佐世保市清水地域包括支援センター -2ページ目
【総合相談の目的】

 総合相談は、地域に住む高齢者に関するさまざまな相談をすべて受け止め、適切な機関・制度・サービスにつなぎ、継続的にフォローしていくことが目的です。

つまり、地域包括ケアとしての継続支援の入り口となるのが総合相談なのです。これは、地域包括支援センター1か所に相談をするとあらゆるサービスの調整まで可能になるといったワンストップサービス拠点としての機能も果たすことになります。


【総合相談のプロセス】


出典:地域包括支援センター運営マニュアル


総合相談は相談受付(スクリーニング)⇨ 課題の明確化 ⇨ 行動計画の作成 ⇨ 行動計画の実行 ⇨ 各業務への移行 ⇨ 終結のプロセスで展開されます。

相談受付時の相談内容や課題によっては、情報提供を行うことによって終結に至る場合や、他機関等を紹介しフォローアップを行うことにより終結に至る場合もあります。


【相談するか迷ったら】



 ・どこに相談すれば良いのかわからない・・・

 ・こんな相談、してもいいの?




 
 どこに相談して良いのかわからない悩みや相談事があったら、清水地域包括支援センターにご連絡下さい。

あなたからの、ご連絡をおまちしています!
佐世保市連合町内連絡協議会婦人部会様より、認知症サポーター養成講座の依頼を受け、講座を開催いたしました。

【きっかけは、グループホームの運営推進会議】 
 佐世保市地域包括支援センターは、2ヵ月に1回、担当地区のグループホーム、小規模多機能型居宅介護事業所の運営推進会議に参加をさせて頂いています。

※運営推進会議とは、グループホーム及び小規模多機能型居宅介護事業者が、利用者、市町村職員、地域包括支援センター、地域の代表者等に対して、提供しているサービス内容等を明らかにすることにより、地域との連携が確保され、かつ地域に開かれたサービスとすることで、サービスの質の確保・向上を図ることを目的として設置するものです。

詳しくは → 地域密着型サービス運営推進会議とは

運営推進会議へ定期的に参加しているうち、参加者のお一人である佐世保市連合町内連絡協議会婦人部会の会長様から相談がありました。


「認知症や介護保険制度など、一般の方でも理解できるように、わかりやすく話をしてほしい」

「どうしても、一般の方にとって、認知症や介護保険といったものは、難しく、一度聞いても理解できずに耳を通り過ぎてしまう事が多い。」

「講座を聞いたとしても、「力」にはならず「教養」として終わってしまう。話を聞いた受講生が「具体的」に「何」を「どのように」すればよいのかがわかるような話をして欲しい」
という、熱意を清水包括は受け取り、認知症サポーター養成講座の開催が実現しました。




【認知症サポーター養成講座開催当日】


平成27年5月19日(火)
46名ご参加を頂き、認知症サポーター養成講座を開催させていただきました。

出来る限りわかりやすく、実例を多くお伝えしました。

参加頂いた方からのアンケートを見てみると・・・

・大変にわかりやすくお話を聞くことが出来、これから参考にしていきたいです。
・認知症の方へ言葉のかけ方がわかった。
・認知症の人に出会った時の対応の仕方が良くわかりました。驚かせないように、やさしく、自尊心を傷つけないようにゆっくり対応したいです。
・福祉サポーターをしています。勉強になりました。


アンケート結果では、認知症の方に対しての理解を深められた様子でした。

参加者の皆様と充実した時間を過ごす事ができ、感謝しております。

また、清水地域包括支援センターは、認知症に関する相談から介護保険に関する相談、また、「これって、相談に乗ってもらえるの?」というような相談まで、総合的に高齢者の相談を承っています。

ぜひ、何かありましたら、お気軽にご連絡を頂きたいと思います。

お問い合わせは→ こちらをクリック
 清水地域包括支援センターでは、地域密着型サービスの運営推進会議に定期参加を行っています。
今回は、地域密着型サービス運営推進会議はどのような会議なのか説明したいと思います。

【グループホーム運営推進会議の目的】


 運営推進会議は、認知症グループホーム及び小規模多機能型居宅介護事業者(以下、「グループホーム等」といいます)が、利用者、市町村職員、地域包括支援センター、地域の代表者等に対して、提供しているサービス内容等を明らかにすることにより、地域との連携が確保され、かつ地域に開かれたサービスとすることで、サービスの質の確保・向上を図ることを目的として設置するものです。



【運営推進会議のメンバー】

 運営推進会議のメンバーについては、利用者、利用者の家族、地域住民の代表者、事業所が所在する市町村の職員又は地域包括支援センターの職員、グループホーム等について知見を有する人等が参加します。


【運営推進会議の法的根拠】

 2006年の介護保険法改正に伴い、グループホーム等は地域密着型サービス類型に位置づけられ、利用者、地域住民、利用者家族、市町村職員等で構成される運営推進会議をおおむね2ヵ月に1回開催し、地域に開かれたサービスの質の向上・透明な運営の確保を図る事が義務付けられました。

【2006年3月14日 厚生労働省令第34号「指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準第85条」】


【グループホーム運営推進会議の実際】

 2ヵ月に1回以上、運営推進会議を開催し、サービスに関する活動状況を報告し、参加者による評価を受け、必要な要望、助言を聴く機会となります。

また、地域住民や参加者の活動の連携や協力を行うなど、地域との交流を図る機会ともなっています。

実際には、グループホーム等の職員が運営推進会議の司会進行を行い、なごやかな雰囲気で、グループホームに関する事や、地域に関する事について会議を行っています。

グループホーム等も含めた地域力の向上の為に、清水包括支援センターは、地域密着型サービス運営推進会議に今後も参加させて頂きます。

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佐世保市清水地域包括支援センターの総合相談業務についてお伝えします。

【総合相談業務の目的】 
 総合相談は、地域に住む高齢者に関するさまざまな相談をすべて受け止め、適切な機関・制度・サービスにつなぎ、継続的にフォローすることを目的とし、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう支援する入口となります。



 「さまざまな相談」「すべて受け止める」という事ですので、どこに相談したら良いのかわからない事でも、安心して、気軽に相談して頂きたいと思っています。

また、地域包括支援センターの担当外の相談内容であったとしても、お話を真摯にお伺いさせて頂き、適切な相談機関へ繋がせて頂きます。ですが、ここで私どもの関係は切れる訳ではありません。

もし、他の相談機関へ繋いだ後であっても、私どもでできることがありましたら、支援させて頂きたいと思っています。


【目指すは、ワンストップサービス!】

また、私たちが目指す機能は、地域包括支援センターに相談をすると、あらゆるサービスの調整まで可能になる「ワンストップサービス」です。

ぜひ、医療、介護、介護予防から地域づくり、住まいに関することなど、お気軽にご連絡を頂きたいと思っています。

佐世保市清水地域包括支援センターの個人情報の取り扱いについてお伝えします。



 佐世保市清水地域包括支援センターでは、業務の性質上、高齢者の心身の状況や家庭の状況を幅広く知り得る立場にあるため、その情報管理には万全を期しています。


なお、介護保険法に個人情報保護について守秘義務が課せられています。


「守秘義務」 地域包括支援センター(介護保険法第 115条の45第5項)
 地域包括支援センターの設置者(設置者が法人である場合にあっては、その役員) 若しくはその職員又はこれらの職にあった者は、正当な理由なしに、その業務に関▯して知り得た秘密を漏らしてはならない。


【情報セキュリティポリシーに関して】

 パソコンやインターネットなどのITを利用して、業務を行う為に、情報に関するセキュリティポリシーとして、情報セキュリティ対策に取り組んでいます。

具体的には、業務情報の管理方法や、業務情報の持ち出し禁止、不正アクセスや情報漏洩の為に、使用する端末機器についてはコンピュータウィルス対策を講じています。


【個人情報使用同意について】

 佐世保市清水地域包括支援センターは、実施する介護予防支援業務等の業務の実施にあたり、個人情報の同意について相談を行う場合があります。

この場合も、あくまで、必要最小限の範囲で使用し、かつ、同意を得る際に確認を行う「使用する目的」以外で使用することはありません。

佐世保市清水地域包括支援センターは、個人情報を適切に取り扱い、業務を行っております。

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清水地域包括支援センターでは、(1)包括的支援事業(2)指定介護予防支援(3)その他の業務に関する事業を行っています。

(1)包括的支援事業
1 包括的支援事業は、保健師等、社会福祉士、主任ケアマネジャーの3職種が地域のケアマネジメントを総合的に行う為に、下記の①から④の業務を行っています。


①介護予防ケアマネジメント
 介護予防ケアマネジメント業務は、二次予防事業対象者の把握に関する事業において、把握・選定した二次予防事業対象者について、介護予防プランを必要に応じて作成し、地域支援事業における介護予防事業等が、包括的かつ効率的に実施されるよう必要な援助を行っています。


②総合相談支援業務
 早期からの相談対応及び継続的・専門的な相談支援、その実施にあたって必要となるネットワークの構築、地域の高齢者の実態把握を行います。


③権利擁護業務
 地域の住民や民生委員、介護支援専門員などの支援だけでは十分に問題解決できない、適切なサービス等につながる方法が見つからない等の困難な状況にある高齢者が、地域において、安心して尊厳のある生活を行うことができるよう、専門的・継続的な視点からの支援を行います。


④包括的・継続的ケアマネジメント支援業務
 高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、介護支援専門員、主治医、地域の関係機関等との連携、在宅と施設との連携など、地域において多職種相互の協働等により連携するとともに、介護予防ケアマネジメント、指定介護予防支援及び介護給付におけるマネジメントとの相互の連携を図ることにより、個々の高齢者の状況や変化に応じた包括的・継続的なマネジメントを実現するために、地域における連携・協働の体制づくりや個々の介護支援専門員に対する支援等を行います。


(2)指定介護予防支援
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 介護保険における予防給付の対象(要支援1・2の方)となる要支援者が介護予防サービス等の適切な利用等を行うことができるよう、その心身の状況、そのおかれている環境等を勘案し、介護予防サービス計画を作成するとともに、当該介護予防サービス計画に基づく指定介護予防サービス等の提供が確保されるよう、介護サービス事業者等の関係機関との連絡調整などを行います。

 ※予防給付の対象者(要支援1・2の方)について、正当な理由があり、清水包括支援センター以外のケアマネジャーが担当をする事が適切である場合は、指定介護予防支援を民間のケアマネジャーが委託を受け、行う場合があります。


(3)その他の業務
3・チェックリスト未回収者については、引きこもり等の高齢者の存在も考えられるため、訪問して状況の把握に努めます。
※但し不在が続く場合は連絡票等で連絡が取れる体制を整えます。

・要介護認定において非該当者については、二次予防事業などの必要な支援を行います。  
・ 担当する圏域において、積極的に介護予防に関する活動(健康教育を含む)を行います。


清水地域包括支援センターは上記の事業を運営しております。

詳しく知りたい方は、ブログ右側の「テーマ」欄に業務内容の詳細を入力し、投稿する予定となっております。よろしければ、クリックをして内容の詳細をご確認下さい。
※詳細が投稿されていない場合は、記事の更新をお待ちいただくか、清水地域包括支援センターへ直接ご連絡をお願いします。

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佐世保市清水地域包括支援センターの運営体制をお伝えします。

3つの視点清水地域包括支援センターでは、包括的支援事業を適正に運営する為に、保健師等、社会福祉士、主任ケアマネジャーという3職種を配置しています。

また、要支援認定者の担当ケアマネジャーとして、経験のあるケアマネジャーを4名配置しています。





【運営における基本的な視点】
清水地域包括支援センターは、適切な運営が行えるように3つの視点を持ち、運営を行っています。

・「公益性」の視点
 →清水地域包括支援センターは、市町村の介護・福祉行政の一翼を担う「公益的な機関」として、公正で中立性を保った事業運営を行います。
特定の事業者等に偏ったような活動をしません。


・「地域性」の視点
 →清水地域包括支援センターは、地域のサービス提供体制を支える地域の中核的な存在であり、地域の特性や実状を踏まえた柔軟な事業運営を行います。
地域の利用者や関係団体など多様な意見を汲み上げ、地域が抱える課題の解決に向けて、地域に合った支援を積極的に行います。


・「協働性」の視点
 →地域包括支援センターには、保健師等、社会福祉士、主任ケアマネジャーといった専門職種の職員が配置されています。
各専門職が業務の理念・基本的な骨格を理解したうえで、常にお互いに情報共有し、協議して地域包括支援センターとしての業務を遂行する「チームアプローチ」を行います。



清水地域包括支援センターは、適切・適正な運営を行う為に、定期的に職員研修など資質の向上に向けた取り組みを行っています。


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平成27年3月14日(土)に清水地区福祉推進協議会主催による、認知症についての勉強会が行われ、講師として参加させて頂きました。

前半は、佐世保市保健福祉部長寿社会課の清水地区担当である城間保健師より「認知症になっても安心して暮らせるように」というテーマで佐世保市の認知症高齢者の実情と、市の取り組みについてお話いただきました。
 
 佐世保市の現状について、介護保険の認定者数は16,180人、その中で認知症を有する高齢者数は9,611人で、介護保険認定者の6割が認知症であるとの事でした。


また、認知症の方への接し方のポイントとして、

①お話をゆっくり聞いて、ゆっくり対応する
②お話の否定や訂正をしない
③笑顔で


という事で、接し方しだいで症状が良い方向に変化する事もあるとの事です。


また、「認知症の人の意思が尊重され、出来る限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続ける事ができる社会の実現を目指す為に新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」が国の方から示されて、佐世保市でも新たな認知症施策として「認知症ケアパス」を作成されたとの事で説明を行われました。

詳しい新オレンジプランの内容は → こちらをクリック


その後、清水地域包括支援センターの成冨より、認知症について講演を致しました。

 認知症といえば、物忘れが進行し、日時や自分がいる場所がわからないといった病気であると思われている方もいらっしゃいますが、実は、そのような症状だけではありません。

 見えないもの、例えば小人や虫、そこにいないはずの子供が見えたりする認知症(レビー小体型認知症)

「人が変わってしまった」と他人から言われるくらい人格が変化したり、万引き等の犯罪行為を行ってしまう認知症(前頭側頭型認知症)などがあるというお話をさせて頂きました。

参加者からは、
「認知症ってそんな色んな症状があるとね!?」
「私は最近物忘れが気にないますが、これって認知症の始まりですかね?」
など、講演が終わってもお問い合わせが多数あり、参加者の皆様にも認知症を理解していただく機会になったようです。


私たち、清水地域包括支援センターは、認知症に関する相談や支援、認知症に関する講演活動など行っております。

ぜひ、認知症に関する相談事がありましたら、お気軽にご連絡下さい。

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認知症サポーター養成講座は → こちらをクリック
平成27年2月19日(火)に佐世保警察署にて特殊詐欺被害防止対策会議が行われ、参加をしてきました。
 「振り込め詐欺」をはじめとした特殊詐欺の被害は全国的に増加傾向にあり、長崎県では平成26年中の被害認知件数113件、被害金額約6億3千万円と過去最悪の被害となっています。

佐世保署管内におきましても、6件、2,300万円の被害が発生しており、特殊詐欺被害防止に向けた取り組みを推進し、佐世保市民が安全で安心して暮らすことができる街の実現を目指すため、今回の会議が開催されました。

 佐世保警察署所長のご挨拶、生活安全課長より特殊詐欺被害の現状説明を行われた後、佐世保警察署で独自に作成された「特殊詐欺被害防止DVD」の説明、上映が行われ、DVDを頂戴しました。


※佐世保警察署が製作された特殊詐欺被害防止広報用DVD

 上記のDVDについて、清水地域包括支援センターも関係機関や地域の皆様への広報活動に使用する許可を頂きました。
特殊詐欺について関心があり、上映会を希望される場合は清水地域包括支援センターが上映のお手伝いをいたします。


 そこで、今回、特殊詐欺被害防止対策に関する広報活動を行う為に、広報紙を作成しました。


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上映会や特殊詐欺に関する相談がある方はお気軽にお声かけ下さい!

お問い合わせは→ こちらをクリック







清水地域包括支援センターでは、認知症サポーター養成講座を行っております。

詳しくは → こちらをクリック

平成26年度は、7ヶ所で認知症サポーター養成講座を開催させて頂き、約150名の認知症サポーターを養成する事ができました。

参加していただいた皆様には毎回、アンケートをさせて頂いており、ほとんどの方が内容について満足されているとのお声を頂いております。
(大変ありがたいお言葉を頂き、ありがとうございます!励みになっております!)

認知症サポーター養成講座を開催する際に、必ずお声があがることがあります。
その内容とは・・・

「認知症サポーター養成講座というものがあったとは知らなかった」
「もっと早くこのような講座があっている事を知っていれば、もっと早く認知症の方に何かできたのかもしれない」


という声がよく聞かれます。

 清水地域包括支援センターでは、関係機関、民生委員の方や地域の老人会や自主活動グループ(サロン活動)の皆様にお声かけをしているつもりですが、周知までには至っていないと反省をしています。

 そこで、今回、認知症サポーター養成講座について広報活動を行う為に、広報紙を作成しました。

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町内会・老人会・職場団体(介護施設を除く)・学校・個人グループ(3名以上)などの団体での申し込みになります。

ぜひ、ご友人や職場の仲間など声をかけて、お申し込み下さい!


認知症サポーター養成講座を希望される方は
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