まだ引越しの片付けも全然終わってないんだが、
前々から約束していたため、
昨日は、とある武道の創始者の方のお話を伺ってきた。
寒いからヤダなーと思って出かけたのだが、行ってよかった。
というか、長いお付き合いになりそうな予感。
最近、こういうご縁が続いている。
この人も目覚めているな、、、
本物はだいたい質素で、謙虚で、無理をしていない。
なかなか面白かった。
この方は、
「神は見えない。見える神は位が低い。
神は細かい粒子みたいに、澄み渡って、この世界にみちている」と、おっしゃった。
これ、神秘主義者のゲリーボーネルが言っていたこととまったく同じ。
「神(ユニバーサルマインド)は、この世界に充満していて、すべてに、私たちの細胞ひとつひとつにも浸透している」
ついでに言うと、
20世紀最大のスピリチュアルヒーラーと言われたバーバラブレナンも同じようなことを言っていた。
「細胞ひとつひとつが神なのだ」と。
この武道の創始者は、言霊ということにも言及する。
ゲリーも同じことを言っている。言葉が現実化を引き起こすと。
この二人に限らず、「はじめに言葉ありき」というのは、新約聖書でも書かれていることで。
でも、ここで最も重要なことは、
発する言葉と自分の内側が一致している必要があるということなのだ。
ここに乖離があるというのは、葛藤があるということで、その場合には葛藤が現実化する。
言葉が大事と言っても、ただ耳障りのいい言葉を言っているのとはまったく違う。
これが自己啓発系の人達の勘違いというか。
ありがとうや感謝を言えばいいとか言うが、
自分が思ってないことを言うのはむしろ逆効果で、
この武道の創始者も、それを指して「言葉は方弁を使う」と言っていた。
愛だとか感謝だとか口ではきれいごとを言いながら、
自分は特別だと勘違いして、人を見下している傲慢なスピ系のいかに多いことか。
つまり、この人達は、本当にそう思っているというより、そうすると自分は得をすると思って、損得から言葉を発しているわけだ。
それは、わかる人にはすぐわかる。
先に葛藤を手放し、
内側の本当の真実から言葉を発する。
精神科医の斎藤学氏と共著。
『ヘンでいい。』(大月書店)
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