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モントブレチアです。
2024年6月27日(木)友引/曇り
今朝は、久し振りにエアコンを止めています。
湿気はたっぷりですが、気温的には耐えられそうです。
あくまでも、今のところは…です。
庭の隅っこに、オレンジ色が見えました。
あいつが咲いたな?と、直ぐに分りました。
あいつです。あいつ。
オレンジ色が綺麗です。
名前は?
あいつです。笑
またしても忘れてしまいました。
調べないと!
歳のせいだと言い訳をしても、要するに「覚える気持ち」がないのですね。その態度がいけません。
高山植物だって自信を持って言えるのは、コマクサとチングルマとギンリョウソウだけです。
困ったものです。
そう言えば?
先日の合戦尾根(6月21日/金)。
ギンリョウソウ、なかったような?
おい、おい、いい加減なことを言ってはいけません。
あなたは、それどころじゃなかったでしょ! 笑
燕山荘〜常念小屋縦走(追記)
2024年6月22日(土)先負/晴れ
登山初日の合戦尾根は、雨中の行軍となりました。
🐌デンデンジジイの私は、燕山荘までが精一杯でした。
その疲労困憊は極限で、私が撮った写真は、ほぼありません。
正直、写真どころではなかったのです。
2日目の私は苦しいながらも、写真を撮る気力はありました。
朝焼けの裏銀座、槍穂が神秘的な美しさでした。
表銀座を大天井岳に向かって歩くと、いつも槍様が見ていてくれます。なんて贅沢な縦走路でしょう。
大天荘から常念小屋に向かうと、今度は右手に、ずっと穂槍が一緒です。素晴らしい景色です。
そして、こちらから見る常念岳は、大きくてどっしりしていて、とても安定感があります。安曇野から見上げる常念岳と異なり、どこか優しさがあります。こちらから見る常念岳、私は好きです。
体力温存を第一として、無事に下山することだけを考えて歩いていました。
そのために、燕岳、大天井岳、東天井岳、横通岳、常念岳と、すべての登頂を諦めました。
大天井岳は、登ろうと思えば登れたに違いありません。ただ、私は、いったん守りに入った以上は、欲を出さないこと、迷わないことに決めています。
その結果として、無事に下山できたのだと思っています。
山の神様、私を守ってくださり、ありがとうございました。
感謝、感謝、感謝です。
登山計画では、22日(土)は常念小屋に泊まる予定でした。
ところが、翌23日(日)の天気予報は、確実に雨。
常念岳の一ノ沢コースは、丸太橋も徒渉箇所も河原歩きも多いので、雨中の下山は優しくありません。
常念小屋の方からも、「今日中に下山出来るなら、その方が安全です」と助言されました。
急遽、常念小屋をキャンセルして、タクシーを電話予約して(一ノ沢コースはアンテナが立ちません)、🐌デンデンジジイは下山しました。
メデタシ、メデタシ。
ご褒美と夕食です。
2024年6月21日(金)夏至/友引/晴れ
苦しい思いに耐えて、何とか燕山荘に辿り着きました。
まるでご褒美のように、雨も上がりました。
明日は、絶好の登山日和になるらしい。
半分靄(もや)ってる燕岳が絵になります。
澄んだ青空と白い雲。
大地の緑と白砂。
風化した花崗岩。
これほど美しい山を、私は知りません。
苦労が報われた瞬間です。
さて、それでは、物質的なご褒美といきましょう。
プリウスさんは、缶ビールとチーズの入ったおつまみパック。
私は、ホットコーヒーとモンブラン。
疲れきった身体と安堵した心に、…沁みました。
最高のご褒美でした。
美味しかったぁ。
この後、プリウスさんはハイボールを、私はホットココアをお代わりしました。
山でこんな贅沢が出来るなんて、燕山荘さん、ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
こちらは、豪華な夕食です。
ちょっと分かりにくいですが、ハンバーグの下から煮魚(カレイ?)が覗いています。
ハンバーグだけでも十分なのに、出し惜しみない夕食に感謝です。
私は疲れ過ぎていて、罰当たりにも完食できませんでした。
ごめんなさい。
ごちそうさまでした。
燕山荘〜常念小屋縦走
天気予報は土壇場で外れました。
まさかの雨になりました。
カッパを着ると暑いので、途中まではズブ濡れで歩きました。
予想はしていたものの、どれだけの登山者に抜かれただろう?
私のマイペースは🐢カメペース?
いや、🐌カタツムリかも知れません。
同行のプリウスさんには、本当に申し訳なかったです。
燕山荘〜常念小屋(えんざんそう/2699m〜じょうねんごや/2458m)縦走
■2024年6月21日(金)夏至/友引〜22日(土)先負
■同行者/プリウスさん
■行程/①6月21日(金)/中房温泉→燕山荘 ②22日(土)/燕山荘→大天荘→常念小屋→一ノ沢
■最大標高差/1537m
■歩距離/GPS/18.1㎞(万歩計/37,946歩/22.7㎞)
■時間/①07時47分~13時54分(6時間7分)②04時16分〜17時44分(13時間28分)
■燕山荘宿泊(2食付¥15,000)
■穂高温泉郷駐車場→中房温泉(バス¥1,500)
■一ノ沢→穂高温泉郷駐車場(タクシー¥5,700)
■しゃくなげの湯(¥700)
■走行距離(536.4㎞)
■高速道路(中央道調布⇔長野道安曇野/軽¥5,920)
■2024年6月21日(金)夏至/友引/雨
■2024年6月22日(土)先負/晴れ
全ての写真は、プリウスさんが撮ってくれたものです。
必然的に、写っているのはヘロヘロジジイです。🐢カメジジイです。🐌デンデンジジイです。笑
コースタイム
1日目
山行 5:02 休憩 1:05 合計 6:07
2日目
山行 11:36 休憩 1:52 合計 13:28
ピークハントした(頂上に立った)山は一座もありません。
コース中の全山をピークスルーしました。笑
頂上に立つことよりも、体力温存に徹した結果です。
それでも、山の感動は微塵も変わりません。
素晴らしかったです。
鉄は熱いうちに打て!
2024年6月24日(月)大安/曇り
燕岳山行(6月21日〜22日)は、予想以上にダメダメでした。
敢えなく跳ね返されました。
悪夢の武尊山と、同じような醜態を晒してしまいました。
今回は武尊山の反省に立って、事前準備をしてきたつもりです。
ところが身体の老いは、準備のレベルを遥かに超えていました。
脚はともかくとして、息と脈が上がってどうにもなりません。
息と脈を整えるために、立ち休憩ばかりしていました。
カメ歩行にも耐えられない現実が悲しかったです。
鉄は熱いうちに打て!
罰ゲームの意味もあって、さっそく階段昇降をして来ました。
階段昇降96段×10本=960段
池上本門寺往復を含む万歩計測/10105歩(6.0km)
お疲れ様でした。
常念乗越です。
2024年6月24日(月)大安/曇り
燕岳山行の全体像はさておいて、常念乗越の今昔です。
■2024年6月22日(土)13時19分/曇り
■2006年7月4日(火)08時48分/晴れ
標柱が新しくなっており、もしかすると位置も違っているような?
槍様の位置は不変なので、2006年は私の後ろに隠れていたのでしょう?その意味では「失敗写真」です。笑
私の動作を見比べると、2024年はヘロヘロ、2006年は元気なのが一目瞭然。
笑えるやら、情けないやら。
追記。
調べてみました。
常念乗越から一ノ沢登山口までの下山時間です。
●標準(地図記載)3時間30分
●2006年(45才)3時間15分
●2024年(63才)4時間27分
これが現実です。大溜息