2024/02/02更新。
サッカーのリーグ戦において、各チームの戦いぶりを数字で示す手法は多数有るのでしょうが、
公式記録から、WEリーグ各チームのSTATSを集計し、
経年データを表題の3通りの表とグラフにまとめました。
まず、グラフ化に際して「得点/(得点+失点)」で、まとめた理由ですが、
「得点/失点」では、適切に表現できない面もあるためです。
①無失点のチームが有ると、無限大の値になってグラフ化できない。
②言いたいことは、下位グループにも有って、そこをグラフでわかりやすいようにする。
また、得失点だと母数が少ないため、
シュート状況=シュート数/(シュート数+シュート被弾数) と
コーナーキック状況=コーナーキック数/(コーナーキック数+被コーナーキック数)
でも、表にまとめて、グラフ化します。
ただ、この2つと得点状況には相関関係が有るのですが、
2018年~の伊賀FCのように積極的にシュートを打つ戦術だと、相関がズレてきます。
詳細は、90-11を参照ください。
2023-2024WEリーグ第7節までの3つの状況を以下にまとめます。
対戦相手も一巡してないので、公平では無い面も有りますが、
各チームの序盤の戦い方が少し見えてきます。
新入団選手や、主力の放出や怪我離脱も発表されていますし、このままでは無いでしょうが、参考程度に眺めていただけると幸いです。
a)全体
上位チームと下位チームの差は、2021-2022や2022-2023リーグ戦とほぼ同等だが、差は開き気味。
WEリーグになって底上げ出来ている印象だったが、このままだと良い傾向が停滞・あるいは終わってしまうかも知れない。
b)チーム個別
①相変わらず3強は安定した戦いをしている。
その中で、東京NBが順位的には4位と苦労していて、STATSも全て前期比悪化傾向。
②STATS的にも良化しているのは、新潟L・大宮Vで順位的にも健闘している。
一方で千葉Lも良化しているが、順位的には苦労している。
③下位に低迷しているところでは、
N相模原はシュートやコーナーキックのSTATSはあまり悪くない。
マイ仙台は昨期もSTATS的に苦労していたが、更にSTATSは悪化している。
c)得点状況「得点/(得点+失点)」、シュート状況、コーナーキック状況
d)2023-2024WEリーグ・データ
①リーグ全体(各チーム第7節終了時点)
支配率は、FootyStats.org による。
サッカーデータと順位表 › 日本 › WEリーグ
https://footystats.org/jp/japan/we-league/fixtures
**全試合の支配率が出るわけでは無い。
過去のなでしこリーグ・WEリーグのデータは、90-03を参照ください。
以上です。
更新履歴
2021/12/07 作成 アーカイブ
2022/06/09 更新 アーカイブ
2022/09/27 更新 アーカイブ
2023/02/02 更新 アーカイブ
2023/06/20 更新 アーカイブ
2024/02/02 更新
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ブログ内関連記事
目次 1.概要(アメブロ版)
90-03 各チームのSTATS① 2016年~の集計と得失点推移 2022/06/06(更新)
90-04 各チームのSTATS② チーム毎の特徴と変化 2022/06/07(更新)
90-11 2019年の伊賀FCのSTATS 2019/11/22
90-15 2021年WEリーグプレシーズンマッチ STATS 2021/06/26
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関連記事など、外部リンク
Footystats
WEリーグ
https://footystats.org/jp/japan/we-league/fixtures