2023年12月23日(土)は長野県と岐阜県の県境にある、中山道の妻籠宿から馬籠宿を歩いてきました。

土日で岐阜に用事があったのですが、ただ山梨と岐阜を往復するのは勿体なくて、寄り道しました。

 

GPSログです。長野県南木曽町の妻籠宿から岐阜県中津川市の馬籠宿まで歩きました。

 

歩行距離:9.0km
累積標高差:+533m、-365m

コースタイム:妻籠宿(9:50)→馬籠峠(11:25)→馬籠宿(12:40)

 

妻籠宿の駐車場(500円)に車を止めてハイキングスタート。

 

最初からいい雰囲気の街道が続きます。

 

どこを切り取っても絵になりますね。

 

 

オフシーズンなのでゆっくり見て回れます。

 

柿を干しているあたりに風情があります。

 

たまにはこういう宿に泊ってみるのも良いかも知れませんね。

 

薄っすらと雪を冠った木曽の山々と妻籠宿です。

 

妻籠宿から先に進んで山道に入ります。

 

中山道はとても良く整備されています。歴史を感じる道ですね。

 

時折ある茶屋には可愛い展示も。

 

標高を上げると徐々に雪が出てきましたが、心配ない積雪です。

 

妻籠宿と馬籠峠との間にある「雄滝」

 

その隣りにある「雌滝」です。水量は少ないですが冷えた空気に凛とした雰囲気がありました。

 

中山道を馬籠峠に向けてさらに登っていきます。

 

佇まいがいい道です。

 

妻籠宿から1時間30分で馬籠峠に到着しました。

 

峠の茶屋が開いていれば温かいお茶でも貰おうかと思っていたのですが、流石にこの時期は閉まっていました^^;

 

ここから岐阜県中津川市、馬籠宿に向かって下っていきます。

 

展望地からは雲のかかった恵那山が望めました。

 

馬籠峠から馬籠宿はすぐそこ、途中の休憩所でカップラーメンでランチとしました。

 

気温が低いので水車が半分凍っています。

 

馬籠宿のほうが道が整備されていますが、古い佇まいは妻籠宿のほうが上かな?

 

とはいえどちらの街道もいい雰囲気です。

 

観光客がいないタイミングを狙って撮りました。青空と古い町並みが映えます。

 

ちなみに観光客の8割は外国人でした。インバウンドの恩恵はここまで来ているんですね。

 

3時間弱の中山道歩きでした。

 

ちなみに馬籠宿から妻籠宿への帰りはバスを利用しました。時間があれば落合川駅まで歩いてJRで戻るのですが、今日はこちらが寄り道なので、ちょっと楽をしました。

 

前々から気になっていた中山道を、歴史を感じながら歩くことができて大満足でした。

今度はもう少し足を伸ばして熊野古道なども歩いてみたいですね。

2023年11月25日(土)・26日(日)は山梨県北杜市八ヶ岳山麓の清里高原にある「新栄清里キャンプ場」でソロキャンプを楽しんできました。

 

装備は登山用テント+αのいつものソロキャン仕様です。

 

しかし今回それにプラスして寒さ対策のために、コット(簡易ベッド)を購入しました。これがあると地面からの冷気に触れることなく快適な睡眠ができるはずでしたが・・・

 

なんとテントに入りませんでした(笑

持ってるテントがモンベルのステラリッジ3で入口が狭いので、入らないのではと思ってはいたのですが、家で試さずに持ってきたら案の定入りませんでした^^;

いつものエアマットで過ごす事になりましたが、そこまで厳しい寒さではなかったのでなんとかなりました。

 

設営が終わった後にキャンプ場内を散策します。「新栄清里キャンプ場」は広い芝生のキャンプ場で開放感があります。

 

皆さん思い思いのところにテントを張ります。

 

今まで行ったキャンプ場は林間サイトばかりだったので、木々のない広々としたキャンプ場も魅力的ですね。

 

では早速ビールで乾杯。標高1,300mぐらいの高原ですが、陽の光で暖かなのでビールが進みました。

 

 

おつまみは自分のキャンプでは定番の、ちょっと高いソーセージ「ジョンソンヴェル」焼いただけでご馳走です。

 

16時近くになると日が陰って寒くなってきたので。

 

キャンプ通の友人から勧められた熱燗で一杯。

 

焚き火でスルメを焼きながらクイッと呑むのが最高でしたね。

 

この後日が暮れてから鍋も作りましたが、寒さで映える写真を撮る余裕がなく、そのまま就寝。

 

翌朝、綺麗な朝日を拝むことが出来ました。日が昇ると一気に暖かくなります。

 

朝日を浴びながらスープとパンでのんびりと簡単な朝食を。

 

それでも9時前に撤収しました。

 

コットの件があったので、新しいテントが欲しくなりましたね(*^^*)

いろんなサイトを見ながらあーでもない、こーでもないといろんなテントを調べてます。

ただ次ソロキャンを再開するのは春になってからかな?

2023年11月19日(日)は山梨県笛吹市と富士河口湖町の間にある、破風山、中藤山に登ってきました。

冬型の天気が抜けて、冠雪した富士山が見れるだろうとの期待を胸に向かいました。

 

GPSログです。山麓のすずらん群生地の駐車場に車を停めて、破風山、中藤山と時計回りに歩くルートです。

 

歩行距離:8.0km
累積標高差:±510m

コースタイム:すずらん群生地(8:20)→破風山(9:20)→中藤山(10:05)→すずらん群生地(11:30)

 

車を停めたすずらん群生地からはいろんな方向にハイキングコースが整備されています。今回は御坂山塊に向かいます。

「ドラマチック富士眺望コース」と書かれていますね。これは期待が高まります。

 

駐車場から暫く林道を歩きます。

 

1kmぐらい歩いたところから登山道に入ります。

 

雑木林の登山道はとても良く整備されています。1箇所沢を横切る場所でトラロープが張られていますが、慎重に渡れば大丈夫です。

 

今朝の冷え込みで登山道には霜柱がびっしり。サクサクと音を立てながら登っていきます。

 

すずらん峠で御坂山塊の主稜線まで登りきりました。左に向かうと黒岳から御坂山、今回は右に進路を取り破風山を目指します。

 

冬枯れの登山道は時折冷たい風が吹いてくるものの日差しがあって暖かいです。

 

駐車場から1時間で破風山に到着。山頂からは展望が無いので先に進みます。

 

そして木々の合間から富士山が見えてきました。雲ひとつ無い快晴に白く冠雪した富士山。絵になります。

 

雲があれば「松竹」と言ったところですね(*^^*)

 

山頂付近は雪山そのもの。もう誰も寄せ付けない厳冬期の様相です。

 

破風山と中藤山の間にある新道峠には「FUJIYAMAツインテラス」が整備されています。

 

実はすずらん群生地の駐車場からシャトルバスに乗れば、ここまで徒歩5分で来れます^^;

 

こちらはファーストテラスから見た景色。青い空、白く大きく裾野を広げた富士山、輝く河口湖、浮世離れした景色ですね。

 

素晴らしい景観です。今まで見てきた富士山の中でもトップクラスです。(1番は竜ヶ岳からかな?)

 

こちらはセカンドテラスからの景色。

 

こちらからの眺めも素晴らしいです。まだあまり知られていないスポットですが、噂が広まって人で溢れ返る日が来るかも知れません。

 

「FUJIYAMAツインテラス」から中藤山に向かいます。ほとんどはなだらかな稜線歩きが続きます。

 

そして駐車場から2時間弱で今回の目的地中藤山に到着。こちらも富士山の展望が素晴らしいです。

 

 

まるで絵画を見ているようです。

 

この景色を堪能しながらカップラーメンでランチを楽しみました。

 

富士山の展望を十分に堪能して下山します。

 

セカンドテラスからは観光客が富士山に向かってシャッターを切っていました。

 

「FUJIYAMAツインテラス」から林道に戻る途中。八ヶ岳連峰が望めました。こちらもここ数日で白くなりました。

 

「FUJIYAMAツインテラス」の入口です。ここまでシャトルバスで来ることができ、目の前の階段を5分登るとテラスです。

 

林道を下る途中、北岳が望めるスポットがありました。

道中南アルプスは見えてはいるのですが、木々が邪魔になって、ピンポイントで見れた箇所はここだけでした。

 

帰り道は林道をショートカットして下山しました。

 

3時間強で、破風山、FUJIYAMAツインテラス、中藤山を巡りました。

 

自宅から1時間掛からずにこんな富士山の絶景に出会える山があるとは、灯台下暗しでした。

これは来年も別ルートで訪れたいですね。

この秋に愛車を買い替えました。

車が山道具かと言うとちょっと違うかもしれませんが、登山口やスキー場、キャンプ場まで安心して走ってくれる頼もしい相棒です。

 

今回購入したのはスバルフォレスターXT-EDITIONです。

 

 

マフラー2本出しが1.8Lターボの証。

 

今回フォレスターに乗り換えたのは、おそらく次のフルモデルチェンジでハイブリッドになってしまうこと。

 

ガソリン車のターボエンジンに乗ったことがなく、これがターボ車に乗る最後のチャンスだと思ったので。

 

3,000回転から4,000回転にかけてのトルクの盛り上がり方が走っていて最高です!

昔のスバルの280馬力エンジンの加速力には劣りますが、このエンジンでも十分な加速力です。

 

今まで乗っていたスバルXVは6年半で10,5000km走ってくれました。お疲れ様でした。

 

これからいろんな山旅を支えてくれるであろうフォレスター、よろしくお願いします(*^^*)

2023年10月22日(日)は長野県のほぼ中央、麻績村の聖山に登ってきました。

土曜日に続いて2日連続の登山です。せっかくの快晴、家でじっとしてるのはもったいないですからね。

 

聖山に決めたのは「滋賀のごんた」さんのブログを拝見させていただき思いつきました。紅葉も展望もとても素晴らしかったので。

実は2021年5月に一度登っているのですが、その時はガスガスで何も見えませんでした^^;

今回は天気予報を見ても天気図を見ても、冬型が抜けて爽やかな秋晴れがほぼ確定。

真っ白な北アルプスの展望を楽しみに登ってきました。

 

GPSログです。三和(みわ)峠から聖山を往復します。

 

歩行距離:4.6km
累積標高差:±345m

コースタイム:三和峠(7:05)→聖山(8:00)→三和峠(9:10)

 

早朝の三和峠には自分の車一台だけ。静かな山登りスタートです。

 

今日は山頂まで片道2.4km、60分のお気軽ハイキングです。

 

紅葉は出だしからクライマックス!色鮮やかな登山道を登っていきます。

 

登山道は始めだけ急登がありますが、あとはなだらかな道が続きます。

 

紅葉を満喫しながら山頂に向かいます。

 

登山口から1時間弱で山頂に到着。この青空がこれから見える絶景を想像させてワクワクします。

 

とその前に山頂の看板をパシャリ。

 

そして目の前には真っ白な北アルプスが屏風のように広がっていました!

 

左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳です。青空に白い山肌が映えますね。

 

爺ヶ岳のアップ。

 

双耳峰の鹿島槍ヶ岳のアップ。

 

五竜岳のアップです。

 

そして後立山連峰の先には、一際真っ白な立山連峰も望めました。

 

聖山の展望は北アルプスだけではありません。長野県のほぼ中央なので、360度の展望を楽しむことが出来ます。

眼下に広がるのは善光寺平(長野市がある平野)です。

 

その北側には北信五岳の妙高山、黒姫山、飯縄山が並んで見えます。

 

善光寺平の南には根子岳と四阿山。

 

更に南に目をやると、麻績村の景色の先に。

 

八ヶ岳連峰も望めました。

 

さらに視界を南西に向けると中央アルプスも望めます。

 

360度の展望を楽しみながら、久しぶりにドリップコーヒーで休憩しました。

 

空気は冷えていますが、風もなく太陽の光がぽかぽか暖かで至福の時間を味わうことが出来ました。

 

さて、大展望を楽しんで下山します。

 

可愛いきのこを発見しました!小さい秋ですね(*^^*)

 

快調に下って帰りは40分で下山しました。

 

爽やかな秋晴れと紅葉、そして山頂からの大展望を楽しんだ聖山でした。