昨日の午後
僕がウォーキングをしていた時のことです。
ある川沿いの道を歩ていると
道の先に
家の前で小学校1年生ぐらいの男の子が
自転車に乗ろうとする姿が見えました。
ところが男の子は
なかなか自転車に乗ることができません。
乗ろうとしては足をつき
また乗ろうとしては足をつく。
どうやら男の子は
自転車に乗る練習をしているようです。
そして、
だんだん男の子に近づいていくと
その子の傍に
お母さんがいることに僕は気づいたのですが、、、
僕がお母さんと男の子の横を
ちょうど通り過ぎようとした時です。
お母さんが
男の子に向かって
もっと平らなところで乗れよ！
こんなんで諦めるなら
お前、一生、自転車に乗るな！
って、言ったんですよ。
口悪！
どこかの
ブラック起業かよ！
ぶっちゃけ僕はそう思いました。
そして、後ろを振り返ると
お母さんの言葉にめげず
一所懸命に自転車に乗ろうとする
男の子の姿が見えたのです。
で、なぜ今
僕がこんな話をしたかというと
お母さんが酷いとか
男の子が可哀想だとか
そんなことを言いたいからじゃないんです。
『一生』
という言葉を聞いて
子供の頃の自分を思い出したからなんです。
例えば、
ファミコンで
めちゃくちゃ難しいゲームを遊んでいた時
なかなか先に進めなくて
「もう一生、このゲームはやらない！」
ってよく言っていました。
友達と遊んでいて
ケンカをしてしまった時
「もう一生、〇〇君とは遊ばない！」
って言ったこともありましたね。
でも、その後どうでしょう。
また同じゲームで遊んでいたし
○○君と遊んでいました。
つまり
『一生、〇〇しない！』
と言いながらも
それを守ったことなんて一度もなかった。
すぐに心変わりしていたんですね。
で、
僕たちって
心変わりすることに対して
あまりいいイメージがないじゃないですか？
とくに
思考、言動、行動が
コロコロ変わる人に対して
僕たちは嫌悪感を感じちゃいますよね。
でも、考えてみると
人の思考、言動、行動って
変わるものなんですよ。
だって僕たちは
その時その時の環境や人間関係によって
思考、言動、行動が変わりますからね。
しかもです。
僕の知る限り
人生がトントン拍子で良くなっていく人って
何の抵抗もなく
軽やかに思考、言動、行動を変えています。
今まで
「ダメ」と言っていたものを
「良い」と言ったかと思えば
「良い」と言っていたものを
「ダメ」と言ったりする。
聞いているこちらからすると
「はあ？何で？今までと違うじゃん？」
って思うんですけどね（苦笑）
その理由を聞けば納得してしまう。
今日も読んでいただき
ありがとうござました。
鈴木宏幸
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