2026年05月02日(土)に行われたWEリーグ第20節@デンカビッグスワンスタジアム。
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まず、両チームのWEリーグ第19節までのSTATSを表にまとめます。1試合当たりの平均値で示します。

新潟Lは2025/2026リーグ戦で9勝3分け7敗、22得点23失点で5位。
STATS的には順位より苦しい数字が多いが、星を整えて今の順位に居るのは、ベテラン達の力なのだろう。
カップ戦は、2勝1PK負3敗で、決勝トーナメント進出を逃した。
システムは4-2-3-1が主体だが、3バックもやる。
選手事情としては攻撃陣や中盤の駒数は足りていているのだが、
バックス陣が薄く、ここ数年MFをコンバートして凌いでいるし、中心の20山谷選手も離脱中。
この冬に5人の新卒選手を補強し、その中からDF25高梨選手が既に戦力になっている。
システムは3-4-2-1。前節と同じスタメン・同じシステム。
16富岡選手・25高梨選手らはベンチスタート。引退を発表している5川村選手も座っている。
9川澄選手・10上尾野辺選手は連続して登録が無い
大宮は2025/2026リーグ戦で6勝7分け6敗、23得点23失点で7位。
STATSを見ると、攻撃力が優れていることが分かる。
このカップ戦は4勝2PK負で首位通過し、準決勝でC大阪を下し、決勝では東京NBに激戦の末PK戦で敗れている。
システムは4-4-2がメイン。
選手事情としては、WEリーグとしては特殊でレンタルでの補強選手が多いが、平均的レベルの駒数を保有している。
ただ、現時点のDF陣は厳しい。長期離脱者がいるし、23久保選手も発表は無いが12月以降登録が無い。最近はMF15林選手をCBで起用したりもしていた。
この冬の補強では、レンタルで来た20門脇選手、既に特別指定で実績をもつ25宗形選手が戦力になっている。
この試合は、いつもの4-4-2だが、PK戦で敗れたカップ戦決勝から中2日の厳しい日程。
GK・CB2人とFW17齊藤選手を残して、他スタメンを入れ替えてきた。だが、並んでみると攻撃陣は、名前負けしない構成である。
カップ戦決勝で120分完走した4高橋選手・25宗形選手は登録外。
前半、新潟Lが押し込んでいたが、大宮がよく守ってHT。
後半、新潟Lが攻めていたが、大宮が3枚替え以降押し込む。互いに無得点のまま終了。
ボール支配率: 新潟L 55%-45% 大宮 (Footystats.org)
シュート状況は下図の通り。
新潟Lは、勝てそうな試合だったが、終わって見ればなんとか引き分け。
前半、順調に責め込んだが、最後のところで崩せずに攻めあぐねた。
後半になってサイドから剔れるようになって、チャンスは拡大したが、痛恨のオフサイドなどで、結局無得点に終わった。
交代も少しずつ遅れたと思う。相手のカードの方が強いので難しかったとは思うが、悪くした形勢を再び盛り返すことは出来ずに、危ない状況が続いてしまった。
大宮はよく引き分けた。
前半劣勢ながらも、中央を厚く守れたのが良い戦いに持ち込めた要因。
ただ、63分の交代3枚以降攻め続けたが、新潟Lの粘り強い守備にあって、決定機を作るところまでは行かなかった。
ほぼ、ゲームプラン通り進められただろう。
勝ちたかったとは思うが、激戦から中2日で、ヨシとすべきなのでしょう。
では、いつものようにコーナーキックを見ていく。
(1)両チームのディフェンスシステムと攻撃体制。
新潟Lは、マンツーマンディフェンス中心で2人のゾーン固定配置。
大宮も、マンツーマンディフェンス中心で2人のゾーン固定配置。

下表に、スタメンを身長順に並べる。
4横山選手・19城和選手の分、新潟Lが有利なマッチアップ関係。
(2)統計
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
2nd回収A:守備ラインが上がり切る前に2次攻撃(シュート・クロスなど)
2nd回収B:守備ラインが上がりきってから2次攻撃(同上)
2ndロスト:守備側がボールを拾って確保
2nd逆襲:守備側がボールを拾って逆襲
トータルシュート数:{プレーの中断、守備側の確保、攻撃側バックス陣帰陣}までに打ったシュート数。
(3)コーナーキックの内容と特記すべきプレー
A.新潟Lのコーナーキック
a)体制
キッカーは14下吉選手・13杉田選手(右利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ: 32白沢選手・23山本選手・19城和選手
・正面からファーへ: 4横山選手・7園田選手
・GK脇: 11新堀選手
・ショートコーナー: -
・コボレ狙い: 17滝川選手・13杉田選手
・セーフティー: 6有吉選手
b)結果概要
ポインタはDAZNの時間。ただし、CMが挿入されるなどして約15秒単位でずれることがあります。
1本目 (3:36 ポインタ13:47) 右CK 14下吉選手→19城和選手ヘディングシュート→24柏村選手・23山本選手・15林選手・7園田選手シュート・13仲田選手ブロック→9井上選手・17滝川選手・4横山選手・17齊藤選手・15林選手クリア
⇒13杉田選手回収→17滝川選手シュート。浮いてGキック。
2本目 (12:9 ポインタ22:20) 右CK 14下吉選手→19城和選手・3金平選手
⇒32白沢選手回収→14下吉選手ドリブル・クロス→55乗松選手ヘディングクリア→8阪口選手→11大島選手ドリブル・逆襲・13杉田選手カット・6有吉選手クリア。再組み立て。
3本目 (31:19 ポインタ41:30) 右CK 14下吉選手→19城和選手ヘディング浮いて→17滝川選手ボレーシュート・15林選手ブロック。再CK。
4本目 (31:55 ポインタ42:6) 左CK G前密集陣形 14下吉選手→3金平選手ヘディングクリア
⇒14下吉選手回収・クロス→。直接Gラインを割ってGキック。

5本目 (55:31 ポインタ1:23:15) 右CK 14下吉選手→4横山選手ヘディングシュート・17齊藤選手ブロック→9井上選手クリア
⇒13杉田選手回収→6有吉選手。再組み立て。
6本目 (60:50 ポインタ1:28:34) 左CK 14下吉選手→4横山選手ヘディングシュート→GK福田選手キャッチ。
7本目 (80:43 ポインタ1:48:27) 右CK 13杉田選手→GK福田選手キャッチ。5川村選手ファール。

c)全般的な印象と特記すべきプレー
6本目 (60:50 ポインタ1:28:34)、4横山選手のヘディングシュートを、GK福田選手がキャッチしたプレー。

新潟Lはゴール前に6人がセット。
① 4横山選手がファーポスト前からニアへ向かう。
② 23山本選手がニアポスト前からファーへ向かう。
③ 23山本選手が17齊藤選手をピック。
17齊藤選手はゴール側に迂回したため、4横山選手はフリー。ヘディングシュートをしたが、GK福田選手がキャッチしている。
ピックプレーとしては、クロスのような動きになって、良い効果がでている。
フリーになった4横山選手としては決めるべきシュートでした。
なお、ゾーン固定配置(ストーン)の15林選手は、少しファー側の目測をしていて、競りに行けていない。
と言っても、自身のヘディングポイントで待っていたら、打点が高い4横山選手にニア側でヘディングを許した、と言うところだろう。
4横山選手が背後から、しかも、ゴール側から来たので、15林選手としてはケア出来なかったのだと思う。
B.大宮のコーナーキック
a)体制
キッカーは15林選手・27牧野選手(右利き)13仲田選手(左利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ: 3金平選手・5岩下選手
・正面からファーへ: 17齊藤選手・55乗松選手
・GK脇: 9井上選手・8阪口選手
・ショートコーナー: 13仲田選手
・コボレ狙い: 11大島選手
・セーフティー: 24柏村選手
b)結果概要
ポインタはDAZNの時間。ただし、CMが挿入されるなどして約15秒単位でずれることがあります。
1本目 (6:18 ポインタ16:29) 右CK 15林選手→17滝川選手カット→11新堀選手クリア。スローイン。
2本目 (45:38 ポインタ55:49) 左CK 13仲田選手→13杉田選手ヘディングクリア
⇒15林選手回収→5岩下選手→8阪口選手ヘディング→4横山選手ヘディングスローイン。。
3本目 (84:32 ポインタ1:52:16) 右CK 27牧野選手→55乗松選手ヘディングシュート→23山本選手カット・2落合選手シュート・23山本選手・2落合選手・GK久野選手キャッチ。2落合選手ファール。
4本目 (89:25 ポインタ1:57:9) 右CK 27牧野選手→55乗松選手ヘディングシュート→23山本選手ヘディング→18江﨑選手ヘディングクリア。再CK。
5本目 (90:1+ ポインタ1:57:45) 左CK 27牧野選手→GK久野選手パンチング
⇒15林選手回収→5岩下選手フィード。直接Gラインを割ってGキック。
6本目 (92:19 ポインタ2:0:3) 左CK 27牧野選手→13杉田選手ヘディング→4横山選手クリア
⇒14田中選手回収→5岩下選手フィード→34浜田選手ヘディング→25高梨選手ヘディング→3金平選手→34浜田選手→15林選手シュート→24宮本選手ブロック→16富岡選手クリア。14田中選手ファール。

c)全般的な印象と特記すべきプレー
3本目 (84:32 ポインタ1:52:16)・4本目 (89:25 ポインタ1:57:9)で、
27牧野選手がメインターゲット55乗松選手に配球出来ている。カップ戦決勝と同様で、かなりあからさま。
しかし、55乗松選手はいずれもマークの32白沢選手に競り勝って、ヘディングシュートを打てていて、ほぼ枠に飛んでいる。
55乗松選手は、ここ1・2年で地上戦を含めてヘディングが強く・上手くなっていると思います。
一方マークの32白沢選手は、4本目 (89:25 ポインタ1:57:9)で、地上戦で勝てているのにシュートを打たれている。先に飛ばれて空間を取られてしまっている。CBをやるからには、たやすく負けるわけにはいかない。練習して下さい。
以上です。
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ブログ内関連記事
2-3 局面的な技術:パターン① ラッシュ&ピックB 2015/11/29
2-4 局面的な技術:パターン② クロス 2015/12/06
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関連記事など、外部リンク
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新潟L vs 大宮 : 第20節 SOMPO WEリーグ
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【公式】ハイライト:アルビレックス新潟レディース vs RB大宮アルディージャWOMEN【2025/26 SOMPO WEリーグ 第20節 2026.5.2】
https://www.youtube.com/watch?v=vo4ALhogG0s
Footystats.org
2026年5月2日 - 13時00分 (Asia/Tokyo) アルビレックス新潟レディース対大宮・アルディージャ・ベントス
https://footystats.org/jp/japan/albirex-niigata-ladies-vs-omiya-ardija-ventus-h2h-stats#8415299
新潟L_HP
05.02 SAT 13:00 KICK OFF SOMPO WEリーグ 第20節 HOME デンカビッグスワンスタジアム アルビレックス新潟レディース 0 – 0 RB大宮アルディージャWOMEN
https://albirex-niigata-ladies.com/game-info/25-26-sompo-we-sec20/
大宮_HP
SOMPO WEリーグ 第20節 2026.5.2 [SAT] 13:00 デンカS 新潟L 0 – 0 大宮
https://www.rbomiya.com/women/match/252120/



