平成28年3月22日に地域サロン活動の情報共有と、地区を超えて相談し合えるサロン同士の関係づくりを行う為に
「サロンたいむ」を開催しました。
23団体、出席者64名に参加いただき、活発な意見交換を行うことが出来ました。
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<検討課題1>
サロン活動の立ち上げは、具体的にどうすれば良いのか?
<意見>
・立ち上げ時には老人会会員だけではなく、高齢者全体を対象に集めていく。
・立ち上げのメンバーは老人会・公民館前館長・公民館現館長・民生委員・他数名。会員以外のメンバーにも声かけを行った。
・立ち上げの際には事前に打ち合わせを行い、清水包括にも参加してもらい支援を受けた。
・笑って参加をモットーに面白い人、得意芸のある人を個人的にお願いするといい。
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<検討課題2>
サロンに人が集まらない。新しい人が来ない
<意見>
・婦人部は70歳まで。70歳以降の希望者は老人会へ。「将来の自分の為に」婦人部がサロンを支えている。料理が出来ない人は自由に、片づけはみんなで行う。老人が多いので参加型で協力してもらっている。
・サロンに来てもらっている人がまず元気になってもらい、そこから参加者がサロンで元気になったとまわりに広がり口コミになっていくのが期待できる。
・公民館長の方にはあまりサロンの情報がきていない。今すぐに協力を得るのは難しいかもしれない。市の方からもっと働きかけがあると、新たな参加者も増えるかも知れない。
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最後に、センター長の成冨から
「これから変わる社会の仕組みと支え合い活動」というテーマでお話をさせていただきました。
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これまでは、月1回のサロン活動を通じて、顔の見える関係づくり
や、参加者の健康状態の確認、レクリエーション等の楽しみの機会を持つことが出来ていましたが、
支え合い活動まで発展する事は一般的に難しいと言われています。 これからは、
週1回以上の健康寿命を伸ばすための「介護予防」活動である「百歳体操」が佐世保市でも導入されること。
そして、週1回以上、定期的に顔を合わせる機会を持つことで、住民同士の絆を深め、ゆくゆくは支え合い機能を持つサロンに発展する可能性がある事をお伝えしました。
また、サロンに体調を崩し、参加ができなくなった方の買物や掃除などの支え合い活動を住民主体で行える時代が、遠くない未来にくるとお伝えしました。
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介護保険の要支援認定者は、今後、介護保険から地域支援事業に利用サービスが移行します。
ただ、移行するという言葉に不安を持つ方もおられますが、住民主体でも支えられるというイメージを持っていただくためにお話をさせていただきました。
清水地域包括支援センター圏域の要支援者で訪問介護の家事援助を利用している人の数は200名で、百歳体操参加者の半分が支え手になれば・・・
・20名✕50%=10名✕20ヶ所=200名
・10名✕50%= 5名✕40ヶ所=200名として、住民同士でも支え合う社会が実現できるという事になります。
今すぐに、住民同士で支え合いを行わないといけないというのではありません。
ですが、将来を見据えて、支え合う土台ができていれば、どのような風向きになっても、不安なく住み慣れた地域で生活を送ることができるようになります。
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ご参加いただきました皆様は、とても真剣にお話を聞いていただきました。
サロンたいむの開催後には、参加者同士の意見交換や、清水包括への相談があったり、非常に充実した時間を過ごすことができました。
今後も、清水地域包括支援センターは、サロン活動の支援を行っていきます。
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