この記事は、ある不登校ぎみの高校生向けに書いています。
- ネガティブな考えや感情が湧きやすくなる。
- ずっと緊張している。疲れがたまっている。
- 声に張りがない。呼吸しづらい。寝付きが悪い
※これらは、緊張からくるものです - 引きこもりがちなので、いろいろな体験が減る
- チャンスをつかみそこない易い
- イヤなものを攻撃したり、遠ざける(Fight)
- イヤなものから逃げる(Flight)
- 動きがとまったり、考えがとまる(Freeze)
仕組みを知らないと効果が半減すると思い、仕組みも書いたので長くなっていますが、方法はシンプルです。
分からなければ、教えてあげるので連絡をください。
マインドルフネスは、iPhoneを作ったスティーブジョブスも実践していたり、Google も社員に奨励する欧米人にも認知された方法ですが、もともとは日本の仏教の一つ禅宗が教える心の整え方を手順として整理したものです。
禅宗は、人が悩みや苦悩から解放されて、人生を健やかで充実した気持ちで過ごせる方法を沢山教えています。
スティーブジョブスやGoogleも、ストレスから解放されたり、発想力を高めるためにマインドフルネスに取り組んでいます。
例えば、禅宗の「執着を手放せ」という教えは、まさしくこの記事での「不健全なこだわりを手放せ」ということです。
強い好き嫌いは煩悩の一つですが、「煩悩を手放せ」というのは禁欲を奨励しているのではなくて、「過剰な好き嫌いを手放せ」という意味になります。
煩悩は、人を迷わせたり苦しめる考えや欲求のことで、それを手放せと言っています。
仏教では、多くの煩悩の根源に三毒があるとします。三毒は、以下になります。
- 貪欲:過剰な欲求、依存症的欲求など
- 瞋恚:怒り、嫌悪、不安など
- 愚癡:思い込み、客観力の無さなど
この記事で話したことと共通していることに気づけますか?
性欲、愛欲、快楽、飲酒は、これらの三毒に繋がりやすいから、お坊さん達には禁じているのだと思います。
ちなみ悟った(煩悩から解放された)後の一休さんは、平気で酒も飲むし奥さんもらう破戒坊主(戒律を守らない坊主)になっていますが、若い頃は自殺をしかけるナイーブな人だったそうです。
私は、このような心の整理の仕方を教えてくれるところを見つけられず独学で覚えましたが、
もしかしたら、禅宗のお寺が教えてくれるかもしれません。
色々なお寺が、一般人の参加可能な禅会を開いています。
私は行ったことがありませんが、探してみましょうか?
ちなみに、マインドルフルネスを普及させた心理学の博士のジョン・カバット・ジンも、禅寺に通って勉強しらしいですよ。