朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -119ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

日常と非日常、一般人と犯罪者、そして生と死の境界線という意味か!

「東北関東大震災」、「3・11大震災」、「東北沖大地震」、「東北・関東大地震」などとメディアによって呼び方が変遷してきた大震災の名前は、いつの間にか「東日本大震災」と落ち着いていた。

海岸線からの津波で町全体が流されていく様子を、映画のようなテレビからの衝撃の映像を思い出す。

あの日の激流のなかにたくさんの生命があったと思うと辛い気持ちになる。

さきほどの報道などを見ると、被災地に残された傷跡は、10年経って復興されてきたとはいえいまだ癒えてはいないと思った。

大切な人を失った人の心は、一生涯癒えることはない。

ぼくらは、あの災害をけっして忘れてはいけない。

尊い命と引き換えにいただいた災害の教訓を、人や小説、録画等々でずっと後世まで引き継いでいかねば。

 

気仙沼市の海岸で女性の変死体が発見された。

遺体の遺留品の身分証から、宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎の妻だったことがわかった。

笘篠の妻は7年前の東日本大震災で津波によって流されて行方不明のままだった。

遺体の様子からは、その女性は、その日の前夜まで生きていたのだ。

あの大震災後に、彼の妻はなぜ笘篠のもとに帰ってこなかったのか。

笘篠は、さまざまな疑問を胸に秘め身元確認のために現場へ急行した。

しかしそこで彼が目にしたのは、全くの別人の遺体であった。

妻の身元が騙られて誰かによって、戸籍や住民票などの彼女の身元が流出していた。

笘篠は、やり場のない怒りを抱えて捜査を継続していくのだ。

 

259P

笘篠は人生に勝ち負けもないと思っている。幸福の度合いを測る物差しは様々で人によって異なる。生活の上辺を見ただけで他人の人生を評価するなどあまりに傲慢だ。

百歩譲って人生の価値を決める基準があるとすれば、それは懸命に生きたかそうでないかの違いではないか。

 

<目次>

一 生者と死者

二 残された者と消えた者

三 売る者と買う者

四 孤高と群棲

五 追われる者と追われない者

 

1961年生まれ。岐阜県出身。「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、作家デビュー。ほかの著書に「テロリストの家」「復讐の協奏曲」など著書多数

四つの物語と四組の男女、そして四人の人生があった!?

日常にある重度障害者がリアルに描かれていた。

本人は当然のことながらも、介護する立場の家族の苦労を目の当たりにできた。

作者の妻は、この物語に出てくる重度障害の妻と同じような障害を負っているからこそ、実際にはそうだろうというリアリティさが上手く描かれてじわっとこちらの方に伝わってきた。

リアルな凄みと怖さがあった。

障害者という重いテーマを読みやすくして、数々の仕掛けを効かせて最後まで興味深く読ませてくれた。

重度の障害を負った妻を自宅で献身的に介護する夫には、あまりにもズレたような違和感がつきまとっていた。

それはなぜかという思いのままで最後まで読み進めていけた。

終わりまで読み終わって、あっ、しまった、やられたと思う。

またさきに戻って読み返して確認した。

こういう読み方が正しいのかと思った。

まるでタモリさんの「世にも奇妙な物語」風だった。

科学で説明できない不思議な事象が起こる。

あまり怖くない霊のようなものが登場して親しみとほろりとさせられる五つのお話があった。

人生に迷いが生じていると、ある方向性を与えるかのようにして謎の人物や能力に遭遇して主人公のこころが強くなるのだ。

 

印象深かったのは、「ファイトクラブ」。

「早期退職の勧告に応じず、追い出し部屋に追いやられた男性が、新たに始めたこととは」

工場勤務となり窓際に追いやられそれだけで精神的にきついはずなのに、ボクシングに出会ったことで気持ちが強くなっていく。

その彼らを教える不思議なトレーナーの存在が見ものだった。

 

 <目次>

海の家 

ファイトクラブ  

占い師   

コロナと潜水服  

パンダに乗って 

 

1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て、’97年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で第4回大藪春彦賞を受賞。’04年『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞。’07年『家日和』で第20回柴田錬三郎賞を受賞。’09年『オリンピックの身代金』で第43回吉川英治文学賞を受賞

「政界の渡り鳥」とか「権力と寝る女」と聞いたことがあります。

女性初の都知事であり女性初の総理候補と称される小池百合子さん。

キャスターから政治家となった、男性社会で常に旋風を巻き起こしてきた女性だ。

権力の頂点を目指してきた数奇な半生とつきまとっている疑惑があります。

小池さんは、恐ろしい女だという趣旨の話を語っていた友人がいました。

そのときはどういう意味なのかわからずに訝しげに聞いていました。

 

カイロ大学を4年間で卒業するのは、現地の人でも難しいという。

しかもその大学を日本人が首席で卒業したことから、白昼夢を見るようにして発言をいくつも誇張してきたこと、内容を変えてきたことまで、彼女が言っていること、してきたことが本当なのか嘘なのか、信じるのか信じないのか、間違いなのか正解なのかわからなくなってきました。

そもそも学歴詐称なの?

彼女にこういう面のうわさがあることを知りました。

一方的な話でなく、実際にはご本人の返答対応を待たないと本当なのかどうかぼくは正否の判断がつかないのです。

マスコミから見えてくる小池さんをイメージする姿が、ちょっと変わってきたのは間違いありません。

 

13-14P

彼女(小池百合子)が書いていること、答えていること、語ってきたこと、それらは、果たして真実といえるのか。

あまりにも話が出来すぎている。あまりにも話の辻褄が合わない。あまりにも矛盾があり、腑に落ちないことが多すぎる。

たとえば、彼女はエジプトの名門校として知られるカイロ大学を、正規の四年で卒業することのできた最初の日本人であり首席だった。と何度となく述べている。一九七二年入学し七六年に卒業した、と、

(中略)

彼女ほど自分の生い立ちや経歴、経験を売り物としてきた政治家もいない。彼女は好んでマスコミを通じて、自分の私的な「物語」を流布し続けてきた。魅力に富んだ彼女の「過去」が、彼女を特別な存在として輝かせてきたのである。

政治家になるにあたって、政治家になってからも、彼女が武器にし、切り札にしたものは、この自分をめぐる「物語」であり、それなくして今の彼女は存在しえない。

では、その「物語」は今までに一度でも、きちんと検証されたことがあっただろうか。彼女の白昼夢ではないと言い切ることはできるのだろうか。

女性初の都知事であり、女性初の総理候補者とも言われる小池百合子。

いったい、彼女は何者か。

 

 <目次>

序章 平成の華

第一章 「芦屋令嬢」

第二章 カイロ大学への留学

第三章 虚飾の階段

第四章 政界のチアリーダー

第五章 大臣の椅子

第六章 復讐

第七章 イカロスの翼

終章 小池百合子という深淵

あとがき 

主要参考文献・資料一覧

 

1969年神奈川県生まれ。白百合女子大学大学院修士課程修了。「原節子の真実」で新潮ドキュメント賞を受賞。ほかの著書に「日本の血脈」など。

なにか問題があったときの対応として、自己解決がベストですがそうできなければ法律家に相談するのがベターです。

弁護士や社労士、行政書士などの法律家の知り合いがいれば、彼らに頼ればよいのですがそんな簡単にするわけにいかない。

この本のなかでよく似た事例があれば、ちょっと参考にすることで頭が整理されて気持ちが楽になります。

被害者になったときだけでなく加害者とならないように、身近な法律の事例集から前もって学んで気を付けて活用していくのです。

目次をご覧いただければわかります。

「恋愛」「SNS・インターネット」「学校」「くらし」「しごと」「結婚」の6つの章に分かれています。

トラブルに巻き込まれたときの指針をそれぞれ示してくれています。

くらしやしごと、結婚など、女性だけでなく男性の役に立つ身近に転がっているトラブルがあり参考となります。

 

 <目次>

まえがき 

INTRODUCTION 法律と手続き 法律を知っておく意味ってあるの?

本書の見方

1 恋愛のトラブルと法律 デートDV/浮気/妊娠/性病を移される など。

2 SNS・インターネットのトラブルと法律 誹謗中傷/出会い系/ネットショップ/著作権/セカンドレイプ など。

3 学校のトラブルと法律 いじめ/進路/スクールハラスメント など。

4 くらしの中のトラブルと法律 お買い物/住まい/下着泥棒/万引き など。

5 しごとのトラブルと法律 産休/育休/服装規定/セクハラ/マタハラ/生理休暇/同僚いじめ など。.

6 結婚のトラブルと法律 事実婚/離婚/親権/養育費/不倫/パートナーに先立たれる など。

あとがき

 

上谷さくら

弁護士(第一東京弁護士会所属)。犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務次長。第一東京弁護士会犯罪被害者に関する委員会委員。元・青山学院大学法科大学院実務家教員。福岡県出身。青山学院大学法学部卒。毎日新聞記者を経て、2007年弁護士登録。保護司

 

岸本学

弁護士(第一東京弁護士会所属)。第一東京弁護士会犯罪被害者に関する委員会委員。人権擁護委員会第5特別部会(両性の平等)委員。大阪大学法学部卒。民間企業のコンプライアンス統括部門を経て、2008年横浜国立大学法科大学院を卒業。同年司法試験合格。金融庁証券調査官を経て、2010年弁護士登録

 

Caho

イラストレーター。コラボカフェや有名キャラクターとのコラボグッズなど、その活躍は多岐にわたる。

自分もきっとバカなことをやってきたのだろう。

大同小異、人はバカなことをやるものだ。

その後に反省してどう将来に活かすかで成長するかどうかが決まる。

同じことを繰り返すのは、真剣にそうだとは思っていないから。

自分自身はそうならないようにと願っている。

 

百田尚樹チャンネルの有料個人サイトのメルマガを加筆・修正したものだ。

政治、経済、国際関係、三面記事ありのノンフィクションで面白い読み物だった。

クレーマー、生活保護、公務員などに関して情けなく呆れるくらいの話ばかりだ。

 

危機のときには、果断に決断できる政治家が望まれる!

コロナ禍や災害時など非常時には、百田さんのこんな気持ちに同感できるのではないかと思う。

15-16P

国の舵取りも同じです。日本の国民はオーケストラにたとえると非常に優秀な楽団員です。指揮者も少々ボンクラでも見事に演奏します。しかし何か非常事態が起きたときはそうはいきません。そのときこそ優れた指揮者の的確な指示が必要なのです。戦争になったり、大災害がやってきたり、あるいは未曽有の経済危機に見舞われたりしたとき、政府の的確な指示がなければ、国民は動けません。そのときに必要なのは、果断に決断できる政治家です。

そうなのです。政治家は国家の危機や緊急事態にこそ力を発揮すべき存在なのです。

 

 <目次>

怒りの長い長いまえがき

第1章 クレーマー・バカ(何でもかんでもクレーム、「弱者のため」を装うクレーマー、そのクレームは誰のため?)

第2章 やっぱりSNSはバカ発見器(自己顕示欲の化け物、暴走するスマホ)

第3章 世にバカの種は尽きまじ(ただひたすら迷惑なバカ、プロ意識のないバカたち、理解不能なバカ)

第4章 血税を食べるバカ(生活保護を悪用する人たち、税金を狙う人たち)

第5章 公務員の楽園(役人と書いてバカと読む、モラルのないバカ、地方議員のバカ)

 

1956(昭和31)年大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006年『永遠の0』で作家デビュー。『海賊とよばれた男』(第十回本屋大賞受賞)など著書多数。

都会の片隅で生きる人々をさり気なく選び描き出している短編集。

家庭、夫婦、友人、恋人、同期、会社、病院等々普段当たり前にある状況を題材にしていた人間ドラマだった。

だから、ふと近所で起きている真実なのでは?と疑ってしまうほどに、ドラマがだんだんと面白くなって物語のなかに感情移入するようになった。

 

208P「褒賞と罰」

「将来のことがわからなくても、来いって言えば、あたしは行くよ。この町を出るよ」

「ここにいろって言ってくれれば、いるつもりできたの。あのうち出るよ」

こういう言葉を突然聞いたなら、ぼくならばためらってしまうだろう。

そのあとに、どのように相手に応えることができるかとふと考えてしまった。

 

「三月の雪」

一人もお客が来なかったある日。

雪の降る深夜のバーに現れた流しのギター奏者と曲を弾くから一杯だけ飲ませてくれという青年を迎え入れるバーの女性経営者。

静かなクラシックギターの音色に誘われて彼女の脳裏に浮かんでくるのは過去の男との苦い別れ。

静かな雰囲気のバーとクラシックギターの奏でるメロディーと二人の会話。

香りがよいウィスキーを飲んでいるように、気持ちがほろよい気分にさせてくれる余韻が残る物語だった。

 

 <目次>

降るがいい  

迷い街  

不在の百合  

隠したこと  

反復  

リコレクション    

時差もなく  

ショッピングモールで 

遺影    

分別上手    

褒章と罰    

三月の雪    

終わる日々  

あとがき

 

1950年北海道生れ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、2010年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。

内面がじわっと時間をかけて外面に現れて来るものだと思います。。

「人は見た目が9割」で「残念な人は、見た目(非言語情報)が9割」だという。

92P 中身を磨くには、先ず「見た目」から

そうならば、まずは見た目に気を付けないといけないのだ。

16P

私は本書で「自分をちょっとだけ演出すれば、誤解や人間関係のストレスは大幅に減らせる」という提案をしたい。ちょっとだけ変えれば、人は付いてくる。ちょっとだけ変えれば、無駄な対立や軋轢を回避することができる。

 

現代社会では、それぞれがその役割を演じているという考え方が新鮮に見えてきました。

もし成功しないのなら、その立場での演出が自分には合わなかったということになります。

29P 自分の演出家は自分である

第一に、社会の中では自分が果たすべき「役割」を演じる必要があるということ。人や社会はあなたに与えられた役割に相応しい言語情報と非言語情報を求めているのである。部長には部長の、社長には社長の、総理には総理の役割に相応しい情報を発すれば受け手の満足度は上がる。俳優が「役」を演ずることと原理は同じである。

第二に、非言語情報によって、相手に誤解されていること、相手を不快にしていることがあり、それを極力減らす必要があるということ。「自分が伝えているつもりのこと」と「相手が受け取ったこと」が掛け離れていることさえある。

40P 「役割」だと割り切れば気が楽になる

仕事をRPGと思うようになり、思わぬ効用があった。

「ある局面のロールを否定されただけで、私のすべてを否定されたのではない」と思えば、気分転換も楽である。私自身も「RPG」と考えることで、気持ちの切り替えが早くなった。

 

自分を嫌う天敵がいるのは経験上よくわかります。

どんなに人柄が素晴らしくても毛嫌する人が一定数います。

理解し合えない相手が世の中にいると思えば気持ちが楽になります。

そんな人に好かれなくても、好きな一部の人に自分のことを気に入ってくれればそれはそれでよいのではないかと思います。

43P 天敵がいることは認めよう

この世には「天敵」は一定数いて、理解し合えない相手はいるのだから、理解し合おうとする努力はやめる、と考えるのである。

なぜ、あの人は私に理不尽なことを言うのだろう、と考えるのもやめる。あの人は私と会えば、理不尽なことを言うように生まれてきているのだから、不愉快なことを言うのは当たり前で、空に雲が浮かんでいるのと同じように、自分とは無関係なことだと考えるのである。

 

視点を変えて、表情などの非言語情報を磨いて楽しい人生を送りたい。

236P

非言語情報は、言語と異なり、要素が多岐にわたる。それだけ習得に手間がかかると言えるが、たくさん頭を使うのだから、よいことでもある。

言葉は客観視できるが、自分が発する非言語情報は客観視できない。

言葉は、論理が大事だが、非言語情報はむしろ感情の方が多い。

そして、人間は、論理より感情を重んじて行動することの多い動物である。

非言語情報を丁寧に扱って、自分の「伝え方」を磨けば、伝達力は飛躍的に高まるはずだ。

書物以外から得られる情報の中に、人間の営みに関する大切な事柄がたくさん埋まっている。

 

 <目次>

序章 誤解を減らすには演出家が必要だ

第1章 人生は舞台、人はみな役者

第2章 中身を磨くには、先ず「見た目」から

第3章 「私」を俯瞰して演出を考える

第4章 表情も給料のうち

第5章 人は声に寄ってくる

第6章 仕草の欠点は誰も教えてくれない

あとがき

 

1956(昭和31)年福岡県久留米市生まれ。劇作家・演出家。横浜国大卒。さいふうめい名義で漫画『哲也 雀聖と呼ばれた男』の原案を担当。演劇集団ワンダーランド代表。著書に『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』(サントリー学芸賞)、『人は見た目が9割』など。

フジテレビを退社しフリーアナウンサーとなった笠井信輔さんが、アメーバブログで闘病生活を発信されているのを拝見していました。

抗がん剤の副作用なのかもしれませんが、髪の毛が抜けるとともに眉毛もなくなっていく弱った姿を見て、可哀そうでそれから続けて見ることができませんでした。

 

SNSの良い役割は、有名人のように距離が離れていても気持ちが近くに寄り添えて、直接応援することや気持ちを込めて慰めることができることです。結果的に、笠井さんには、勇気や活力を与えることができました。

彼は、悪性リンパ腫という血液のがんに罹られましたが、そのステージⅣから完全寛解して見事に仕事に復帰されました。

奥さんと三人の息子家族や親族、友人たちの励まし、医療従事者との関わりの闘病記とSNSでの温かいファンたちとのご縁の記録です。

 

このよう有名な方による困難の克服によって、ぼくらは頑張れる勇気をもらい前向きな希望を感じ取ることができます。

早く重苦しいコロナ禍から抜け出して、ポジティブに楽しく生きていける力が増していけたらと思います。

 

<目次>

はじめに

第1章 発覚 このタイミングでなぜ!?(もうフジテレビを、「とくダネ!」をやめたい、小倉さんががん… ほか)

第2章 入院 それでも前を向く(SNSを始めよう!入院日誌の意外な中身 ほか)

第3章 秘訣 「辛い!」を乗り越えるためのヒント(病室での上手な過ごし方、患者も医療チームの一員として参加しよう ほか)

第4章 起動 コロナと私と#STAY HOME(#うちで過ごそう運動、恥ずかしすぎた「病室失禁事件」 ほか)

第5章 寛解 どん底が教えてくれた「生きる力」(退院決定!でもコロナが怖い、誕生日、結婚記念日に間に合った! ほか)

おわりに 

 

1963年、東京都生まれ。早稲田大学を卒業後、アナウンサーとしてフジテレビに入社。「とくダネ!」など、おもに情報番組で活躍。2019年10月、フリーアナウンサーに転身。直後、ステージ4の悪性リンパ腫に罹患していることが発覚。12月より入院。ブログで闘病の様子をつづり、ステイホームの呼びかけも行った。20年6月に完全寛解し、その後仕事に復帰した。ブログは16万人超、インスタグラムは29万人超のフォロワーを持つ。

元マイクロソフト社長の成毛眞さん。彼の複雑多岐に渡る軽妙な語り口での未来予想図でした。世の中の流れをじっくりよく見て判断してきた人のように感じます。

 

彼個人の生き方に反映しています。

107Pやらないことを決める。残った最後の上澄みだけで生きている。

 

彼の面白いところはここです。

217P結局、最後は「人」が勝負だということだ。おもしろい人がいたら突撃する。人に投資して、10年か20年後に回収するつもりで情報を集める。

 

株価はこうした状況から実態に合っていないものであろうかなと。いつかそうでなくなるときがくるのだろう。

40P

膨大なお金の行き先は債権、株、不動産の3つしかない。行き先を失ったマネーが株に流れ込んで、株が上がっている

 

SNS上では悲観的な発言はあまり見受けられないしあまり読みたくないものです。

152P SNSでは基本的に褒めることしか書かない。褒めることのメリットは、相手がお礼を言ってくれることだ。

 

相手を好きか嫌いかが大切であり、合うか合わないかの判断がぱっとすぐにできる。こういう世界で生きられると気持ちが楽になります。

165p 逃げ足の速さは重要スキル。「ちょっと(この人は)どうかな」と違和感をもったら、すぐに逃げたほうはいい。(腹をこわすなど)

 

高齢社会となり長く生きると時間があります。遊びや趣味を持っているかどうかで有意義なときを過ごせるかが決まってきます。定年後になって見つけるのでなく、いまからやればよいのです。自分が歩いてきた足跡を振り返ってみるとそのヒントが隠されています。

170P 遊べない人は、延びた人生に対応できない

 

いずれにしても、自分のステージにおいていまを楽しむことです。

222P

技術変化のスピードは、ここ100年くらいの間に幾何級数的に上がっている。

このスピードは速まることはあっても、ゆっくりになることはない。テクノロジー、サイエンス、エコニミーなどの知識量の差が、生き延びることに直結する時代。これからを生きる私たちには、その時代を楽しむしかないのだ。

 

 <目次>

はじめに あらゆる場所で起こる変化に吉兆を見よ

第1章 アフターコロナのビジネス未来図―今後を見通す「ピンポイント視点」とは

第2章 日本と世界のリスクを見渡す―天災、戦争、人口、経済

第3章 これからの働き方―稼ぐのは大事だが、おもしろくなければ意味がない

第4章 情報社会で生き残る条件―いい人脈はタダでは手に入らない

第5章 これからの遊び方、お金の使い方―「遊べる大人」は強い

終章 日本の活路―GAFA研究や英語学習より大切なこと

 

 

1955年、北海道生まれ。中央大学商学部卒業。自動車部品メーカー、アスキーなどを経て、1986年、日本マイクロソフト入社。1991年、同社代表取締役社長就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社インスパイア設立。2010年、書評サイト「HONZ」を開設、代表を務める。元早稲田大学ビジネススクール客員教授

 

【No.732】アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト 成毛 眞 KADOKAWA(2020/11)