山口精張のおもしろエブリデイ☆(*^^*)
Amebaでブログを始めよう!

日の光り月の明かり歓喜の夕

年明けても依然冬、私は漠然と雪を見たいなどと思っちったみたいなので、じゃあ見に行きましょーって自宅を飛び出したものの、私の自宅、東京都マグロ区あたりには、ここ何年来雪なんつう代物は見受けられんし雪乞いの踊りを舞ってみた結果は抜ける青空が私の頭上に広がるばかりで雪見たい計画の頓挫、しかし利口な私は直ぐ様次の作戦にとりかかれるあたりが、できる大人とできない大人の違いだなぁ、都外に脱出の術。風の速度で東の都を抜け出した私は、わずかな時間、惰眠にやられガタゴトパカポコ電車に揺られて気付けば日光。
いやや、よいところだねぃ、日光はよぅ。数年前にも独り訪れたことがございますが、当時私は幻覚と覚醒の中間あたりでラリパッバの花が乱舞していたため、今一つ記憶に自信がございませんから、今回は新鮮な心持ちで日光。
が、到着するもまだ雪の声が聞こえてきやしないので、山に上がりゃ降ってんべ、てことでバスにノリノリ、いろは坂たらほざく道を、めっちゃクネクネしてるや~ん、叫びながら鳥或いはバードmanの如く中禅寺湖。
風呂、たまらんなぁ風呂は。三日も入らんと存在を忘れてしまうが、たまに入るとこうなんちゅうのかな、浄化?消毒解毒?いろんな効用が私を癒すのですね。身も心もすっかりキレイキレイな私は、友人たちに酒でも買って帰ってやろうと、浅ましく土産屋に立ち寄ろうかと考えましたが、駅前に着く頃、陽はとっぷりと暮れ、商店という商店は全て閉店しており、シャッターをガンガン叩き、おーい開けてちょんまげ~、叫んでいたら案の定通報されて逮捕。生涯二度目のオナワチョウダイとなり投獄生活を強いられるとは。
人生の美、本能の哀、有限の響きありて風雪の散るらむ。

恋に落ちて雪を待つ者なれど、目覚めに祈りて絶望

恋に憧れている。
それは私がなんだけれども、なにゆえ唐突に恋をしたくなっているのかと云ふと、最近、というかここ一年の間で、あ、謹賀新年、あけましおめっとうさん、今年こそは真人間になれるように頑張りますが、哀しいかな才能、足掻けば足掻く程に堕ちていくことカンダタのごとし、きゃいん蜘蛛の糸、提供芥川グループ、さて、何話しとったんかいの?あ、そうそう、特殊相対性理論におけるユークリッド空間の存在と一般相対性理論における光の歪みについて熱く語っていたん。
今年こそは真人間に。

恋、至るところで恋しまくる人々が自分の周囲で激増。右向いたら恋、左向いても恋、ふらりと立ち寄った一杯飲み屋で鯉、お、大将、いい恋入ってるねぇ、これは一つ洗いにしてくんな、続いて恋こくにしちまおうって寸法はお見通しだぜ、な、そうだろ大将、らっしゃいらっしゃい。べらんめぇ、こんなこと云ひたいんとちがうねん。そう、恋。恋こそ本年の自分のテーマであるので、差し当たって恋をするには相手となる異性が必要だと聞いていて、実際のところは異性でなくてもよいとのことだが、今回は敢えて異性限定verにて話します。その異性と出会わないことには恋など成立しないと僕は思っていて、まず身近な異性にアンテナを伸ばしてみたんだけれど、どうやら波長や波動が合わないらしく恋なんて代物には到底なりそうにもない。じゃあっていうんで外部の方々に僕の恋愛成就にご協力賜ろうと考え、東急東横線に乗り込んだ次第です。うはぁ、電車ってこんなに沢山の女性が乗ってらっしゃるのね、何がすごいって女性専用車両とかってなんやこれ?楽園、ここはきっ
とパラダイスに違いない、そう思います。だもんで僕は、両の手を腰の部分にあてがって小気味よいリズムのスキップを刻みながら、素晴らしき恋の夢想モードに捕われた。ははは、うふふ、いちゃいちゃ、いやぁん、山口さんのエッチスケッチィ。恋だ、恋をしよう。来た、何かが俺の右脳を刺激してきやがるのを感じる。
いざゆかん女性専用車両。と、不意にポンポンと僕の肩を叩く男がいる、誰だ、私は一刻も早くこの車両に乗り込まねばならんのに。男は私の進路を遮り、ここに乗ってはいかん、違う車両に乗りなさい、みたいなことを言っていたように記憶している。妙な制服を着込みやがって。人生を冒涜されたような心持ちになった自分は反射的に暴力。グーで力一杯殴りつけてやった、後、変な部屋に連れていかれて逮捕された。

額が擦り切れるほど土下座を繰り返したり、これでもかというほど号泣しながら許しを請うたりした結果、今回だけはということで、解放の身を約束されたのである。
日は過ぎて、諸々の落とし前をつけるべく、過去の自分との訣別、あるいは決着を果たすべく、錦糸町まで罰金の納付にノコノコとやってきた。己自信の金銭で罪を贖うのだ。

冬が大好き、間もなく三十路のクール害 さんからの投稿

愛散華に舞って候

男が立っている。

悲しみを込めた瞳に涙をためて。

女が立っている。

悲しみを込めた瞳に涙をためて。


男は女を愛していたし、女もまた男を愛していた。

女には父があった。もう、老い先長くなく、長いところ病床に臥せっている。

男は女を気遣って、しきりに女に言った。

「いつまで看病を続けるつもりだい?言っちゃ悪いが君のお父さんはもう寿命を全うされていると思う。大往生だ。これからは君が君自身のことに時間を使わなければ意味のない人生だと僕は思うんだ」

女は首を振る。

「いいえ。私は父と共に人生を終わらせるつもりなの。父が死ねば私も死ぬわ。たとえそれが間違っていると他人に非難されようとも、私は自分の考えは曲げないつもり。」

偶然にもその場に居合わせた自分は、古くからの友人二人が、そういった会話をしていることすら悲しく、黙って話の顛末を見守るしかなかった。

海に来るには少し肌寒い時期になってきたな。

そんなことを思っていると、女が口を開いた。

「私はあなたのこと、好きだよ。本当に本当に好きだよ。あなたがいなければ私の人生は成立しないとさえ思っているの」

当然の如く、男は聞く。

「じゃあどうして?どうして僕よりもお父さんのことを?」

「わかるでしょ?」

一瞬の静寂があった。

直後、場違いに夕焼けの海岸線を暴走族が駆け抜けた。あまりの爆音に、自分は一瞬二人の会話から意識がそれそうになる。

「うん、わかる。」

「あなたが私のことを思ってくれているのは本当に嬉しいの。ただ、恋愛と家族愛は違う。確かにそれぞれだとも思う。たまたま私の家庭は愛が、繋がりが、他の家庭より強かったのだと思う。」

自分は軽はずみだとは思いながら、しかし、どうしても聞かずにはいられなくなって女に聞いた。

「じゃあ、君は父親とこの男、どちらが大切なのかね?」

女は黙った。


気づけば男は泣いていた。

陽が徐々に傾きだしていることに漸く気づいたのはその時だった。

「わかった。誰の目から見ても君のお父さんはもう亡くなる寸前だ。そして君がお父さんの後を追うと言うのならこれは仕様がないことだね」

自分は、男がまたおかしなことを言い出したと思う。ついさっきまでは女を説得しようとしていた男が、一転、女を肯定し始めたことに不思議を感じざるを得ない。しかし、男の顔つきからは、決して物事を否定的に捉えようとしてる様子は見えない。

女は朗らかな表情を浮かべ微笑んだ。

「そうなんだよ。あなたが理解ある人だということははじめからわかっていたし、きっとあなたはそう言ってくれると思っていた。」

一体どういった会話なのか、皆目見当がつかぬ自分はやはり、言葉を発せないでいる。

何分なのか、何時間なのかわからない時間が経過している。

二人は見つめ合っていた。

自分もその空気に溶け込んで、二人と共に立ち尽くす。

「私はきっと死ぬ時に、一番にあなたのことを思うでしょうね。きっとそんな気がする。」

「僕だってそうだよ。」

そう言うと二人は笑い合った。

「ここが愛の到達地点よ。」

「そうだね。」

「この時に隣にいてくれたのがあなたでよかった。」

「僕は、君とどこまで一緒にいられるのかな?」

「きっと、永遠よ。」

「それが本当ならどんなに素晴らしいことだろうか。」

人通り少ない海岸で、自分は二人の遣り取りを見ながら、何故だろう。幼い日に母が作ってくれたカレーライスを思い出していた。大しておいしくもなかったカレーライスの味を。

男は自分に向けてはっきりとした口調で言った。

「僕はこれから彼女の首を絞めて殺すだろう。僕が彼女を殺した直後、僕の首を絞めて僕を殺してはくれないか?」

自分は頷くしかなかった。

これ以上男を悲しませたくなかった。

さも当たり前と言わん態度で男は女の首に手を伸ばす。

波が止まった。

男は女の首を絞めた。自分は泣いていた。女はもう死んだ。自分は男の首を絞めた。びくびくと痙攣。やがて男も死んだ。

自分は二人の遺体が重なるように、男の遺体をそっと女の上に被せた。

激しく愛し合った二人が死んでいた。


誰も悪くない。

誰も悪くない。


夕焼けが嫌というほど茜色に染まっていた。

こんなに綺麗な夕焼けを見たのは初めてだった。

空をぼうっと眺めていた。


波が静かに寄せて返していた。

慈悲の心と愛の始まり 星になりたい

まだ暑さ残る9月の夜。湖の周りを何気なく歩いていた。

すると、一人の女が膝のあたりまで湖に浸って佇んでいる。

そのまま女の背後を通り過ぎてもよかったのだが、不意に声をかけてしまった。

「どうしたのですか?こんなところで何をしているのですか?」

女は一瞥もくれず姿勢を変えようともしない。

その態度に少し苛立ちを覚えたが、今一度訊ねてみる。

「聞こえていますか?あなた、風邪をひいてもつまらない。そら、こちらにいらっしゃい。」

返答を待つも振り返ろうともしない女に、再び無視をされたのだと思い本当に不愉快になった。

知ったことかとその場を離れようとした時、漸く女は口を開いた。

「私は死ぬの。そう、このまま死ぬの」

突然何を言い出すのかと思ったら理解不明なことを口走る。

しかし不思議なことに、厄介に巻き込まれるとは思わなかったので再び聞いてみる。

「死ぬ?どうしてだい?何があったのかは知らないが、そんな簡単に生きることを諦めちゃいけない。生きていればなんとかなるのではないか?よかったら相談にのるが…」

返事を待ったが女は例によって微動だにしない。

秋に近付きつつあるのだろうか。木々の中からはリリリと鈴虫が声を張り上げる。

自分はどうしてよいものかわからず、その場に立ち尽くしていた。

「いかにも、その辺りで拾ってきたような言葉ね。」

女はそう言った。その言葉には悪意が込められているというよりかは、悲しみのどん底から絞りあげているように聞こえた。女はことばをつなぐ。

「辛いことがあったから死ぬですって。死ぬに値する理由ってそれだけなの?逆にいえば辛いことがなければ死んではいけないのかしら?そんなもの陳腐な発想だと思うわ。」

確かにその通りだと思った。この女の思案の深さに驚いた。しかし、自分のような凡人には人生を終わらせるに匹敵する理由など悲しみ・苦しみといった当り前のことしか見当たらない。

これ以上は何を言ってもこの女には届かないと思いその場を去ろうとした。すると、今度は女のほうから聞いてきた。

「あなたは幻?それとも実在する物?私はケダモノになりたい。本能だけになりたい。よからぬ知識などいらない。ただそこに存在するだけの圧倒的な存在でありたいの」

何やらおかしなことになってきたなと思う。

どうやらこの女、妙に哲学的なことばかり言うと思ったら、このような台詞を並べて自分に酔いたいだけなのではあるまいか。さすがにそのような茶番に付き合っているほど暇ではないので率直に聞いてみた。

「あなた、本当は誰かに死を止めてほしいのではないのかね?もしそうであるとしたら、自分はそのような人間ではない。あなたが生きようが死のうが自分には関係がないものでね。」

図星だったのか、女は明らかに焦った様子である。女は必死で平静を装い自分に言った。

「違うわ。誰かに理解してほしいなんて思ってないもの。どうしてあなたはそんなこと言うの?私はただ生き物としての起源を知りたいだけ。そう。言ってしまえば宇宙の始まりを知りたがる人間の業のようなものね。」

もうすっかりどうでもよくなっていた自分は、明らかに適当であります、といった感じで聞いた。

「そうかそうか、だからもう私は何も言わないよ。死ぬなら死んどくれ。ばいなら。何か言い残しておくことはないのか?」

女は半べそになっている。だが、この女はまだまだ諦めない。

「私に興味がないのならもう行ってください。私は静かに生涯を終わらせる覚悟なの。あなたのような無神経な人にどうこう言われたくないの。」

少し間を置き、女はとっておきであったであろう言葉にとりかかる。見透かされた恥ずかしさからなのか先ほどのような余裕はない。

「そう、人が生きるということ。それは誰であろうと同じ…深い罪の中に身をおきながらのうのうと笑って生きていかなければならない。私はそれに耐えられない。生きる…この喜劇にも似た境涯を打ち破ること。それこそが人生を、人生を全うしたといえるのよ。だから私は、私はこのカオスから抜けだしゅ、抜けだすこちょえお、抜けだちぬぉぱぴょ」

あーあ、かみかみやがな。

一番の見せ所でぐだぐだやがな。

そんな根性で役者なんかつとまるか!やめちまえ!!

と怒鳴りたかったが、この女は役者ではないことを思い出した。

女の肩をぽんぽんと軽く叩いてその場を後にした。


よっく聞けてめえら、最近俺様は愛を取り戻した。ゆえに、これからは人に優しく生きていくのだ。

生きる喜びを見出した夏の終わり。

線香花火は秋でもやれる。

僕の炎は燃えたぎっているのだ。

そう、もう夏なのね 伝え残したいことが何もない

雨が降っている。悲しみの雨が降っている。

夏の暑さに対し言葉がなく、ずっと蝉の叫びに耳を寄せている。

きっとです。きっと、あの夏の匂いを取り返そうと必死で走り続けているのです。

うだるような日差しを受けて、ギャンギャンギャンと吠えているあの感覚が必要だと思うし、眩しさに手をかざして白のシャツがギラギラしていたりして、無理して若返ったと勘違いしているあいつらを殲滅してやるのだ。


「こんちはっス」と軽い挨拶をして書店に入り立った。

すかさず「いらっすゎいますぇ」と答える店員風の女。

その態度が気にいらなかったので「餃子だ。餃子が食いたい。餃子をよこせ」と無理難題をふっかけてみたら、本当に餃子が出てきたので「これは俺の負けだな」。食べたくもない餃子を食さねばならなくなった。そして、大方の予想通り、不味い。本屋のくせに餃子など持っていやがる。畜生。

法外な金額の餃子代金を支払い退店。

続いて、電気屋に。「おはこんばんちは」と重厚でいて意味深な挨拶をして入店。

「セシール♪…ディノンセサコンソセナモン」と頭の禿げかかった親父が答える。

とうとうキレてしまったのだ。それは僕が。

「セアライヤッタパジィイ~♪アヤッパジアパジアイアイイ~♪」

豊作を祝う歌を歌い終わった刹那、親父の拳が僕の顔面目掛けてブンと迫った。すんでのところでこれをかわし、後方に宙返りながらジャンプ、波動拳で応酬するも、親父の飛び蹴りが僕の上半身にヒット、もんどりうって卒倒、頭の上にはひよこがぴよぴよ。参った。すいませんでした。

何も買えずに退店。胸部をしたたか打撲。カメハメ波さえ放てればあんな親父一撃なのに、と悔やむ。

不運な一日であるので、やはり、自宅に引きこもって読書でもしていようかと思い帰宅。

なんたること、自宅は放火魔により燃やされていた。雨が降っているというのに火の手は一向にその手を休めずに轟々と燃え盛っている。火柱、爆発、幾多もの破壊音。火焔を見つめて狂気の祭典に身を委ねてやった。


冒険の夏だ。

僕は夏が大好きだ。


風呂に入れば真人間か 俺たちは星屑に 

 いつかも記した記憶があるが、今より箱根に湯治へと向かう。

長らくの間、互いに休日を合わせられなかった人物とのお出かけである。

なんでも今日訪れる場所は、温泉でいてそれでいて遊園地、まったりとしていてそれでいてしつこくない。

じゃかましわい。大体にして、そういうあやふやな表現が嫌いな自分であるし、風呂が嫌いな自分であるし、どうせあれだ「ほらほら、当施設では風呂と遊園地共に併設しておるのだよ、お前たち一般庶民はこういった便利な施設の登場を待っていたんだろ?違うのか?違うというのならこの混雑の理由を述べてみろよ?ん?言えないのか?そうだろうなぁ。お前だってやいのやいの言いながら当施設を利用しているのだからなぁ!これでどちらが「勝ち組」なのかがハッキリしたわけだ。ま、今日はゆっくりしていってちょんまげ。フッフッフッ…アーッハッハッハッハッ!」てなことなのだろうが。くだらん。


そこに誘ったのはボクだったりして。


「ウヘヘ、N山さ~ん。箱根いうところにね。温泉と遊園地が一緒になったそれはそれは便利な施設がありけり~!!これは行くの一手でありんす。あれっすわ、水着GALがわんさわんさ。いい趣向でげしょ?あちきに任せておくれ。損はさせませんよってに」


箱根で風呂。

反逆児として名を馳せたこの自分が、箱根で風呂。

なぜこんなに悲しいのだろう。


長らくの停滞 今やっと思うこと 素晴らしい人生だから、今死んでもいい

風が吹きやがる。

俺の頭の中に、びゅうびゅうと耳をつんざく音をならしながら。

何だこの感覚は?昔、感じたことがあるような…それでいて新たな刺激に感じるこの感覚。

きっと俺自身が変わらなければいけない局面に立たされているのかもしれない。

きっとそうだ。

だが、この俺に何が出来る?今更全うな人生を歩めとででも?

ハハハ。そいつはよくできたジョークだ。

俺が歩んできた道だって?そいつは正直俺も覚えちゃいない。

だがこれだけは言える。

俺の人生は俺だけのものだ。誰にも何も言わせないze…

マスター、バーボンおかわりおくれよ。

何?酔ってるかだって?バカ言っちゃいけない。

昔から言うだろ?

酒は飲んでも飲まえりゅにゃ、てな、ヒック。


ちょっとだけね、はーどぼいるどってやつを気取りたかったのだ。

日々、悲しみながら生きていると、自分の中にもう一人の自分を育てて生きていくことが当たり前になってくる。最近判明したが、自分の妄想はそこいら辺からやってくるらしい。

そして、山口精張。ここに復活。

これからはガンガン行くぞ(仮)


さておき、先日こんなことがあった。

友と酒を酌み交わしていると、突如、尻の辺りに何か違和感。

突発的に自分は

「ああなるほど、気分がよくなると筋肉も緩み、放屁なども出やすくなるものだなぁ。体内のガスを抜いてやるということは、ひいては健康に繋がるのだなぁ。やはり、楽しい場は必要だなぁ。よし、ここは思い切り放屁をして、皆を抱腹絶倒の渦に巻き込んでやろう、それ!」


べちょ


ダップンだ!


いやん、ガスを放出するつもりが、勢い余って体内の消化物まで仲良く出てきてしまったじょ。

そうか、アルコールを摂取したことにより、体内の消化器は極限まで弱まりこのよな結果になったのか、ふうむ。今後は気をつけねば。人生是日々学習。

しかしこの場ではそんなことを言ってられる場合でもなく、周囲の人間に、この「ダップンだ!」の事実が知られては非常に困る自分。バレたが最後。

「あれ、なんか臭くね?誰か屁こいた?いや、違うな。これ、屁の匂いじゃねぇよ。これってひょっとしてあれ?あれの匂いだよな?マジで?ありえないんですけど~!エッ?say超さん。なんで無口になってるんですか?ひょっとして…あんた…やっちまったね。30歳を目前にして、やっちまったね。」

といった侮蔑の表情で、今後軽んじられること必至。

そのような事態は絶対に避けねばならぬ。今まで培ってきた自分の地位・名声がすべて奈落の底に真っ逆さま。

いやだいやだ。こんなボクなりに一生懸命頑張ってきたんやもん。これ以上いじめないで。


ということで、至って冷静な自分はさも何事もなかったかのように

「ちょ・ちょっと、ト・トイレに行ってくる」

と言い残し、席を離れ数分の間御手洗いに出掛ける羽目になってしまった。

御手洗式尻拭紙をこれでもかこれでもと駆使し、やっとの思いで完成させた簡易オムツ。

それを装着し、再び宴の場に戻った。

よかった。誰一人として訝しげな表情を浮かべている者はいない。

ばれてへんかった、ラッキー。


数日後にみんなにばらした、自ら


人生の真実に近づけた暑い夏夜の話。

ブリブリ。最高だ。

芸術論 怒り故に論じる

車を西へと走らせ、帰省の道程。深夜が恐怖を呼び覚ます。
友人の婚事を聞き、急遽、遥かなる悠久の地、奈良へと旅立つことと相成りました。と、突然車中の自分に異変が訪れる。ドキがムネムネしてきやがって、いても立ってもいられない。怒り・苛立ちといった感情から構成されたる現在の自分、或いは狂い人といったところか。
そうなのである。もはや過激な夜光虫によって自分の脳内は侵食されたしの一途を辿り、よもや口にはだすまいと思っておったが、純然たる怒りがここ最近のとこね、エクスプロージョンです、ぐげげ。
「自分が自分が」といったような、自己崇拝主義にすがるわけではないが、芸術が商売の一つとしか考えられていない昨今。んなもんはシカトしとりゃええのんだが、自分の周囲で巻き起こる出来事を見ていると、本来、対極にあらねばならぬはずの芸術と商売。見事なまでに芸術は切り売りされ、商売心なくしては芸術の存在すら許されないのではないかと言わんばかりの勢い。ま、彼ら彼女らがやっとることをとやかく言うわけではないのんですが、「それは芸術とちゃいまっせ、断じてね」
あ、これが言いたかったんだ、あたいは。
持論であるが、芸術とは表現だけにあらず。人が内包するエネルギー、それを純粋な形で炸裂させること、そいつが芸術だぜ、ベイビー。商売なんかとは繋がる必要はない。今後、自分の前で軽々しく偽物の商売芸術を語るふてぇ野郎は無視、話したくない。例えるなら「前回の舞台ではギャラを頂けたからよかったわぁ、早く芸術だけで生計をたてられるようになりた……」といったような会話。意味がわからんから拙者の近くに寄らないでちょんまげ。金が欲しけりゃ、職能を活かして商売人になりなさい。ん?ええのかな別に?芸術でもなんでもないものをぎゃあぎゃあと自分が声高に怒るのもなんか違うわン。
みんな、好き勝手にしましょ。
文句があったらかかってこいや。

サイケな冬 髪伸びてやや悶絶 うきき

おっと気がつきゃ冬も終わりに近付く有り様であって、なかなか思い腰が上がらんのも乱れた自室のせいかって、部屋の乱れは心の乱れなんてね、まず清掃からスタートするのが常人の理、いかんともしがたく酒飲でぶっ倒れて肥満の様子はなるがまま生きた怠惰の証。


久方ぶりの連休なんてものを頂戴した。

「へへぇ、連休?連なる休みと書いて連休でっか?こない立派なもの頂いてしもたら、あたし何してよいものかわかりまへん。あ、天気も良いことですし洗濯したりましょかいな?それがよろしおまよろしおま。はて?我が家の洗濯マシンの様子がちっとおかしいってんで斜め45度の角度からチョップ入れたりましたんや、そしたらね、ぎゃおんぎゃおんぬかしながら再び動きだしよりましたわ。アホな話ですわ」

「これあんた、洗濯洗濯てアホの一つ覚えみたいにみっともない。洗濯さえしてたら全て許されるとでも思っとんのか!そうは問屋がおろしまへん、それは通りません。清掃というものは洗濯だけにあらずやで、その後には掃除。よろしいか?そ・う・じ。これを行わんことには世間様にしゃんと胸張って歩いてもらえませんのや。見てみぃ、あんたの部屋。脱ぎ散らかし食べ散らかし読み散らかし、散らかると名のつくものは、こんぷりぃとされてしもとるやないの。まずはキッチリ元あった場所にやね、それぞれの物をしまい…」

そこで、ただ抱きしめたのであった。ぐゎばしゅと。

「わかった。俺っチが間違えてたぜ。あんたの云ふとほり、部屋、片付けて存じ候へば奉ってこそみ候はめ。さしあたり、体力が低下致しておってPOWERがDOWNしとるよってに、メーシーを食べに行かなあかん。メーシー食べるならサーケーは欠かせん。しかし、サーケーなんか飲んだら掃除は行えん。どうしたらよいものか。こいつはまるでラビリンス(迷宮)。ああ、しかたない。やはり、イヤなことはサーケーを飲んで忘れてしまうのだ、お前も黙ってついてこいやぁ」

己を正当化致すプロフェッショナルとなりつつある冬の発狂寸前らぶすとーりーアンドすろうならいふ。

火焔が脳に入り浸りて 俺少し泣きて

たいふうふいた

ら、9月も中頃に突入のスピーディーデイヅ。

支払いを済ませ帰宅したらば、その自室には夥しい数の衣類又は紙屑や星屑が散乱。

なんちゅうこっちゃ、部屋に空き巣がへえりやがった。何?それは自分が散らかし投げ捨てたものではないかだと?なめたことをほざくな。叩くど。

いや、やはり自分が投げちまったものなのだろう。まいった。何から手をつければよいのかもわからんから、とりあえず

「酒じゃ!酒持ってこい!氷もな、あ、水割りで飲むからそれ用のナニも忘れんなよ、つまみ?しゃらくさいんじゃ、わては酒だけあったらよろしおま。酒は何を、やと?あほか、琉球泡盛にきまっとるやろが。何年わしと一緒におるんじゃ。わしがこうズイとグラスを向けたら、はいあんた、ゆうて酒を注ぐのが真の嫁ちゅうもんじゃ、お前も嫁やったらちょっとは空気嫁。あ、うまいことゆうてもた、にへへ」

て、酒に逃げたった♡

まぁ、そんな架空の嫁に恫喝しているくらいだから、相変わらずいい塩梅で脳内から不思議物質が放射されとることだけは確かなので、それはそれでよしとできるはずもなく、嗚呼いったいボキは何の為に生まれ落ちてきたのかしらん?ららら

て歌ってたら思い出したった。


 スターダストBOYZ第2回本公演

   「漫然ららら」

下北沢小劇場楽園

2007年10月10日(水)~14日(日)

10日~12日 19:00

    13日  14:00 18:00

    14日  13:00 17:00

前売り2800円  当日3000円


らしいぉ。

超希少価値プレミアレアモノ限定閉店セール並の売れ行きらしいのでご予約はお早めに、ご利用は計画的に、てあの人が言ってました。


冗談は鼻だけにして、真実は下記まで連絡をすると、アホがチケットを段取りするらしいのでそこんとこ四六四九。


stardustboyz999@yahoo.co.jp