朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -105ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

アドルフ・ヒトラー「我が闘争」、スターリン「レーニン主義の基礎」、毛沢東「書物主義に反対する」、クラウゼヴィッツ「戦争論」、カルロス・ゴーン「カルロス・ゴーン経営を語る」、堀江貴文「ゼロ」、「地球星人」村田沙耶香など、日本人の社会常識や倫理観に反する危険な書、いわゆる「悪書」と呼ばれた本を読み解くポイントをわかりやすく解説されている。この中で気になった箇所だけでも読んでみる価値はあった。

4P 選書の基準

現代の日本人にとって異質さを感じる著者もしくは作品

このまま歴史に忘れ去られてしまってはもったいない作品

現実社会を動かした(動かしている)人物の書いた作品

タブーに挑んだ作品もしくは人間の本質をえぐるような作品

 

ぼくは、悪書でなくても良書においても、あらすじをちゃんと言えることより、この本を読んでどのように感じたのかという点に注目する大切さは変わらないと思う。

235P

「悪書」と向き合うにあたって重要なことは「そこになにが書かれているか」よりも、「それを読んだ自分がどう感じたのかを知ること」である。

 

良書と呼ばれるものだけを読んでいると、偏った思考になるのではないか。

大局的な見地から見ると、自分の心の滋養となるためには、自分の価値観と異なるとか、生理的に受けいれがたい色々な種類の本を読むべきだと。

例えば、カラダを健康にするために、運動のほかに、青いもの、黄色いもの、緑色などいろんな野菜を食べる必要があるのと同様、今回の悪書の一端を肌で感じることで教養の幅を広げることに役立つものだと思った。

237P

今回取り上げたような異質な作品を、「良い悪い」や「好き嫌い」といった主観に引っ張られ過ぎずに大局的な視点から読んでみることは健全な常識を育む有効なトレーニングになるし、抵抗力を高めるワクチンの役目を果たす。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 独裁者の哲学―彼らはいかにして人を操ったのか?(『わが闘争』アドルフ・ヒトラー、『レーニン主義の基礎』スターリン ほか)

第2章 過激派の知略―彼らはなぜ暴力を用いたのか?(『戦争論』クラウゼヴィッツ、『クーデターの技術』クルツィオ・マラパルテ ほか)

第3章 成功者の本性―彼らは何のために富を得たのか?(『カルロス・ゴーン経営を語る』カルロス・ゴーン/フィリップ・リエス、『トランプ自伝 不動産王にビジネスを学ぶ』ドナルド・J・トランプ/トニー・シュウォーツ ほか)

第4章 異端者の独白―彼らはタブーを犯して何を見たのか?(『わが闘争・猥褻罪―捜索逮捕歴31回』大坪利夫、『突破者―戦後史の陰を駆け抜けた50年』宮崎学 ほか)

おわりに

 

1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月執行猶予付有罪確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞など、多数の著書がある。

世界で一番安全な国は、日本だ。

女性が夜遅く独りで歩けるのは、他国ではなかなか簡単にできない。

世界では常識だが、日本では常識ではないことがあります。

海外に行くと自国のことを意外に知らないことに気づきます。

このことに気づくと、自ずと日本史をはじめ歴史を学びたくなるはずです。

世界には、マララさん、グレタさん、周庭さんなど、10代から世の中の社会を動かし始めた人がいます。

彼女らは、当初は決して特別な人ではありませんでした。

思い立ったら吉日。

さまざまな視点から、物事を見る習慣を身につけることだ。

どこにでもいるような女性が、あるきっかけで一念発起し勇気をもって行動をし始めると世の中が動くのです。

 

「なぜ世界を知るべきなのか」の答えは、これです。

59P

まさに世界は広くて多種多様なのです。そしてそのことを、あなた自身で見て、聞いて、考えることで知ってほしいと願っています。「あなたとは違う視点」に触れることで、あなたの思考の幅が広がり、他人、社会、そしてあなた自身に対する考え方の許容範囲も広がります。ひいては、あなたが生きていくときの人生の選択肢も広がっていくことになります。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 世界は広くて多種多様―知らないことに出会うのが学びの始まり(世界へ飛び出そう、海外へ行くのが夢だった時代 ほか)

第2章 日本は世界からどう見られている?―海外から見ると日本の真価がわかる(なぜ海外の評価を知ることが重要か、ウガンダで驚いた日本の中古車人気 ほか)

第3章 世界の若者を見てみよう―一歩踏み出すことで成長できる(命を狙われたマララさん、タリバンとは何者か? ほか)

第4章 世界を読み解くための学び方―今、何をどう勉強すればよいのか(今は海外へ出るための準備期間、第一次情報は新聞から得る ほか)

さいごに

 

 

1950年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道記者として、さまざまな災害、消費者問題、教育問題などを担当する。94年4月より11年間にわたり、『週刊こどもニュース』のお父さん役を務め、わかりやすい解説で人気を集める。2005年NHKを退職し、フリージャーナリストに。現在、名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、関西学院大学、日本大学、順天堂大学、東京大学などでも講義する

 

現在を生きる。

Time is Life.

金よりも人生で一番大切なものは時間だ。

楽しいことに熱中できる自分の時間を生きていこう。

 

時間は、貴賤を問わず万人に平等に与えられているものだ。

他人の時間を生きている暇はないと言う。

このように生きていくためにどうすべきなのか。

ヒントは堀江さんの含蓄のある言葉のなかにあった。

ホリエモンの言葉は過激気味に感じるが、既にやっていることがありすぐに実行できる内容もあり、現在を生きるぼくにとって有益な内容だった。

 

今を生きよう、楽しむ。自分にとって一番大切なことは何?スキマ時間を活かす。自分が得意なことに集中する。バカになれ。諸行無常。動き続ける。多動、クールな熱中、集中しているけどリラックス。ハマる。熱中する。まずやろう。やりたいなら、いますぐにやればいい。いま処理できることはいま処理する。自分が気持ちよくなるルールをつくる。

どうすれば最短の時間・距離で実現できるかを考える。ノリで生き抜く人間だけが革命を起こせる。……等々。

 

 <目次>

はじめに ぼくにとってお金より大切なもの

1 「他人の時間」を生きてはいけない

2 徹底的に「ムダ」な時間を殺せ

3 「常識や世間体」に時間を溶かすな

4 「夢中」が時間密度を濃くする

5 「健康」こそが最大の時間投資である

6 「将来を心配する」という究極のムダ

おわりに 自信とは「自分をコントロールできる」という確信

 

 

1972年福岡県生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。インターステラテクノロジズ株式会社ファウンダー。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。東京大学在学中の1996年、23歳でインターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙立候補など既得権益と戦う姿勢で注目を浴び、「ホリエモン」の愛称で一躍時代の寵児となる。2006年、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年6カ月の実刑判決。2011年に収監され、長野刑務所にて服役するも、メールマガジンなどで獄中から情報発信も続け、2013年に釈放。その後、スマホアプリのプロデュースや、2019年5月に民間では日本初の宇宙空間到達に成功したインターステラテクノロジズ社の宇宙ロケット開発など、多数の事業や投資、多分野で活躍中。

僕自身にとっての川上コピー、「旗印になる一行のコピー」は、

「終身現役、一生勉強」。

仕事、趣味、朝活、学びなど、最近、これに合致しているかを考えながら行動しています。

 

川上コピーの「川上」とは、仕事のそれぞれの場面において、一番上流にあり、川中、川下を決めていく背骨になるもの。

理念、ミッション、定義、戦略、コンセプト、対義、目標、行動指針、志、アジェンダ、信念、グランドデザイン、テーマ、世界観、哲学、アイデンティティ、ライフプラン、教育方針、ビジョン。

 

人を魅了し、奮い立たせてくれるもの。

信憑性があるもの。

想像力あふれる斬新なもの。

 

川上コピーのエッセンス。

①大義を具体的に語る

②具体的な数字を入れる

③常識の逆をいいながら真理を語る

④普通は合わない言葉を組み合わせる

⑤現状の違う場所に向かうことを明確にする

⑥なるほどという比喩で表現する

⑦語呂をよくする

 

経営、マーケティング、プロジェクト、リーダーシップなどにおける「川上」の重要性と、成功に繋がる一行のコピーのつくり方などを、様々な場面でどのように生かしていくか説明しています。

 

 <目次>

はじめに

第1章 「経営」「事業」は川上から始めよ(GAFAの「川上コピー」は、どこがすごいのか?、大きな成長をとげたグローバル企業の「川上コピー」、日本の企業にもある素晴らしい「川上コピー」)

第2章 「プロジェクト」は川上から始めよ(プロジェクトを必ず成功に導く「川上コピー」、スポーツの世界の成功例、価値観を変える一行で大逆転)

第3章 「マーケティング」は川上から始める(「川上」のコンセプトを言語化する、「」わかりやすいコンセプトで大成功)

第4章 川上コピーのつくり方(「経営理念」が空気化する理由、メッセージの中身を見つけ、刺さる「川上コピー」に)

おわりに 

参考図書・記事

 

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。大阪大学卒業後、大手広告会社勤務を経て独立。TCC新人賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数

10の短編集。捜査員一人一人の人柄が丁寧に描かれていた。

村雨、黒木、桜井、水野などの安積班は、新人と中堅、ベテランのハーモニーがちょうどよい。

捜査はチームプレーだ。

安積と部下の信用度と信頼感がうまくかみ合って、風通しも良くて事件をすみやかに解決に導いている。

理想は、彼のような人物を言うのだろう。

安積は、班のメンバーがそれぞれの特性・個性を発揮できる環境を整えるのが上手かった。

彼は、他係の須田係長や相楽係長、速水交通機動隊小隊長などとも良い関係を保ち、阿吽の呼吸でうまく調整して事件という修羅場を数多くくぐってきている。

こういった事例は、警察という組織だけでなく、一般的な会社でも活用できる。

良好な人間関係があれば、仕事が前向きに進んでいくものだと思った。

 

 <目次>

公務

暮鐘

別館

確保

大物

予断

部長

防犯

予告

実戦

 

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て、専業作家に。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞受賞。17年「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞

 

旅は、非日常だ。

ワクワクドキドキしながら、煌めく宝石のように大切な思い出となる。

それを日常との間に挟むと、魔法のように一瞬にしてキラキラと輝き見違えるように楽しい、ケジメのある日々となる。

岡田さんの貴重な体験を味わいたかった。

ぼくは、彼の旅行記を読んで疑似体験をしたかったのだ。

ここには、リアルに経験しないとわからない五感を伴った真実が書かれてあると感じた。

 

10P

旅とはなにか。

その問いに僕なりの答えを導き出すため、これまでの旅の記憶を辿ることにした。この本に登場する16の物語は、どれも僕にとっては宝石のような存在だ。

 

16の国と地域、日本から1600万メートルの地の果て南極から始まり、だんだんとその距離は近づいてきて、最後は自分の部屋の中で完結する。

遠くに行くことだけが旅ではない。

日常の中に非日常を見出して、予定不調和を愛する心があれば、いつでも、どこでも、誰でも旅ができるのだ。

 

9P

そこには意味や生産性といった日常で求められる様々な要素は一切登場しない。偶然で、非生産的、それでも心動かされる純粋な瞬間があった。

辞書を引くと、「旅とは定まった地を離れて、ひととき他の場所へゆくこと」とある。額面通りに受け取ると、あくまで遠くへ移動することを指しているように思える。

だが道草に夢中になったあの日、僕は確かに旅に出ていた。それは日常を引き剥がす冒険だった。激しくきらめく閃光だった。いつもの通学路という「定まった地」を離れて。ひととき他の世界へとダイブした。だとしたら、たとえ遠くへ行かなくても、旅はどこでも始められるのではないか。

 

同じように流れていると思われる毎日の時は、そのように見えるがじつはそうではない。

「角度を変える」こと。

僕が思うには、例えばいつもの道をただ歩くのではなく、逸れてみる、逆に歩いてみる、走って見るなど、試みにいくつもトライしてみることだ。

そうすると、見える風景が変わってくる、違ってきて新鮮に見えてくるはずだと思った。

147P

何度も行った土地であっても、角度を変えるだけで新鮮な驚きに出会えること。それはかつて誰もが試した「白線を踏んだら死ぬ」というルールに近い、何百回と通った道でさえ、そのルールを設けただけでスリルあふれる綱渡りに変わるのだ。

だから僕の中での国内旅行の魅力とは、いつも着ているパジャマを裏返すことに似ている。わざわざ海を渡らなくても、少し足を伸ばしてみれば、また新しい物語に巡り合える。そう思うから、今日という日を過ごすことができる。

 

言葉が新鮮。表現力とユーモア、エピソードの構成が素晴らしかった。

281P

旅を辞書で引くと、「旅とは定まった地を離れて、ひととき他の場所へゆくこと」と書かれてある。

定まった地とは、きっと日常そのものだ。日常は安心で、快適で、大切な僕らの基礎である。だけど予定通りの毎日を繰り返していくうちに、だんだんとその存在が曖昧になっていく。日常が身体にべったりと張りついて、当たり前になって、記憶にすら残らない時がただ過ぎ去っていく。

旅とは、そういう定まった日常を引き剥がして、どこか違う瞬間へと自分を連れていくこと。そしてより鮮明になった日常へと、また回帰していくことだ。

(中略)

予定通りにいかないことを、受け入れた瞬間。

 

偶然の巡り合いに、心奪われた瞬間。

 

いつもの視界に、新しい景色を創った瞬間。

 

どこへ行こうとも、予定も目的も固定概念もすべて吹っ飛ばして、いま目の前にある0メートルを愛すること。

それが旅の正体ではないか。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 海外編―旅のわからなさに救われて(16350000メートル 南極、13549000メートル 南アフリカ、11525000メートル モロッコ、9159000メートル イスラエル、9153000メートル パレスチナ、7809000メートル イラン、6238000メートル ウズベキスタン、5906000メートル インド)

第2章 国内編―旅の魅力は距離に比例するか?(376600メートル 仙台、352000メートル 青ヶ島、54500メートル 箱根ヶ崎、34200メートル 国立)

第3章 近所編―旅を創るということ(1300メートル 駅前の寿司屋、800メートル 郵便局、350メートル 畑のフランス料理店)

最終章 家編―旅とは目的ではなく、過程にある(0メートル 部屋)

おわりに 

 

1988年兵庫県生まれ。ライター兼会社員。有給休暇取得率100%。そのすべてを旅行に突っ込み、訪れた国は70か国、日本は全都道府県踏破。Webメディアでエッセイを執筆し、旅行記を中心に絶大な人気を博す。『0メートルの旅―日常を引き剥がす16の物語』収録のイランへの旅行記で「世界ウェブ記事大賞」を受賞。『0メートルの旅―日常を引き剥がす16の物語』が初の著書。

 

 

【No.944】0メートルの旅 日常を引き剝がす16の物語 岡田 悠 ダイヤモンド社(2020/12)

 

仕事や生活の中で悩ませられるのは人間関係、人を幸せにさせてくれるのも人間関係です。

関係がよければ生きやすくなります。

それに活かせるものと思い手に取りました。

心理学をベースにしてコミュニケーションを良好に行う方法が100項目にまとめて説明がありました。

 

コミュニケーションを変えると、つき合う人が変わる。

つき合う人が変われば、考えや行動も変わる。

そうすると生き方が変わってくる。

 

蓮の花のように、たとえ不遇な状況でも腐らずきれいな心でいられるようになりたいものです。

98P 蓮の花のように生きる 過酷な環境でも腐らない人が好かれる

蓮の花が美しいのは、泥の中でもきれいな花を咲かせるからです。蓮の花は泥水が濃ければ濃いほど、大輪の花を咲かせます。真水では小さな花しか咲かないのです。蓮の花は、仏教では辛いことばかりの世の中で汚れることがない心、悟りの象徴とされています。

どんな過酷な環境に身を置いても、周りに染まることなくきれいな心を持ちつづけることができるからです。

 

言葉も態度も平等に接することは、日頃から心がけたい姿勢です。

96P 人によって態度を変えない 誰にでも平等に接する

人によって態度を変えないことで、どんな人にも良い印象が伝わるからです。自分より立場の弱い人に強く出る人は、本当は自信がない人です。相手を貶めることで、自分を偉く見せたいのです。

 

その人を知りたい時には、身近な家族や付き合っている人を見ればよいのです。

自分の姿を映し出す鏡なのだから。

100P 周りの人は自分を映し出す鏡 セルフイメージと同じ人間関係を引き寄せる

潜在意識は自分にふさわしいものを引き寄せます。

人間関係を変えたいと思ったとき、自分の内側を変える必要があります。

「自分は人から嫌われるタイプだ」「あまり魅力的じゃない」と思っていると、そんな自分のセルフイメージにぴったりの人間関係しか引き寄せられません。

自分の心を清らかに保つことで、それにふさわしい人間関係を引き寄せます。あなたの人間関係を決めているのは、外側ではなく、実は自分の心の中なのです。

 

 <目次>

はじめに 

第1章 見た目・仕草編

第2章 話し方編

第3章 人づき合い編

第4章 行動編

第5章 ポジティブ思考編

第6章 仕事・営業編

第7章 ストレスフリー編

おわりに 

 

ファイン・メンタルカラー研究所代表。米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー。国家資格キャリアコンサルタント。産業カウンセラー。パーソナルカラーアナリスト。カラーセラピスト。愛知県生まれ。10年以上デザイナーを経験後、本格的にキャリアカウンセリングや心理学を学ぶ。NLP心理学を中心にコーチング、カウンセリング、マインドフル瞑想などの手法を習得し統合。その手法を生かし、キャリアカウンセラー・講師として独立。各企業・大学・公共機関の講演の登壇数は2000回を超え、婚活から就活まで相談者数は1万人を超えている。

 

 

【No.943】なぜか好かれる人がやっている100の習慣 藤本梨恵子 明日香出版社(2020/08)

初めの、「荘」から「匣(ハコ)」そして「邸」へ!

剣崎比留子と葉村譲の斑目機関シリーズ3作目。恐るべし斑目機関。

頁をめくった冒頭にいきなり兇人邸の間取り図があった。

本館・別館、主区画・副区画とあり、読んでいくと更には隠し○○!?

 

「ようこそ。現実と幻の間の楽園、ドリームシティへ」

廃墟の遊園地と館。

夜間だけ邸内を彷徨う無慈悲な首斬り怪人がいた。

よりスリラーに傾注している。相変わらずハラハラ感が大。

物理的なクローズドサークルと精神的なクローズドサークルの合わせ技一本。

 

閉じ込められた館から出るためには、鐘楼に残された鍵が必要だった。

普通に行くと怪人と出くわす確率が高くて危険な難しい選択だ。

鍵を手に入れる方法については。まったく気づかなった。

比留子は、今回いろいろな情報を集めて判断する安楽椅子探偵だった。

最後まで気が抜けない展開を待っていた。

重元って?

4作目に続くような神妙な終わり方だ。

 

 <目次>

第一章 アンラッキー・ガール

<追憶Ⅰ>

第二章 兇人邸

<追憶Ⅱ>

第三章 予期せぬ死

第四章 隔離された探偵

第五章 慧眼

<追憶Ⅲ>

第六章 惨劇の夜、再び

第七章 生き残り

<追憶Ⅳ>

第八章 裏切り

第九章 最後の仕掛け

 

イギリスのブライトンで暮らすコラムニストによるエッセイ。

彼女の息子が元底辺中学校に入学してからの1年半の親子の成長物語。

「学校生活、異文化の衝突、貧富と差別の現実、アイデンティティの悩み、思春期の母子関係。ときに笑い、ときに憤り、ときに涙しながらの日々に興味はつきない。正直、中学生の日常を書き綴ることが、こんなに面白くなるとは考えたこともなかった」

学校を通してイギリス社会を冷静に洞察している。

日本と比べて、生活格差や教育環境の違い、貧富の差、人種差別、異文化等々について、日本という安全な場所から面白く垣間見させてくれた。

この本は、内容はシビアで辛辣だが軽い気持ちで読みやすい。

いまだ世間で人気がある本は、やはり読んでみないとその理由はわからない。

 

 <目次>

はじめに 

元底辺中学校への道

「glee/グリー」みたいな新学期

バッドでラップなクリスマス

スクール・ポリティクス

誰かの靴を履いてみること

プールサイドのあちら側とこちら側

ユニフォーム・ブギ

クールなのかジャパン

地雷だらけの多様性ワールド

母ちゃんの国にて

未来は君らの手の中

フォスター・チルドレンズ・ストーリー

いじめと皆勤賞のはざま

アイデンティティ熱のゆくえ

存在の耐えられない格差

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとグリーン

 

1965(昭和40)年福岡生れ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、1996(平成8)年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。2017年『子どもたちの階級闘争』で新潮ドキュメント賞を、2019(令和元)年『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』でYahoo!ニュース|本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞を受賞

 

【No.941】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー The Real British Secondary School Days ブレイディみかこ 新潮社(2019/06)

「父の失踪、書きかけの小説、未完の『銀河鉄道の夜』」

幼少期に父親が失踪した過去があり自分自身が分からなくなっていた主人公の春。

危ういのはこの主人公だけかと思いきや、彼氏の亜紀君までいろいろ抱えているとは思わなかった。

193P

「あなたは、私にたくさんの答えを求めたけど、いつも、その先は訊かなかった。それに、あなた自身の感情に触れる質問になると、なぜか、かならず口を閉ざした。私たちはすごく同じように答えを避けていた。お互いに、好きだって言い合いながら」

相手の傷を見て、お互い見ないふりをせずに見つけていく姿勢はきっと救いになるだろう。

わからなくてもいい。

けれども、わかろうとすることはきっと前に進むことになると思った。

 

1983年東京都生まれ。「リトル・バイ・リトル」で野間文芸新人賞、「Red」で島清恋愛文学賞、「ファーストラヴ」で直木賞を受賞。