ギャンブル依存症を自覚したボクが書く日記 -5ページ目

嬉しいご報告

密かに、
転職活動をしていたところ、
無事、次の仕事が・・・
決まりましたぁ!!


フリー時代にお世話になったことのある
社長さんの紹介で、
この歳では、なかなか入ることのできない
立派な会社に入れることになりそうです。
人の厚情をしみじみ感じ入っているところであります。


というわけで、
来月か再来月からは、スーツを着ての仕事・・・
今までに経験したことのない
おっきな会社内でのお仕事をすることになります。
まー、部署自体は人数すくないらしいので、
その辺は、まだ気が楽かも・・です。


これから、ブログの更新がどんな具合になるか・・・
不明な点は多いのですが、
続けていきたいと思っていますので
生暖かく見守ってやってくださいませ。


とりあえず・・・
スーツを買わなきゃーー!(笑)


人気blogランキングへ

借金ブログランキング

パチスロその⑫-《アイツ》9-

行きつけの雀荘。
レートはそれほど高くない。
麻雀を、打った。
他に、やることがなかったからだ。


集中ができなかった。
単なる絵合わせ。
ささくれた気持ちが卓上に踊る。
クダラナイ・・・
何が?
意味がない・・・
自分が。


勝ったのか負けたのか・・・
勝てるわけがないから、きっと負けたのだろう。
早々に店を後にしたように思う。


どこに、行こうか。
何を、しようか。

ひどく疲れていた。
休みを欲していた。
家に帰ろう・・・
寝るだけなら、ライフラインは必要ない。
そう考え、ボクは電車に乗り、久しぶりに自分の部屋に向かった。


松屋で290円の豚丼をかきこんで、
コンビニに立ち寄りローソクを買い、
とりあえず家に戻った。
真っ暗な部屋。
ローソクの灯りは、決して幻想的なわけではなく、
自分の現在の立ち位置を
否応なく、突きつけていた。


電気と水道を復活させなきゃ・・・
スロットで勝とうか、麻雀で勝とうか・・・
そんなことを考えながら、
ローソクを消し、ボクは眠りについた。


《アイツ》は眠れているのだろうか――。
そんなことを考えながら。


夏の熱帯夜。
身体にまとわりつく、熱気。
寝苦しい夜が、一刻でも早く過ぎるように
目を瞑っていた。


父親の魂がこの世に戻ってくる
お盆が、すぐそこに迫っていた――。

(つづく)


つづきを読みたい方はポチッと

人気blogランキングへ

借金ブログランキング



パチスロその⑪-《アイツ》8-

1週間程度、入院し、
完治して、やっぱり《アイツ》の家に戻り、
しばらくは元通りの生活を送っていた。


何が原因だったのか、
すでに覚えていない。
ひどく小さなことだったのだろう。
もともと、原因なんて存在することのほうが少ない。
隠し事を続けている限り、
常に導火線に火がついている状態なわけで、
それが些細なことで炎上する。
それだけのことだ。


口論になった。
互いが『なぜ?』をココロにたくさん抱いていた。
『なぜ、話してくれないんだろう』
『なぜ、真っ当に生きようとしないんだろう』
対して
『なぜ、放っといてくれないんだろう』
『なぜ、信じてくれないんだろう』


無茶な要求――。
今思えば、そう思える。
しかし、その頃はただ、
かりそめでもいいから
平穏な毎日に身を置いていたかった。
2人で、一緒にいる時くらいは。


もしかするとボクは、
《アイツ》を透過しながら、
日常の中に身を置いていると
信じ込みたかっただけなのかもしれない・・・


口論は激しさを増して、
《アイツ》がキレた。
そしてボクも、呼応するようにキレた。
《アイツ》がボクのバッグを玄関から放り投げた。
「出て行け!」という言葉がボクを刺した。
もう、終りなんだな・・・
ひどく冷静な思考が脳裏をよぎった。
そして――
右手にイヤな感触を覚えた。
《アイツ》の頬の感触。
瞬時に湧き起こる悔恨と脅え・・・
その場に倒れこんだ《アイツ》が
ぼくを睨めつけるように見つめていた。
ボクは、その視線に怯えていた。
もう、戻ることなど、できるはずがなかった。


ボクはそのまま《アイツ》の家を飛び出した。
行くアテ?
そんなものはなかった。
ボクのアパートの部屋は、
その時、すでに電気もガスも水道も、
電話もネットも、すべてのライフラインが
断ち切られていた。


いっちょ前に傷心のような感情を抱えながら
そんな真っ暗な部屋には帰りたくなかった。


夏の夜。
むせかえるような人いきれ。
吐き気がするような、孤独感。
どこに行こうか。
《アイツ》にメールを一通だけ送った。
手をあげたことに対する謝罪だけはしようと思った。
けれど、贖罪をしようなんて考えは毛頭なく・・・


仕方ない、仕方ないんだ・・・
呟くように自分に言い聞かせ、
ボクは、雀荘に足を向けた――。

(まだ、まだつづく・・・)



ちょっと、時間を飛ばしました・・・

つづきを読みたい方はポチッと!・・反省してます。

人気blogランキングへ

借金ブログランキング

ありがとう、そして頑張って!

このブログを始めた時のこと。
フリーに区切りをつけ、転職をした直後、
特に仕事を任されるわけでもなく、
日がな1日、ネットをぼーっと見ていました。
そこで見かけた『ギャンブル依存症』という言葉。
そして、いろいろな方のブログや
サイトを巡って、じくじくした思いを数日味わって・・


おそらく、知識に気持ちが追いついてきたのでしょう。
受け容れることができるだけの容量がようやくできて、
その瞬間、言葉にできない感情が胸のうちに溢れ出して、
悔しさと、恥ずかしさと、自己嫌悪に包まれるような気分。


砂を噛むような思いを抱え、
もう1度、とあるブログを読み返したりしながら、
コメント欄に書き込もうか・・どうしようか・・
という行ったり来たりを繰り返して、
最終的には、生まれた衝動を抑えることができずに、
コメント欄で、見も知らぬ人にカミングアウトして、
そこでやっと一息ついて、
ブログを始めようという気持ちになりました。
それが約半年ほど前のこと――


ふと、そんなことを思い出しました。


とある方からいただいたメール。
ここで詳しく書いたり、転載したりする気はありませんが、
「ありがとう」という素敵な言葉で
締めくくられているそのメールは、
ボク自身が抱いた気持ちとほぼ一緒なんだろうな・・
うまくは言えないけれど、
いろいろな思いが錯綜しながら、
何かを始めなきゃいけない、って背中を押されて、
どうしようもなく、自責や悔恨を感じているんだろうな・・


そんなことを思いながら、この記事を書いています。


もともと、自分の立ち位置を確かめるため、とか
発散できない思いを垂れ流すため・・
すべて、自分のためだけに始めたブログであり、
今だって、その思いは変わっていません。
誰かにアドバイスするだとか、
生き方に影響を与えるだとか、
そんな大それたことなど考えてもいないし、
できるわけもない。

だって、単なる
『ギャンブル依存症者』であり
『多重債務者』なのですから・・
同じ場所にいるんですから。


でも、だからこそ、ボクのほうこそ
「ありがとう」なのです。
そして「頑張ってください」なんです。


一緒に歩ける人がいるのなら、
こんなに心強いことはありませんし、
一歩一歩着実に進むことができるのでしょう。


もしよろしければ、
またお越しください。


ありがとう・・
そして、頑張って!


うーん・・こんな記事で置いててもいいのか・・悩む・・

人気blogランキングへ

借金ブログランキング

ふと2年ほど前のことを思い出しました

そういや、昔…
といっても2年くらい前。
ツルんでたヤツがいて、
そいつに金をずーっと貸してました。
貸していたといっても麻雀の勝ち分だったけど。


それでいよいよ自分の生活もヤバくなった時
「いい加減、払ってくれー」
と言いました。そしたら
「一緒に仕事をしていたヤツに
会社の運転資金を持ち逃げされたー!」
と泣きついてきました。
何も言えませんでしたけど・・・
それが本当でもウソでも、どうでもいいですけど・・・


その後、何度か連絡を取るたびに
催促をしてみたのですが、
「だって仕方ないでしょー。あんなことがあったんだから!」
と、最後には逆ギレ気味に言われましたっけ。
・・・・・・・・・・・・・


同じなんですよねぇ・・・
きっと・・・いや、間違いなくその人も
ギャンブル依存症のまま生きていて、
いい加減、にっちもさっちもいかない中で
足掻いてたのでしょう。
言うことも、考え方も一緒だから、
ギャンブルに浸っている間はツルんでましたけど。


このブログを訪れている貴方が、
もしもギャンブルを辞めたかったり、
ギャンブル依存症じゃないか・・・と考えていたり
もしくは借金を抱えて悩んでいるのなら
まず、「ま、いーや」とか「仕方がない」という
口癖、考え方、思考回路を断ち切ってください。
理由なんか、言わなくても分かっているはずでしょう?
これらの言葉が、何ももたらすものがないことくらい。
何に向き合うこともなく、ただ、抱えている問題を
先送りにするだけの言葉、ということくらい。


世の中には
どうにもできないことなんて、
すっごくすっごく少なくって、
本当は、どうにかできることなんですよ。
この場合、「どうになる」じゃなくて「どうにかできる」じゃないとね。


病気だから仕方ない・・・
自覚した瞬間からそうは考えないでしょうね。
病気だから治さなきゃ・・・
そう考えたほうが、明らかに健全ですから。
もちろん、ボクも含めて、ですけど・・・


ちなみに、昔ツルんでいたその人は、
そこそこ仕事のあったデザイナーだったのですが、
いつの間にか裏DVD屋の店長から
裏カジノの店長を経て、
現在は、ボクとの関係は何もないので、
逢うこともありません。
それらの仕事も、おそらく
カネカシの誰かに斡旋されたものだったのでしょうね。

あれから2年以上の月日が経って、今、その人が

気づいているのかいないのか・・・
気づかない限り、周りの人間にできることは
何にもないんですけどね・・・


今日は、いつもとは違う雰囲気ですが、
ふと思い出したので、
つらつらと書き連ねてみました。


独り言におつきあいいただき、ありがとうございました。


人気blogランキングへ

借金ブログランキング

パチスロその⑩-《アイツ》7-

同じ道を歩いていたように思う。
どこまで行ってもゴールが見えない。
それは、以前にも見覚えのある光景だった。


ギャンブルと借金――
打ちたい、失くしたい。
相反する2つの気持ちがボクの上にのしかかってくる。
また、同じことをしているよ・・・
それでも昔とは収入が違う!
そんなネガティブさとポジティブさが
交互にアタマの中に浮かんでくる。
その日の気分は、その日になってみないと解らない。
朝起きて、気分が良くても
少し経てば不機嫌そうにイラ立つ自分がいた。
そんな気持ちを束の間忘れられる場所、
それが、パチスロ店だった。


演出を追い、レバーを叩き、ボタンを押す。
ほんの僅かなスリルを手に入れ、
勝てば万能感に包まれ、
負ければ敗北感に襲われる。
そんな繰り返しの日々だ。


ボクは、ギャンブルを打っている間、
ほとんど食べ物を口にすることはない。
朝10時にパチスロ店に出かけ、
調子が良ければ夜の11時まで打ち続ける。
空腹をタバコで紛らせ、
缶コーヒーを飲みながら延々と打つ。
食べることも忘れるほど、
集中していたと言ってもいい。


《アイツ》のボクを見る目が、徐々に白くなってくる。
それをココロの奥のほうで感じながら、
うんざりするようなプレッシャーを感じていた。


バレないこと――。
いつの時も、借金持ちはそれを最優先する。
1日のほとんどは、自らの隠し事を守ることに費やし、
言い訳を考えることで終っていく。
今日もバレなかった・・・
安堵感は、夜、眠る瞬間にのみ訪れる。
苛立ち、うんざりし、助けを求め、隠し、訴える。
真っ当な精神状態でいられるはずなどなかった。


情緒の不安定さは、周りの人間に伝播していく。
少しずつ、少しずつ、
ボクの周りから、人がいなくなっていった。


〆切2週間ほど前のことだったろうか。
風邪をこじらせ、扁桃炎を併発し、
ボクは入院することになった。
《アイツ》の家からほど近い病院。
その時、ボクが感じていたことといえば、
『正々堂々と仕事を休める』
ということだった。
仕事をしなければ、収入がないというのに・・・
パチスロを打つために、仕事を遅らせる言い訳を
考え続ける日々に
間違いなく、疲れ切ってしまっていたのだろう――

つづく


つづきを読みたい方はポチッと

人気blogランキングへ

借金ブログランキング

ご無沙汰しておりました

ずいぶんと長い間、
放置プレイ状態でした・・
そんな放置プレイ状態の中でも
訪れてくれる方がいることが
少しだけ嬉しかったり、
反面、申し訳なく思ったり・・
そういうことをすべてひっくるめて、
これからもよろしくお願いいたします!


さて・・
放置状態の間のことですが、
特にこれといったこともなく、
比較的平和に日々が過ぎ去っていっておりました。
更新しなかったのは、
単にサボっていただけですね(笑)


過去話もまだ途中ですし・・
とりあえずの完結を見るまでは
放り出すことはありませんので、
温かく見守っていただけると幸いに存じます。


まー、それはそれとして・・
それにしても・・
ラブストーリーが書けないボク、なのでありました(笑)
オンナゴコロってムズい・・


人気blogランキングへ

借金ブログランキング

パチスロその⑨-《アイツ》6-

そんなある日のこと。
ボクと《アイツ》は、小旅行に行くことになった。
仕事のギャラが振り込まれた直後のことだ。
小旅行といっても純粋な旅行ではない。
《アイツ》の仕事が数日間、
関東近隣への出張となり、
それならば、ということで
宿泊しようという話になった。


朝一で出かける《アイツ》を見送り、
ボクはベッドから起き出し、財布を確認した。

《アイツ》の仕事が終るのは夕方以降だった。
初日は、夕飯を一緒に食べようと約束していた。
予定に合わせ、数日間のスケジュールは空けている。
当然のように、ボクはパチスロ店に出向いた――。


10万以上の金が財布には入っていた。
『時間もあるし、まぁ、遊べるだろう』
『その上で、少しでも増えたら儲けものだ』
打ち始める前は、そんなことを考えていた。
持っている金額の大きさが、ココロに余裕をもたらせていた。


設定はおそらく④もしくは⑤
そういう確信はあった。
しかし、展開に恵まれず、追加投資を余儀なくされていく。
1枚、また1枚と財布から1万円札が失くなっていく。
ゆっくりと、けれど確実に、
脳内の回路が焼き切れていく――。


BBはひける。
しかし、継続をひけない。
それでは勝てない。
『北斗の拳』というのは、そういう台だ。


やがて、千円札をサンドに入れる行為が惰性になっていく。
そして、次に壊れていくのが記憶の回路だ。
財布の中に入っていた金額は覚えている。
しかし、どれくらい使ったのかを思い出すことができなくなる。
残金を確かめるのが怖くなる。
現実を直視することができなくなり、
いつしか、レバーを叩く行為すら苦痛に感じ始める。
それでも、打ち続けるしか方法はなくなる。
投資金額のデッドゾーン――
それを超えた瞬間、それ以外の方法はアタマから消え去った。
イヤな汗を、首筋に感じていた…。


夕方の4時過ぎ。
財布の中からは7万円以上の金が、消えていた。

その金は、数日間を《アイツ》と過ごすための金である。
宿泊料金などは支払っていたため、
泊まる場所に困ることはない。
そうはいっても――


ギャラが入ったばかりであることは《アイツ》も知っている。
そして、ボクのことを疑わしいという目で見つめている。
「金がない」という言葉は、タブーに近かった。
『取り戻さなければならない』
その一念で、ボクはその台を打ち続けた。


奇跡は、たまに舞い降りる。
夕方の5時を過ぎた頃にひいたBBから、
ようやく何かが変わった。
タイムリミットまであと2時間強。
その2時間で、ようやく4千枚ほどのコインを獲得できた。
金額にして8万円弱。
ぎりぎりのところでの、逆転勝利だった。
ボクは、大きく息を吐き、安堵感に酔いしれた。
充足感や勝利の余韻などはない。
ただただ、安心とほっとした気持ちが全身を包んだ。


その後――
ボクは無事に《アイツ》と落ち合い、
2~3日の小旅行を終えた。


日が経つにつれて、逆転勝利の快感が拡がる。
それと共に、
僅か半日で7万円が失くなるかもしれない台
という認識は薄れていってしまう。


ギャンブルという偶然を
必然へと書き換え
自らの実力、力と勘違いする
傲慢で愚にもつかない思考に
その時は、まだ気づいていない…。


つづきを読みたい方はポチッと

人気blogランキングへ

借金ブログランキング

迷走・・ですか?

えーっと・・お久しぶりです。
最近、忙しいというわけでもないのですが、
会社の仕事の〆切を過ぎたら、
呆けてしまっておりまして、
ボケボケな日々を過ごしております。
更新の間が、ずいぶんと空いてしまいました。
さらに、コメントのレスなども遅れがちです。
申し訳なく思っておりますが・・
すみませんです。


さて・・
字が見づらいというご意見をいただき、
自分でもそうだよなぁ・・と思いつつ放置していたので、
またまたまた、背景を変えてみました。
うーん・・一体どこに行こうとしているのやら、
迷走状態に入り込んでいるような気もしないでもないですが・・(笑)
いいのか、俺!?


まぁいいや(笑)


多分、こういう奇を衒ったものって、
すぐに飽きたりするんだろうなぁ・・と思いつつ
迷走状態に歯止めが効かないまま、
突っ走ってしまうのでした(笑)

人気blogランキングへ

借金ブログランキング

パチスロその⑧-《アイツ》5-

パチスロ『北斗の拳』――
これについて、いろいろと語るのは
無粋というものだろう。
とにかく夢中になって打ち続けた。


導入からしばらくは、
とにかく空き代がなく、
店探しから始めなければならなかった。
そんな中で見つけた一軒のパチスロ店。
その店は、行列がまったくない割りに、
確実に高設定が入っていた。
朝一から行けば、必ず座れたし、
通ううちに設定配分も読めるようになった。
一見するとボッタクリ店。
ボクは日々、電車で20分ほどの時間をかけて
その店に通うようになった。


「仕事が忙しいんだよ!」
その言葉はすでに常套句と化していた。
「どこかに行こう」という
《アイツ》の言葉が煩わしく感じられ、
「早く帰れる?」
という質問に苛立つようになった。
家にいる時、負けることは考えない。
であるならば、「帰れる」という約束など
できるはずがなかった。


仕事のほうはといえば――
いつしか、手を抜くことを覚えていた。
撮影、取材、ライティング、レイアウト指示、校正――
1本の記事を作り上げるための当然の行程。
きちんとやれば、2~3週間かかる行程を、
1週間で終らせるようになった。
1週間かけるべき行程は、1日で終らせるために奔走した。


「全面的にリニューアルするので、人を変えます」
そう告げられたのは、おそらくは必然だったのだろう。
月に30~50万の金をもたらしてくれていた
約1年ほども続いた、レギュラー的な仕事。
しかし、その必然を必然と捉えることができず、
ボクは《アイツ》にそのことを言えないまま
その補填をパチスロに求めるようになっていった。


綻びは、徐々に大きくなっていく。
ほつれ始めた糸は、とどまることを知らず、
小さな亀裂から大崩壊へと繋がる。
足掻きは、その時期を早めるだけ。
負の連鎖に
ついに、陥った。


それは《アイツ》との生活も――。


つづきを読みたい方はポチッと

人気blogランキングへ

借金ブログランキング