万城目学「べらぼうくん」読みましたか  | 親愛なる人に-読書の薦め

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べらぼうくん [ 万城目 学 ]

 

 

万城目 学 「べらぼうくん」

 

 

☆☆☆
2019年10月 文藝春秋 196ページ 「週刊文春」2017年11月2日5号~2019年5月23日号

○万城目学「べらぼうくん」読みましたか 
この本は、著者が、高校卒業後浪人して京大生になり就職して無職になって作家になるまでを綴ったエッセイです。

今の著者の活躍を見ると、はじめから順風満帆だと思っていましたが、世に出るまでは苦労があったんだなと思いました。小説を書くという、うまくいくかどうかかわからないことをやり続けたのは、もしも失敗しても小説家以外になんとか生きていけるという自信が、自分の中にあったからなのだと思いました。

 

もちろん、著者独特のユーモアも散りばめられていて、楽しく読むことができました。ちなみに、「べらぼう」とは「篦棒」とも書き、阿呆だという意味で、本書では、著者自身のことを「べらぼうくん」とたとえています。40322

 

べらぼうくん

 

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