無言館の青春
窪島誠一郎 編著 講談社 2006長野県 上田市から上田電鉄にのって いったとところに戦没画学生慰霊美術館「無言館」「信濃デッサン館」があるらしい。画を描いていた学生も含めた若い人が 戦地に行く前に残していった絵の数々をお預かりして 来館した人がみることができるようになっているとのこと。本では 画とともに この画を描いた人は どういう状況でということが 書かれ、 来館した人の感想も綴られている。今日のラジオ深夜便で 窪島氏がインタビューにこたえて語っていたところによればデッサンをドーム型の屋根に配置した展示も始めたらしい。戦没者としての悲劇としての感想よりも 青春の情熱を傾けた作品としての感想が 若い人にはあり、自分も考えることが多いとの話であった。大変な数のデッサンや画を***という人の絵はこういう状況で描かれたというエピソードを語り部のように伝承するように次から次へと 身近な語りとしてお話になる。青春美術館であるとも言う。本の帯には 詩の1節が添えられている。六十年経った今もちっとも乾いていないあなたの絵の具はあなたが今もそこに生きていることを私たちに教えてくれる鮮やかな生命の色だ