【No.942】兇人邸の殺人 今村昌弘 東京創元社(2021/07) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

初めの、「荘」から「匣(ハコ)」そして「邸」へ!

剣崎比留子と葉村譲の斑目機関シリーズ3作目。恐るべし斑目機関。

頁をめくった冒頭にいきなり兇人邸の間取り図があった。

本館・別館、主区画・副区画とあり、読んでいくと更には隠し○○!?

 

「ようこそ。現実と幻の間の楽園、ドリームシティへ」

廃墟の遊園地と館。

夜間だけ邸内を彷徨う無慈悲な首斬り怪人がいた。

よりスリラーに傾注している。相変わらずハラハラ感が大。

物理的なクローズドサークルと精神的なクローズドサークルの合わせ技一本。

 

閉じ込められた館から出るためには、鐘楼に残された鍵が必要だった。

普通に行くと怪人と出くわす確率が高くて危険な難しい選択だ。

鍵を手に入れる方法については。まったく気づかなった。

比留子は、今回いろいろな情報を集めて判断する安楽椅子探偵だった。

最後まで気が抜けない展開を待っていた。

重元って?

4作目に続くような神妙な終わり方だ。

 

 <目次>

第一章 アンラッキー・ガール

<追憶Ⅰ>

第二章 兇人邸

<追憶Ⅱ>

第三章 予期せぬ死

第四章 隔離された探偵

第五章 慧眼

<追憶Ⅲ>

第六章 惨劇の夜、再び

第七章 生き残り

<追憶Ⅳ>

第八章 裏切り

第九章 最後の仕掛け