何かおじさんが言うのも気恥ずかしいが、経済学に携わる人々というのは、ミクロ経済学とマクロ経済学を混同されているというか、分かっていて分からない振りをしているかのどちらかだろう。

 

 

 MMTを再勉強するようになって、たくさんの人がMMT関連の動画を出されていることが分かった。中にカリンゴンという怪獣の姿をしたYouTuberもいた。

 

 

 まだ拝見して50本足らずだが、遙かにおじさんより知識は上だとすぐに分かった。カリンゴン氏によってリフレ派なる経済学派があることを知った。もしかしたらおじさんが大好きで拝見していた高橋洋一嘉悦大学教授もどこかに分類されるのかも知れない。

 

 

高橋洋一嘉悦大学教授

NPO法人生涯学習センターHPより

 

 

 MMTは国がマイナスになると国民がプラスになると言っている。インフレは大きなプラスにならなければ良いとも言っている。

 

 

 簡単に言えば、上記のような事を3、4年前のMMTを勉強した時に知識として得た。その後、高橋氏の事を知り、MMTで得た知識と相違することはなかったし、元財務省官僚らしく政治家の姿勢にも詳しいので、便利に拝見させて頂いていた。

 

 

 再勉強をして信用創造という言葉を知った。金融機関も信用創造を行えると言う。経済の初学者の人は何の疑念も湧かずMMT論者の説明を理解する。

 

 

 ところが、大学時代に経済を専攻した人とか、財務省に入省した人などは、逆に存在する知識が抵抗になり、MMTの理論が入り難くくなったのではないかと思われる。

 

 

 天動説と地動説とMMT論者は言うことがあるが、既存の経済学者とMMT論者の話を聞くと、よくある既存の主流派経済学者がゴールポストを動かしていることがよく分かる。

 

 

 一番分かりやすい例が、財政破綻論の話だ。無学者のおじさんは自国通貨の発行者である国が、自国通貨建て国債で破綻しようがないと即座に理解できる。

 

 

 主流派経済学者がMMT論者の敵であって、大学の経済学者がその中核を占める。つまりこれが天動説の話だ。おじさんも10~15年前まで、すっかりこの論を信じて、早く返済しないとと、油汗をかいていた。

 

 

by 考葦(-.-)