シリーズ:現実を受け入れる
この記事は「不満・怒りを一掃する手順」の手順②(a) に関係します。
私たちは、よく不満や怒りから目を背けたり抑圧する傾向があります。
抑圧する(我慢する)のは、職場での人間関係を想像するとわかりやすいですね。
目を背けるのは、従順だった子供のころ親に対して起きたりします。
本当は、不満や怒りをぶつけることと、抑圧することは別なのですが、私たちは混同して抑圧してしまいます。
不満や怒りをぶつけなくても、自分の中で生まれたことに気付きしっかり感じられるようになると、生きやすくなっていきます。
それでは、不満や怒りを抑圧する感覚について考えてみます。
不満や怒りを抑圧する時
不満や怒りから目を背けたり抑圧してしまう考えや感覚として主なものとして以下のようなものがあります。
- 不満を表すと損につながる
- 不満を表すと反撃を受ける
- 不満を持ってはいけない
- 不満を持っても仕方がない
- 不満を持つことが辛い
- 不満を持つのはみっともない
- 不満や怒りを持つと収拾がつかない
このような感覚は、不満だけではなく、喜びなどの他の感情も抑圧してしまいます。
これらを、除くと不満や怒りを素直に感じやすくなります。
不満や怒りを感じたら収集がつかないと感じやすいですが、それは勘違いです。
不満や怒りをしっかり感じられるようになると、自然とその場にふさわしいふるまいができるようになります。
抑圧に気付く方法
他人への不満や怒りであれば、その相手にぶつけることろをイメージしてみましょう。
実際に言ってみることに挑戦すると、何を感じているかリアルにわかります。
自分や運命に対する不満や怒りの場合は、その情けなさや不遇を他人に告白するところをイメージしてみましょう。
いや~な感じがあると思います。
- 反撃されそう
- 「そんなこと考えているのか?」と批判されそう
- 子供みたいでみっともない
- 「仕方ないだろう」と諭されそう
この手順を踏むと、自分が何を恐れ、何を嫌がっているかがわかっています。
その恐れや嫌がっている感じをしっかり感じきると、解放されます。
不満や怒りに気付くということ
この手順をして抑圧したものが減ってくると、不満や怒りに気付きやすくなってくると思います。
これは、不満や怒りが増えるということではありません。
不満や怒りを抑圧していても無くなることはなく、関係のない誰かに向かったり、自分への攻撃に変わってウツウツしたりするようになります。
不満や怒りをしっかり感じるということと、誰かにぶつけるというのも別のことです。
不満や怒りをしっかり感じて自分の中で起きている実感ができると、他にぶつける必要がなくなり、消えていきます。
不満や怒りに気付けるようになると、不安や悲しみに気付けるようになります。
そうすると喜びや幸福感にも気付けるようになっていきます。
