小泉進次郎氏が総裁選に出ているようだが、この機会に、巷で噂されている『小泉構文』・『進次郎構文』なるものを読んでみた。

 

 

 幸いこれを纏めて下さっているサイトがあったので使わせて貰うことにした。それは『こばちゃん』さんの【ノート】である。

 

 

 別におじさんが気に入った訳ではないが、目についたものを幾つか挙げてみる。

 

 

・2月ってことは、あと1年で2月がくる、ということです。

 

・私の父は小泉純一郎というんです。意外とこれは知られていない。

 

・育児休業という「休む」という言葉が入っていますが、全然休みなんかじゃない。

 

・初対面の時思ったんだ。まるで初めて会ったみたいだって。

 

 

 もう少し挙げてみよう。

 

 

・水と油も混ぜればドレッシングになる。(これは比較的まし)

 

・誠実に答えないなんて、不誠実ですよ。

 

・誕生日なんですね。私も誕生日に生まれたんですよ。

 

 

 この様に、集めてある言葉を眺めていると、小泉氏には失礼だが、トートロジーなどという高等?な修飾技法ではなく、あまりお勉強が得意じゃなかったのかなと、小学生の頃のクラスメートを想い出しながら思った。

 

 

 そのクラスメートは総理大臣は目指さなかったし、政治家にもなっていない。だが、小泉進次郎氏は総理大臣を目指し、今、総裁選挙に挑んでいる。

 

 

 これは岸田・石破とはまた違う、新たな自民党の災いであろう。とは言っても、岸田・石破を選んだのも自民党議員であるが。

 

 

 今度、自民党国会議員が小泉氏を選んだら、自民党及び自民党政治の終焉(しゅうえん)確実だね。彼は自分がいかに総理に向かないかを理解できないだろうな、と云うのが、この小泉構文を拝読して抱いたおじさんの感想である。

 

 

by 考葦(-.-)

丸谷才一

エキサイトブログより

 

 

三好達治

兵庫ゆかりの作家HPより

 

 

 いま思い出した。古本屋で見つけた丸谷才一のエッセイ集の題名か副題は、『日本語のために』という名であった。

 

 

 丸谷氏は何度か雑誌等でお顔を観ることがあったけが、三好氏の方は、詩集を買ったけれども、顔写真というものは今回が初めてである。

 

 

 嬉しいことに、なにがしか兵庫県にゆかりのある人と聞いて、もっと読んでおけば良かったなと今更思う。

 

 

 ところで、当たり前の話だが、別に小説や詩集と云うものは、作者の容姿とは関係が無いものであろう。だから、50年経って知っても構わない筈だ。

 

 

 本当に好きなら、譬えは適切でないかもが、ストーカーのように仕事先・行き帰りの交通手段・時間・自宅等々、何を措いても手に入れた筈だ。おじさんはストーカー的に好きではなかったと云うことか。

 

 

 次回は『池上線』の詩を、成功するかどうか、おじさんの現在のレベルで見当・分析してみよう。

 

 

by 考葦(-.-)

 おじさんが二十歳前、10代の後半の頃、古本屋で丸谷才一のエッセイ集を見つけ、その中に三好達治の『雪』という詩が取り上げられており、一目で記憶できたので覚えてしまった。

 

 

 それは次のようなものである。

 

 雪    三好達治

 

 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。

 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

 

 

というものだが、えっ、誰でも覚えられる? そうだろうね。

 

 

 おじさんが詩という物に出会った最初かな。いやこんな物詩じゃないよ、と言う向きには、芥川賞作家で翻訳家の丸谷才一が推していたことに加え、三好達治自身が当時既に世間で認められていた詩人であることを挙げておく。

 

 

 おじさん自身が衝撃を受けた事は言うまでもない。同時に、自分に詩才がないことを思い知らされもした。ただ、おじさんの詩的境地が唯一絶対の至高のものであり、他を一切認めないと云う偏狭なものではない。たかだか10代の無教養な男の一見解に過ぎない。

 

 

 丸谷はあずかり知らないだろうが、丸谷の鬱然とした知識と教養が多くの未来の詩人希望者や、将来の作家希望者を断念させた事であろう。

 

 

 連想の基点・原点、池上線から離れてしまったが、おじさんの連想・妄想は止め処(とめど)が無い。病気を経験したせいか、思考のブレーキ・ハンドルと思しきものが何処にも見当たらない。後遺症の一つだと、許されん事を願う。

 

 

by 考葦(-.-)

 よく詩の意味を考えて歌えと言われる。この歳になって、感覚だけで歌ってたなとか、曲のノリに誤魔化されて歌ってたなと思う。

 

 

 おじさんは井上陽水が好きだったけれど、いま彼の歌を詩として読むと、理解不能だね。ただ、昔はポイントポイントで印象的な詩か旋律があり、飽きずに歌い続けていた。

 

 

 それはおじさんだけではなく、そんな感じで歌っていた人が多かったのではないかな。

 

 

 今、現役を引退し、年金を貰うようになってから、若い頃に読めなかった哲学書を読むという人の話を聞いたことがある。とても良いことで、時間と懐に余裕のある人には敢えて反対はしない。ちょっと羨ましいけど。

 

 

 おじさんも20歳前半の頃、頂いたヘーゲルや、入門書的な本を読み漁った事がある。カントなどは旺文社から出ていたので、比較的安価で手に入れることが出来た。 

 

 

 哲学的な学習環境には恵まれていたけれども、ものにならなかったのはご覧の通りである。ただ、いずれ読もうと思っていたのか、古本屋に行っては懐が許す限り『哲学書』を買っていた。

 

 

 哲学書は不人気だったのか、本の定価の1割以下の価格で手に入れる事ができた。ちょっとした数を揃えたけれども、何度トライしても物にはならなかった。

 

 

by 考葦(-.-)

 参議院議員選挙が公示され、わが兵庫県では多数の人物が立候補した。

 

 

 兵庫県では改選数が3であるから、無所属で出ているけれど、立憲民主党から推薦を受けている泉房穂氏、自民から出ている加田裕之氏、公明から出ている高橋光男氏の3名で決まりかと思っていたら、NHK党の立花孝志氏の立候補で俄然、複雑な様相を呈し始めた。

 

 

 誰の調査か知らないが、件の調査では泉氏が断トツ1位で、立花氏が3位に着けているらしく、加田氏か高橋氏が2位だったと思う。

 

 

 海千山千のおじさんとしては、この時期に出る調査なんて全く信用してない。心配なのは、選挙投票経験の少ない若いネット民諸君が、立花氏3位に安心して選挙に行かないことだ。

 

 

 やっとネットの諸君が選挙で力を発揮できる環境が整いかけているのに、油断・安心で立花氏を落選させてしまうことだ。期日前投票をうまく活用してほしい。

 

 

 飽きっぽい、早合点、諦めが早い、選挙面倒が特徴のネット民の特性を利用し、『怪文書的』に流した陰謀かも知れないのだ。

 

 

 そのくらいの事は、平気でやりかねない。泉房補候補を例に取れば、たかだか兵庫県の一市の事とはいえ、若い夫婦の転入を促進させるため、各種整備をした。一方、市の未来のための資金の内、将来、起きるであろう各種、インフラ整備の金を先に使っていたという事実が発覚した。

 

 

 泉氏のこの功罪はどう判断するのか。同氏が後継に選んだ現市長が、周囲に憤懣をぶつけておられるそうな。

 

 

 同氏が元所属されていた立憲民主党、その前身、民社党も政権を取った時、国民にあれもする、これもすると騙した事があった。その言葉は見事に総て果たされていない。本当に総てだ。泉氏は一方でもやったと云うことは半歩前進か?

 

 

by 考葦(-.-)

 何かの拍子にYouTube動画で菅野 完(すがの・たもつ)氏の発言が耳に入って来て、聞くとはなしに聞いていたら、頭のいい人は例外なしに左系になると断言していた。

 

菅野 完

 

  

 私も頭がよかったからコミュニストになったという自慢話にも聞こえるが、そうかなあ?、まともな人間は共産主義を知れば知るほど、真面目に学べば学ぶほど不信感に囚われいく。

 

 

 例えば、ノーメンクラトゥーラという人達がいる。共産貴族と言われる彼らは、彼らが『指導』する庶民とは公平な立場でいるのか。

 

 

 おじさんはコミュニストが信奉する思想的真実は、公平が旨とされているけれども、ノーメンクラトゥーラなる諸氏は明らかに一般庶民とは違うよね。我々は、国自体を作った立役者だから別格だとでも言うのかな。

 

 

 コミュニストは平等だと仰るが、ノーメンクラトゥーラ=共産貴族以外の庶民同士はと言う意味かな。

 

 

 国家を運営するには知識も教養も専門性も必要だ。だから 情報の統制も恐怖も洗脳も必要? 歴史の偽造も、共産主義に必要な都合の良い歴史解釈も必須。

 

 

 自由主義国の名も無き市民は、コミュニストの唱える欺瞞性が鼻持ちならないんだよ。地方議会で共産党を標榜しておられる一部の人が公平を第一の旨として活動されているのは認めるに吝かではない。

 

 

 あっ、捻(ひね)った表現をすると、左系の人々の解釈は乱れるそうだ。共産党の地方議員が、我々、自由主義国で暮らす人間が自由を第一の旨とするのに対し、公平を旨として活動されているのは認めよう、と云う意味だ。

 

 

 高橋洋一嘉悦大学教授は学生時代、『資本論』を一つの経済書として読まれたらしいが、数ページ読んで理論的な誤りがあるのに気付き、それで以降は読む意味が無いと思われたらしい。

 

 

 これはハッキリと高橋氏か長谷川幸洋氏のYouTube動画で観た。因みに、高橋氏は東大の数学科卒で、大蔵相(現財務省)に奉職された誰が聞いても「頭がいい人」に疑いないが、ここで菅野氏の説は破綻している。

 

 

 可哀想にコミュニストじゃない頭のいい人なんて、掃いて捨てるほどいるよ。お気の毒に、その歳まで出会えなかったんだね。

 

 

by 考葦(-.-)

 これは兵庫県人であるおじさんの、何のエビデンスもない感触だから、そのままスルーしていただいてもいいのだが、おじさんには、斎藤派にささやかな追い風が吹いているような気がする。

 

 

 例えば、先の尼崎市議戦で立花氏が党首を務める『NHK党』の候補が4~5番目で当選した。尼崎市の有権者の3%の得票数だという。

 

 

 痛快なことに、丸尾まき兵庫県議の推した田中淳司氏が3票差で落選したという。おじさんの頭の中には、何人か落選請負的な人物が存在する。

 

 

 丸尾氏は比較的新しい人材だが、「確実さ」は有田芳生氏が先日までおじさんの中では群を抜いて上位にいた。ところがあまりにも逆効果が覿面なので、近頃、しばき隊とのセットでの起用は敬遠されているように見える。

 

 

 おじさんが兵庫県人だからなのか、少なくても兵庫県内では丸尾氏の方が落選請負人としては確実な気がする。頭数は揃えているが「帰れ!」ーーワンパターンの落選請負人。

 

 

 上位当選された福井かんき陣営に差し向けられた「しばき隊」に金を払っている人ーー効果は薄かったようだね。それとも逆効果?

 

 

 まあ、依頼はされないだろうけど、もしおじさんが選挙参謀になるとしたら、「しばき隊」は願い下げだね。丸尾氏への依頼もどうかと思うよ。二つの要因で田中候補の票は200票は減ったね。

 

 

 兵庫県人としては、おじさんの選挙参謀的感覚に賛同して下さる方が多いと思われるが、嬉しいことに、先日、秋田でも全党から応援されている候補を、無所属新人が破ったというニュースを目にした。

 

 

 至極順当な感覚だと思われるが、有田芳生氏、丸尾まき氏、しばき隊への活動資金を受け取っていると噂されている菅野完(すがの・たもつ)氏に、是非とも兵庫県人の感覚を理解して貰いたいと願うのは無理な注文だろうか。

 

 

by 考葦(-.-)

 増山誠兵庫県議会議員が、旧メディアである「読売テレビ」の『そこまで言って委員会』に出演したことを巡って、どちらかというと左系の有名人から、クレームに似た意見を頂戴しているようだ。

 

増山 誠

 

 

兵庫県議会議員のHPから拝借

 

 

 水道橋博士氏や元文部官僚の名前は失念したが、貧困女子の力におなりになった方だと記憶している。貧困な男子もいた筈なのだが、元官僚氏の口からついぞその類いの話は聞いたことがない。

 

 

 おじさんが10代の頃、飲み屋か喫茶店でヒダリスト同士の議論を聞いたことがある。ほとんど理解不能だったけど、「自慢話」合戦のような感じで、当人達はどうか知らないが、より真理に近づけたという風には見えなかった。

 

 

 ヒダリスト同士の議論は、キリスト教徒のような一歩真理に近付いたという控え目な表現の発露もなく、哲学を学ぶ者の真理にたどり着きたいという思考の苦悩や美しさもなく、ただ相手を言い負かしたいという風にしか見えなかった。

 

 

 マルクスやエンゲルスという単語も耳に入ってきたが、もし思想なら真と偽である程度、正邪を絞れるだろう。高橋洋一嘉悦大学教授は、『資本論』も数ページ読んで、もうこれ以上、読む意味も価値もないとの結論に達されたそうだ。

 

 

 高橋氏はご出身が東大数学科だそうだが、教授に言わせると、幾つか「偽」があったそうで、マルクスもそれを基に成立した『共産主義』自体も、全く興味を覚えなかったそうだ。

 

 

 

by 考葦(-.-)

 

 

 Youtubeの読み上げ機能について申したい。おじさんはYoutubeを作成した事がないので、この機能がYoutubeに付属しているものなのか、別のアプリの読み上げ機能的な部分を用いて作成されているのかは、残念ながら知らない。

 

 

 誤りと思われる読みは多々あるけれど、近頃、おじさんが気になるのは、「方」=「かた」を「ほう」と読んでいる誤読と、「行った」を「おこなった」と読ませず、「いった」と読む誤読である。

 

 

 AIの進歩によって、皇室問題で秋篠宮紀子妃を「のりこひ」と誤読して、訂正せずに発表を続けていた皇室系YouTuberのような事例は減少してきたと思うが、「方」と「行った」の事例はYouTuber自身が誤って理解している公算が大である。

 

 

 ほとんどが旧メディアに劣るところが無いYoutubeだが、この誤読と言う点は、旧メディアに軍配を上げざるを得ないようだ。

 

 

by 考葦(-.-)

 今、この世の中が変わりつつあるという感覚をお持ちの方が増えているのではないか。

 

 

 兵庫県知事選挙の後、相も変わらぬ旧メディアの報道ぶりを見て、「賢い」と我々が考えていた人々が、単に生きやすいとされる「学校的お勉強」に秀でていた人なのではないかと気付きはじめた。

 

斎藤元彦兵庫県知事

 

 

 彼ら学校秀才たちは、我々庶民を見て、与し易しと侮り、その後の人生を送る。しかし、そのツケが今回ってきている。

 

 

 学校秀才たちは、政治家になれば、正しく政治を行い、庶民を導いてくれるだろうと信じていたが、彼らは単に自分の利益しか考えていなかった。

 

 

 そんなことは分かりきっている。政治家なんて頭を下げるのは選挙の時くらいだろうし、我々はただの1票、もしくは家族の数票にしか見ていないだろう。

 

 

 これから我々凡人の逆襲が開始される。どんな感覚で我々を馬鹿にしたのかは知らないが、例えば兵庫県で行われた第三者委員会の報告を見て、流石弁護士だと思った人があっただろうか。

 

 

 委員長を見て流石元裁判官だと感じた人があったあっただろうか。オールドメディアの衰退と前後して、元学校秀才の時代が終焉を迎えつつあると感じる。

 

 

 「話せば分かる」と特に左の思想の人は言う。おじさんの寿命の残り具合もあるが、議論をするに値しない人とかものがあると分かりかけた。

 

 

 最近では日本保守党を批判する飯山某という女性である。あんな言論……どう批判すればいいのか。飽きもせずカレーがどうだったら、言論弾圧たらと言っているようだが、驚くことに、それに賛同する保守言論人が現れた。

 

 

 おまけに保守言論雑誌まで現れた。ちょうどいいのではないか。保守の深浅を判断するのに。保守が何たるかを考えるのに。

 

 

 病気持ちで半分、棺桶に片足を突っ込んでいるようなおじさんも、いい機会を得たと喜んでいる。

 

 

by 考葦(-.-)