昨年紹介した本を振り返ります。
今回は、2022年4月から6月までに紹介した本、14冊を振り返ります。読書については、☆印付きです。
2022年4月
○万城目学「ヒトコブラクダ層ぜっと 下」☆☆☆+(3.5)
イラクに行った3兄弟は、周囲を高い砂壁で覆われた、地下に落ちてしまいます。そこはゾンビに守られた砂の都市、、、
○山本健人「すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険」☆☆☆(4)
医学知識を分かりやすく説明してくれた入門書
○養老孟司、中川健一「養老先生、病院へ行く」☆☆(3))
病院嫌いの著者が、体調が悪くなり26年ぶりに病院に行き、心筋梗塞が発見され、緊急入院したときの心境が綴られている本
○万城目学「べらぼうくん」☆☆☆(3)
著者が、作家になるまでを綴ったエッセイ
○松林千宏「日本懐かしお菓子大全」☆☆☆(3)
懐かしのお菓子のパッケージとともに、著者の思い出や蘊蓄が書かれているオールカラー本
2022年5月
○今村昌弘「兇人邸の殺人」☆☆☆(3.5)
大学のミステリー愛好会の葉村と剣崎は、1年以内に大きな二件の事件に巻き込まれています。今回もある建物の中に閉じ込められてしまいます、、、
○佐木隆三「身分帳」☆☆☆(3)
44歳で刑務所を出所した山川が東京で一人暮らしをしますが、、、
○東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」☆☆☆(3)
犯人捜しのミステリ、読んでも犯人は名指しされません
○恩田陸「灰の劇場」☆☆☆(3)
物語が複層となって進んでいくという変わった構成の話
○山下景子「万葉の鳥」☆☆☆(3.5)
万葉集に出る鳥について、短歌とともに解説したほぼカラー本。
2022年6月
○左巻健男「絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている」☆☆☆(3)
化学史と世界史を結びつけて語っていく化学本
○デビッド A.シンクレア,マシュー・D・ラプラント「LIFE Span ライフスパン 老いなき世界」☆☆☆(3.5)
老化は病気という視点の研究、社会的な影響等を綴った本
○青柳碧人「むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。」☆☆☆(3.5)
昔話を題材にした、ミステリー連作短編第二弾。
○伊予原新「オオルリ流星群」☆☆☆(3.5)
40代の登場人物たちが高校時代の自分たちと再び向き合います
残りは、次回です。
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20冊以上レビューした本を中心に整理してあります。
インデックス:伊坂幸太郎
インデックス:恩田陸
インデックス:東野圭吾
インデックス:村上春樹
インデックス:宮部みゆき