天然素材で、環境にもやさしいとされる
せっけんですが、んじゃ毒性はないのか?
といえば、全くないというわけではないようです。
よくやられているのが、水に溶いて、「ひめだか」
が何分生きていられるか?の実験。
ひめだかという、めだかは、環境が変わると、
すぐ死んじゃうんです。
同量の水に同量の洗剤とかシャンプーとかせっけん
とかを溶いて、ひめだかを放す。
このやり方だと、せっけんがいちばん「長生き」します。
(でも、死んじゃいます)
これをモトに、「せっけんが環境にいちばんやさしい」
と語られている、ようです。
(もうひとつは、24Hで分解しちゃう、とか。
これも、「実は、しない」らしいです。)
さて、せっけんは合成のモノより、大量に使わないと、
同じ「仕事」ができない、ってことはご存知の通り。
(昔の粉せっけんって、洗濯にコップ1杯でしたから!)
これで、同量の水に使用量分を溶かす、に実験を
変更すると、なんといちばん最初にせっけん水の
ひめだかが死んでしまいます。
この実験じゃあ、毒性は測れないってことです。
「科学的な実験」という言葉で、どんだけ目を塞がれて
いるんでしょうね、われわれ・・・。
こだわりをもつ人には、つらい時代です。
しっかり考えられる能力をもって、
「これでいいや」って思って、やっていける人に
なりたいものです。