今年の長期休暇の旅行先は春頃から色々と検討を進めた結果、未踏の地である メキシコ に決定! 2024年11月22日(金)、16時50分・成田発のメキシコシティ行き、ANAの直行便に乗り込みます。
この成田からメキシコシティまでのANAの路線は、現在日本から運行している直行便の最長路線になるそうで、行きは12時間15分の空の旅。疲れそうです(苦笑)
出発から約2時間後に最初の機内食。「赤ワインで煮込んだハッシュドビーフ」をいただきました。空の上で飲むビールは美味い!
到着してからの行動を考えてできるだけ睡眠をとっておきたかったのですが、少し寝ては起き、また少し寝ては起きの繰り返しに。気が付けば日付変更線を超えようとしているところでした。
出発から約9時間後の日本時間深夜2時半頃、2度目の機内食は「焼魚 旨煮弁当」。いつもならぐっすり眠っている時間に食事をとり、早くも時間の感覚がおかしくなってきます。ちなみにメキシコとは時差が-15時間あり、現地時間ではお昼の11時半頃になりますので、これが昼食ということになるんですよね。
そしてメキシコ時間の11月22日(金)14時05分、定刻通りに ベニート・フアレス国際空港(メキシコシティ国際空港)に到着! 日本時間では翌23日の朝5時過ぎということになり、ここから昼夜逆転の生活が始まりました。ちなみに空港名の「ベニート・フアレス」というのは1867年に共和制となったメキシコで最初の大統領に選出された偉大な人物で、この先色んなところでその名を目にすることになります。
メキシコへの入国は、観光目的であれば180日までビザ無しでの滞在がOK。それを知ってたので入国審査はパスポートを見せるだけで済むと思っていたのですが、審査官からは入国目的や滞在日数、メキシコシティ以外に訪問予定の都市などの質問を受けました。
入国審査を終え、荷物のピックアップを済ませた時点で15時頃。まずやることはメキシコの通貨である「ペソ」の調達です。
空港にはいくつかの両替所があるため、レートのいいところを探すためにウロウロ。するとF1マシンをメキシコ風にアレンジしたアートが飾ってありました。こちらは1988年のマクラーレン・ホンダのマシン「MP4/4」で、ドライバーはこのマシンで初のワールドチャンピオンに輝いたアイルトン・セナですね!
こちらにもF1マシンのオブジェがありましたが、この3週間前にF1・メキシコGPがありましたので、恐らくそれに合わせて展示されたものなのでしょう。
こちらの両替所でメキシコペソに交換。事前情報では、メキシコ国内で日本円を両替する場合のレートは非常に悪いため、日本から米ドルを持ち込んだ方が良いとのことでしたので、私も出発前に米ドル札を準備してました。とりあえず今回こちらでそのうちの100ドルを両替します。
現地通貨を調達できたところで、次はホテルへの移動。こちらのベニート・フアレス国際空港からは地下鉄や路線バスが通ってますが、メキシコは治安が悪いため、キャリーバッグを持って地下鉄やバスに乗るのは(全財産を持ち歩いていることがわかるため)狙われて非常に危険とのこと。そのためこちらの空港タクシーを利用します。
今回のホテルの場所は、メキシコシティの中心部である「セントロ・ヒストリコ」というエリア。カウンターで「セントロ」と伝えてタクシーチケットを購入しました。料金は345ペソ(約2,600円)とやや高めですが、メキシコでは「お金で買える安全は買う」というのが大切なので、それを守って行動しようと思います。
チケットを持ってタクシー乗り場へ行くと、同じように大きな荷物を持った観光客がたくさん並んでいました。こちらでスタッフさんにチケットを見せ、タクシーに乗り込みます。
寡黙で真面目そうな運転手さんに、用意していたホテルの住所のコピーを渡し、空港を出発。
目的地のセントロ・ヒストリコが近づいてきました。時折見えてくる歴史的建造物に興味津々で食い付きます。
空港から約40分で、いつものAgodaから予約していた Hotel Marlowe に到着。
今回はこちらに4泊します。事前にカードで決済は済ませてましたが、1泊10,000円ちょっとでした。
先ほど空港で両替したメキシコペソを確認。100ドル(約15,700円)が1,950ペソになりました。ざっくりな計算だと、1ペソが8円くらいになりますね。
少しだけホテルで休んでから、早速 メキシコシティ の町に繰り出します。こちらはホテル前ですが、なかなか味のある風景が広がっていました。
古い建物が並びます。初めての国で初めて街を歩く瞬間のワクワク感は、何度味わってもたまらないものですね♪
広い通りに出ると、たくさんの出店が並びます。なかなか楽しい光景です。
ここから上を見上げると見えるのが、ラテンアメリカ・タワー 。先端までの高さは182mあり、ホテルへ戻る際の目印になりそうです。最上階にある展望台からはメキシコシティの街並みが一望できるということで、この翌日に昇る予定にしてました。
そしてすぐに見えてくるこちらの建物ですが…
こちらは ベジャス・アルテス宮殿 。1901年から1934年に掛けて建設されたオペラハウスで、セントロのシンボル的な存在の建物になります。ちなみに「セントロ・ヒストリコ」というのはそのまま訳すと「中央歴史地区」ということになりますね。
ベジャス・アルテス宮殿の前にある広場から、先ほどのラテンアメリカ・タワーを眺めます。交差点のすぐ先です。
向かって左側が中央郵便局で、右側がメキシコ銀行。どちらも素敵ですね。
この素敵な建物は タイルの家 と呼ばれる、1903年に建てられたバロック建築。人気のスポットです。
その名の通り、壁には一面のタイルが貼られています。ホントに素敵な建物ですね。
メキシコと言えばやはり「タコス」ですが、早速タコス屋さんを発見! 今回の旅では美味しいタコス屋さん巡りも目的の1つになります♪
この セントロ・ヒストリコ というエリアは、かつてアステカ帝国の首都・テノチティトランがあった場所。16世紀にスペインにより征服され、現在のメキシコシティの街が築かれていったそうです。
今歩いているのは、ベジャス・アルテス宮殿から続く 5月5日通り というストリート。両脇には歴史的建造物が並びます。
おしゃれな看板のカバン屋さん。そうそう、メキシコの公用語はスペイン語になるんですよね。
通りの露店。こんな感じのお店もこれからよく見かけることになります。
こちらのおしゃれなお店はパン屋さん。後日、他の店舗も見かけました。
いい感じの建物が続きます。
こちらはセブンイレブン。珍しい色使いなのは、景観に考慮してのことでしょうか。
この通りは割と安全と言われているようですが、それでもメキシコでは財布やスマホのスリや引ったくりは日常茶飯事とのこと。共にしっかりバッグにしまい、後ろも気にしながら歩きます。
建物好きなので、ついついカメラを向けてしまいます。もちろん、カメラもストラップをしっかりと手首に結んでいました。
そしてやって来たのはこちらの TAQUERIA ARANDAS というタコスの人気店。メキシコでの最初の食事はこちらのお店でいただこうと思います! ちなみに「TAQUERIA」というのが「タコス屋」という意味になるそうです。
お店の前にあるのは巨大な肉の塊。見るからに美味しそうですね。
事前に調べてはいましたが、メキシコではほとんどの飲食店のメニューがスペイン語のみで英語表記はごく少数とのこと。それでも昨今はスマホのGoogle翻訳が秀逸で、困ることはほぼありません。
タコスを注文すると、まず運ばれてきたのが「サルサ」と呼ばれる辛いソース等々。こちらで自分好みにアレンジするのが本場でのタコスの楽しみ方になります。
まずは Suadero という牛肉のタコス。ライムをたっぷりと絞っていただきますが、さすが本場のタコスは美味い! 期待を裏切りません☆
こちらは Pastor という最も一般的な豚肉のタコス。こちらにはチーズをトッピングしてもらいましたが、これまた最高の美味しさでした。メキシコまで来てよかった!
ドスエキスラガー というメキシコのビール。最高でした!
こちらは厨房の様子。手際よく肉を切り刻み、焼いたトルティーヤに挟んでいく様子を見て、タコスの本場に来たという喜びを嚙み締めたのでした♪
食事を終え、再び5月5日通りを進んで行きます。
色使いが綺麗なビル。窓枠も雰囲気がありました。
この時点で17時30分頃。本格的な街の散策は翌日からの予定にしてましたが、気持ちがすごく乗ってきたので(笑)、このあともセントロの散策を続けたいと思います♪
※【メキシコ旅行記②】に続きます。
最後にこちらをポチッとしていただけると嬉しいです
【国内旅行記】…過去の国内旅行記のまとめ。
【海外旅行記】…過去の海外旅行記のまとめ。
【Instagram】…鍵かけてますがフォローリクエストは受け付けてます。
[メキシコ旅行記]
2024.11.22 【初のメキシコシティに到着。セントロで本場のタコスを堪能】
2024.11.22 【メトロポリタン大聖堂が聳えるソカロ広場の周辺を散策する】
2024.11.23 【「007/スペクター」のオープニングのシーンを巡り歩く】
2024.11.23 【世界一美しいメキシコ中央郵便局から、激安激旨タコス屋へ】
2024.11.23 【15世紀のアステカ帝国の遺跡・テンプロ・マヨールを散策】
2024.11.23 【ラテンアメリカ・タワーからメキシコシティの街を見下ろす】
2024.11.24 【スリや引ったくりには注意!メキシコシティの地下鉄に乗る】
2024.11.24 【コロナビール直営レストランと、地元で人気のタコスを堪能】
2024.11.25 【巨大なピラミッドが聳え立つ古代の遺跡・テオティワカンへ】
2024.11.25 【太陽のピラミッドと月のピラミッド、そして死者の道を歩く】
2024.11.25 【シウダデラ市場で民芸品の買い物を楽しみ、タコスで締める】
2024.11.26 【高速バスで6時間。美しい世界遺産の街・グアナファトへ】
2024.11.26 【街全体が世界遺産のグアナファト。夕方の街並みを眺め歩く】
2024.11.26 【カラフルなコロニアル建築が並ぶグアナファトの街を歩く】
2024.11.26 【ピピラの丘の展望台からグアナファトの美しい夜景を眺める】
2024.11.27 【贅沢な散歩。朝から好天に恵まれたグアナファトの街を散策】
2024.11.27 【バシリカのラパス広場から、ベニート・フアレス通りを歩く】
2024.11.27 【閲覧注意!服を着たままのミイラが並ぶ「ミイラ博物館」へ】
2024.11.27 【映画「リメンバー・ミー」のモデルとなった街並を見下ろす】
2024.11.28 【朝のグアナファトの散歩から、地元で人気のタコスを味わう】
2024.11.28 【旅行者が選ぶ世界一の街、サンミゲル・デ・アジェンデへ】
2024.11.29 【こちらも世界遺産。サンミゲル・デ・アジェンデの街を歩く】
2024.11.29 【サンミゲル地区教会を囲む、歴史的な古い街並みを散策する】
2024.11.29 【展望台からサンミゲル・デ・アジェンデの街並みを見下ろす】
2024.11.29 【サンミゲル地区教会から市場を散策し、ファヒータで締める】
2024.11.30 【さらばメキシコ!サンミゲルから28時間の帰国】