初めの、「荘」から「匣(ハコ)」そして「邸」へ!
剣崎比留子と葉村譲の斑目機関シリーズ3作目。恐るべし斑目機関。
頁をめくった冒頭にいきなり兇人邸の間取り図があった。
本館・別館、主区画・副区画とあり、読んでいくと更には隠し○○!?
「ようこそ。現実と幻の間の楽園、ドリームシティへ」
廃墟の遊園地と館。
夜間だけ邸内を彷徨う無慈悲な首斬り怪人がいた。
よりスリラーに傾注している。相変わらずハラハラ感が大。
物理的なクローズドサークルと精神的なクローズドサークルの合わせ技一本。
閉じ込められた館から出るためには、鐘楼に残された鍵が必要だった。
普通に行くと怪人と出くわす確率が高くて危険な難しい選択だ。
鍵を手に入れる方法については。まったく気づかなった。
比留子は、今回いろいろな情報を集めて判断する安楽椅子探偵だった。
最後まで気が抜けない展開を待っていた。
重元って?
4作目に続くような神妙な終わり方だ。
<目次>
第一章 アンラッキー・ガール
<追憶Ⅰ>
第二章 兇人邸
<追憶Ⅱ>
第三章 予期せぬ死
第四章 隔離された探偵
第五章 慧眼
<追憶Ⅲ>
第六章 惨劇の夜、再び
第七章 生き残り
<追憶Ⅳ>
第八章 裏切り
第九章 最後の仕掛け
