シリーズ:現実を受け入れる
この記事は、「不満・怒りを一掃する手順」の手順③に関係します。
手順①~②をすると、最近の感情に多く気づくことができると思います。
それを使って過去の未処理の感情も処理します。
これをすると、不安や悲しみを感じる場面も少なくなっていきます。
私は過去の未処理の感情の影響を受けているからです。
普段気づきづらかった感情が、「不満・怒りを一掃する手順」で、抑圧してた感覚を少しづつはがすことで、気付けるようになります。
やってみるとわかりますが、抑圧しているものがなくなると、
- 「そうだった。僕はこれが嫌だったんだ」
- 「えっ?こんなに嫌だったの?」
と気づくことが多くあります。
そして、この嫌な感じをよく観察すると、どうしても味わいたくない悲しみや惨めさなどの感覚にも気付けます。
普段私たちは、気付かずにこの「嫌なこと」を恐れ避けるために、多くの努力をしています。
この嫌なことが多いと、いつも不快感を感じ、緊張することが多く、生きづらさを感じます。
また、多くの人は、この隠れた感情に気付かないために、その理由を別のところに見つけて、悩んだり、不要なもめ事を起こしたりします。
脳は身を守るために危険を感じるとその理由を探そうとしますが、
隠れた感情に気付かず、意識できるものに理由を見つけるからです。
でも本当は、この嫌な感覚というのは、過去の手痛い経験からきています。
親から教育の中で脅されたり、厳しく叱られたものも含まれます。
人は、手痛い経験をすると、それに近づくだけで嫌悪するようになります。
脳には意識とは別に、過去に経験したことから、つらいかったことからは避け、心地よかったことには近づけさせようとする仕組みがあるからです。
でも、その嫌悪の対象が広いと、生きづらさにつながります。
例えば、溺れかけて怖いを思いをしたときに、嫌悪の対象がどこに向くかを考えてみましょう
- 下手な泳ぎ方
- 水の中で足がつかないこと
- 水に入ること
- 水そのもの
その怖い経験にしっかり目を向けられないと、水そのものが恐くなり、池やプールに近づけなくなるかもしれません。
このようになると、人生に大きく制限を受けます。
恐い経験にしっかり目を向けて、恐れや嫌悪が下手な泳ぎ方だけに向けられれば、人生は建設的になります。
この嫌悪が向く範囲は、理性や理屈だけでは改善できません。
自分の嫌悪や恐れがどこに向いているのか、どのように反応しているのか、をしっかり感じる必要があります。
しっかり感じられるようになると、心は(脳は)生きていくのに不都合な感じ方をしないようになります。
親から刷り込まれた恐れもあるかもしれません。
- お化けに祟られるぞ
- 神様から罰を受けるぞ
- ダメな人間になるぞ
または、つらい経験をしている人の話を聞いて、恐れを自分で刷り込んでしまったのかもしれません。
これらは自分の経験ではなく、物語や架空のイメージとして思い浮かぶかもしれません。
これらは架空のイメージとで取り組んでも効果があると思います。
「不満・怒りを一掃する手順」の手順①、手順②で気づいた感情について、類似の過去のシーンを思い出しましょう。
特に手順②(b) で気づいた感情(不安や悲しみ)に似た感じがしたシーンを思い出しましょう。
- あなたは何をしましたか?
- 何が起こりましたか?
- 何に対して感情が動いたのでしょう?
- それはどんな感じですか?
- どのくらいの強さで感じましたか?
感情や体で感じる感覚に注意しながら、よく振り返ります。
- 何かをする前に、どう感じたのか?
- 何かをされたり、何かが起きた時にどう感じたのか?
これらにも注意して取り組んでみてください。
敵をよく知り、手の内を知ると、怖くなくなるものですよ
