じ。最近廃線になったばかりの線か?



いちばん気になるのが。

コンテナが置いてあるその向こう、山が開けてる感じがする。


あの向こうに港があるのではないか?


港にある・貨物線・新しめの廃線跡。



原田さんは東北から北陸、西日本に至るまで日本中あらゆる場所から写真を送ってくれた実績がある。



地域は気にせず思いつくまま行こう。

まずは北海道へ。釧路のほうに最近廃線になった貨物線があったはず。

唯一、線路2本以上の踏切があったのはここだけど、、こんな市街地から遠いところまでわざわざ来るか?


いちおうストリートビュー。

違った。(機関車かわいい)



続いて室蘭へ。

ほらほら、いいところに踏切があった。

我ながらよく嗅ぎつけるもんだ!


いざ。

うーむ!惜しい感じがするけど違うか…


反対側は?

カーブが逆。。



よし、これで脳内にある弾は撃ち終わった。

さっさと検索に頼ろう。

ポイントは「廃線」で検索するとえらい昔の路線も出てきてしまうだろうと懸念し「廃止」という語句を使ったこと。(それでも古いの出てくるけど)なるべく最近廃止された路線を探し出したい。



画像を進んでいくと。

ムムッ!!


問題写真に似た景色を発見!

大きく表示をして、さらに確信。

なるほど北陸の敦賀(つるが)だったか!

中日新聞さんありがとうございます!


さらにざっくり調べてみると2009年頃に運用を休止し、2018年頃正式に廃止されたとのこと。



あとはマップで出かけるのみ。


では元の写真↓


探し出した写真↓

ウム!


反対側も↓


仕留めるのが執着心↓

というわけでJR貨物・敦賀港線の廃線跡踏切、新聞の力により確保!



廃止から10年以上経っている割には、線路も綺麗に残っているものですね。

我が家の近く、東急世田谷線のほうがよっぽど草ボーボーです↓

これで現役バリバリですからね!


ちなみに問題写真の地点は、

やはり港に面した貨物駅の手前でした。

我ながら鋭い読みだった!(北海道は全然違ったけど!)




さてお次は、コンクリート宮本社長氏から「今、サウジにいます」と1枚。

………サウジ?

とても異国とは思えない、身近な雰囲気なんですけど。


何がサウジだ!

まずコメントで揺さぶろうとする戦法だな!



さて。

「身近な雰囲気」とは言ったものの、単純に日本となれば全く安心できない画角。ほとんど地面しか写ってないし、夜だし!


最大の特徴はホームに面した線路の間に、さらに1本「中線」があること。


ホームに書いてある数字などはJR東日本のような気もするけど、、それだけじゃ到底絞り切れない。



ここは…ドーピングとは自覚しつつも、行動分析に頼ろう。

前日の社長ブログで福井に行くような記事を読んでいたので、北陸方面から捜索開始。


ここからの捜索には配線略図大先生が必須。

高月駅に中線発見。


どうだ?

しかし、跨線橋がひとつだけ。


問題写真↓

向こう側に跨線橋が見えるという事は、少なくとも2本以上の跨線橋がある駅ではないか。

…しかも撮影したこちら側のほうが若干高い場所のような気もする。。


さらに、暗くてよく見えないけど、左側ホームには外側にも線路がありそう(敷地も広がってそう)なことを確認。

右側ホームはおそらく線路1本だけだろう。



北陸本線を北上し、福井・金沢を過ぎても捜索継続。

あいの風とやま鉄道の石動駅!かなり良い配線!


すかさずマップで接近。

出たーっ!跨線橋が2本!!


これは来たか?どうだ……??

↓↓↓

ぐあーっっっ!!!

すっごい惜しいけど違う!!!!

ちなみに難読駅で「いするぎ」と読みます!



さて北陸方面の捜索は終了。



ここからは思いつくままに。まずは地元の伊豆周辺から静岡あたり。

草薙駅は、

橋上駅舎で跨線橋なし。



一気に岡山方面へ。出張でよく行ってる気がする。

しかし北長瀬、新倉敷とも跨線橋が1本だけ。



うーむ。こんな当てずっぽうな捜索ではラチがあかないな……。



写真に戻って。


やっぱり気になるのはコレだけど、

「下り段差注意」も、緑色の表記も、画像検索でうまく出てこなかったし。。


……ん、下り段差注意……??!!



これは、、交流電化区間か、ディーゼルカーが走っている地域ではないか?



こちら一例ですが↓

交流電車やディーゼルカーでは、入り口にこのようなステップ(段差)があることが多いのです。


あの表記は、こういう車両の段差の注意喚起だったのではないか??


よし、JR東日本の交流電化区間あるいはディーゼルカーが乗り入れる駅でいこう。



さらに畳みかけて。

このベンチ。


ベンチに関しては、僕には強い味方がいる。

JR東日本1発目のページへ。

これだっ!

…常磐線の勝田駅。

常磐線は取手駅以北が交流電化。もちろんここ勝田もその区間内。



ふたたび略図大先生を携え、常磐線を北へ北へ。


中線がある駅、けっこうあるぞ!



原ノ町駅に接近した時。

あーーーっ!!!


駅の跨線橋とは別に、駅をまたぐ歩道橋!!!



サウジとか福井とか言ってたのに、なんでこんなところに???



では大変お待たせしました、元の写真↓


ようやく辿り着いた歩道橋からの写真↓

よっしゃーーっ!!!屋根のスリットも完璧!!!



JR常磐線・原ノ町駅、サウジではなく日本をさんざん旅しながら確保!!!



なお確保した後に社長ブログの新しい記事を読んでみたところ、

福井に行くというのはブラフで実際には福島に行っておりました

(※決して僕なんぞを騙そうとした訳ではなく、業界団体とのいろんな関係でそうなった模様です)



…結局、ただ純粋に難しい夜の線路写真だったというわけか。

なんとか辿り着けてよかった!




さて今回のラスボス登場です。

鉄はる君の奥様からの1枚。

そのへんの線路。


去年の12月にもらって以来幾度となく捜索に挑み、そのたびに跳ね返され倒され続けてきた恐るべき途中の景色です。


電化された2本の線路があり、微妙な勾配でトンネルに向かっている。

線路裏側には工事用車両たちの駐車場。

ただそれだけ。



忘れもしません、写真を見た瞬間に向かったのは山梨県の中央本線沿線にある穴山駅付近でした。

………上下線の線路がちょっと離れすぎか!


初手でこれだけレベルの高い地点を出せるのはさすがだと自分で思いますが、ハズレはハズレ。



さあ、ここから壮大な捜索の旅が始まります。

(博物館によくある映像のナレーション風)


架線柱は立派だけどごくごく標準的なもの。

いちばん気になるのが、下った先のトンネル上部が平坦に見えること。


これは住宅地や公園の下をくぐる都市部のトンネルではないか?



そう考えると……鉄はる君や奥様のテリトリーは千葉県東葛地域……あのあたりを走り、住宅地をトンネルで抜けそうな路線は……武蔵野線だ。


捜索開始。

そうそう、こういうやつ!

トンネルではないけど、道路をくぐる地点というのも十分考えられるだろう。


どうだ?

高低差が違ったか……

このあたりは航空写真ではさすがに分からない。

でも架線柱はいい感じ!



沿線をくまなく見ていきます。

住宅街すぎたか。(もう2月に入っていますね)


うーむ!



ここも違う!


沿線ぐるりと捜索終了。

Googleアースで高低差に注意しながら再度の捜索も実らず。


武蔵野線ではなかったのか、、いい読みだと思ったんだけどな……!



そのまま、千葉県のJR線捜索へ。

山岳トンネル。やはり上部の感じは違うもんだな。


クーッ惜しい!



…しかしこんな捜索で、ほんとに辿り着けるのだろうか…??

ちゃんと写真を見よう。

工事用車両の駐車場、気になるけど探しようがないよな…

実際ここまで捜索してきても、トンネル・駐車場・その向こうの森がワンセットになった地点はひとつも見つけられていない。

景色としては、そこそこ郊外のほうだろうな。。


あのトンネル、、

武蔵野線には惜しいトンネルや陸橋下がいくつかあった。

武蔵野線はもちろん電車も走っていますが、貨物線としても重要な路線。


……よし、武蔵野線と同じく都市部や住宅地を抜ける貨物線沿線で探してみよう。

川崎市にある梶ヶ谷貨物ターミナル。

この路線(武蔵野貨物線)には電車が走っていないうえ、踏切はなく高架やトンネルで住宅地を抜けるため一般的にはほとんど知られていないでしょう。


こういう貨物線のトンネルはどうだ?

ここは高架のままトンネルか……!


沿線を慎重に捜索。

起伏が全然違うか……


東海道貨物線は?

あっ!駐車場あったけど、、ここも高架のままトンネル。



貨物線でも見つからない。


これは、、、本当にどこなんだ?全く分からないぞ??



だんだん気がおかしくなってきた私は、急に山口県の下関へと向かいます。

これは、関門海峡をくぐる関門トンネルの入り口です。


海底トンネルなら、山岳トンネルとは違って上部が平坦かなと思ったんですがね!



架線柱から探してみようと様々な路線を確認してみたこともありました。

いい!やはりJRの路線だろうか?


私鉄にも似たような架線柱アリ。

もう区別がつかん!ここからの捜索は危険!



捜索が数ヶ月におよんで来たため、途中で頂いた写真がこの悩みをチクチク刺激したりします。

(加瀬さんからの写真)

コンクリートの壁とか、あんまり見たくないんだよ!


…待てよ…?!

↑この駅は東急田園都市線の駅。田園都市線も起伏のある住宅街を踏切なしトンネルありで駆け抜けている……



田園都市線沿いはどうだ!?

うーむ、やはり違うか。

東急田園都市線は瀟洒な住宅街で売っているからな、重機の駐車場とかは沿線にないか(若干の偏見)。。



先日あやさんから頂いた写真も、

線路がだんだんトンネルに入っていく写真とか非常にナーバスになりながらも必死で解きました(涙)。




さておき。

全く手がかりが掴めないまま、改めて千葉県のJR複線区間を全捜索したり。

工事用車両を見つけて喜びかけたものの、この有様。



これはもう、無理なんじゃないか?


そう何度も何度も思ってきました。


ほぼ関東しか見てないし、もしどこか他の地方だったら……?

ここは、半年経っているとは言え、恥をしのんでヒント写真をお願いしようか……このままでは全く進めないから、そのほうがマシだよな……



そんな気持ちもほぼ固まってきたある日。



いつものようにゾンビの目で写真を拡大。

このトンネル。

何度見ても、トンネルの上が平坦。というか薄い。

その向こうは公園か何か、緑が広がっている。



………これは…………



米軍基地とか飛行場の近くを通る鉄道が、部品落下防止のために蓋をしているだけではないか?



そう思いついた私は、米軍厚木飛行場の近くを通る相鉄線沿いへ。


これだ。



祈るような気持ちでストリートビュー。

違ったーーー!!!!



しかし、この思いつきはおそらく的を射ている。



彼らのテリトリー(千葉県北部)にも、自衛隊の基地があったはず!


あれだ。


接近。

いいところに鉄道が通っている……!


あーーーーっ!!!!

工事用車両の駐車場とトンネル!!!!!



やっと、やっと見つけたっっっ!!!!!!



では大変お待たせしました、元の写真↓


ようやく辿り着いた写真↓

うぉーーーーっっっ!!!!
(意味不明な咆哮)

…長かった…この景色に辿り着くまで本当に長かった……

こんな殺風景な場所で感動してしまう私はおかしいのでしょうか???



とにかく。

北総鉄道・新鎌ヶ谷〜西白井間にある謎のトンネルと途中の景色、半年間の執念が実ってついに確保!!!!



いやー大変な問題だった!




…結果が分かった後での話なんですが、私は大変重要な鉄道要素に最後まで気づくことができませんでした。


それが何かはあえて言いませんが、何でしょうかねえ。。何だと思います?



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。



壮絶な写真が続いたため長くなってしまいましたが、最後までお読みくださり本当にありがとうございました。



ではまた!


こんにちは。どこ野鉄夫です。



公演が終わりまして、のんべんだらりとした日常に戻ってきました。

皆さまぜひぜひお気軽に、お仕事のお声かけくださいませ。

俳優業はもちろんのこと、コンクリート【オワコン】の施工、写真の場所特定、中身ゼロの文章で文字数を稼ぐ等、様々なお仕事に対応いたしますので!



のっけから堂々と恥部をさらけ出したような気分ですが、今回も落ち着いてやってまいりましょう。



まずはコンクリート仕事のお仲間ゆきさんから「私はどこにいるでしょうか?」と3枚(同じ駅)。



なるほどなるほど。

いつも出張ご苦労様です!


車両はJR東海の標準的な顔をしていますが、雰囲気がどうも非電化ぽい点(特に2枚目)に注目。



あの顔の電車↓


あの顔のディーゼルカー

どうですか、見分けつきますかね?

つかなくて良いんですけど。


JR東海の在来線車両は、半分以上がこの顔をしていると言っても過言ではありません。



さて今こんな説明を書いている私ですが、捜索していた時の私は写真をチラッと見た時点で岐阜県の高山本線へ向かっていました。


2枚目の写真で配線を確認。

多くの側線と、その先の合流。


↓↓↓

高山本線・高山駅、4分で確保



まあこれは、問題というよりは朝の挨拶といった感じですね。



ちなみに「降りた駅」もセットで仕留めたのですが(隣の駅なので捜索は省略)、

絶対読めない!!





お次は、前回に続きまして中山さんからの挑戦(2枚・同一地点)。


だいぶ地面の要素が強い写真ですねえ。

線路が多い。


1枚目を拡大。

ホームドアが水色。

線路が多いのに、水色のホームドア付きホームが1つだけ。


鶴見に決まってる。


写真の角度から、右下の文化センターから撮ったのだろうと推定。


では元の写真↓


すぐに見つけた写真↓

ウム。


もう1枚も、


こんな感じでいいでしょう↓

JR京浜東北線・鶴見駅、線路の多さとホームの少なさから瞬時に確保。



地面の写真としては、今までになく情報が的確に入っていて助かる問題でした!





続きましてワッティさんからの新作。

ほう、ビルが林立する都市の駅。

駅のすぐ近くを高速道路が通っている。



画像を徘徊していると、

ホテル。


クラウン……まあ、今は手をつけないでおこう。



それより断然美味しそうな鉄道要素を発見したのだから↓↓↓

画像ギリギリ端、停止位置目標の標識に「HOT」の文字。5両編成。



ただちに検索開始。

ありがとうございます。


この中で該当しそうなのは、三ノ宮・明石・姫路あたりか。


まずは神戸市の中心駅・三ノ宮へ。

しかし駅前に高速道路はなく。



明石は?

想定される方角には山陽電車の線路が並走している。ここでもないな。



姫路も想定方角に新幹線の高架があり、人違い。



説明しよう!

なぜ「HOT」が「スーパーはくと停車駅」検索へと繋がるのか。


(Wikipediaより)

こういうことだ!



形式の頭にHOT(沿線の兵庫・岡山・鳥取を表す)がついている事は当然知っております。

すなわちあの標識は、京阪神と鳥取を結ぶ特急「スーパーはくと」の停車位置を示しているのではないかという推理だったわけですね。


景色を見る限り、京阪神の都市部の駅(京都・新大阪・大阪のような巨大駅は除く)だと思ったんですが。。


他に鉄道で「HOT」表記があるとも思えない。

ここをもう少し掘り下げようと別の停車駅サイトも覗いてみると。

おや、神戸駅。



「大半は通過」とあるように一部列車しか停まらないから、先ほどの概要トップには登場しなかったようだな…



神戸駅へ。

駅前に高速道路。ホテル。

着いたな



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

ホーム先端寄りの写真しか見つけられなかったけど、まあ良いでしょう。

JR東海道本線&山陽本線・神戸駅、HOTな捜索により迅速に確保!!!



堂々と市の名前を冠し、

日本の大動脈の境界にもなっている当駅ですが、前述のとおり神戸市の中心市街地は圧倒的に三ノ宮(私鉄では神戸三宮)駅付近なので、あちらには全停車でもこちらは一部停車という扱いになっているわけですね。。

(鉄道マニア的には神戸駅の駅舎はぜひ見ておきたいスポットです)





さて今回ラストは、、結局どなたから頂いたのか分からないままのこちら。

ガツンと海外編。

海外らしいターミナル駅。


黄色い電車が2編成と、右側にも別の車両。


発車案内板やホームの表記を見る限り、英語で書かれているっぽい。


今までかなりな数の海外編を頂戴してきたけど、英語圏の駅はけっこう珍しいな……!



まずは、、アメリカから探してみるか。アメリカの鉄道なんてほとんど知らないけど……とにかく検索。

西武が強い。



イギリス行こう!

こちらのほうが豊富に出てくる。


調べを進めると、

魅力的なサイト発見!

なるほど黄色い車両はイギリスに多いんだな!!

……しかしページ内に潜入しても、あの車両たちは出て来ず。



それじゃあ、

車両に書いてある「EM 1027」。おそらく車両形式だろう。

ここから辿り着いてやる。


そのまま「イギリス 電車 EM1027」と入力したり、「1000系」みたいな系列を探し出す検索も英米両国で試みたものの、全く歯が立たず。



とうとう壮大な検索に突入。

このサイトを見てみよう。


もう、世界中をボンヤリした目で眺めながら、たまたま運良くアレと似たのを探し出せないか?という作戦とも言えない作戦。


おっ!そうか、オーストラリアも英語圏だったな!!


潜入。

うーっ、、結構惜しい感じがする!けど違う!!!


…というか英語が公用語の国なんて、絶対この3カ国だけじゃないだろう。そこから探すか……?


いやもう少し、車両に集中してみよう、、、

………


もういいや。そのまま入力しよう。


そりゃ訳わからない結果になるよな。


画像検索へ切り替え。


んぬぁーーーっ!!!!


いた!いたぞっ!!!


なんとストレートな検索で!!!
今までの苦労はっ!!!


すかさず奇跡的なページへ潜入。


やば。完全にむこうのやつだ。

ウェストン…ラングフォード?……  ………

……    ……125603…ポリ………ウェリントン……

ウェリントン???!!!


やっと知ってる言葉!!!ニュージーランドの都市だっ!!!!!



一気にクライマックスの地・ウェリントンへ。

写真は頭端式のターミナル駅だった。

ここから探すのが当然だろう。



では元の写真↓


ようやく辿り着いた写真↓

フゥーーーッ!!!


というわけでニュージーランドのウェリントン駅、英語圏を飛び出しさまよった末に何とか確保!!!




……↑この写真を、出題してくださった方に送りつけて「ここですね!」とやりたかったんですが。。


これを読んでくださった後でも、気づきましたら「私の写真だ。変な検索ばかりやりおって、文章がうるさい」などと連絡くださいませ!



【〜追記〜】

この写真をくださったのは、奈良さんでした。

僕自身のTwitter投稿をひたすら辿り、リツイートしてくれた方がいればタイムラインにお邪魔し、コメントのツリーを辿っていくなかでようやく見つけました。。


仕留めた写真を送れてよかった!
ありがとうございました!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



最後までお読みくださり、ありがとうございました!



ではまた!