昨年紹介した本を振り返ります。
今回は、2022年7月から9月までに紹介した本、16冊を振り返ります。読書については、☆印付きです。
2022年7月
○柴田一成「とんでもなくおもしろい宇宙」☆☆☆(3)
太陽の不思議を中心に様々な宇宙のことを語っている本
○岩井圭也「生者のポエトリー」☆☆☆☆(4)
poetry(詩)を朗読するということがテーマとなっている連作短編
○前野隆司「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」☆☆+(2.5)
幸せに関するアンケートを実施し、る因子分析を行って幸せの要因とは何かを解析、解説した本。第1因子は「やってみよう!」因子。
○北見隆「書物の幻影 北見隆装幀画集」☆☆+(2.5)
北見隆氏の本の装幀画集。
○高橋秀実「素晴らしきラジオ体操」☆☆☆(3)
ラジオ体操の現状や歴史、成り立ちについて探ったルポルタージュ
○桜木紫乃「おばんでございます」」☆☆☆(3)
「ホテルローヤル」で直木賞を受賞した著者のエッセイ集
2022年8月
○福井県立図書館編「100万回死んだ猫 覚え違いタイトル集」☆☆☆*(3.5)
図書館で尋ねられる本の、タイトルや著者の言い間違いをクイズ形式で並べた本
○高橋秀実「定年入門 いきいきしなくちゃダメですか」☆☆☆*(3.5)
定年とは何かと、定年になった人たちにインタビューをした本
〇逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」☆☆☆☆(4)
女性狙撃兵の目から見た第二次世界大戦のドイツとソ連の戦い
○高橋秀実「一生勝負 マスターズ・オブ・ライフ」☆☆☆☆(4)
スポーツをするマスターズ(人生の熟練者)の話をまとめた本
○雨穴「変な家 」☆☆☆(3)
家の間取りの謎から推察するミステリー
2022年9月
〇青山美智子「赤と青とエスキース☆☆☆☆(4)
男女のふたりの恋愛を基軸にして紡ぎ出される連絡短編
○赤神諒「はぐれ鴉(がらす)」☆☆☆*(3.5)
謎が盛りだくさんの敵討ちを軸とした話
○西加奈子「夜が明ける」☆☆☆*(3.5)
俺とアキの軽くはない人生の物語
○今村翔吾「塞王の盾」☆☆☆☆(4)
石垣職人の目から見た戦国時代。
○安藤能明「蚕の王」☆☆☆*(3.5)
終戦直後に起きた殺人事件の冤罪を巡る話
10-12月は、次回です。
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20冊以上レビューした本を中心に整理してあります。
インデックス:伊坂幸太郎
インデックス:恩田陸
インデックス:東野圭吾
インデックス:村上春樹
インデックス:宮部みゆき