この記事は、強迫症の傾向をもつ不登校の高校生向けに書いています。

 シリーズのスタート投稿:強迫症を治すポイント

 

RAIN を練習していますか?
何事も練習なので、やってみてください。
 
さて、RAIN は大切な場面でのパフォーマンスを上げるのにも使えます。
 
例えば、楽器をやっているならライブの時や、大勢の前で何かを発表する時、試験などの時に、緊張しないで実力をだせるようになります。
 
 

 

大切な場面で上手くできない理由

 

まず、大切な場面はで、緊張したりあがったりすることがあるよね?
とくに、本番中に少しミスをしたりすると、急に緊張したりあがったりすることもあります。
 
想像しやすいかもしれませんが、緊張する理由は、簡単に言うと「上手くやろうとし過ぎ」になっているから。
 
私はバンドで数えきれないぐらい本番に出演しているので、今は緊張することは少ないですが、フェスなどで前のバンドがとても良い演奏をしているのを見たり、初めて見に来てくれた知り合いがいると緊張することがあります。
このような場面では、つい良い所を見せようとして、「上手くやろうとし過ぎ」になってしまうからです。
 
でも、「上手くやろう」という気持ちがないと、やっぱり良い演奏ができません。試験などでも、「良い結果を出そう」というヤル気がないとやっぱり良い結果になりません。
 
では、「上手くやろうとし過ぎ」と「上手くやろう」の違いは何でしょう?
これは、「失敗することを恐れる」「結果に意識が向きすぎる」が有るか無いかの違いです。つまり、出来栄え、成績にこだわっているかどうかの違いです。
 
上手くできるときは、「自分の力を出し切ろう」「プレイだけに集中しよう」という気持ちでいられます。
 
大切な場面で上手くできるポイント
さて、理由が分かったので、「結果にこだわらず、自分の力を出し切るように考えよう!」と考え変えれば上手くいくかというと、そう簡単にはいきません。
 
特に、コンクール、試合、試験などの場面では、その場が結果を求めてきます。
バンドや、チームで行うスポーツでは、「みんなに迷惑をかけれない」とか「あいつが、失敗して迷惑かけられないかな」といった考えが出てきたりします。これは、結果を意識した考えです。
 
つまり、「結果を気にしない」というのは結構難しいんです。
「結果にはこだわらない」と考えようとしても、心が勝手に結果に意識を向けてしまい、「失敗したらどうしよう」といいう考えが出てきたりします。
 
また、「緊張している」「結果を気にし過ぎてる」と気になりだしたら、それを振り払おうとして、さらに緊張するという悪循環になることもあります。
 
ですから、練習や訓練が必要になります。
 
この練習や訓練で、RAIN を使った方法があります。
これで、私はバンド演奏が向上したと感じています。
 
大切な場面で緊張しない練習方法
まず、自分が力を出し切りたい大切な本番を一つ選んでください。
 
自分の心や体に感じる感情や感覚に注意を払いながら、その場面を詳しくイメージをしていきます。
例えば、楽器の演奏会やライブであれば、以下のようなことをイメージします。
  • 会場はどんな感じでしょうか?
  • 見に来ている人はどんな人がいるか?
    どんな顔をしてこちら見ているか?
  • 司会者が演奏開始の案内を始めている
  • 演奏が始まった場面
  • 失敗しやすい難しい小節が近づいてきた場面。
  • 自分がミスをした場面

などなど・・・

 

これを進めるときに以下に注意を払います。

  • ワクワクする感じか?
  • 緊張や "あがり" の感じか?

緊張や "あがり" の時は、首や胸が締め付けられる感じや、顔や手がヒリヒリしたりする感じがすると思います。

人によって他の感じもあると思いますが、これらに注意を払います。

 

最初は、見分けが難しいかもしれませんが、これを見分ける練習でもあるので、続けてみてください。

緊張に気づくのが早い方が対処がしやすくなるからです。

 

緊張に気づいたら、それを振り払おうとせずに、RAIN の手順でしっかり味わったり、観察をします。

しばらくすると緊張が消えていって、繰り返すことで緊張しづらくなります。また、この練習で「緊張に気づいて、さらに緊張する悪循環」も減ります。

 

本番が終わったら、「どこで緊張したか?」「緊張したときに、どんな考えが出てきたか?」をメモをしておいて、時間のある時に、それを材料に上の手順を練習します。

 

いろんなことに使えるよ
 
さて、練習方法では、演奏会やライブを例に書きましたが、苦手な場面があったら何でも使えるよ。
 
例えば、バンドを組むために仲間に声をかけるのが苦手なら、声をかける時の場面で、上を練習すると声をかけやすくなります。
 
まだ、高校生だから君にはないかもしれないけど・・・
  • 相談しづらい悩みを、相談したい場面
  • 苦手な人と、話をする必要がある場面
  • 誰かに文句を言われても、冷静でいる必要がある場面
などなど・・・
大人になって社会にでると、こんな場面があるもんなんです。
 
君が学校に行けないのは、きっと苦手な場面があるのだと思います。そういう場面でも練習すると、「学校に行っても、大丈夫そう」と思えるようになるかもしれません。