2023/06/20更新。

 

サッカーのリーグ戦において、各チームの戦いぶりを数字で示す手法は多数有るのでしょうが、

公式記録から、WEリーグ各チームのSTATSを集計し、

経年データを表題の3通りの表とグラフにまとめました。

 

まず、グラフ化に際して「得点/(得点+失点)」で、まとめた理由ですが、

「得点/失点」では、適切に表現できない面もあるためです。

①無失点のチームが有ると、無限大の値になってグラフ化できない。

②言いたいことは、下位グループにも有って、そこをグラフでわかりやすいようにする。

 

また、得失点だと母数が少ないため、

 シュート状況=シュート数/(シュート数+シュート被弾数)と

 コーナーキック状況=コーナーキック数/(コーナーキック数+被コーナーキック数)

でも、表にまとめて、グラフ化します。

 

ただ、この2つと得点状況には相関関係が有るのですが、

2018年~の伊賀FCのように積極的にシュートを打つ戦術だと、相関がズレてきます。

詳細は、90-11を参照ください。

 

 

a)全体

 

上位チームと下位チームの差は、2021-2022リーグ戦とほぼ同等。

WEリーグになって、なでしこリーグ時代より底上げ出来ている印象が、この約2年続いている。

ただ、2022-2023シーズンは、上位3チームとそれ以外のチームとの差が開いている。

 

 

b)チーム個別

 

①相変わらず3強は安定した戦いをしている。

その中でも、東京NBが順位的には3位と苦労しているが、STATSを見ると最も良い。

 

②EL埼玉・N相模原は2年連続下位に低迷したが、成績を上げている。

過去のなでしこリーグで言うところの、入れ替え戦や自動降格レベルから、STATS的には脱した。

特に前半は良い戦いをしていた。( d) 項参照。)

 

③マイ仙台・大宮Vが順位的には健闘したが、シュート状況が悪い。

過去のなでしこリーグで言うと、入れ替え戦や自動降格レベルの数字。

打てていないし、打たれている。

2チームとも勝負強く決めたと言うことだが、来年どうなるのか?

なお、大宮Vはコーナーキック状況も入れ替え戦レベルにいる。

 

 

c)得点状況「得点/(得点+失点)」、シュート状況、コーナーキック状況

 

 

 

 

 

d)2022-2023WEリーグ・データ

①リーグ全体(各チーム20試合)

 

②冬期中断前時点

 

③前半(11節)終了時点

 

④後半(12節以降)

 

 

過去のなでしこリーグ・WEリーグのデータは、90-03を参照ください。

 

 

 

 以上です。

更新履歴

2021/12/07 作成 アーカイブ

2022/06/09 更新 アーカイブ
2022/09/27 更新 アーカイブ 
2023/02/02 更新 アーカイブ

2023/06/20 更新

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目次 1.概要(アメブロ版)

 

90-03 各チームのSTATS① 2016年~の集計と得失点推移 2022/06/06(更新)

90-04 各チームのSTATS② チーム毎の特徴と変化 2022/06/07(更新)

90-11 2019年の伊賀FCのSTATS 2019/11/22

90-15 2021年WEリーグプレシーズンマッチ STATS 2021/06/26


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関連記事など、外部リンク

 

Footystats
WEリーグ
https://footystats.org/jp/japan/we-league/fixtures