うちの子記念日  2017年6月15日  | 美味いもの日記

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ボクの好きなお店

最近、奥さんから頭の形が栗に似ていると言って「くりぼう」と呼ばれている庄助。

数週間前から早くも暑さにバテはじめ、近ごろでは「バテグリ」なんて新しい名前ができてしまいました。

 

 

いまボクが怒っていることがあります。

それは、アメリカがパリ協定を離脱したこと。

(パリ協定は地球温暖化対策の世界的な取り組み)

 

世界の環境問題というスケールの話ではありません。

暑さの苦手なボクの息子のためにこれ以上地球を暖めるなという個人的な理由です。

 

なんて言ったら、昔のボクを知っている人からは”勝手だ”と笑われますね。

20代のころのボクは環境のことなど考えたことがなく、ゴミの分別をテキトーにやっていて当時のアパートの管理会社から注意を受けたことがあるくらいですから。

そんなボクがいまやアメリカの大統領に向かいモノ申したいのだから自分でも笑っちゃいます。

 

 

ボクがそこまで怒るのは、庄助との週末の散歩がボクの大きな楽しみの一つだから。

いつもより遅く起きて、たっぷり歩き、公園でゆっくり語らうのは男同士の至福の時間。

温暖化がこれ以上進むと夏の時期、週末の朝の散歩の時間を縮小せねばなりません。

 

 

この子を迎えたのが今日からちょうど5年前の今日(2012年6月15日 金曜日)

有給をとって迎えに行ったことを覚えています。

 

翌週からボク自身が自分の突然の変化に戸惑いました。

 

 

変化は ・・・ 早く家に帰りたくて仕方がないのです。

 

それまでは、終電まで仕事をすることもめずらしくなかったボクが、18時を妙に意識しだした。

ワークライフバランスなんて仕事をしたくない人の屁理屈だと感じていたのですが、この時からボクは劇的な思想転換をとげました(笑)

 

 

そして、この時期から夜の外食が極端に減りました。

ハッキリ言うと付き合いが悪くなりました((-_-;)

 

「付き合いが悪いな」と言われることも少なくありませんでしたが「息子が待っていますから」ときっぱり答えるボクにリアルの友人・知人は戸惑ったと思います(笑)

 

 

うちの奧さんも変わりました(寝てばかりいるのは変っていませんが、笑)

 

庄助を迎えるとき、奧さんはペットフードで育てるつもりだったのです。

実はボクがペット産業を信用できなくて手作り食を主張。

ボクがどうしても譲らず手作りで育てることになりました。

 

 

昨年、庄助の体調のことなどあり、ペットフードにしようかという検討をしたことがあります。

ボク的にはそれはそれで奧さんも楽になるのではという思いもあったのですが・・・

意外なことに奥さんのほうが首を縦にふりません。

いつの間にか、自分の作ったもので育てたいという気持ちに変わったようです。

 

日常の中で奧さんが一番嬉しそうな顔をするのは、庄助がゴハンを残らず食べた時かもしれません。

 

 

最近、奥さんの一番の趣味はインスタグラムのようです。

同じ趣味(ワンコ)を持つ多くの人とつながっているようです。

以前はボクのことを「スマホばかり見て」と渋い顔をしていた奥さんが最近スマホを手放しません。

 

奧さんはワンコを通じて、SNSでも、リアルでも友人が増えました。

友達を作ろうと努力したわけでもなんでもなく、自然につながり、広がったのは良かったなと思います。

 

 

↑こちらはボクの現在のスマホの壁紙。

(インスタグラムで)夫婦で仲良くしていただいている大阪の女性の美容師さんが作ってくれました。

 

 

↑ 2012年6月9日は初めて庄助に会った日。

ご対面時間は1分弱で「この子にします」と言いました。

 

その話をすると「一目惚れだったのですね」とか言われるのですが、そういうことではありません。

夫婦で「その時、そのお店で一番年長のプードルを迎えよう」という暗黙の了解のもとで行きました。

日本のペット市場では幼ければ幼いほど高値で売れます。

そういうのに夫婦そろって抵抗があり、一番年長の子を迎えようとだけ決めて行きました。

 

そこにいたのが当時七ヵ月の庄助。

(ボクの知る限り七ヵ月とはペットショップで商品となりえるか否かのけっこうギリギリのところです)

 

お店に行った時、庄助はウインドウの中にはいず、バックヤードで休んでいました。

奥さんが「七ヵ月 トイプードル」という札を指さして「この子を見せてください」と言って庄助が出てくるまでの時間は生まれた子供の顔を初めて見る父親の気持ちでした。

その子がどんな顔をした子でうちの子にしようと思っていましたので。

 

翌週にお迎えにくることを確認してこの日は帰ったのですが、別れ際に見た庄助の顔が最初に見た瞬間の何百倍も可愛く見え、子供ができるってこういうことなのかということかと自分の中に刻みました。

 

 

↑ 2012年6月15日。

わが家に向かえた瞬間です。

 

ボクなりに決めていたのはどんな性格であっても、生まれ持った性格を大切にしたいということ。

活発な子には活発な可愛さが、大人しい子には大人しい可愛さがありますよね。

その子の生まれ持った性格を愛したいと思っていました。

でも、こんなに遊び好き、散歩好きだとは思いませんでしたが(笑)

 

 

お互いの体温を感じあえるのはとても幸せなこと。

ワンコは言葉は話せませんが、目と目で、身体と身体で対話ができます。

 

 

そして、庄助はスキンシップが大好きです。

 

この子を迎えてから来客が増えたかもしれません。

 

 

↑ 小さいころから可愛がってくれているお嬢さまと。

 

 

↑ 女子大生と上手いことやっている庄助。

 

 

↑ インスタでもリアルでも仲良くしてくださっている方が作ってくださった服。

名前が入っているんですよ^^

 

 

↑ こちらはインスタで仲良くしていただいている九州の女性が送ってくださった蝶ネクタイ。

正装したようなすました顔がおかしい^^

 

 

↑ ロミオままが送ってくださったこの服。

これまでブルー系が多かった庄助。

最近、夫婦で「庄助に赤も似あうかも」とか言ってます。

 

 

前職時代よりは帰宅時間が早くなったので、駅までよく迎えにきてくれます。

そして、奥さんがスーパ―で買い物するのをこうして男2人で待つのです。

 

家では相変わらずの遊び好き。

 

 

↑ 玩具がボロボロでしょ(笑)

 

 

↑さんざん遊んだあとは寝る間際まで奥さんの手を甘噛みしていたり。

男のくせに甘えん坊です。

 

ボクは来月51歳になります。

自分を客観視したり、振り返る機会も増えました。

手に入れた幸せ、人よりも恵まれていることも多数あります。

反面、叶わなかった想いや、夢もあります。

 

 

↑ でも、こういう瞬間、自分は世界で一番幸せじゃないだろうかとも思うのです。

 

今日は5回目のうちの子記念日です。