昨日(10月19日)、近隣の道院が集まって、「達磨祭」を執り行いました。
達磨祭とは、拳・禅二道の祖師、達磨大師の命日(10月5日)またはその前後に、達磨大師の遺徳を偲び、不撓不屈・直指人心、見性成仏の教えのもとに己の一層の精進を誓う儀式のこと。
開祖は達磨大師について、次のような言葉を残している
「拳士は、達磨の子だ。
達磨大師は悟道のために面壁九年座り続け、酷しい修行を積まれたうえ、禅宗の始祖になられた。
しかしこの達磨さんは、堅苦しい人ではない。
子供のおもちゃにもなられれば、街の料理屋や駄菓子屋の屋号にもなられる。ふしだらな芸者はだるま芸者という。この頃は、選挙必勝の道具にまで使われる。
これほどみんなから親しまれ愛されているのは、本当に悟られた大きなお方だからだ。
その達磨さんが禅門の行として、護身練胆の法術として立派な人格を作るのに役立てようと考案されたのが、少林寺に伝わる拳法だ。
諸君は、正義と人道を重んじる人間となり、活人拳としてこの拳法を学べ」
開祖は少林寺拳法を創始するにあたり、理入(教え)と行入(実践)のどちらも重んじる、達磨の遺教を現代に生かし、達磨についていこうと決意されました。
我々拳士は、その開祖についていくことを誓い、開祖についていくことは、達磨についていくことでもあるということを、この達磨祭で確認し合いました。
達磨の「七転び八起き」の教えを、『ダルマ受身』で体得体解!?
達磨祭の後は、「絵本プロジェクト」も実施
三匹の狼の子供が、悪い大ブタから力を合わせて、家を守るおはなし!
今回初めて読みましたが、秀逸です
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『108』