4月より始まったテレワークはとりあえず9月までは続く見込みです。
家にいる時間が増えたというよりずっと家にいるわけです。
外食の機会も減りました ・・・ その点はちょっと寂しいですが。
これまで奧さんにお願いすることが多かった庄助の夜の散歩もボクが担当することが多くなりました。
そしたら ・・・・
庄助は一日中ボクの後をついて歩くようになりました(笑)
ボクが仕事をしている時は奧さんと寝ているか、ボクの足元で寝ています。
この子は常に家族と一緒が安心するようです。
困っているのが毎日の夕方。
ボクがちょっと席を立つだけで散歩を期待してピョンピョンと跳ねるのです。
ちょっと水を飲もうとか、トイレに行こうというだけで散歩と勘違いして喜ばれると困ったなとも思いつつ、やっぱり可愛いものです。
都度抱き上げて「お父ちゃんは仕事中だから終わったら行こうな」と語りかけています。
ワンコを飼っていらっしゃる方なら誰しも「今日は散歩に行きたくない」という気持を経験したことがあると思います。気分が乗らないだけのこともあれば、仕事のことが気になったりしてそれどころではない時だってありますよね。
でも、愛犬が元気に歩く背中、楽しそうな表情を見ているうちに距離が伸びてしまったような体験も多くの方がされていると思います。
散歩に出る時間に時計を見て「〇時までには帰ってこよう」と思って家を出たはずが気がついたらとっくに時間を過ぎていたようなこともよくあります。
時々、この子と一緒に歩く生涯距離は何キロになるのかしら?と思うことがあります。
けっこうな距離になりそうですね^^
ボクにとっては幸せと思い出を積み重ねている時間です。
現在、8歳と7ヵ月。
シニア世代に入りました。
わが家にきたころの無邪気さは影をひそめて難しいヤツになりました(笑)
わが家にきたころは新聞の集金の方、宅急便の配達の方など誰がきても喜んで尻尾を振っていました。
最近は自分の家の意識が芽生えたのか知らない人が来ると吠えることもあります。
マンションの設備点検の業者さんなどにはちょっと申しわけないです。
でも、好きな人が来た時の歓迎ぶりはすごいものです。
義父、義母、義弟などがきたときのはしゃぎっぷりといったらそれは凄いです。
先日、週末の散歩中に88歳のご婦人と話をする機会がありました。
70歳まで通算6頭の犬を飼っていらっしゃったのだが、70歳の時に「ここからは責任が持てない」と思い以降は犬を飼わないと決めたそうです。
「この歳になると親の墓参りなんて行かなくなるのよ」と笑いながら「でも、犬たちの墓参りには行くのよね」と。
「命日とかお誕生日に合わせていくのですか?」と聞いたところ「いや、思い立ったらいくの。2週間前も行ってきましたよ。会いたくなるとどうしても我慢ができなくてね」と。
お墓参りすることを会いに行くと表現されたことを聞いてなにか感じるものがありました。
ご婦人の中ではまさに会いに行かれているのだと思います。
「いつも手を合わせて『ありがとう』と『可愛い』とずっと心の中で言っているの」とも。
最後のワンコを見送ってから20年近くたつのに、ご婦人の心の中では生き続けているようです。
わが家では庄助の記念日が3日あります。
6月9日はペットショップで初めて出会い養子縁組を決めた日。
今日6月15日はわが家に迎えたうちの子記念日。
11月13日はお誕生日。
ボクたち夫婦は6月15日を一番大切に思っています。
ボクがこの日を大切に思うのはあの日の気持を忘れたくないから。
命を預かる重責をどっと感じた日だったからです。
キャリーケースに入れて電車で連れて帰ったのですが、奧さんによるとボクはずっと無言だったそうです。
いまにして思うと力み過ぎていたなと思うのですが、ああいう力みはこれからワンコを飼われる方には是非経験してほしいです。
わが家にきてちょうと8年。
この子がいなかった時のことが遥か昔に感じるくらいの存在になりました。
家族になってくれて本当にありがとう!
最近、ちょっと恥ずかしかった話。
奥さんがご近所の商店のおばちゃんと話をしていたら「お宅はお父さんがワンちゃんを溺愛しているからねえ」と言われたことです。
溺愛している自覚はありますが、それを態度に見せていないつもでした。
普通に、クールにしているつもりでしたが、第三者から見ると溺愛していると見えるようです。
バレバレなのかしら^^
犬という動物は愛すれば愛するほど、どちらも幸せになると実感しています。
惜しみなく愛そうとあらためて思います。
溺愛を続けます。
【過去のうちの子記念日】
庄助記念日 (2014年)
庄助記念日 (2013年)
【これからワンコを飼われることを検討されている方へ】
ペットショップ以外にもいろんな出会いの場があることを知ってください。
特に保護犬を迎えるという選択肢を含めてお考えいただきたいです。
保護犬を迎えて幸せになった飼い主さん、幸せになったワンコをいくつも見ました。