元マイクロソフト社長の成毛眞さん。彼の複雑多岐に渡る軽妙な語り口での未来予想図でした。世の中の流れをじっくりよく見て判断してきた人のように感じます。
彼個人の生き方に反映しています。
107Pやらないことを決める。残った最後の上澄みだけで生きている。
彼の面白いところはここです。
217P結局、最後は「人」が勝負だということだ。おもしろい人がいたら突撃する。人に投資して、10年か20年後に回収するつもりで情報を集める。
株価はこうした状況から実態に合っていないものであろうかなと。いつかそうでなくなるときがくるのだろう。
40P
膨大なお金の行き先は債権、株、不動産の3つしかない。行き先を失ったマネーが株に流れ込んで、株が上がっている
SNS上では悲観的な発言はあまり見受けられないしあまり読みたくないものです。
152P SNSでは基本的に褒めることしか書かない。褒めることのメリットは、相手がお礼を言ってくれることだ。
相手を好きか嫌いかが大切であり、合うか合わないかの判断がぱっとすぐにできる。こういう世界で生きられると気持ちが楽になります。
165p 逃げ足の速さは重要スキル。「ちょっと(この人は)どうかな」と違和感をもったら、すぐに逃げたほうはいい。(腹をこわすなど)
高齢社会となり長く生きると時間があります。遊びや趣味を持っているかどうかで有意義なときを過ごせるかが決まってきます。定年後になって見つけるのでなく、いまからやればよいのです。自分が歩いてきた足跡を振り返ってみるとそのヒントが隠されています。
170P 遊べない人は、延びた人生に対応できない
いずれにしても、自分のステージにおいていまを楽しむことです。
222P
技術変化のスピードは、ここ100年くらいの間に幾何級数的に上がっている。
このスピードは速まることはあっても、ゆっくりになることはない。テクノロジー、サイエンス、エコニミーなどの知識量の差が、生き延びることに直結する時代。これからを生きる私たちには、その時代を楽しむしかないのだ。
<目次>
はじめに あらゆる場所で起こる変化に吉兆を見よ
第1章 アフターコロナのビジネス未来図―今後を見通す「ピンポイント視点」とは
第2章 日本と世界のリスクを見渡す―天災、戦争、人口、経済
第3章 これからの働き方―稼ぐのは大事だが、おもしろくなければ意味がない
第4章 情報社会で生き残る条件―いい人脈はタダでは手に入らない
第5章 これからの遊び方、お金の使い方―「遊べる大人」は強い
終章 日本の活路―GAFA研究や英語学習より大切なこと
1955年、北海道生まれ。中央大学商学部卒業。自動車部品メーカー、アスキーなどを経て、1986年、日本マイクロソフト入社。1991年、同社代表取締役社長就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社インスパイア設立。2010年、書評サイト「HONZ」を開設、代表を務める。元早稲田大学ビジネススクール客員教授
【No.732】アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト 成毛 眞 KADOKAWA(2020/11)
