ある人がこんなことを書いていた。
「この人と、このシチュエーションなら、多分、このように答えたらいいだろう。
怒らせないよう、嫌われないよう、相手の感情を悪くしないようニコニコとしておく。
そして、自分がどう感じてるかではなく、どう思われるかの最適解で答える。
自分が、「どう感じているのか」もわからず、ましてや「どう思っているのか」もわからない。」
「つまり、今まで「自分」と思っていたものが、
「人からどう思われるのか?」
を気にして、本音を言っていなかった偽の自分であったのだ。
「どう思われるか?から保身の嘘を付く」を続けていると、本音がなくなってくる。」
これこそ、生きづらさの根底にあるもので、、、
でも、本人はウソをついているという自覚さえないなかで、自分はなぜ生きづらいのだろうと思っていたりする。
そうして、自己啓発とかスピリチュアルとかセラピーとかコーチングとかやって、自分が変わればもっと幸せになるはずだと思いこんでいるが、
やればやるほど分離と葛藤が進んでいる。
こういう人をいっぱい見たなぁ、、
そういう人に限って、
愛とか感謝とか自分と切り離されたことばかり言っていて、怒りっぽい私を変えようとするんですが、、苦笑
みたいなことを書いていたりしていると、
私みたいにするといいのか、、とか思ってしまい、マネをして毒舌とか言い始める人が結構いるんですけど、いやいやいや、やめてください!w
あなたはどんな人?
本当に調和を大事にする人なら、それを生きればいいわけで。
冒頭に引用した人は、
続けてこんなふうに書いていた。
「「自分に正直になろう」
それを実際に実行すると、周りと齟齬も起こる。
人は、離れていった。
思ったことを言うのではなく、伝える技術を考えるようになった。
世間では、アサーションというらしいことを知る。」
私はこう見えても、戦略的に言葉を選択してるんですが、、
なにしろ、ストレングスファインダーで「戦略性」が一位の人間ですから!
戦略もなく、私のマネをしないでくださいねー。
私がアサーショントレーニングを受けたのは、25年前。フェミニストカウンセリングで、、
フェミニストの人達は本当に何十年も早い。
多様性もジェンダーも対話もすべて、一番最初に教えてくれたのはフェミニストの人達で、彼女達は誰もそれをやっていない頃からやっていた。
本文とは関係ないけど、
清瀬で食べたケーキ。
美味しかった。
精神科医の斎藤学氏と共著。
『ヘンでいい。』(大月書店)
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