朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -90ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

論語の解説と言えば、齋藤孝さんがまっさきに思い浮かびます。

以前から10代から40、50代など年代別にそれぞれ見合った論語のことばを取りあげて解説されています。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し、義を見てせざるは勇無きなり、信なくんば立たず、過てば則ち改むるに憚ること勿かれ、巧言令色鮮し仁、仁者は憂えず、朋有、遠方より来る、故きを温ねて新しきを知る」など論語由来のことばが現代にたくさん引き継がれています。

 

論語は、普段の生活に深く溶け込んで使われています。

勉強や人間関係、仕事の悩みなどあらゆる悩める人にとって心強い支えになります。

時代が変遷しても、孔子のことばは、我々の生き方に役立つヒントが満ち溢れています。

 

今回の齋藤さんが意訳されたことばのなかから、なにか大切なものに気づいて、これから将来の自分の生き方に活用していきたいものです。

 

・人として当然すべきことをしない傍観者的な態度は勇気がない(人として当然なすべきことをなすことが大切だ)-できない理由の99%は、やろうとしないだけだ。

・過ちをしても改めない、これを本当の過ちという。-失敗よりもその対処で人生は決まる。

・君子は事の責任・原因を自分に求めるが、小人は他人に求め、責任を転嫁する。-失敗の責任は自分で負い他人に押しつけるな。

 

・社会的地位がないことを嘆くよりも、そうした地位に立つために必要なことが自分に欠けていることを反省すべきだ。自分を評価してくれる人がいないことを嘆くよりも、認められるだけのことをしようと努力すべきだ。-不遇を嘆くより努力不足を反省せよ。

・言論がもっともだというだけで評価していたのでは、その人が本当に心と口が一致している君子なのか。口だけの人間なのかはわからない。-言葉だけで判断しない。行動を見て決める。

・君子は発言が良いからといってその人物を抜擢せず、また人物がすぐれなかったり身分が低かったりしても、その発言を無視したりはしない(君子は、人と言を混同しない)-誰が言ったかではなく、何を言ったかで評価する。

 

・世の多くが人が悪く言う時も必ず自分で調べ考える。世の多くの人が良く言う時も必ず自分で調べ考える。大事なのはみんながどう思うかではなく、自分がどう思うかです。―みんなとはだれか。自分で考え自分で決めろ。

・異論や異見があってこそ、組織は健全に進める。-組織をダメにするのは簡単。異論を封じればいい。

・人として、遠くまで見通す配慮がないようでは、きっと身近な心配事が起こる-現状維持は衰退の別名である。

・もし自分の身を正しくさえすれば、政を行ない国を治めるのは難しくない。逆に、身を正しくすることができないようなら、人を正しくすることなどできるはずもない。-言葉で示すよりも行動で示しなさい。

 

 <目次>

まえがき

第1章 「学問」の教え―成功よりも成長を目的に生きよ

第2章 「道徳」の教え―恥ずかしい人間にだけはなるな

第3章 「大成」の教え―いかにして失敗から学ぶか

第4章 「人間関係」の教え―人格は行動に表れる

第5章 「リーダー」の教え―背中で示し、言葉で伝える

第6章 「人生」の教え―抱いた大志に生涯をかけよ

参考文献

 

1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業後、同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。NHKEテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

ダーウィンの「進化論」から解釈されたという名言がある。

「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるのではない。 唯一生き残ることが出来るのは変化できる者である」。

消えていくものに、ぼくはあまり美学を感じない。

相手と過去は変えることができないが、自分と未来はきっと変えることができるのだ。

 

元華族の人たちは、戦後の過渡期において、搾取側の資産家のままではなく、労働者や経営者に代わるなど、生き残るための努力を重ねて何かしら抵抗すべく変化をしてほしかったのだった。

 

斜陽とは、西に傾いた太陽。またその光。夕日。夕陽のことを言う。

没落する貴族を例えて、冒頭が朝で始まり、終盤の夕方に向けてグラデーションのように移り変わっていく様子への描写が見事だった。

 

かず子の父が亡くなったとき、かず子が蛇の卵を燃やした時、かず子の母の死の間際などに、「蛇」がよく文中に出てきた。

この蛇が暗示するものの参考として。

 

聖書のマタイ福音書10章16節には、

「蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい」がある。

賢くの英語「shrewd」には、以下の意味がある。

1 敏腕の, 洞察力のある、 鋭い、明敏な、賢明な、抜け目のない、賢そうな(顔をした) be shrewd about money金に抜け目がない、make a shrewd remark

鋭い所見を述べる 、My brother is shrewd in business.兄はやり手の事業家だ.

2 ((古))〈苦痛・寒さなどが〉鋭い, 刺すような.

3 ((古))意地の悪い, 悪意のある.

※出典 小学館 /プログレッシブ英和中辞典(第4版)

 

元華族のかず子、母、直治の暮らしには、生活能力がある大人が一人もいなかった。

かず子の前半の世間知らずのお嬢様的から反転して、後半の上原に迫る行動力、奔放さ、無鉄砲さは面白かった。

 

全般的に、かず子の一人称で描かれていた。

次には、直治目線で読んでみると新しい発見があるかもしれない。

 

「生きていること。生きていること。ああ、それは何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか」

かず子に語らせたこの言葉が印象的だった。

斜陽が出版された次の年に亡くなった太宰治の気持ちを代弁したかのように感じる。

 

「鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽」の映画公開が予定されている。

TVドラマでも不思議な魅力を醸し出している俳優の安藤政信さん(上原役)の演技を鑑賞できることを楽しみにしたい。

 

経済評論家の勝間和代さんが言われるように、人生100年ではなく、もう120年時代となりつつあります。

 

働かなければならない年齢がさらに引き上がることが予測されており、企業の寿命が比較的に短くて終身雇用制度が雇用体系として、未来に残っていくのか不安定な状態です。

 

既に転職を視野に入れなければならなくなり、自分のウェルビーイングをさらに上げながら収入を得ていくためのツールとして、自分の個性と強み、価値観を見つけていかなければなりません。

 

相手にうまく伝えるためには、機会を見つけて自分のことをもっと知ることが必要です。

しかし、自分を知っているようで知らないのです。

他の人から見えていて自分から見えてない面があります。

自分の個性や強みは、必ず自分にあります。

ギャラップ社によるストレングスファインダーやワークシート等の自己発見ツールを使うなどして自分を客観視し掘り下げて気づくのです。

 

自分の価値感にマッチし、個性や能力を発揮し活かせる場を作っていこうと思います。

一生勉強 終身現役で、世の中で活躍できる充実した人生を一歩一歩前に進んでいきたいと考えています。

 

5P

「個性」とは、人が生まれながらに持っているもの、また成長する中で培った、自分ならではの「人との違い(特徴)」

その個性をうまく発揮することができると、自分にも他人にもメリットを与えられ、「個性」が「強み」になります。

個性は発揮する場面や相手がいて初めて強みや弱みとして認識される。

先天的:性格・気質(感じたまま)

後天的:価値観(行動や意思決定を促す源)

「強み」の発見は、自分が自分を認める機会になりますし、その強みを発信することによって、良い機会を得られるようになります。

 

42P 喜んでくれるのは誰かを考える

能力の活用、達成、美的追求、愛他性、自律性、創造性、経済的価値、ライフスタイル、身体的活動、社会的評価、冒険性、社会的交流性、多様性、環境など、働くことは多様な価値が得られるものである。

働くとは、誰かに価値を届けることです。

喜んでくれるのは誰かを考えてみると、働く意味はより明確になっていきます。

 

63P 自己肯定感が高い状態こそ、自分を知る最高のタイミング

 

73P あっという間に時間が経った没頭経験はありますか?

没頭している時間には、気づかないうちに自分の中にある個性や強みを発揮していることが多いからなのです。

時間を忘れるほどその仕事に集中した経験の中には、高確率であなたの個性が隠されています。

人生は思考によって変わるのではなく、行動によって人生が変わる可能性があるのです。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 生き方をつくっていく時代(人生100年時代の到来―会社選びから働き方選びへ、会社寿命は短く、働く期間は長くなる ほか)

第2章 強み・価値観とは(人と違うところが個性であり、強みになりうる、個性はまず自分が受け入れる ほか)

第3章 強みを見つける(価値観を見つける3つの方法、EQPIで掘り下げる ほか)

第4章 強みを伝える(対話の中から形にする「他人がつくるプロフィール講座」、長所と短所、どちらが見つかっても強みに変わる ほか)

 

 

ジェミニキャリア株式会社代表取締役CEO。1979年生まれ。法政大学社会学部を卒業し、リフォーム会社に入社。30代で初めての転職活動を経験。転職エージェントとして「生き方」に「働き方」を重ねるための転職支援をスタート。累計5000名を超えるビジネスパーソンの相談を受ける。現在は経営コンサルティングと人材紹介事業会社であるGemini Career(GEMINI Strategy Group)において、キャリア相談窓口を広げる一方、企業の経営サポートを行う。

 

【No1091】いずれ転職したいので、今のうちに 自分の強みの見つけ方を教えてください! 山田実希憲 ぱる出版 (2022/02)

知らないことを知るって楽しいです。

例えば、マウスのホイールクリックから、Ctrl、Shift、Alt、Tab、Windows、Enter、Delete、Home、Endキーの選択などまで、実際にキーボード上にあるのに上手に使いこなしていなかったことに気づきました。

複数でなくても単独使用でこんな便利な機能があるのか!と驚きました。

割と簡単に理解できてすぐできるテクニックです。

 

ワード、エクセル、パワーポイントなどを毎日使っていて久しいのですが、学ぼうとしなかったせいか知らないことがたくさんありました。

やりたいことに行き着くまでの行程や実際のやり方が遅かったことなど、結構無駄な作業を繰り返していました。(やっぱ疲れるよね……。)

早速、教えていただいた機能を使っています。

 

使用回数を積み重ねることで、効率がよくなりできるだけ早く完成できて時短につながります。

この生み出した時間を使って、勉強や読書、朝活など自分なりに楽しい人生をこれからも過ごしていこうと思います。

 

 <目次>

はじめに 

序章 ちょっとの工夫でこんなにラクに!

第1章 マウスの“隠れスキル”で疲れない

第2章 魔法のキーとマウスの組み合わせで疲れない

第3章 左手にも働いてもらえば疲れない

第4章 マウスとキーボードの往復をなくせば疲れない

第5章 Excel/Word/PowerPointならではの便利スキルで疲れない

おわりに

用語索引

アプリ別索引

 

1990年、IT会社にパソコンインストラクターとして入社。結婚退職、子育てを経て、現在は、まなびのマーケット「ストアカ」で受講満足度99.4%のプラチナ講師。また、専門学校で留学生向けの授業を担当するほか、生命保険会社の支社長付き秘書としても活動中。

 

【No1090】疲れないパソコン仕事大全 「ムダな操作の繰り返し」から解放される  あらゆる場面で、一生モノの時短スキル  大人気パソコン講師が教える77のテクニック 大林ひろこ 技術評論社(2022/03)

ストイックな文章と描写が続く。

バイクのメッセンジャーとして書類を配達する毎日、仕事は早く稼ぐサクマ。

将来の見通しが立たない単調で不安定な日々を送るサクマ。

刑務所に入っても同じような日々を繰り返すサクマ。

53P

建物と建物の間隙はほとんどなく、そういう壁と壁の間から立ち登る煙は換気扇からのものか。

ブラックボックスだ。昼間走る街並みやそこかしこにあるであろうオフィスや倉庫、夜の生活の営み、どれもこれもが明け透けに見えているようでいて見えない。張りぼての向こう側に広がっているかもしれない実相に触れることはできない。そんな予感がぼんやりと心中に拡がる。

 

サクマのこころに自由と不自由が共存しているような感じ。

そこはかとない不安と快感を求めているように感じる。

単調でいる不安定さを、有意義で格別な毎日に変えるような術はそうなかなかない。

人に流されず、あまり我慢しすぎず、素朴な思いをやさしくそとに現すことに気づいて、自主的にこつこつと一歩一歩前向きに行動するしかないのではないかと思った。

159P

自分はずっと遠くへ行きたかった。今もそのように思っている。ここで感じる不快感と安心感は両立している。この先どうなるかということ-つまりは刑期が満了したら外に出られるということ-がここでは担保されており、その保証が安心と不快を伴っていたのだ。

(中略)

刑務所は制度だ。制度だけが未来を確たるものとして示すことができる。自分は遠くへ行きたいと願いながら、一方で制度を希求していた。

 

1990年大阪府生まれ。神奈川大学卒業。元自衛官。現在、地方公務員。2016年、「市街戦」で第一二一回文學界新人賞を受賞。著書に『戦場のレビヤタン』『臆病な都市』『小隊』がある

河野順一さんの金言や他の方からの有名な格言等がふんだんに散りばめられ飾られて文字が輝いていました。

時代が変わっても、変わらない大切なことが書かれてあります。

各々のことばには含蓄があり普遍性があります。

説明するための各種事例が多く引用されており、河野さんには、それらの意味をしっかりとわかっておられると感じました。

助言をいただく、自分を奮い立たせてくれる、一歩前に踏み出すために勇気づけられた文章などを一部引用しました。

それらのことばの意味を深く噛みしめて、じぶんのこころの栄養にしていきたいと思います。

 

やりたければいまからすぐやればよいし、変わりたければ今から自分を変えるよう行動すればよいのです。

「過去と他人は変えられない。しかし、自分と未来は変えられる。」

 

当たり前のことを黙々と継続していけば、いつかきっと大きな成果となり素晴らしい花が咲くものと信じています。

98P 種を蒔き、大きな花が咲くまで待つ。

花は誰に教わるでもなく開く時期を心得ている。寒い日も暑い日も、風の日も雨の日もただひたすら耐え忍び、開花に備え準備する。大きく立派な花を咲かせるために、あせらずたゆまず、その時期を静かに待つ。いきおい花開くとき、その美しさを他に誇るでも奢るでもなく、あるがままに惜しげもなく、それまでの成果を披露する。それゆえ、四季折々に咲く花を、人は素直な気持ちで愛でることができるのだと思う。

私たちが誰でも持ち合わせている潜在能力も、花と同じく自然に備わっている力である。その力を引き出すためには、何も特別なことをするのではなく、あたりまえのことを辛抱強く、成果が出るまで継続すればよいだけのことなのだ。

110P 当たり前のことを当たり前にする

早起き、挨拶(礼儀)、整理整頓(後始末)、陽転思考(積極思考)、真似する習慣の5点

 

読書によって、いままで過ごしてきた年月の倍以上の経験を(疑似)体験させていただきました。

とても有難いことです。

読書の効用を知っているので、例えば甘いものやお酒を止めることはできても、ぼくは、読書は決して止めることはできません。

140P 成功する人は、細切れの時間を活用する

成功者は、一般の人が何するでもなく無為に消費してしまいがちな細切れの時間を、読書など意識して有効活用する習慣を身に着けている。

 

 <目次>

はしがき

第1章 自分の力を信じる

第2章 成功者に学ぶ

第3章 プラス思考の勧め

第4章 強い願望は実現する

第5章 人生は行動である

第6章 やり遂げる強さの秘訣

第7章 仕事で輝く

第8章 人生で輝く

第9章 リーダーの資質

第10章 生涯現役、コロナ禍に思うこと

 

日本橋中央労務管理事務所所長、東京法令学院長、NPO法人個別労使紛争処理センター会長、社会保険労務士、行政書士。複雑な法律問題を身近な事例に置き換えてやさしく解説する理論家として評判になり、法律解釈をテーマとした講演も行う。「就業規則の作成セミナー」はつとに有名であり、3 日間の集中講義を何度も聴講するリピーターが多い。

主な著書に 『どんとこい! 労働基準監督署』(風詠社)、『知って得する憲法と行政法 (どんとこい労働基準監督署 part2)』、『労働基準監督機関の役割と是正勧告』(以上、日本橋中央労務管理事務所出版部)『ドキュメント社会保険労務士』(日本評論社)ほか多数。

著者の宮崎直子さんがこの本で伝えたかったことです。

「全ての人が幸せになるために生まれてきた。過去に何があっても、今どんな状態でも、何ができても、できなくても、あるがままの自分は素晴らしい。

そんな素敵な自分を無条件で受け入れ愛する許可を自分に与える。

その上で、自分の無限の可能性を信じて行動する」

 

自己肯定感とは、「ありのままの自分を無条件で受け入れ愛している状態」、「何があっても自分の味方でいること」と定義されています。

 

この自己肯定感を育てるために一番大切なことは、「自分はどう考えているのか」を言葉にし、堂々とアウトプットし続けることで「私は私のままで大丈夫」という自らを肯定する訓練がなされていく。

 

自分を発信するアウトプットの効用は、以下のとおり。

・自分が今いる場所に関係なく、世界中の志を同じくする人と繋がることができる

・自分が伝えたい想いがより多くの人に届く

・ありのままの自分で大丈夫ということをより実感できる

 

自己肯定感を上下する4大要因

1 他人からの評価

2 他人との比較における自己評価

3 失敗と成功

4 不測の事態

この要因がどのように変化しても、それに振り回されることなく、自分を受け入れ愛する術を学べば、どんな状況でも下がることのない鋼の自己肯定感を手に入れることができる。

 

その術は、現在進行形で、肯定的な、現実のような言葉を変えること

感謝するなど思考を変えること

自然と触れ合う、昼寝をするなど行動を変えること

 

「自己肯定感」という言葉は、最近よく耳にすることがあります。

ハガネではないかもしれませんが、読書後にアウトプットしていくことが、ぼくにとっての自己肯定感を醸成していくひとつの過程なのかなと思います。

 

 

 <目次>

プロローグ 鋼の自己肯定感は誰でもいつからでも育てられる

第1章 シリコンバレーのエリートたちはなぜ自己肯定感が高いのか

第2章 99%の人が自己肯定感のことを勘違いしている

第3章 自己肯定感を上げ下げする4大要因

第4章 鋼の自己肯定感を手に入れるためのプラン

第5章 鋼の自己肯定感を育てるための「言葉」のワーク

第6章 鋼の自己肯定感を育てるための「思考」のワーク

第7章 鋼の自己肯定感を育てるための「行動」のワーク

第8章 誰でも自己肯定感は上げられる。そして二度と下がらない!

エピローグ

主な参考文献

 

【No1087】鋼の自己肯定感 「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法 宮崎直子 かんき出版(2022/04)

対人関係では、相手の言いたいことを的確に理解して要点を押さえることができれば、仕事はスムーズに進むとともに相手の心をつかむことができるものと思っています。

読書では、何を言いたいのか、何を伝えたいのか、心に響く文や文字、言葉はあるのか等考えながら見つけながら読んでいます。

 

要約力とは、「情報を短い時間で処理する能力」、「情報を的確に要約できる能力」

簡単に言うと、本質をギュッと摑んで課題を見つけ出す力のことです。

「要するに○○は△△である」と的確に言える力ものごとを定義する能力です。

 

要約の結果として、状況をどう要約したかという「共同主観・間主観」となります。

各人の主観と主観の間で共通性があるものです。

客観的に共通の認識を共有できないと、延々と不毛な言い合いが続き生産的ではなくなります。共同主観が形成できている組織は高いパフォーマンスを発揮することができるので、それぞれの要約をすりあわせながら、共同主観を積み上げていく作業が大切となります。

 

要約力の基本的な技術・王道は、「スタートとゴールを決めて、置き石(キーワード、パワーワード)を3つ置いて飛んで行く」ことです。

例:スタートが浦島太郎⇒亀⇒乙姫+竜宮城⇒玉手箱⇒ゴールが白髪の老人

物語の一番のクライマックスを探し、そこに言葉を厚めに肉付けをしていけばよいのです。

 

要約の裏技は、先に結論を言ってしまうこと、箇条書きにすることです。

 

要約力の究極は、名言・格言だ!

齋藤孝さんが取り上げられた名言集です。

彼らの功績・実績を知っているので、各々の言葉が胸に刺さり、う~んと唸るくらいに重たくて、深くて、鋭い言葉だと思います。

 

「プロフェッショナルとは?」

黒柳徹子(女優)

「高度の知識と技術をもって、仕事を継続してやっていくことって思ったんですけど、情熱をもって熟練した仕事を継続してやっていける人」

萩本欽一(コメディアン)

「面白くない仕事に就いて、面白い仕事にしてしまう人」

宇多田ヒカル(シンガーソングライター)

「音楽に対して正直であること。かっこ悪いことも恥ずかしいことも認めたくないことも全部含めて自分と向き合うということ。自分の聖域を守るということ」

羽生義治(棋士)

「その人がその時点で持っているものを常に出し切れること」

山中伸弥(研究者)

「自分が何もわかってないことをわかっていること」

 

その他に。

孫子の兵法

「戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」

シャネル(デザイナー)

「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」

ブルース・リー(俳優)

「構えとは、起こり得るすべての状況に対応できる準備である」

 

要約力のメリットは、以下の3つあります。

1 人を幸せにできること

2 人をひきつけること

3 人の役に立つこと

効用の詳細は、本を参照ください。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 今こそ必要な「要約力」(「要約力」こそが現代に必要な力、「要約力」の効用とは何か)

第2章 「要約力」こそが生きる基本である(「要約力」があれば的確な状況把握ができる、内なる「要約力」を鍛えて状況を突破する ほか)

第3章 「要約力」がない人のための基本技(要約するには準備が必要。一分の「要約準備タイム」を設定しよう、頭の中でまとめる。冒頭に共通項を話せば賢く見える ほか)

第4章 「要約力」トレーニング(新書一冊を三〇秒で要約するトレーニング、コボちゃん作文トレーニング ほか)

第5章 さらに高い「要約力」(主観と客観のバランスをとるといい要約になる、客観的な事実の精度を高める ほか)

おわりに 

 

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法

「悲しみを経験しているのは私だけでない」

遠く離れた実家でお父さまが孤独死していたことから始まる約1年間にわたる如月サラさんの行動や心の動きを書き留めたエッセイです。

介護等の専門書ではなく、如月さん自身の体験談なので理解し納得しやすく共感することができます。彼女の貴重な体験を参考にしていければと思います。

「今まさに渦中にいる方の心を少しでも軽くすることができる友達のような役目を果たせますように。これから備えたい人の道案内となれますように。そしてあなたのあしたを幸せな方向に変えるきっかけになれますように。」

 

「親の孤独死、遠距離介護、空き家になってしまった実家。またこれから先の長い人生を生きていかなければならない私は、心の準備をする暇もなく、いきなり現代のさまざまな課題を抱えることになってしまいました。

親の介護はゆるやかに始まるもので、もう少し先のことだろうと高をくくっていたのです。いきなり両親とも実家からいなくなってしまうなんて思いもよりませんでしたし、何ひとつ話し合ってもいませんでした。」

 

親の介護問題は、他人事ではありません。

親がいれば誰にも起こり対応すべき事です。

遠くない将来において親が亡くなったあとの実家の整理を考える時がきっときます。

固定電話や電気、上下水道などの公共料金、水道光熱費代を対処していかないと。

如月さんは、父親の葬儀の対応、認知症の母親の面会、無人になった実家の後片付け、実家の4匹の猫の世話、父の相続等の色々な問題が一度に降りかかってきました。

 

「初夏のある日、実家に着いて抱いた違和感。庭に雑草が茂っている。塀を超えて隣家や道路に庭木がはみ出している。家は手入れしないと痛んでいきます。」

 

決して決して他人事ではないと思います。

なにか遠い知らない世界の話を聞いているのではありません。

正直に心構えを持つようにと諭された気がします。

働き盛りの4、50代が直面する問題について、エディターとしての豊富な経験を積んできた如月サラさんが、自らの体験から調べて得た知識を惜しまず共有してくれました。

このような年齢となってくると、親の問題は、身につまされる課題です。

誰にでもある、誰にでも起こる、誰にでも考えないといけない直面する問題です。

 

「感謝しているのは、実家に滞在中毎日、寝る前に電話を掛けてくれた友人と、毎日、今日はどうしているかと尋ねる短いメッセージを送ってくれた友人だ。誰かに気にかけてもらっている。それだけで私は救われた。

気にかけてくれる人がいると、とても心強いよ。

(中略)

今までの私は、誰かが悲しんでいるときにどう接していいのかわからなかった。連絡をすると相手を傷つけるのではないかと思っていた。これらからは、友達のSOSを感じたら話したくなったらいつでも連絡してねとそっと伝えてみようと思う」

 

「地元の友人たちにはもう頼れないと思っていたのは私だけだった。貴重な青春に日々を共に過ごしてきた仲間たちや、さまざまな事情で故郷に帰った人たちが今また近くにいてくれる。そのことに心から感謝し、いつか私も誰かの支えになれればと思っている」

 

独りだけで悩まないことです。

弁護士や行政書士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談できればよいのですが。

悲しみや自責を自分一人で抱え込まないことです。

如月サラさんのように文章にして発表することができればよいのですが。

 

一人だけで生きているのではありません。

人に頼り人に頼られて生きているのです。

お話を少しでも聞いてもらえる友人など頼れる人がいたならば頼ればよいのです。

そうできれば、ぼくでもなんとかしてそれらを乗り越えて、やっていけることができるのではないかと思います。

 

 <目次>

はじめに

第1章  ある寒い冬の日、遠く離れて暮らす父が孤独死していた

 (コラム)親が元気なうちから始めたい「見守りサービス」

第2章  自室でひとり死んだ父は、最期まで生きようとしていた

 (コラム)セルフネグレクトを防ぐゴミ出し支援と生前整理

第3章  父亡き後に残された老猫4匹 東京への移動大作戦を敢行

 (コラム)親の死後に残されたペットは身近な人が飼うのが一番

第4章  「ごめんねえ、お父さん」遺影を見て認知症の母は言った

 (コラム)認知症になったら動かせない 親の財産は家族信託等を検討

第5章  父が亡くなり母は施設へ 残る無人の一軒家と維持費問題

 (コラム)知らないと税金面で不利になる 実家売却時のさまざまな特例

第6章  住む人のいなくなった実家は驚く速さで荒れ果てていった

 (コラム)空き家放置は問題が山積み 自治体や専門家に相談を

第7章  「号泣するなんて恥」父の死を悲しむ自分が許せなかった

 (コラム)親を失った悲しみを癒やす グリーフケアの考え方

第8章  私には緊急連絡先がない ひとり老いてゆく未来を考えた

 (コラム)おひとりさまの老後や死後に活用できる支援サービスも

第9章  無人の実家に通いながら考えた、これからの仕事のこと

 (コラム)急に始まる親の介護 今から早めの情報収集を

第10章 一番仲良しの叔母が亡くなった そう知った認知症の母は

第11章 故郷を遠ざけてきた私を、友人たちは近くで支えてくれた

第12章 父の死が紡いでくれた新たな「縁」 生きてゆく力になる

終章  父がひとりで死んでいた─ ひとり娘から父への手紙

おわりに

 

熊本市出身。エディター、エッセイスト。出版社で女性誌の編集者としての勤務あり。6匹の猫たちと東京暮らし。「日経AKIRA」で連載されたものです。

 

【No1085】父がひとりで死んでいた 離れて暮らす親のために今できること 如月サラ 日経BPマーケティング(2021/12)

表千家、裏千家、武者小路千家など茶道に興味を持つきっかけとなり、書(掛軸、禅語)、お花、お香、お道具(陶芸、漆器)、建築(茶室)、庭園(露地)、和食(懐石、和菓子)などの歴史、文化、芸術を知り、日常の仕事や生活に役に立つヒントが得られます。

14P「ビジネスパーソンとして求められているのは、ただ仕事ができるだけではなく、人間的な幅や厚みを身につけ、豊かな心を持った教養ある人です」

 

茶の湯とは、シンプルなことなのかなと思います。

「水を運び、薪を取り、湯を沸かし、茶を点てて、仏にそなえ、人に施し、吾も飲む 千利休」

 

千利休が残した茶の湯の心得「利休七則」

これは、利に叶っていると思います。

こころがすべてに共通する教えです。

・茶は服のよきように点て-気配りの大切さ

・炭は湯の沸くように置き-準備の大切さ

・花や野にあるように生け-自然体でいること

・夏は涼しく冬暖かに-相手を思いやる心

・刻限は早めに-時間に余裕を持つ。気持ちにゆとりを持つ

・降らずとも傘の用意-不慮の事態に備える

・相客に心せよ-お互いに尊重し合う

 

「お茶会の作法」を知識として知っていると、実際にお茶会を楽しめるとともに、自信が少し持てると思います。

・急にお茶会の場に誘われたら、慌てずに最低限は、白い靴下を持っていく。更にできたら茶扇子、懐紙、菓子切りがあればよい。

・床の間の前など一番上客の席には座らない。家紋を入れてあるので畳の縁は踏まない。

・季節を味わい、五感を研ぎ澄ましてお茶会を楽しめ。

・お茶室は神聖な場所なので、蹲は神社の手水舎と同様に心身を清めるためにある。

・躙り口は、日常から非日常の世界への入口なので小さい。刀のない平和で上下関係のない平等な世界だ。

・床の間には、その日のお茶会のテーマが、掛け軸や俳句、絵、お花などで飾られている。

・お抹茶をより美味しくいただくために、先に季節を表現したお菓子をいただく。

・一番美しく綺麗な模様の正面に口をつけないためにお茶碗をくるくる回す。など。

 

和敬清寂「和やかな心、敬い合う心、清らかな心、動じない心」、一座建立、身心一如、一期一会、吾唯足知、照顧脚下、日日是好日、行雲流水、春来草自生、和顔愛語、白雲自去来、直心是道場、知足安分……。

茶道に関する言葉は、過去から現代にたくさん引き継がれてきています。

日本人として、この少ない文字数から深く意味する大事なものをこころで感じていきたい。

また非日常だけではなく、日常においても理解したうえで、行動してチャンスをゲットしていきたいものです。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 外国人が知りたい日本の文化・世界が憧れる日本のおもてなし

第2章 なぜエリートは茶道の虜になるのか

第3章 これだけは知っておきたい日本の伝統文化「茶道」

第4章 ビジネスや日常に活かしたい千利休の七つの教え(利休七則)

第5章 知っていると一目置かれる、日本人としての品格

第6章 知っていると自信が持てるお茶会の作法―楽しむための知識

おわりに 

参考文献

 

株式会社茶禅代表取締役。一般社団法人国際伝統文化協会理事長。日本伝統文化マナー講師、茶道裏千家教授。

和の教養や精神を身につけて、世界で活躍したいビジネスパーソンに対して、日本の伝統文化や茶道、和の作法で支援するグローバル茶道家。神楽坂生まれの3代目江戸っ子。青山大学文学部卒業後、日本IBMに入社。退社後、日本の伝統文化の素晴らしさを伝えたいと株式会社茶禅を創設。銀座と浅草に敷居は低いが本格的な茶道を体験できる茶室を開設。茶道歴40年、講師歴25年。年間世界30カ国の方々に日本の伝統文化を伝え、延べ生徒数は30000人を超える。ブルネイ国王即位50周年のイベントにて茶会披露。各国首相や大使館、官庁、VIP、一部上場企業からの信頼も厚くお茶会を多数実施。千利休から学ぶビジネス研修は、経営者が注目し、企業研修に取り入れられる。ハーバード大学など、茶道を取り入れた教育・教養研修実績多数。おもてなしが評価され、2017年“おもてなしセレクション”を受賞。

 

【No1084】教養としての茶道 世界のビジネスエリートが知っている 竹田理絵 自由国民社(2021/08)