サッカーのリーグ戦において、各チームの戦いぶりを数字で示す手法は多数有るのでしょうが、
公式記録から、第8節までのWEリーグ各チームのSTATSを集計し、
経年データを表題の3通りの表とグラフにまとめました。
まず、グラフ化に際して「得点/(得点+失点)」で、まとめた理由ですが、
「得点/失点」では、適切に表現できない面もあるためです。
①無失点のチームが有ると、無限大の値になってグラフ化できない。
②言いたいことは、下位グループにも有って、そこをグラフでわかりやすいようにする。
また、得失点だと母数が少ないため、
シュート状況=シュート数/(シュート数+シュート被弾数)と
コーナーキック状況=コーナーキック数/(コーナーキック数+被コーナーキック数)
でも、表にまとめて、グラフ化します。
ただ、この2つと得点状況つには相関関係が有るのですが、
2018年~の伊賀FCのように積極的にシュートを打つ戦術だと、相関がズレてきます。
詳細は、90-11を参照ください。
a)全体
今のところ、上位チームと下位チームの差は、2021-2022リーグ戦とほぼ同等。
WEリーグになって、なでしこリーグ時代より底上げ出来ている印象が、この約1年半続いている。
b)チーム個別
①相変わらず3強は安定した戦いをしている。
その中でも、東京NBが順位的には4位と苦労しているが、STATSを見ると、最も他を制圧している。
②新潟L・AC長野・千葉Lは苦戦しているが、それ程悪い戦いはしていない。
勝ち点が積めず、昨年より苦戦している3チームだが、STATS的にはそれ程悪くない。
③マイ仙台・大宮Vがこの先心配。
今のところ、両チームとも点が取れて、星も付いてきているが、
STATS的には良く無い。
特にシュート状況が悪く、なでしこリーグ時代なら、入れ替え戦と言うより、無条件降格レベル。
過去のなでしこリーグ・WEリーグのデータは、90-03を参照ください。
以上です。
更新履歴
2021/12/07 作成 アーカイブ
2022/06/09 更新 アーカイブ
2022/09/27 更新 アーカイブ
2023/02/02 更新
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ブログ内関連記事
目次 1.概要(アメブロ版)
90-03 各チームのSTATS① 2016年~の集計と得失点推移 2022/06/06(更新)
90-04 各チームのSTATS② チーム毎の特徴と変化 2022/06/07(更新)
90-11 2019年の伊賀FCのSTATS 2019/11/22
90-15 2021年WEリーグプレシーズンマッチ STATS 2021/06/26
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関連記事など、外部リンク
Footystats
WEリーグ
https://footystats.org/jp/japan/we-league/fixtures