自由からの逃走
エーリッヒ・フロム 日高六郎訳 現代科学叢書 東京創元社1951年に初版 2001年には109版 今も版を重ねているのだろう先日の新聞の読書欄の記事にホロコーストについての本について解説があった。ホロコーストについて どうしてそれが起きたのか ナチ党の研究は早くからあっても 民間人、一般市民の動きなどへの研究がすすんできたのは 最近なのだそうである。大学院の課題レポートで本書とほかの本を読み、不況の時代を背景としてキリスト教的世界観の信仰の喪失と代償に得た環境の自由は かえって 安心できるもの、枠組みへの 依存をもとめて、不自由さをもとめていくことがあるということがそのときは解かったような気がした。日本は今、似たような構造の時代になってはいまいかとてもおそろしい。