今日、6月15日は庄助をわが家に迎えた日。
わが家的には一年でいちばん大切に感じている日でもあり、今日は一日ゆっくりと家族でいようと思います。
ちかごろ、うちの奥さんが口にする回数があきらかに増えた言葉があります。
それは庄助をさして「可愛い」という言葉。
これは庄助がわが家に来ていらい奥さんが毎日言い続けている言葉です。
でも、同じ屋根の下で生活しているボクはこれまでとあきらかに違ったなにかを感じています。
それは「可愛い」という言葉に込められた実感。
その実感がこれまでより明らかに増しているのです。
しみじみと「この子・・・ホントニ、可愛いよね・・・」という感じです。
そして、それに同意しているボクもつくづく親ばかです。
どこでどうなったのかはわかりません。
(ボクがあれこれ設定を触っていたときにそうなったのでしょう)
数年前にボクと奥さんのスマホの写真データはいつの間にか同期してしまいました。
気がついたらお互いのデータフォルダはこんな感じに。
最近ボクは頻繁にデータフォルダの似たような写真を削除しています。
そうしないとホントにホントにストレージが溢れてしまうので(苦笑)
12年一緒にいるといろんな風景が変わってきます。
まずボクも奥さんもいまより12歳若かった(当たり前、笑)
庄助を迎えた当時はご近所に畑が残っている近隣の環境が気に入っていたのですが、いつの間にか多くの畑がなくなり、戸建て住宅に変わりました。
12年前は幼犬「庄ちゃん」として地域の犬友さんたちに迎えていただきました。
いまは少しは知られた顔になり、新しい子犬を新しいお友達として受け入れる立場にもなりました。
同時に仲良くしていたお友達を見送ることも少しずつ増えてきました。
命あるものはいつかは逝く。
そのことは最初から分かっています。
でも、ボクは本当の実感としてはわかっていないのだろうなと思ったことが最近ありました。
すこし前のことです。最寄り駅のちかくで「庄ちゃん」と声をかけられました。
犬友さんとそのお嬢さんでした。
穏やかな印象のあった犬友さんがその日は微妙な表情をされていました。
きいたところ、少し前に愛犬を見送ったとのこと。
涙を隠さない犬友さんの表情を見ながらボクはいろんなことが心配になりました。
犬友さん曰く「子供のころから動物に囲まれた家庭に育ち、何頭かの動物を見送った。その心構えもあるつもりでいた。でも、親が飼っていた家の犬ではなく、自分の子供として迎え育てた子を見送るということがここまで辛いことだとは思わなかった。本当に辛い」と。
「ペットロスという言葉はもちろん知っていたけど、ここまで辛いとは・・・」
その間、お嬢さんはひとことも発せず、黙って涙を流し続けていました。
考えたくもないことですが、庄助がいなくなったらうちの奥さんはどうなってしまうのでしょうか・・・・・・
しかし、その日はいつか来ます。
見送るところまでが飼い主のつとめだとはわかっているのだけど、その後わが家がどうなってしまうのだろうと憂慮します。
そんな時こそ家族の力でしょ、という声が聞こえてきそうなのだけど・・・・
庄助がいなくなったらどんなことをしても奥さんの悲しみは癒されることはないでしょう。
ボクの力では無理です、というより、何の力をもっても無理です。
そのとき受けるであろう悲しみを想像するだけで、ボクは無力になるのだけど、それでも信じていることがあります。
それは庄助に出会って幸せだということ。
そして庄助も幸せだと信じたい。
散歩をしていると「可愛い」とお声がけをいただくことがいまでもあります。
それはそれで嬉しいことですが、本当のその子の可愛さを知っているのは飼い主だけだとも思うのです。
(それはどのワンコにも言えることですよね)
その子だけの視線、息づかい、体温、挙動。
これは犬を飼っているどの家庭でも感じていることではないでしょうか?
それはそれぞれの家の宝物です。
いつもトリミングをしていただいているサロンではトリミングの毎に写真を撮ってプレゼントしてくださいます。
前回の写真をうちの奥さんがいたく気に入ったようなのでご紹介(以下、4枚)
この日、他のワンちゃんに気をとられて撮影がしにくかったとか。
カメラを向けられた庄助は・・・・
大あくび(笑)
うちの奥さんはこんな写真のほうが庄助らしいそうです^^
この子がいなくなったら・・・
なんて前述しましたが、庄助はむちゃくちゃ元気です(笑)
↑↑
いつも奥さんとの散歩はこんな感じ。
帰宅すると最寄り駅まで迎えにきてくれることが多いのだけど、奥さんがぜーはー言いながら「足が痛い」なんてよく言ってます。
わが家で犬を飼うのは庄助一代と決めています。
この子の命ある限り溺愛したいとあらためて思うのです。
最後にお母ちゃん作動画^^
【過去のうちの子記念日】
庄助記念日 (2014年)
庄助記念日 (2013年)
*6月15日に記事を書いたのですがamebloの調子が悪く公開が数日遅れました。