毒親だって、愛された経験がなくて、子供の愛し方がわからないだけなんだ。 | 生きる喜びを伝える伝道師〜くりはら せいこのブログ〜

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生きることは苦しみではなく喜びであるということを伝えています。
著書に、精神科医の齋藤学氏との共著『ヘンでいい。』

対話を使ったセラピー、魂のメッセージを伝えるソウルリーディング 、セルフラブグループ、笑いヨガリーダーなど、対面では東京を中心に活動中。

(2021年に書いた記事の書いた記事の再投稿です。)

4月4日に母親がなくなり、

そのことについて色々と書いている。

この10年で、私の死や命に対する考え方は変化し、ラクになった。
母が亡くなったあと、あらかじめ決められていたかのようなセルフケアウィーク。
母は一番幸せだった24歳の意識で旅立ったとゲリーは言った。
父の死から始まった死を巡る11年の旅が母の死で完了し、それをstand.fmで話しました。

亡くなった母は解放されて自由になって旅立ったと、メンターは言った。


今日も少しその続きを、、、

母親は毒親だった。

本当にひどかった。苦笑

今度改めてそれを書いてみたいとも思うけれども、、、
書いたらびっくりされるかも。

私はそういう原家族がいやで、
中学生くらいから原家族とは関わらなくなり、

自分一人で生きるようになった。
(経済的には援助してもらっていても、

コミュニケーションとかはなかった。)

実父や弟との関係も悪く、

まぁ、一言で言えば

機能不全家族だし、

アダルトチルドレンなわけで。



それで

アダルトチルドレンという概念を世に広めた

精神科医の斎藤学氏と出会って、

共著で本を書くことになるわけだけど。

 

 



それはともかく。



原家族にいた時は、

家族に対して強い怒りを抱いていたと思う。

ビル5つくらいぶっ壊しそうな、、苦笑



その怒りを抑え込もうとしてウツになり、
それで斎藤学氏と出会うんだけど。

それがもう20年前のことね。



斎藤学氏と出会って、

斎藤氏から溢れるくらいの

無条件の関心と愛を注いでもらって、
(患者すべてにそうしていると思う)

私の怒りはすでに解放されていたんだな、、


そして10年前の実父の死。


すでにいろんな感情が解放されていたから、

実父の死に際して

当時の自分ができる限りの寄り添い方ができたと思う。
(当時はこれでよかったのかと悩んだものの)



父の死後、

 

原家族の問題がいろいろと噴出し、

母や弟に対する怒りがまたも出てきたけど、、、
 

 

今度は、

神秘主義を学ぶ中で、

それを解放していった。

復讐とは違う形で。
 

 

 

いろいろな問題、

 

例えば相続トラブルとかが生じた時、

裁判とかにすることもできたし、

自分の正しさを証明しようと思えば

いくらでもできた。

でも、

途中からそれをやめてしまった。


どう思われてもいい。

人のことはコントロールできないし、

もはや手放そうと。

 

だから母の死の直前に、

母と再会した時も

 

私の中にはもはや残された恨みだとか怒りだとかはなく、

母への感謝と愛しか残っていなかった。

ここまで導いてくれた

多くの師に本当に感謝している。




物質的には、

損をしたように見えるかもしれないけれども、

 

内面的にはとても多くの豊かさを

この20年くらいで

手に入れることができたと感じている。




数日前にメンターに会ったと書いたけれども

亡くなった母は解放されて自由になって旅立ったと、メンターは言った。


私の後ろには亡くなったばかりの母がいて、


「肉体から解放されてとても喜んでいる」と言っている、と。

「最後に愛をもらって想いをもらうことができたから解放された」と。


また、母親は

こうも言っていたそうだ。

 

「子どもにもっとちゃんと接したかった」

「子どもに対する愛情のかけ方がわからなかった」

と。


うん。

わかるよ。


だって母親だって、

自分の親からきちんと愛された経験がなかったんだものね。


どうやって子供を愛したらいいか。

どうやって子育てしたらいいか。

 

そういう情報がまったくなかった時代に、

自分も愛された経験がない中で、

手探りで

自分が正しいと思うやり方をするしかなかった。


世の中のほとんどの親が

きっとそうなんだと思う。


子育ての情報は以前よりずっとたくさんあるけれども、
子育てにおいてはきっと誰もが初心者で、

一人の命を育て上げるというのは

本当に大変なことなんだと思う。


自分が不完全であるように、

親だって不完全なんだ。

 

私が愛されたかったように、

親だって愛されたかったんだ。

今なら、それがよくわかる。




私は幸いにして、

さまざまな師からそれらを学び、

 

父や母の死の直前に

私が得た思いを伝えることができて

本当によかった。

 

 

メンターはこう言った。

 

魂は傷つかないが、

霊には現世の思いが残る。

 

だけど、

それが「祈り」によって

ほどかれて解放された、と。



私はかつて、

自分のことを理解してと思っていて、

理解されないことに怒りを感じていた。

自分が正しいことを必死になって

証明しようとしていた。


だけど、今はそんなこと

どうでもいいと思っている。

 

 

みんな自分のことでいっぱいいっぱいなんだよ。

親も子もそれ以外の人たちも。


みんな不完全な中で、

ただ懸命に生きているだけで、、

 

 

自分の正しさを伝えたいとか

自分のことを証明したいとか

自分のことを理解してほしいとか、

もうそんなことはどうでもいい。


復讐や恨みのために

自分の貴重な人生の時間を費やすよりは、

自分が幸せになるためには

何ができるかを考え始めよう。


誰かが承認してくれても、

誰かが理解してくれても、

それが自分を幸せにするわけではない。

 

自分を幸せにすることは

自分にしかできない。

それを腹の底から理解したのが

この10年間だった。




 

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