※【メキシコ旅行記⑨】の続きになります。
高台から観る 月のピラミッド 。高さは46m、底辺の長さは150mあり、太陽のピラミッドよりは一回り小さいものの、巨大なピラミッドになります。
その前に、高台にある ケツァルパパロトル宮殿 を見学したいと思います。こちらが入口になるようです。
こちらはかつてエリート官僚が住んでいたと言われている宮殿の遺跡。なるほど、確かに住居みたいに見えますね。
当時の様子がそのままうかがえます。何となくですが、以前行ったイタリアのポンペイ遺跡を思い出しました。
ここからは ジャガーの宮殿 と呼ばれる遺跡。中へ入ってみたいと思います。
当時から残るジャガーの壁画。色々想像を掻き立てられます。
部屋への入口みたいなのがありました。入ってみたいと思います。
こちらにも壁画がありました。当時の色彩がそのまま残っているのが凄いですよね。
また何かの入口がありましたが、こちらは入ることはできず。
この2つの宮殿は隣接しており、そんなに大きくはないためサッと見終わりましたが、なかなか見応えのある遺跡でした。
2つの宮殿の見学を終え、月のピラミッドへ向かいます。
この月のピラミッドが造られたのは紀元前100年頃と言われており、太陽のピラミッドよりも300年も古いんですね。
こちらは 月の広場 と呼ばれているステージ。せっかくなので上に登ってみたいと思います。
月の広場から、月のピラミッドを眺めます。ホントに素晴らしい光景です☆
月のピラミッドのすぐ手前にも、何かの遺構が広がります。
月のピラミッドの真下までやって来ました。ここからだと頂上は見えないんですね。
説明文がありました。
こちらもコロナ前までは頂上まで登ることができたようですが、残念ながら現在は登頂禁止。かなり急な階段なので、足を滑らせたりしたら死亡事故に繋がりそうなのはよくわかりました。
違う角度からの眺め。とにかく凄いの一言です。
ピラミッドの真下から、死者の道の方向を眺めます。人がたくさん立っているのが先ほどの月の広場で、向かって左奥には太陽のピラミッドも見えますね。
月の広場を囲むように、ステージのような遺構がいくつも並びます。
先ほど歩いてきた 死者の道 を歩いて戻ります。この道、長すぎて先が見えません(苦笑)
左手には太陽のピラミッドが見えてきました。
到着してすぐの9時頃に訪れた 太陽のピラミッド 。その時は超逆光でしたが、この時(10時40分頃)にはだいぶ見やすくなっていました。
改めて太陽のピラミッドを眺めます。あまりにも巨大で、ホントに凄いです!
太陽の位置が変わったことで、はっきりとその姿を観ることができて大満足。この素晴らしい光景をしっかりと目に焼き付けたのでした。
ここから死者の道を南の方へ歩いて行きたいと思います。道は広く、その先は豆粒のようにしか見えません。
両側には先ほどと同じような遺跡が並びます。
こちらにも立派な遺構が。どれも登ってはいけないようでした。
ここテオティワカンには、最盛期で20万人が暮らしていたと言われています。にも関わらず何故廃墟となってしまったのか、謎は解明されていません。
こちらも何かの暮らしのあとだと思われます。
メキシコらしい、サボテンが生える風景。
ずっと遺跡が続きます。
まだまだ続く死者の道。周りの景色がだいぶ開けてきました。
太陽のピラミッドから30分程歩き、ようやく最後の目的地に到着。
こちらは ケツァルコアトルの神殿 と呼ばれる遺跡。太陽のピラミッド、月のピラミッドに続き、テオティワカンでは3番目に大きな神殿になります。
こちらは登頂が可能でした。すごい角度の階段でちょっと怖い気もしますが、せっかくなので上まで登ってみたいと思います。
頂上まで登ると、その先にもう1つの神殿が。ただこちらには行くことはできないようです。
こちらには何かの彫刻がありました。
どうやらこれが羽毛のある蛇神「ケツァルコアトル」のようです。
こちらは雨の神「トラロック」でしょうか。もしかしたら逆かもしれませんが…
奥の神殿の急階段。当時の人たちはここから登っていたのでしょうか。
頂上付近。ちなみにこの神殿は、建設から100年後には土に埋もれてしまったそうで、1960年代に発掘されたとのことでした。
何とも不思議で謎の多いケツァルコアトルの神殿。興味深く観察することができました。
ここから太陽のピラミッドと月のピラミッドがよく見えました。ズームで撮影してるので近そうに見えますが、手前の太陽のピラミッドからここまで歩いて約30分かかってます(苦笑)
先ほどの階段を降ります。足を滑らせたらリアルにヤバそうで、慎重に降りました。
これでテオティワカン遺跡の見学は終了。9時に到着して2時間半程の時間でしたが、いつか来てみたいと思っていたこの遺跡をしっかりと目に焼き付けることができ、大きな仕事を1つ終えた気がしたのでした☆
3つある出入口のうち、1番南側の出入口へ。こちらにはお土産屋さんが並び、普通の観光地のようでした。
メキシコでは屋外でビールを飲むことが法律で禁止されているため、コーラを購入。メキシコのコーラは世界一美味しいと言われてますが、3時間近くも歩き回っていたので、めちゃめちゃ美味しかったです♪
入口にあった何かの石像。
ここから外へ出ると、イメージの中のメキシコらしい光景に出くわします。
Google Mapによるとこの近くにバス停があるはずなのですが、それらしきものが見当たらず。そのため来るときに降りたバス停まで15分程歩き、無事にメキシコシティ行きのバスに乗ることができました。
テオティワカン遺跡から走ること1時間10分程で、メキシコシティ北バスターミナル に到着です。
…ということで、念願のテオティワカン遺跡見学から無事にメキシコシティに帰還。この日の朝7時50分頃にこちらのターミナルを出発し、13時20分頃に帰ってきたわけですが、バス往復136ペソ(約1,050円)と入場料95ペソ(約750円)のたった1,800円程で貴重な経験ができたことは、ホントに素晴らしいことでした☆
このあとはセントロへと戻り、食事と買物を楽しみたいと思います。
※【メキシコ旅行記⑪】に続きます。
最後にこちらをポチッとしていただけると嬉しいです
【国内旅行記】…過去の国内旅行記のまとめ。
【海外旅行記】…過去の海外旅行記のまとめ。
【Instagram】…鍵かけてますがフォローリクエストは受け付けてます。
[メキシコ旅行記]
2024.11.22 【初のメキシコシティに到着。セントロで本場のタコスを堪能】
2024.11.22 【メトロポリタン大聖堂が聳えるソカロ広場の周辺を散策する】
2024.11.23 【「007/スペクター」のオープニングのシーンを巡り歩く】
2024.11.23 【世界一美しいメキシコ中央郵便局から、激安激旨タコス屋へ】
2024.11.23 【15世紀のアステカ帝国の遺跡・テンプロ・マヨールを散策】
2024.11.23 【ラテンアメリカ・タワーからメキシコシティの街を見下ろす】
2024.11.24 【スリや引ったくりには注意!メキシコシティの地下鉄に乗る】
2024.11.24 【コロナビール直営レストランと、地元で人気のタコスを堪能】
2024.11.25 【巨大なピラミッドが聳え立つ古代の遺跡・テオティワカンへ】
2024.11.25 【太陽のピラミッドと月のピラミッド、そして死者の道を歩く】
2024.11.25 【シウダデラ市場で民芸品の買い物を楽しみ、タコスで締める】
2024.11.26 【高速バスで6時間。美しい世界遺産の街・グアナファトへ】
2024.11.26 【街全体が世界遺産のグアナファト。夕方の街並みを眺め歩く】
2024.11.26 【カラフルなコロニアル建築が並ぶグアナファトの街を歩く】
2024.11.26 【ピピラの丘の展望台からグアナファトの美しい夜景を眺める】
2024.11.27 【贅沢な散歩。朝から好天に恵まれたグアナファトの街を散策】
2024.11.27 【バシリカのラパス広場から、ベニート・フアレス通りを歩く】
2024.11.27 【閲覧注意!服を着たままのミイラが並ぶ「ミイラ博物館」へ】
2024.11.27 【映画「リメンバー・ミー」のモデルとなった街並を見下ろす】
2024.11.28 【朝のグアナファトの散歩から、地元で人気のタコスを味わう】
2024.11.28 【旅行者が選ぶ世界一の街、サンミゲル・デ・アジェンデへ】
2024.11.29 【こちらも世界遺産。サンミゲル・デ・アジェンデの街を歩く】
2024.11.29 【サンミゲル地区教会を囲む、歴史的な古い街並みを散策する】
2024.11.29 【展望台からサンミゲル・デ・アジェンデの街並みを見下ろす】
2024.11.29 【サンミゲル地区教会から市場を散策し、ファヒータで締める】
2024.11.30 【さらばメキシコ!サンミゲルから28時間の帰国】