7月5日に2025年前期の入門式を執り行いました
入門式は、入門した本人が修行の決意や心構えを確認し、
自分自身に誓うための儀式です
同時に、先輩拳士が入門者を仲間として迎え、絆を結ぶ手始めの儀式であります
一般に修行というと、滝に打たれたり、山にこもったり、断食をしたり、ひたすら坐禅を組んだりと、単独で行うイメージがありますが、
少林寺拳法の修行は「みんなの中で、みんなとともに」行ずるものです
アフリカの諺に
「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」というのがありますが、
少林寺拳法の修行は単に肉体的に強くなるとか、黒帯になるといったことを目指すのではなく、
自己確立と自他共楽、そして人づくりによる国づくりが目的
入門はあっても卒門はないので、長い目で見て、自分の可能性を信じ、仲間と協力し、互いに高め合いながら成長していくことが肝心です
楽な稽古はありませんが、楽しい稽古であるのが少林寺拳法の特徴です
入門式を経て、晴れて拳士の一員になったからには、しっかりみんなと手をつないで楽しく修行を続けていきましょう
また、この日は鎮魂行(教典を唱和し坐禅を組む、精神統一の行)に使用する教典の巻物を自ら作る、「My教典づくり」も行いました
(完成!)
そして7月の昇級考試も行い、
白帯だったT・K君は、六級=緑帯に合格!
T・K君 おめでとう
さらなる精進を期す
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient)
『106』