旧勢力と言えば、ほとんどの経済学者・財務省・ほほ9割の政治家がMMTを批判している。そこには経世済民という国民を念頭に置いた観念はひとかけらもなく、むしろ日本国民を不幸にしているとしか思えない。

 

 

 主流派経済学者がMMTに対して同じような批判しているのは、おじさんは彼らがMMTに脅威を感じていることの表れだと思っている。

 

 

 破綻する破綻すると毎年のように書物を出している評論家もいる。自国建通貨の国債でどうやってデフォルトを起こすの? と反論されると今度は円安云々と方向を変える。他にも日銀の破綻という珍論まで耳にした。

 

 

 誤った解釈でMMTを批判する人々は、次々とピントのズレた言説を垂れ流す。MMT論者は怒りも飽きもせず、丁寧に教育しつつ反論する。

 

 

 わたくし考葦こういおじさんは、数年前にMMT(現代貨幣理論)を三橋貴明氏のご教授で知ったとき、ちょっと骨が折れたけど理解は出来た。



 骨が折れたというのは、おじさんの無知が災いしただけで、おじさんお無知をそこそこ理解できる程度に引き上げて下さったのは、三橋貴明先生の懇切丁寧な図を用いたご指導の賜だと、今も感謝の念に堪えない。

 

 

 主流派経済学者はMMT論者の先生方をあの手この手で煩わせて、自らの説の方が正当だと顧みることがない。

 

 

 おじさんは天動説の話で例えたが、他にも中世にセンメルヴェイス反射という言葉が誕生する元となる出来事があった。説明すると長くなるが、医学界の黒歴史だ。権威が権威を笠に着て新説(=MMT)を葬り去るという点で似ている。

 

 

 世界のノーベル経済学賞受賞者、我が国の押しも押されもせぬ有名大学の教授や名誉教授、財務省の官僚、日銀の総裁・副総裁……、きら星の如く輝きおじさんが仰ぎ見る方々がこぞってMMT批判に回っている。

 

 

by 考葦(-.-)