yahoo!ニュース - 読売新聞 - 中高年フリーター、2021年には200万人突破




中高年フリーター、2021年には200万人突破

 大手調査研究機関のUFJ総合研究所は4日、35歳以上でフリーターをしている「中高年フリーター」が、2001年の46万人から、2011年には132万人に増え、2021年には200万人を超える見通しだとする推計を発表した。

 フリーターの多くはいずれ定職を持ちたいと考えているものの、年齢が高くなるほど正社員になるのが難しく、この状況は変わらないとの前提で推計した。

 推計では、フリーターは所得が比較的少ないため、2021年に200万人を超える人が正社員にならずに「中高年フリーター」となることで、国の税収が1兆1400億円、社会保険料が1兆900億円減少するほか、2021年のGDP(国内総生産)成長率を1・2%押し下げる要因にもなる。また、所得が少ないフリーターは、結婚する割合が低いため、子供の出生率を年間1・0~2・1%押し下げ、少子化を加速させるなどとも指摘している。

 内閣府の国民生活白書によると、2001年に35歳以上でフリーターに相当する人は46万人いた。フリーターは、パートやアルバイトなどのうち、主婦や学生を除いた人を指す。
(読売新聞)

 



いやぁ、厳しい時代になりましたな。



まだまだ「年功序列型企業」が多いとはいえ、
「実力主義型」への加速が進んでいる昨今。
だが一部報道では、「実力主義・成果主義」導入失敗(富士通など)により、
システムの一部見直しや、部分的に年功序列に戻すなど、先行きは不透明だ。

 



確かに「実力主義」で、
年齢に関係なく正当に「実力」を評価する事には異論はないが、
年功序列により終身雇用を約束していたシステムがあったからこそ、
就業意欲や忠誠心といった「モチベーション」が維持されていたのも事実。
しかし、その現場の凄惨さを目の当たりにして来た自分としては、
これについて、どちらが良い・悪いとは、
現時点ではちょっと言い難い。




このような世相を受けてか、
少し前に教鞭をとっていた「鍼灸師」や「柔道整復師」の学校には、
特に夜間部に、いわゆる「脱サラ」組がここ数年、増えて来ている。
同様に、整体師の短期養成コースにも希望者が増えているようだ。
だが、これとて一朝一夕に「技術」が身に付くものでも無いので、
現実には簡単な道ではない。



特に、この世界は「感覚」が重要なので、

やはり年齢が行ってからの習得は、やはり難しいことは否めない。

それと「学校選び」は重要だ。
国家資格が欲しいのか、何が欲しいのか、

自分の目指す方向を決めておかないと、無駄な金を払う事になる。






ただ、やはり思う事は自分の身が「やばくなって」からでは、やはり行動が遅いと思う。

自分に余裕が無い状況下での「判断」は、やはり冷静さに欠けている事が多く、

なかなか自分の思い描いた通りには行かない事も多い。





状況がそれを許さないこともあるだろうし、理想かも知れないが、

やはり会社にいる間、職がある間に「手を打つ」事が肝要だろう。



それには、職がある間に

自分を、会社を、客観的に「見る」目が重要になることは言うまでも無い。

なかなか現実を直視することは難しい事だが。

 

 

 

スポーツナビニュース 中村、開幕メジャーならず ド軍、マイナー行き通告



【ロサンゼルス2日共同】米大リーグ、ドジャースの中村紀洋内野手(31)は2日、マイナー行きを通告され、開幕メジャーはならなかった。中村は即答せず、他球団への移籍も含め、3日にも球団に回答する。
 当地でのエンゼルスとのオープン戦前にデポデスタ・ゼネラルマネジャー(GM)とトレーシー監督から通告された。中村は「成績を残してきたつもり。大リーグは実力の世界ではないのか。納得がいかない。代理人と相談したい。(日本復帰も)オファーがあれば考えたい」と話した。中村によると、ドジャースは移籍を容認する考えだという。
 中村は2月3日にドジャースとマイナー契約を結び、3月2日から招待選手としてキャンプに参加。オープン戦では20試合に出場し、打率2割9分5厘、3本塁打、8打点だった。





これだけでの情報では、ドジャースが中村選手に何を望んでいたかが不明なので、
この決定が妥当かどうかは論じられないが、
確かに成績の数値だけ見ると、まあ大きな問題はないように見える。
ドジャースのチーム事情に拠るのだろうが…。




それよりも、ちょっと気になったのが、
「日本球界復帰も、オファーがあれば考えたい」と一言。
彼は一体、アメリカへ何をしたくて行ったのか?
「メジャーでプレーをする」ことを夢見て行ったのではなかったか。




もしそうならば、納得の行かない点もあろうが、
例えマイナーに行ってでも、昇格を目指して精進する道もアリなのではないか?
確かに“生活”も掛かってるので、中村家の経済状態は知る由も無いが…




これって、理想論でしょうかね。
中村選手にどこまでの“覚悟”があったのか、ちょっと疑問。


<追記>
中村選手マイナー行きの事情には二つの要因が絡んでいるらしい。

①最初の契約がマイナー契約
ライバルの野手二人がメジャー契約であったため、この二人はマイナーには落とせない。
②クローザーのガニエ投手が戦列を離れたため、投手陣を厚くしたかったというチーム事情。
その分メジャー登録枠のうち、野手分1名を削らざるを得なくなった。


中村選手も是非熱くならずに、冷静に考えて再度メジャーを目指して欲しいものだ。





花粉症の方にとっては、毎日が憂鬱な日々。
暖かくなって…とも喜んでられない。


すでに様々なところで紹介されているのでご存知の方も多いと思うが、
諸説あるものの、塩水による「鼻うがい」が有効。


私はお陰さまで花粉症ではないが、
子供の頃からアレルギー性鼻炎に悩まされ、
大人になって、この世界に入って、
「鼻うがい」を知ってからは、本当に快適になった。

鼻の調子が悪いと、そもそも「口呼吸」になってしまうのが最大の問題。

これについては長くなるので、後日また述べさせていただきます。




さて、「鼻うがい」「鼻洗浄」だが、
要は塩水で鼻を洗えば良い、という事だ。
だがそのやり方には、幾つかの説がある。
私ももっときっちり調べれば良いのだが、これといった決め手が無い。
(どなたか「ズバッ」と言って下さる方がいたら、ご一報下さい)



「水道水では駄目なのか」という質問も多いが、
これには「塩」の殺菌効用を語る必要があるので、詳しくはこれまた後日。

まず水道水では、かなり「鼻が痛い」。
ツーン、と来てかなり苦しい。
これが塩水だと、不思議とそれほど辛くない。
水道水の「塩素」が、鼻の粘膜には刺激が強すぎるらしいので、
塩の効能は別にしても、水道水は避けるべきである。


次に塩の「濃度」。
どの程度の濃さの塩水を作るのか?
これまた諸説あるようだが、
最も主流で言われているのは「生理食塩水」である。
厳密に言うと、沸騰させ(最低10分以上)冷ました水に塩を混ぜ、
濃度0.9%の食塩水を作る。
これが「生理食塩水」である。
細胞液または体液・血液と等しい浸透圧をもち、
点滴液や注射液の基液にもなっているものである。
実際には、濃度の多少の誤差は良いのだが、
約1%と考えれば、コップ1杯(200cc)に一つまみ程度だろう。


もう一つの説は、海の水と同じ「3%」というものだが、
様々な論をまとめると、鼻には少々「濃すぎ」て、粘膜に良くないようだ。
喉のうがいなら、構わないかも知れないが。



後は、細かく言えばキリが無いぐらい、注意点がある。
だが、どこまでこだわるかの問題で、
上記に挙げた部分は最低限守れば、あとは個人が出来る範囲内で良いようだ。
やり方は鼻から入れて(上級者は「吸い込む」最初は苦しい)、
口から「エ~」と発音するように、ダーッと出す。
(私は濡れても良いように、風呂でやっている)




説明はこれだけでは足りないかも知れないので、
参考のサイトを幾つか挙げておく。


あつ花別館・「生理食塩水で鼻を洗おう」
鼻*鼻.com・「鼻うがいをやってみよう!」

rescuenow.net「ワンポイントレスキュー鼻うがい」

この他にも解説サイトがあるので、探していただければ直ぐに見つかる。
やり方が微妙に違うのも面白かったりする。




私は、目的が達成されれば何でも良いので、そこにこだわりは持たないが、
普通に吸い込んで、口から思いっきり出してます。
何事も“準備”が最も大事。




効果については、人によって様々な見解があるようだが、
少なくとも私は劇的な効果があった。
ただし、何事も「やりゃ良いってもんじゃない」。
やりすぎは禁物。
ただ、考え方として「鼻を洗い流す」と言うよりも、
塩の殺菌効果を使って「粘膜の正常な状態を促す」と考えた方が良さそうだ。



ちなみに、実は鼻を洗浄するためのグッズが色々販売されている。
私の本家サイトに、少し紹介してます。
うまく出来ない人には良いかも。


私はこの中の「ハナクリーン」を使っていたが、
熟練してしまったので、コップなどで事足るので現在はお蔵入りしている。
当院の患者さんにも、幾つか販売もした事がある。

私はサッカーについては全くの素人。
職業柄、それではいけないとは思うのだが、
どうしても個人競技や「1対1」の勝負に興味が行ってしまう。


それでも、現在のサッカーフル代表のトレーナーが私の知人と言う事もあり、
出来るだけ試合を見たり、勉強をしようと努力している最中。

そんな中、サッカーのシステムについて、分かりやすく解説してくれているblogに遭遇。

Stehr Fieldさんのblogの中のエントリー。
題して「ジーコをなめんな」。




バーレーン戦でギリギリの勝利を得た日本代表。イラン戦でわざわざ4バックをやって自ら追い詰めたという感じがしなくもない。どこからか「最初っから3バックにしとけよー」なんて声が聞こえてきそうだが、ジーコはなぜあそこまで4-4-2にこだわるのか。

僕が思うに、きっとジーコは日本のサッカーをもう一歩先に進ませようとしてるんだと思う。

Jリーグには周知のとおり、3-5-2を採用するクラブが多い。このシステムは攻守やその切り替えにおいて、個々の役割が比較的はっきりしているという点で分かりやすく、組織や決まりごとを重視する日本人に向いているように思う。これに対し、世界のスタンダードは4-4-2もしくは4バックを基盤とするシステム。多分、ベッカムが居た頃のマンチェスター・ユナイテッド、現在のレアル・マドリーなんかが良い例。ポジション間の役割が固定されず、常に複数の役割を他と共有する必要があるため、瞬時の状況判断と豊富な運動量が要求される。

ジーコは日本のサッカーを少しでも先進国のそれに近付けるため、Jリーグに4バックを根付かせようとしているんじゃないかな。そしてその4バック推進と同時に標榜しているのが組織と個の融合。11人すべてが個性を活かしつつ、攻守ともに貢献するトータルサッカーを目指して。就任直後の個を重視した選手の起用方法、そして今回の4バックの導入の経緯を考えると、監督の頭の中にあるプランが見えるような気がする。


なるほどね~。
サッカー解説者が「4-4-2」がどうのこうの、って言うのは
こういう事だったのね。
素人からすると、「どっちでも大差無いじゃん」と思ってたが、
基本的な“考え方”の相違の問題だったのね。




不慣れな4バックの導入、そんな"実験"を「大事な最終予選でやるなよ!」と思う人も多いだろうが、こういう切羽詰った状況でやるから意味があるんだと僕は思う。極端な負けず嫌いで有名で、現役時代は常に美しいサッカーにこだわったジーコだが、監督に就任してからは勝つための手堅いサッカーを求めている。がしかし、勝ちを求めるだけでなく、同時に上記のような日本サッカー界全体を見渡す視点も持っている人なんじゃないかと思う。それは今もっとも必要とされていることの一つで、大変意義のあることだと思う。

その証拠に、欧州でイマイチ結果を残せない日本選手。その背景にはシステムの違いへの戸惑いや、組織の中でいかに個性を発揮するかという壁にぶち当たっていることも否定できないのでは。




確かにおっしゃる通りかも。

もしこれが当たってるとしたら、
ジーコという監督は、相当すごい指導者と言う事になる。
しかし、今のところ、このような解説をしている解説者は見た事がない。

巷ではだいぶジーコ監督に批判的な意見が誌面などを賑わしているが、
ここは一つ、ジーコ監督に託して、見守りたくなった。

そうかと思えば、このエントリーを受けて、
Webデザイナーなどで活躍されているヤスヒサさんのサイトのエントリー、
Webデザインも「4--4--2」で、違った観点で見解を述べておられる。
日本と欧米の仕事上の相違点について。





どうやら3-5-2というのは『このシステムは攻守やその切り替えにおいて、個々の役割が比較的はっきりしている』システムで、4-4-2は『ポジション間の役割が固定されず、常に複数の役割を他と共有する必要がある』システムという違いがあるみたい。もしこの考え方が一般的であれば剛サンの言っている3-5-2と4-4-2の見解と日本と欧米の違いに納得と頷いてしまいます。これってなんとなくWeb制作の世界でも似たような現象が起きているような気がしないでもないです。日本に帰国して最初にビックリしたのが役職がすごく多かった事ですね。Web○○○なんてのが幾つあるやら。僕が働いてたアメリカの制作会社も他の知っている場所も名刺がわりの役職はありましたが、みんなやらなくてはならないことを柔軟にこなしていたような気がします(おかげで僕はプログラムを覚えることが出来ましたが)。

役職が多い事を否定も出来ないし、制作会社そのものよりクライアントがそれを必要としているという場合もあると思います。それに役職が多いのは大きな制作会社だけなのかもしれないわけで、一概に「日本って役職多いね!」とは言えないと思います。とは言うものの役職というが逆に制作の柔軟性や拡張性を妨げているケースもあるような気がします。





私は欧米の事は詳しくないが、
少~しアメリカの方と仕事をした事があって、何回かNYやLOSに行ったりしたが、
確かに役割が、良い意味で「曖昧」である事が多かったような気がする。
だから、当時私の所属していた組織では、
事案が変わる度に、担当者が入れ替わり立ち代り、なんて具合で…。


それでも、私の居た組織では、
「こんなに出来ません!もっと役割を分けて、担当を明確にして下さい!!」
なんてヒステリックに叫ぶ姿もよく見かけた。
私も一時期、それが正しい、というような錯覚に陥った記憶もある。
ま、どっちが良い・悪い、の話では無いのだが…。


ただ、クリエイティブな仕事を、他者と関わりながらして行こうと思うと、
必然的に「ボーダーレス」的に生らざるを得ないのが実状かな?、と。


少々問題は異なるかも知れないが、以前に書いた
こちらのエントリーやこちらのエントリーのテーマも、
広い意味で少し関わるかな?私的には。
(見当違いか?)


今日はある企業が主催するパーソナルトレーナー養成講習会の担当で出向く。
数カ月のコースの最終日である。
最終試験で、皆、緊張の面持ち。



だが、実際は厳しいのはこれから。
“稼げるか”“稼げないか”は、全て自分の腕に懸かっている。
日々精進し、是非良いパーソナルトレーナーになって下さい。



それと共に、今日は年度末。
私も一応、小規模ながら法人なので、
これから帳簿を整理したり(と言うか、ほとんどこれから書く)
請求や支払を済ませなければならないが、
それは昨日終わらせたので大丈夫。
5月末までに、決算資料を揃えれば良い。




そもそも独立する時に、
税制的には微妙だったが、法人にする必要は無かった。
しかし取引き先の意向があり、
「出来れば法人である方が有り難い」と言われたので、
この形式をとった、という経緯がある。



なので、時折アルバイトを頼む事もあるが、
実際には社員を雇用しているわけでは無いので、
経理的には単純なものだ。






今日は、「人を雇用する」、と言うことと、
雇用されている側の意識、について書いてみる。


私も空想的に実際にもし人を雇うとしたら、どんな人材が必要か?
という事は時折考える。



ま、一番は「仕事、クライアントを探して来てくれる人」
と言うことになるだろう。やはり何だかんだ言ってみても、営業ありき。



ではその人間に給料を20万、仮に支給するとして、
その社員が頑張って15万の仕事を取ってきたとしても、
私としては“赤字”である。
20万でもトントン。
25万でも、その社員を雇用するための経費(保険、その他)を考えると、やはり“赤字”
教育費などを考えると、30万でやっとトントンか。
40万の仕事で、どうにか私に見入りがある、といった具合いだろうか…





このように語ると非常にレベルの低い話に感じられるが、
実はこれが「人を雇用する」と言うことの基本である。
だが多くの「雇用される側」には、このような意識は無い。
幾らかの給料をもらって、給料分の仕事をしている、という認識がほとんどだ。以前のエントリーでも書いたが、
「金をもらって仕事をする」という意識と、
「仕事をして金をもらう」という意識では、天と地ほどの差がある。
ましてや、自分がもらっている給料の何倍か(2~3倍)の“稼ぎ”を自ら会社にもたらすか、
あるいはその人を雇用する事で、“稼ぐ部隊”(営業最前線)が自分の仕事に集中出来て、
その分をより多く稼げる状況にならなければ、
会社は人を雇用している意味は無いのである。




多少、極論かも知れないが、
この事を深く認識しているのが、
「プロ」のビジネスマンであり、サラリーマンなのである。


基本的に、自営業者や職人、法人代表は
この事を当たり前のように日々感じている。




本当に「当たり前」の事なのだ。


昨年辺りからほぼ定期的に、
あるレーシングチームの“ボディコンディショニング”の依頼を受けている。
と言っても「レーサー」ではなく、「ピットクルー」の方々である。


ピットクルーには様々な人がいるが、
その多くはマシン整備のスペシャリストである。
F1中継で見るような、いわゆる「タイヤ交換作業」も、
この方々の仕事である。
その現場は迫力そのもの。
まさに“戦場”さながらである。



このスタッフの方々も日々激しいトレーニングをしている。
タイヤ交換のタイムをアップするために。
レースの長丁場、集中力を維持するために。
その他作業スピード全般を上げるために。
中にはピットクルー用の専用トレーニング施設を持っているチームもある。



私は元々は、この皆さんの身体の調整の施術を行っていた。
職業柄、腰痛や膝痛などの様々な障害を抱えていたからである。
ところが少しづつ、次のような要望が出て来始めた。


「施術を受けると身体の動きがぜんぜん違う。
 痛みを治して欲しいのももちろんだが、
 それよりもコンディショニングの為に、
 特にレース前は調整をお願いしたい。」


スピードを競うカーレースの場合、
ドライバーが速く走るのはもちろんだが、
実はその中には、マシンがピットに入った時の作業時間もタイムに含まれる。
最も重要なのはタイヤ交換の時間である。
或るスタッフは、
施術を受けるとコンマ1~2秒、交換タイムがアップする、と言う事であった。


たかがコンマ1秒と笑うなかれ。
この積み重ねが勝利か敗北かの分かれ目になる事もあるのだ。



私が行っている技術というのは、
「捻れたホースのヨリを戻し流れをスムースにし」
「ギアの狂いの微調整をしてオイルを挿し」
「バッテリーをチャージする」という事なので、もちろんそういう効果もある。
面白い因果だが、
マシンのメンテナンスを行う人の身体をメンテナンスする、というまさに“サイクル”状態。
(いや、正確には私をメンテしてくれる人はいないので、サイクルにはなってないが…)



私のような「整体」「手技療術」師、と言うと、
すぐ“痛み・不具合”などの除去、と考えがちだが、
実はこのような目的にもオーダーがある。





その他にも、知的労働の職にある方々で
思考回路の回転速度を上げて仕事のパフォーマンスを維持したい・アップしたい、
という事で私に毎週の様に依頼がある人もいる。



この辺りはクライアントの“価値観”ということになるが、
このような仕事を先方に“トレーナー”と認識されるか否かは別にして、
「パフォーマンスをアップさせる」事がトレーナーの仕事であるとするならば、
まさにこれは「トレーナー」。
痛みを改善させる事もそうならば、
痛みが無くとも現状の能力を最大限に発揮させる事もまたトレーナーの真骨頂。
その為には、特段整体に限らないが様々な技術が必要になる。


それと同時に「アスリートの競技力向上」という視点だけでは、
これから「トレーナー」が活躍出来る領域を自ら狭める事になる。




私は今までの経緯から、様々な“顔”を持っているが、
「整体屋のおやじ」か「トレーナー」かは、
まさにボーダーレスなのである。




北海道日刊スポーツの紙面から


伊藤会長が全日本ジャンプ陣に大なた/選手層の拡大も

 低迷する全日本ジャンプ陣に大なたが振るわれる。来年2月のトリノ五輪に向け、コーチ陣の入れ替えなど大胆改革を断行する。25日に札幌・大倉山ジャンプ競技場で行われたジャンプの今季最終戦、伊藤杯シーズンファイナル大倉山ナイターで全日本スキー連盟(SAJ)の伊藤義郎会長が明らかにした。

 2月の世界選手権は入賞さえなかった。伊藤会長は「選手自身の問題もあるが、50%はコーチの責任。コーチは何をしていたのか」と怒りをあらわにし、①選手層の拡大②適切なコーチの選択の2つの改革案を提示した。

 ①は07年世界選手権札幌大会、10年バンクーバー五輪をにらみ、来季からジュニア年代の若手をコンチネンタル杯に起用。成績によってはW杯、五輪の代表入りも考慮する。②はオーストリア、フィンランドなどジャンプ強国の指導者の招聘(しょうへい)を示唆。伊藤会長は「もちろん今のコーチ陣にハッパを掛けるが、入れ替え、補充もあり得る。外国人コーチも視野に入れている」。五輪本番まであと1年を切った。復活へ思い切った強化先に打って出る。




以前のエントリーでも書いたが、
伊藤会長も当然ご承知と思うが、
コーチ陣の入れ替えも時として必要だろうが、
それだけでは問題は解決しない、と思う。



私もジャンプ界に関わってはいるが、
どっぷり漬かっているわけでは無いので、この世界について全ての知識があるわけでも無い。
多少ピントがずれている面もあるかも知れないが、
素人よりほんの少しだけ知っている人間、という程度の意見として書いてみる。







まず、現実的には五輪まで1年を切ったこの時点でコーチを代えても、
その効果を生じるのには時間が足りないのでは?という点。
チームプレーのような“戦術”ありきの競技ではないので、
短期的に効果を出すのは難しいと思われる。
また新たなジャンプ技術を導入したとして、
それをフォーム改造を含めて身に付けるには、余りにも時間が無さ過ぎる。
最低でも2年は無いと、実験・検証・修正のプロセスが踏めないのではないか。


(ただし技術的な事でなく、選手のモチベーションを上手く引き出す、
 という事に重きを置くのであれば、それも“有り”かも知れないが。
 いずれにしろ今季の結果の分析が重要。
 単に「コーチが悪い」では解決しない、と思うが。)

そう言う意味では、
①トリノ五輪に向けた“短期的”な体制作り。
②次の五輪に向けた“中・長期的”な体制作り。
の二面で考えなければならないだろう。


もし、①を重視して今以上の結果を出す!という事であれば、
現実的には「用具」の研究に時間を割くべきと思う。
もちろん、“連盟”主導で。
(ウェア、板、その他)
ただし今から新たなものを作る時間は無いだろうから、
各国の情報を緻密に収集して、現時点で最高の素材・メカの用具を作る事だと思う。
各選手にその負担を掛けていては、時間的にロスが大きい。


それでも“コーチも刷新して、次の五輪で是非とも結果を!”と言うのならば、
この1年は企業チームの壁を取り払い、
ナショナルチームはナショナルチームで、独自の合宿・練習体制を組むべきだと思う。
コーチ陣を代えるか否か、は別にして。
(恐らく無理だと思うが…。)


と言うのも、これは②の「長期的体制作り」に関わってくるが、
現在の日本の体制は、基本的には各企業チームでの強化が基本になっている。
それが良い・悪い、という事でなく、
普段の自チームでの練習・トレーニングの基本理念と、
ナショナルチームに選ばれて集まった時の強化・技術の理念がリンクしているか否か?
が重要である。
これはあくまでも想像だが、
ナショナルチームで集合した時、
各企業チームが良かれと考え指導している技術をベースに研鑚を積んでいる以上、
にわかに集まった集合体に対して、
ナショナルチームのコーチが指導、というのも論理的に考えて限界があろう。
(と推察する。)


もちろん、今すぐに「日本独特の企業スポーツシステムを壊して…」
などと物騒な事を言っても、すぐに現実化する訳でもないし、
この日本の仕組みの良い点も沢山ある。
それに現在は各企業チームが工夫を凝らして指導法やトレーニング法を考え、
鍛錬して、チーム間で争って結果を出して、
それが企業の広告宣伝効果に繋がる訳だから、
無くしたら日本のスポーツ界が成り立たなくなる。


そのように考えると、
実際には各チームの実力を全体的に底上げして行くしかない、
という事になる。
そこで最もすんなり頭に浮かぶのが、各チームの「海外コーチ研修」である。
これも理想を言ったらキリが無い(本当は1~2年行くのが良いのだろうが)ので、
出来る範囲内での期間を毎年、各チームから北欧に派遣するのである。


北欧のチームがやっている事が最高のモノかどうかは別にして、
現実、結果を出しているところに教えを請うのが、ロジカルに考えて当然だ。
ナショナルチームの代表者が総代で行って、それを帰国して伝えても良いが、
伝言ゲームになってしまうのは明らか。
現在も代表チームのコーチ陣は海外を転戦している訳だから同様の事が出来るはずだが、
(私が知らないだけで、オフィシャルにやっているのかも???)
やはり“自分の目”でコーチングとジャンプ理論を吸収するに勝るものは無いだろう。
しかし、プレゼン能力と語学に長けた人間を現地に駐在させて、
理論や情報を伝達する、という仕組みもアリ、かも知れない。
任された人の能力にも拠るが…。
むしろ、“コーチとして招聘”と考えるのではなく、
上記の役割を担える現地人の駐在スタッフの登用を考えるのも有効かも。

(ただし“敵国”である日本を北欧チームが受け入れるかは分からないが。)



これには当然、予算的な問題も絡んでくるだろう。
(常に絡むかも…)
自分なりには予算獲得のアイデアが無くもないが、
突拍子も無いので、ここでは自分の意見は控えておくことにする。
迷惑かかるといけないし。
要するに“ジャンプ界、スキー連盟”で、売れるモノがあるなら売ろうじゃないの”
という考えだ。



無論、技術的な事は別とすれば、
わざわざ北欧に出向かなくても国内で出来る事も多いだろう。
「コーチング」と言っても、その範囲は膨大。
技術面以外にも、「選手の持てる力をどのように発揮させるか?」という事もあるし、
逆にコーチ側が「自分の伝えたい事をどのように100%伝えるか?」という事もある。
要は行き着くところ、互いの“マネジメント”の問題なのだ。
「コーチング」の教育などは、協会や連盟主導で幾らでも出来る。
そういう事をやらずして、「全てコーチの責任」と言っても結局責任の所在が不明確だ。
まあ、現在のサッカー協会のようなシステマチックなレベルまでは直ぐには無理だが、
目指す“理想像”があって、初めて“具体化”が存在するのである。









と、まあ勝手な事を…とお思いの向きもあろうが、
最初にもお断りした通り、私も全ての現状を把握している訳でも無いので、
「そんなこと、既にやってる」という事もあるかも知れない。
ピントのずれた意見もあるだろう。
しかし、一般企業の論理と同様で、
「君ィ~そんなの無理に決まってるじゃないか」
「前例が無いよ」
と早急に言ってしまうのは、既成概念に苛まれているからである。
何事も、最初は「異端・邪道」から始まるものだと思う。



ちなみに、当blogの<“コーチング・指導論”関連エントリー>
「コーチング」とトレーナー業など
指導者の心得と「指導言語」


宣伝まで。



結局、昨日の試合の後、
コーチ・トレーナー陣の反省会で朝まで痛飲。
7時まで飲んでしまった。
でも色々コーチとも話が出来て、個人的には有意義な時間であった。
ほとんど寝ないで、飛行機で帰京。


早速、撮り溜めてきた写真をアップ。


2005引退セレモニー
今シーズン最後の大会と言う事で、
終了後に引退選手のセレモニーが例年通り行われた。
今季は5名の選手が引退。




太田選手インタビュー大学生が4名と、
チーム雪印の太田泰彦選手が様々な事情により
惜しまれながら引退を。
学生時代から数々の成績を挙げてきた選手の引退と言う事で、
TVクルーのインタビューを受けていた。


引退セレモニーの大田選手
セレモニー後には一緒に戦ってきた選手達や、
大勢のファンからの花束攻勢で、さすがに目に光るものが…。





雪印首脳陣と太田選手
チーム雪印の富井監督と、
全日本ジャンプチームの田尾チーフコーチと共に。







チーム内の事なので、あまり今まで詳しくは書いて来られなかったが、
太田選手は今季、私と二人三脚でマンツーマンでトレーニングに取り組んできた。
何にでも非常に意欲的に取り組み、
指導側の私も頭の下がる思いの1年であった。
長い間本当にお疲れ様でした。
さすがの私も、お互いに抱き合って健闘を称えあった時は、
不覚にもウルッ、と来そうになって…。
あたし、そういう時って涙を見せるのが嫌なので、ついそっけなくなっちゃうんですよねぇ。
顔をまともに見られなかったなぁ。
ちょっと悪かったな…。やや後悔。



しかし人生としては、これからが当に本番。
多くの選手が「競技」を「競技」としてしか捉えていないが、
(現役中は無理も無いが)
実は競技で学んだ事、培った事は、社会生活の上での全ての基本である。
取り組んできたトレーニングで得た「身体に対する考え方」も、
仕事その他で全てに通ずる。
この長い間の選手生活で得たものを、現役時代のみで終わらせては意味が無い。
他の一般の人が体験する事の出来ない、数々の経験が、
この先に生かされる事で、初めて競技をやってきた事の本当の意味が存在するのだ。
「競技」とは「競技」のためだけに有るのではない。


改めて、引退セレモニーを見ていて感じた事は、
彼らは幸せだなぁ、ということ。
多くの選手が志半ばで引退(皆が金メダルを取れるわけでは無い)、という事が大半だが
実はそれ以前に、多くの選手が競技を続けたくても続けられず、
中学や高校生で辞めざるを得ない人間がほとんどだ。


大学や社会人まで競技を続けられた事は、
引退の瞬間は涙にくれたとしても、実は非常にラッキーな事なのだ。
(もちろん、本人たちが血の滲む様な努力をして来た事は言うまでも無いが)


さ、ここからが人生の勝負!
陰ながら応援してます。


大会が終わり、今シーズンの全日程を終了。

全日本スキー連盟会長の伊藤会長の挨拶で、
今シーズンの総括。



写真が小さくて見えにくいが、
札幌五輪金メダリストの笠谷幸生氏や
ジャンプヘッドコーチの田尾克史氏の顔も見える。


この後、場所を移して
深夜からコーチ・トレーナー陣が集まり、
今シーズンの反省会がある。
ちょっと緊張。
基本的にビビリーなので。