林周二 東京図書 2004


大学教授というのは わりと知名度があり、成功者として あこがれられる職業かもしれない。

でも研究者というのはどうだろう?


プロとしての研究者という職業は 一朝一夕のものではない というのが よくわかる本


大学教員と研究者は かねられることが多い。


組織としての構成で研究一筋専門家もいる大学の社会集団は 特殊と思う。

普段から専門家を名乗り、専門以外のことは知らない、知ろうとしない人もいるからだ。


学長教授助教授講師助手のたてのつながりが 教授、准教授、助教と名称と役割を変えるようになったところも増えたが横でのライン、チームは これからどうかと 問われる時代。

高等教育も質を問われる時代


臨床をずっとやっていて、遅く大学にきて勤めている身としては とても とても

最初からの人の 研究志向と才能は かなわないなあと 思ってしまう。


この著者は 立場を据えながら 専門以外のことを知ろうとする 知的なプロの研究者なのだと思う。

研究者が尊敬されてしかるべきかなと思えてくる。


大学院に行く人、研究者を目指す人には必読の本と思う。