こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今日は、
2022年2月22日で、
「スーパー猫の日」ですね
それで、
ここ最近の記事は、
猫に関することを続けて書いています
今回は、
十二支に猫がいない「本当の」理由についてですが、
十二支に関しては、
有名な民話がありますよね
それは、
「動物たちが元旦に
昔、
年末のある日に
神様が動物たちに、
「元旦の朝に私の所に来なさい」と告げ
「最初に到着したものから
12番目のものまでを一年ごとの交代で、
その年の大将・にリーダー格に任命する」と
約束したのです。
動物たちは、
「自分こそが一番になる」と
思ったのですが、
猫だけは、神様の元に訪れる日を
聞き逃してしまいました。
それで、ネズミに聞いたところ
ネズミはわざと一日遅れの日を教えました。
元旦に、
神様の所へ行くのに、
一番最初に動いたのがウシでした
ウシは他の動物に比べると、足が遅いので、
早めに神様のところへ出発しょうと
していたのです。
すると、
牛小屋の天井で
これを見ていたネズミが
ウシの背中にこっそり乗りました。
ウシは、それを知らないまま
遅いながらもひたすら歩き
神様の家に着くと、
まだ誰も来ておらず、
門が閉まっていました。
それで、
「自分が一番だ」と
喜び門が開くのを待っていました。
やがて朝になり
門が開くと、
ウシの背中に乗っていたネズミが
飛び降りて、
一番になってしまいました
それで、
ウシは二番となり
それから
トラ、ウサギ、タツ
ヘビ、ウマ、ヒツジ
サル、トリ、イヌ、イノシシの
順番で到着し、
これらの
十二の動物が、
一年ごとに順番に
リーダー格・大将になることが
決まったのです。
猫は一日遅れで到着したので
十二支からはずされてしまい
それ以来、
ネズミを恨んで、
負いまわすようになったそうです
この民話が、
十二支の由来と
されていますが、
実は、
十二支とは、
十二に分けて表わす記号のことで、
動物とは、
本来は関係ないのです
時間や方角を
中国の殷(紀元前17世紀頃~紀元前1046年)
の時代に起こりましたが、
後漢(西暦25~220年)の時代に、
十二の方角・時間を
動物にあてはめるように
なったのです
それで、
十二支に猫がいない「本当の」理由は、
当時の後漢では、
まだ猫が
一般的な動物ではなかった
からなのです
実際、
中国よりも先に
猫が伝来したとされる
タイやベトナム、
チベットなどでは、
ウサギの代わりに
猫が十二支に入っています
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