私は、外側でその人が何をなしたかとかに、ほとんど関心がない。
(外側の出来事は、単なる幻にすぎない)
その人が何を考え、何を感じ、何を大事にしているかに興味がある。
そこには、優劣もないし、成功や失敗もない。
その人が大切にしてきて、ひそかに守ってきたものの、唯一無二の美しさだけがある。
魂の美しさというか。
その人が、外側の事象を話している時でも、その、奥の奥にあるゆるぎのない唯一無二の部分に、その美しさに、耳を傾けようとはしている。
本文とは関係ないけど、
写真は、私が指で描いた絵。
精神科医の斎藤学氏と共著。
『ヘンでいい。』(大月書店)
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