自分もきっとバカなことをやってきたのだろう。
大同小異、人はバカなことをやるものだ。
その後に反省してどう将来に活かすかで成長するかどうかが決まる。
同じことを繰り返すのは、真剣にそうだとは思っていないから。
自分自身はそうならないようにと願っている。
百田尚樹チャンネルの有料個人サイトのメルマガを加筆・修正したものだ。
政治、経済、国際関係、三面記事ありのノンフィクションで面白い読み物だった。
クレーマー、生活保護、公務員などに関して情けなく呆れるくらいの話ばかりだ。
危機のときには、果断に決断できる政治家が望まれる!
コロナ禍や災害時など非常時には、百田さんのこんな気持ちに同感できるのではないかと思う。
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国の舵取りも同じです。日本の国民はオーケストラにたとえると非常に優秀な楽団員です。指揮者も少々ボンクラでも見事に演奏します。しかし何か非常事態が起きたときはそうはいきません。そのときこそ優れた指揮者の的確な指示が必要なのです。戦争になったり、大災害がやってきたり、あるいは未曽有の経済危機に見舞われたりしたとき、政府の的確な指示がなければ、国民は動けません。そのときに必要なのは、果断に決断できる政治家です。
そうなのです。政治家は国家の危機や緊急事態にこそ力を発揮すべき存在なのです。
<目次>
怒りの長い長いまえがき
第1章 クレーマー・バカ(何でもかんでもクレーム、「弱者のため」を装うクレーマー、そのクレームは誰のため?)
第2章 やっぱりSNSはバカ発見器(自己顕示欲の化け物、暴走するスマホ)
第3章 世にバカの種は尽きまじ(ただひたすら迷惑なバカ、プロ意識のないバカたち、理解不能なバカ)
第4章 血税を食べるバカ(生活保護を悪用する人たち、税金を狙う人たち)
第5章 公務員の楽園(役人と書いてバカと読む、モラルのないバカ、地方議員のバカ)
1956(昭和31)年大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006年『永遠の0』で作家デビュー。『海賊とよばれた男』(第十回本屋大賞受賞)など著書多数。